赤い花の最近のブログ記事

石竹(セキチク)

セキチク120709a-l.jpg

石竹を見つめ微かに緩む頬

石竹(セキチク)はナデシコ科ナデシコ属(ディアンツス属)の多年草である。
ディアンツス属は北半球の温帯地方を中心に300種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも河原撫子(カワラナデシコ)などが分布し、属名の和名をナデシコ属という。
園芸的には、特に外国産のものは属名を英語風に読んだダイアンサスの名で流通している。
本種の原産地は中国、朝鮮半島、モンゴル、ロシアである。
中国名は石竹花(shizhu hua)という。
英名はチャイニーズピンク(Chinese pink)である。
日本へは平安時代に渡来したと推定されている。
現在では、庭植え、鉢植え、切り花として愛好されている。
和名は中国名を音読みしたものである。
名の由来は、岩間に竹のような葉をつけて咲くことからきている。
別名を唐撫子(カラナデシコ)という。
これは日本原産の河原撫子(カワラナデシコ)に大和撫子(ヤマトナデシコ)の別名があり、それと対比してつけられた名である。
清少納言の「枕草子」にも関連した記述がある。
また、江戸時代の園芸ブームで多くの園芸品種が生まれている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は線形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月くらいである。
花径は2センチから3センチで、花の色は紅色や白の5弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句の季語は夏である。
花言葉は「女性の美」である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えるて名づけられた。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は7月に京都府立植物園で撮った。
ディアンツス・アムレンシス(Dianthus amurensis)の表示があった。
この品種は東北石竹(トウホクセキチク)などの名で区別されることもあるが、YListなどの最近のデータでは石竹(セキチク)の異名として包含されている。
学名:Dianthus chinensis

★いとし子を撫でる心地の愛らしさ
 切れ込む花弁はプリーツ仕立て

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メキシコヒャクニチソウ120709a-l.jpg

メキシコ百日草(メキシコヒャクニチソウ)はキク科ヒャクニチソウ属(ジニア属)の一年草である。
ジニア属はメキシコを中心に北アメリカの南西部から南アメリカにかけて23種が分布する。
基本種は百日草(ヒャクニチソウ)で、属名の和名もヒャクニチソウ属という。
本種の原産地はメキシコで、グアナフアト、ハリスコ、ミチョアカン、メキシコ州、オアハカに分布する。
近縁種の百日草(ヒャクニチソウ)に比べて葉が細く、草丈が低いのが特徴である。
英名はメキシカンジニア(Mexican zinnia)という。
ここで一例として取り上げたオールドメキシコ(Old Mexico)はその園芸品種である。
庭植え、鉢植えのほかアレンジメントなどにも利用される。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は線状の披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先に花径5センチくらいの頭花を1輪つける。
花の色は、紅色と黄色の複色である。
花の真ん中が濃い紅色、先が濃い黄色の覆輪となる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Zinnia はドイツ人の植物学者「ツイン(Johann Gottfried Zinn, 1727-1759)さん」の名からきている。
種小名の haageana はドイツ人の植物学者「ハーゲ(Friedrich Adolph Haage, 1796-1866)さんの」という意味である。
写真は7月に京都府立植物園で撮った。
学名:Zinnia haageana 'Old Mexico'

★ふくよかに咲いた姿はアンティーク
 メキシコ生まれの貴婦人ここに

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ミムルス・ナイアンディヌス

ミムルス・ナイアンディヌス140725a-l.jpg

ミムルス・ナイアンディヌスはゴマノハグサ科ミゾホオズキ属(ミムルス属)の多年草である。
ミムルス属は世界に150種くらい分布する。
園芸的にはミムラスという読み方で流通している。
日本にも溝酸漿(ミゾホオズキ)などが分布するので、属名の和名はミゾホオズキ属という。
分類体系によっては(APGIII)ハエドクソウ科とされる。
園芸上は一年草として扱われる。
本種の原産地はチリである。
英名はチリアンモンキーフラワー(Chilean monkey-flower)である。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から8月くらいである。
花は筒状で紅紫色をしており、先が唇状に5つに裂ける。
喉は黄色く、紅紫色の斑点が入る。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Mimulus はラテン語で「mimus(道化者)」の縮小形である。歯をむき出すような花冠の形と模様から名づけられた。
種小名の naiandinus の由来はまだ解明できていない。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Mimulus naiandinus

★どことなく溝酸漿に似てるかな
 とっても派手なミムルスの花

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ペンステモン・ピニフォリウス110710a-l.jpg

ペンステモン・ピニフォリウスはゴマノハグサ科アメリカイワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
ペンステモン属は北アメリカを中心に250種くらいが分布する。
かつては日本に分布する岩袋(イワブクロ)もこの属の植物と考えられていたが、現在はイワブクロ属(Pennellianthus)として区別されている。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の南西部で、ニューメキシコ州やアリゾナ州に分布する。
英名はパインニードル・ペンステモン(pine needle penstemon)である。
パインニードルは松葉のことである。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は松葉のような針状で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に朱紅色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の色は黄色のものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5)+stemon(雄しべ)」からきている。1本の仮雄しべと4本の雄しべがあることから名づけられた。
種小名の pinifolius は「松のような葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Penstemon pinifolius

★花の数そんなに多くはないみたい
 エリカみたいな雰囲気見せて

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ゲラニウム・スブカウレスケンス130628a-l.jpg

