赤い実の最近のブログ記事

タマザキツヅラフジ090922a-l.jpg

玉咲き葛藤(タマザキツヅラフジ)はツヅラフジ科ハスノハカズラ属(ステファニア属)の蔓性多年草である。
ステファニア属は東アジアやオーストラリアに45種くらいが分布する。
日本にも蓮の葉葛(ハスノハカズラ)などが分布し、属名の和名をハスノハカズラ属という。
本種は中国の中南部(陝西・浙江・江西・湖南・広東)と台湾に分布し、山地に生える。
中国名は「大還魂」という。
根にセファランチンというアルカロイド成分を含み、薬用とされる。
セファランチンは白血球減少症や円形脱毛症の治療薬とされる。
日本では、昭和時代に薬用として栽培されるようになった。
蔓の長さは数メートルになる。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
雌雄異株である。
開花時期は4月から7月である。
葉の脇から玉のような集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、緑色の小さな花をたくさんつける。
花弁は3枚から5枚である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤く熟する。
結実時期は6月から9月である。
属名の Stephania はギリシャ語の「stephanos(冠)」からきている。雄花の雄しべが冠のように見えることから名づけられた。
種小名の cephalantha は「頭花の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Stephania cephalantha

★薬用の草木はどこか地味だけど
 面白いよねそれまたそれで

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犬梅擬き(イヌウメモドキ)

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犬梅擬き(イヌウメモドキ)はモチノキ科モチノキ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、山地の湿地に生える。
本種は西日本に多い。
分類上は梅擬き(ウメモドキ)の品種の1つとされている。
特徴は枝葉に毛がないことである。
基本種と区別をしない見解もある。
樹高は2メートルから3メートルである。
枝は細く、よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には小さな尖ったぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
雌雄異株である。
葉の脇に淡い紫色の小さな花をつける。
花弁数は4枚である。
雄花には4本の雄しべがある。
雌花には雌しべと一緒に小さな雄しべが4本ある。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には真っ赤に熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
品種名の argutidens は「鋭く尖った鋸歯の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Ilex serrata f. argutidens

★陽光を浴びて輝く小さな実
 犬と言うけど違いはどこに

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アメリカカンボク090929a-l.jpg

アメリカ肝木(アメリカカンボク)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
原産地は北アメリカである。
英名はアメリカンクランベリーブッシュ(American cranberrybush)という。
カナダの南部からアメリカの北部にかけて中央部から大西洋岸に分布し、山地に生える。
樹高は3メートルから4メートルである。
葉は3つに裂け、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄白色の花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)である。
7月から9月ころに赤く熟し食用になる。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の trilobum は「3片の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Viburnum trilobum

★肝木とどこが違っているのかな
 日本のものは食べられないね

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タバスコペッパー

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タバスコペッパー(tabasco pepper)はナス科トウガラシ属の多年草である。
原産地はメキシコである。
木立唐辛子(キダチトウガラシ)の仲間の1つである。
木立唐辛子(キダチトウガラシ)の原産地はアマゾン川流域の低地とされている。
現在では、熱帯から亜熱帯にかけた地域で広く栽培されている。
日本でも南西諸島や小笠原諸島で栽培されている。
沖縄にある島唐辛子(シマトウガラシ)もこの仲間である。
多年草だが、1年もすると茎は木質化を始める。
タバスコペッパーはその変種として位置づけられている。
本種をもとにマキルヘニー社によってタバスコソースが開発された。
また、本種は辛味が特に強く、ヨーロッパに持ち帰られて多数の栽培品種を生むもととなった品種だとされている。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月くらいである。
花の色は黄緑色である。
花冠は5つに裂ける。
果実は5センチから7センチくらいの大きさで、やや丸みがある。
果肉が厚く多汁質であるので、乾燥用には不向きとされている。
実が赤くなりはじめたら収穫できる。
属名の Capsicum はギリシャ語の「kapsa(袋)」からきている。袋状の果実であることから名づけられた。
種小名の frutescens は「低木状の」という意味である。
変種名の tabasco はメキシコ南東部の「タバスコ州(Estado de Tabasco)」のことである。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Capsicum frutescens var. tabasco

