カーパンセはツルナ科カルパンテア属の一年草である。
分類体系によっては(APG第3版)ハマミズナ科とされる。
カルパンテア属は1属1種である。
属名を英語風に読んだカーパンセの名で流通している。
原産地は南アフリカの西ケープ州で、海岸沿いの砂地に生える。
園芸的には路地植えや鉢植えに適している。
草丈は20センチから30センチくらいになる。
茎が匍匐して広がる。
葉はスプーンのへらのような形をしており、多肉質である。
開花時期は4月から5月である。
花の色は黄色で、たくさんの雄しべが花弁状になっていて舌状花のように見える。
花径は5センチから6ミリくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉は食用とされる。
属名の Carpanthea はギリシャ語の「carpos(果実)+anthos(花)」からきている。
種小名の pomeridiana は「午後に咲く」という意味である。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
学名:Carpanthea pomeridiana
★砂浜に育った花とすぐわかる
地を這い広がり葉は多肉質
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