ゲラニウム・スブカウレスケンスはフウロソウ科フウロソウ属(ゲラニウム属)の多年草である。
フウロソウ属はユーラシア大陸や北アメリカ大陸などに450種くらいが分布する。
外国産のものや園芸品種などはゲラニウムの名称で呼ばれる。
ゼラニウムとする場合もあるが、この名称はテンジクアオイ属(Pelargonium)にも用いられるのでちょっと紛らわしいことになる。
本種の原産地はイタリアやバルカン半島である。
分類の仕方によってはゲラニウム・キネレウムの亜種とされる。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は手のひら状に深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に数輪の5弁花をつける。
花径は2センチから3センチで、花の色は濃い紅紫色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Geranium はギリシャ語の「geranos(鶴)」からきている。長いくちばしのような果実を鶴のくちばしにたとえたものである。
種小名の subcaulescens は「ほぼ有茎の」という意味である。
写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
学名:Geranium subcaulescens(syn. Geranium cinereum var. subcaulescens)

★バルカンの山地に生えるゲラニウム
 明るく映えるマゼンダの色

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グロリオサ・スペルバ

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グロリオサ・スペルバはユリ科キツネユリ属(グロリオサ属)の多年草である。
分類体系によってはイヌサフラン科とされる。
グロリオサ属は1属1種である。
原産地はアフリカの西部で、半蔓性の球根植物である。
和名は百合車(ユリグルマ)といい、狐百合(キツネユリ)の別名がある。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は幅の広い線形で大きい。
開花時期は6月から9月くらいである。
1本の花茎に10輪くらいの花をつける。
花被片は6枚で、長さが10センチくらいある。
色は紅色で、つけ根の部分と縁に黄色の覆輪が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に有毒アルカロイドのコルヒチンを含む。
属名の Gloriosa はラテン語の「gloriosus(見事な)」からきている。
種小名の superba は「気高い」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gloriosa superba

★色合いも花の姿も変わってる
 面白いよねアフリカの花

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花石榴(ハナザクロ)

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石榴(ザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉小高木である。
原産地は地中海沿岸から西アジアにかけた地域である。
樹高は5メートルほどになる。
枝分かれが多く、棘がある。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶がある。
開花時期は6月から7月である。
5センチくらいの筒状をした六弁花をつける。
観賞用の品種で八重咲きのものを花石榴(ハナザクロ)と呼んでいる。
残念ながら実はならない。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
品種名の Pleniflora は「八重咲きの花の」という意味である。
写真は6月に野田市の清水公園で撮った。
紅白の絞りで五彩榴(ゴサイリュウ)という品種である。
学名:Punica granatum 'Pleniflora'

★紅白の絞りの色も鮮やかに
 花石榴咲く仇花なれど

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姫石榴(ヒメザクロ)

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姫石榴(ヒメザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉低木である。
石榴(ザクロ)の園芸品種で、江戸時代から栽培されてきた。
基本種よりも花も果実も小さく、庭木や鉢植えに向いている。
成長しても樹高は1メートルくらいにしか育たない。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は周年である。
花の色は紅色で、枝先に1輪ずつつく。
花弁は6枚で、皺がある。
花の真ん中には黄色い雄しべはたくさんある。
果実は直径3センチから4センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
熟すと不規則に裂開して種子を見せ、面白い形になる。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
品種名の Nana は「小さい」という意味である。
花の写真は7月に小石川植物園で撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Punica granatum 'Nana'

★弾ける日待つや乙女子姫柘榴
 紅を揺らさん緑の風に

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黒臼子(クロウスゴ)

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黒臼子(クロウスゴ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の中や湿原に生える。
海外では、カムチャツカ地方やサハリン、北アメリカの北部に分布する。
樹高は30センチから120センチくらいである。
葉は楕円形で、周りにぎざぎざの鋸歯はなく、互い違いに生える。
葉の裏面は白っぽい。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に花径5ミリくらいの淡い緑色または淡い紅紫色の花を下向きにつける。
花冠は壺形をしている。
先が浅く5つに裂け、裂片の先は外側に反り返る。
花の後にできる実は直径8ミリから10ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
黒紫色に熟し、甘酸っぱく美味しい。
和名の由来は、実の先が丸い形に少しへこんでいるのを臼にたとえたものである。
羅臼湖では実の採集が禁止されている。
ヒトが食べると、実の中の種子も持ち出してしまうことになるからである。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
変種名の ovalifolium は「卵円形の葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Vaccinium ovalifolium

★北の地でヒトと自然の共生を
 願い花咲く黒臼子かな

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姫華鬘草(ヒメケマンソウ)

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姫華鬘草(ヒメケマンソウ)はケシ科コマクサ属の多年草である。
分類体系によってはケマンソウ科とされる。
原産地は北アメリカである。
カナダやアメリカ合衆国の東部の山地に生える。
学名のディケントラ・エクシミア(Dicentra eximia)や英名のフリンジド・ ブリーディングハート(Fringed Bleedingheart)で表示するところもある。
日本では野生化はしておらず、栽培されている。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から束になって生える葉は羽状に細かく切れ込む。
開花時期は6月から8月である。
華鬘草(ケマンソウ)と駒草(コマクサ)の中間くらいの小さな紅紫色の花が集まってぶら下がる。
花弁は4枚あり、外側の2枚は反り返り、内側の2枚は細くて真っ直ぐ突き出る。
雄しべは6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に毒があるので注意が必要である。
属名の Dicentra はギリシャ語の「dis(2)+centron(距)」からきている。2枚の花弁に距が突き出していることから名づけられた。
種小名の eximia は「抜群の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Dicentra eximia

★ぶら下がる花の姿が面白く
 姫華鬘草じっと眺めて

ディケントラ・エクシミア060615b-l.jpg

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