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ヤナギチョウジソウ100529a-l.jpg

柳丁子草(ヤナギチョウジソウ)はキョウチクトウ科チョウジソウ属(アムソニア属)の多年草である。
アムソニア属はアジアや北アメリカなどに20種くらいが分布する。
日本にも丁子草(チョウジソウ)が分布し、属名の和名をチョウジソウ属という。
「丁子草」の名の由来は、フトモモ科の丁子(チョウジ)に似た花を咲かせることからきている。
漢字では「丁字草」とも書き、これは花を横から見ると「丁」の字に見えることからきている。
「柳」は葉の形をなぞらえたものである。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国のペンシルベニア州からカンザス州にかけて分布し、湿った林の中や河岸に生える。
英名はブルースター(bluestar)、テキサスブルースター(Texas bluestar)などである。
YListでは表記の名を和名としているが、これを柳葉丁子草(ヤナギバチョウジソウ)とする文献もある。
日本へは昭和5年ころに渡来し、主に庭植えとされている。
好ましくないことだが、園芸的には「丁子草」として流通している。
草丈は60センチから90センチくらいである。
葉の形は細長い披針形(笹の葉のような形)で先が尖り、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から7月である。
小さい筒形で先が5つに裂ける淡い青色をした花が下向きに咲く。
花の後にできる実は円柱状の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
全草に有毒成分を含み、誤食すると危険である。
花言葉は「信じ合う心」である。
属名の Amsonia はアメリカの植物学者「アムソン(Charles Amson, 1700's)さん」の名からきている。
種小名の tabernaemontana はドイツ人の植物学者「タベルナエモンタヌス(Jacobus Theodorus Tabernaemontanus, 1525-1590)さんの」という意味である。
写真は5月に日光植物園で撮った。
学名:Amsonia tabernaemontana

★似た花がアメリカに咲くことがある
 ここにもあったそんな不思議が

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プラティテカ・ガリオイデス

プラティテカ・ガリオイデス100605a-l.jpg

プラティテカ・ガリオイデスはホルトノキ科プラティテカ属の常緑小低木である。
プラティテカ属はオーストラリアに数種が分布する。
かつてはトレマンドラ科に分類されていた。
本種の原産地はオーストラリアの南西部である。
日本へ渡来した時期は不明である。
流通名をブルーコメット(Blue Comet)という。
樹高は50センチから80センチくらいである。
葉は細い線形で、8枚ずつ輪生する。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇に濃い青紫色の花を下向きにつける。
花径は15ミリから20ミリくらいである。
花弁数は5枚で横に開く。
萼片数も5枚で星形になる。
萼の色は紅紫色である。
属名の Platytheca はギリシャ語の「platys(広い)+theca(ケース、葯室)」からきている。
種小名の galioides は「(アカネ科の)ヤエムグラ属(Galium)に似た」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Platytheca galioides

★葉を見ればエリカのような姿だよ
 ブルーコメットは豪州育ち

プラティテカ・ガリオイデス100605b-l.jpg

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イリス・ルテニカ・ナナ

イリス・ルテニカ・ナナ070324a-l.jpg

イリス・ルテニカ・ナナはアヤメ科アヤメ属の多年草である。
原産地は朝鮮半島、中国北部、チベット、東ヨーロッパなどである。
基本種のイリス・ルテニカは和名を満州文目(マンシャウアヤメ)ないし小杜若(コカキツバタ)という。
本種はその変種で、和名を満州小文目(マンシュウコアヤメ)とするものもある。
草丈は15センチから20センチくらいである。
根茎は匍匐してマット状に広がる。
葉は線形である。
開花時期は5月から6月である。
花の色は青紫色で、地面近くに次々と咲き並ぶ。
花被片は6枚である。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。
種小名の ruthenica は「ルテニア地方(Ruthenia:東欧にある歴史的地名)の」という意味である。
変種名の nana は「小さい」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Iris ruthenica var. nana

★背を屈め地面を這って咲き並ぶ
 花は紫満州菖蒲

イリス・ルテニカ・ナナ070324c-l.jpg

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リモニウム・シヌアツム

リモニウム・シヌアツム070422a-l.jpg

リモニウム・シヌアツムはイソマツ科イソマツ属(リモニウム属)の多年草である。
園芸的には一年草として扱われる。
リモニウム属は広く世界に120種くらいが分布する。
日本にも磯松(イソマツ)などが分布するので、属名の和名をイソマツ属という。
本種は和名を花浜匙(ハナハマサジ)という。
また、流通名をスターチスという。
スターチスは旧属名(Statice)からきた呼称である。
本種の原産地は地中海沿岸地方で、海岸に生える。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
草丈は60センチから90センチくらいである。
全体に粗い毛が生える。
根際から生える葉は羽状に切れ込む。
茎には3列から6列の翼がある。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、片側に偏ってかさかさとした花をつける。
花弁のように見えるのは萼片である。
漏斗状で先が5つに裂ける。
花の色は青紫色、黄色、桃色、白などがあり多彩である。
実際の花弁は萼片の内側にあり、白ないし黄色で目立たない。
英名はシーラベンダー(sea lavender)である。
切り花やドライフラワーとしても利用される。
花言葉は「変わらぬ心」である。
属名の Limonium はギリシャ語の「leimon(草地)」からきている。
種小名の sinuatum は「強い波状の」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Limonium sinuatum

★名前なら知っているけどスターチス
 これがそうかと後で頷き

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アンクサ・カエスピトサ

アンクサ・カエスピトサ100429a-l.jpg

アンクサ・カエスピトサはムラサキ科ウシノシタグサ属(アンクサ属)の多年草である。
アンクサ属はヨーロッパ、コーカサス、北アフリカ、南アフリカなどに40種くらいが分布する。
属名の読み方は園芸的には「アンチューサ」とすることが多い。
コーカサスに分布する同属のアンクサ・アズレア(Anchusa azurea)に牛の舌草(ウシノシタグサ)の和名があり、属名の和名もウシノシタグサ属という。
本種の原産地はギリシャのクレタ島で、岸壁に生える。
草丈は10センチくらいである。
葉は細長く、ロゼット状に広がる。
葉には軟毛が生えている。
開花時期は春から夏である。
花の色は青く、花冠は5つに深く裂ける。
花の真ん中に白い副花冠がある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Anchusa はギリシャ語の「anchusa(化粧原料)」からきている。この属の1種の根が化粧原料とされた。
種小名の caespitosa は「群がって生える」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Anchusa caespitosa

★エーゲ海思わすような爽やかさ
 岸壁に咲く姿はいかに

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ルピヌス・テキセンシス

ルピナス・テキセンシス070429a-l.jpg

ルピヌス・テキセンシスはマメ科ハウチワマメ属(ルピヌス属)の多年草である。
ルピヌス属は南北アメリカや地中海沿岸地方に200種以上が分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のルピヌス・ペレンニス(Lupinus perennis)に羽団扇豆(ハウチワマメ)の和名があり、属名の和名はハウチワマメ属という。
「羽団扇豆」というのは根際から生える手のひら状の葉の様子をたとえたものである。
よく知られたルピナスというのは属名を英語風に読んだもので、園芸的にはこの呼称が用いられている。
英名はルピナスではなくルーピン(Lupin(e))という。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国のテキサス州に分布する。
テキサス州の花にも選ばれている。
英名はテキサスブルーボネット(Texas bluebonnet)という。
テキサスの青い縁なし帽という意味である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2015)では軽度懸念(LC)に指定されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
小形で匍匐性のあるルピナスである。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から5月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青や赤の蝶形をした花をたくさんつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Lupinus はラテン語の「lupus(オオカミ)」からきている。どんな土地にも育つ逞しさから名づけられたものである。
種小名の texensis は「テキサス州(State of Texas)の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lupinus texensis

★小振りだねテキセンシスの花姿
 でもこの咲き方やっぱりルピナス

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2016/05/31改訂

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コリダリス・フレクスオサ

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コリダリス・フレクスオサはケシ科キケマン属の多年草である。
分類体系によっては(クロンキスト体系)ケマンソウ科とされる。
原産地は中国の南西部の四川省や雲南省である。
和名をヒマラヤ延胡索(ヒマラヤエンゴサク)とするものもある。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、2-3回3出複葉である。
三つ葉を2-3回枝分かれさせて1枚の葉となる。
小葉は卵形で、先が3つに裂ける。
開花時期は4月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、透き通った青色の細長い花を数個ずつつける。
花は4枚の花弁で構成されており、距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Corydalis はギリシャ語の「korydallis(ヒバリ)」からきている。長い距のある花の形から連想して名づけた。
種小名の flexuosa は「曲がりくねった」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
園芸品種のチャイナブルー(China Blue)である。
イギリスで育成され、世界的に広がっている。
学名:Corydalis flexuosa

★透き通る青が高嶺を思わせる
 チャイナブルーは茂るがごとく

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ツリージャーマンダー

ツリージャーマンダー140212a-l.jpg

ツリージャーマンダー(tree jarmaner)はシソ科ニガクサ属の常緑低木である。
原産地は南ヨーロッパである。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
枝は横に広がって立ち上がる。
枝も葉も銀灰色を帯びる。
ただし、古くなると毛が落ちて、艶のある濃い緑色になる。
葉はよい香りがする。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月である。
花の色は淡い青紫色である。
花の形は唇形で、下唇弁は大きく3つに裂ける。
雌しべ1本と雄しべ4本が花冠から突き出る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
花はサラダに用いられ、葉はリーフティーとされる。
属名の Teucrium はギリシャ神話の英雄「テウクロス(Teukros)」の名からきている。
種小名の fruticans は「低木状の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Teucrium fruticans

★透き通るブルーの花と銀の葉が
 よくマッチする海の妖精

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ヒロハヒナユリ100515a-l.jpg

広葉雛百合(ヒロハヒナユリ)はユリ科ヒナユリ属(カマシア属)の多年草である。
ヒナユリ属は北アメリカに6種分布する。
分類体系によってはヒアシンス科とされる。
本種の原産地も北アメリカである。
カナダの南部とアメリカ合衆国の北西部に分布し、湿地に生える。
学名のカマシア・クシッキーで表示するものもある。
草丈は60センチから120センチくらいである。
ヒナユリ属の中では草丈が高い品種である。
根際から生える葉は線形である。
葉の質は硬い。
開花時期は4月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色の花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
花被片は6枚で、横に大きく開く。
雄しべの葯は鮮やかな黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ネイティブアメリカンは根茎を食用にしたという。
属名の Camassia はネイティブアメリカンの呼び名(camass)からきている。
種小名の cusickii はアメリカ人の植物コレクター「キューシック(William Conklin Cusick, 1842-1922)さん」の名からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Camassia cusickii

★雛百合の名は似合うかなカマシアに
 大柄に咲くアメリカ生まれ

ヒロハヒナユリ100515b-l.jpg

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ベロニカ・プロストラタ

ベロニカ・プロストラータ090503c-l.jpg

ベロニカ・プロストラタはゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はヨーロッパで、草地に生える。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には軟らかい毛が密に生える。
開花時期は5月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をつける。
花冠は4つに裂けて皿形に開く。
萼片は4枚、雄しべは2本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の prostrata は「匍匐性の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Veronica prostrata

★欧州の平原に咲く鍬形は
 地を這いながら花を咲かせて

ベロニカ・プロストラータ090503b-l.jpg

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