★生の味どんななのかと想像し
 触ってみたよタバスコペッパー

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姫石榴(ヒメザクロ)

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姫石榴(ヒメザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉低木である。
石榴(ザクロ)の園芸品種で、江戸時代から栽培されてきた。
基本種よりも花も果実も小さく、庭木や鉢植えに向いている。
成長しても樹高は1メートルくらいにしか育たない。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は周年である。
花の色は紅色で、枝先に1輪ずつつく。
花弁は6枚で、皺がある。
花の真ん中には黄色い雄しべはたくさんある。
果実は直径3センチから4センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
熟すと不規則に裂開して種子を見せ、面白い形になる。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
品種名の Nana は「小さい」という意味である。
花の写真は7月に小石川植物園で撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Punica granatum 'Nana'

★弾ける日待つや乙女子姫柘榴
 紅を揺らさん緑の風に

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苔桃(コケモモ)

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苔桃(コケモモ)はツツジ科スノキ属の常緑小低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、高山ないし亜高山の日当たりの良い岩場や砂礫地に生える。
海外では、朝鮮半島、サハリンのほか周北極地域に広く分布する。
樹高は10センチくらいである。
地を這ってマット状に広がる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
硬くて光沢があり、真ん中の葉脈が目立つ。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から7月である。
枝先に紅色を帯びた鐘状の花を数個下向きにつける。
花の先は4つに裂けている。
実は直径1センチくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋になると赤く熟する。
酸味があって、生食するほか、果実酒やジャムなどにする。
利尿効果や尿路殺菌作用があるという。
和名は、地面を這う様子を「苔」にたとえたものである。
「モモ」は方言で「木の実」のことだという。
北海道では、アイヌ語のフレップ(赤い実)の名で知られている。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の vitis-idaea はギリシャ神話に出てくる「クレタ島のイダ山(Ida)のブドウ」という意味である。
写真は7月に長野県駒ヶ根市の千畳敷カールで撮った。
実の写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Vaccinium vitis-idaea

★やがてくる実りの秋に思い馳せ
 薄紅の花地を見つめ咲く

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コケモモ071020a-l.jpg

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ミミガタテンナンショウ090412a-l.jpg

耳形天南星(ミミガタテンナンショウ)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州と四国に分布し、山地や雑木林などに生える。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎には暗紫色の蛇紋がある。
小葉7枚から11枚を1組とする葉が2枚つく。
葉の形は長い楕円形で、縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
葉に先立って開花をする。
仏炎苞とよばれる部分の先端の両脇が耳のように横に張り出しているのが特徴である。
名の由来もこの姿からきている。
この「耳」の部分が目立たないのは蝮蛇草(マムシグサ)である。
仏炎苞の筒の部分は淡い緑色の地に紫色のぼかしが入っている。
仏炎苞の舷の部分は濃紫色ないし暗紫色をしている。
仏炎苞の内側は艶がある。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
秋になると真っ赤な実をつけた果穂が目立つが、有毒で食用にはならない。
もっとも、実になってからでは、他のテンナンショウ属との判別はむずかしくなる。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の limbatum は「ひさしのある」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Arisaema limbatum

★耳形の仏炎苞を目印に
 ひょろりと伸ばす不思議な姿

ミミガタテンナンショウ090412b-l.jpg

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ミヤマナナカマド080906a-l.jpg

深山七竈(ミヤマナナカマド)はバラ科ナナカマド属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山に生える。
海外では、朝鮮半島、サハリン、カムチャツカなどにも分布する。
分類上は、高嶺七竈(タカネナナカマド)の変種とされている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の数は7枚から9枚くらいである。
小葉の形は披針形で先が尖り、縁にはつけ根までぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶がある。
開花時期は6月から7月である。
複数の散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い花をつける。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤く熟する。
花も実も垂れ下がらないのが特徴である。
属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。
種小名の sambucifolia は「ニワトコ属(Sambucus)のような葉の」という意味である。
変種名の pseudogracilis は「細長いような」という意味である。
写真は9月に帯広市の真鍋庭園で撮った。
学名:Sorbus sambucifolia var. pseudogracilis

★背は低く葉っぱの艶が個性的
 深山に合わせ姿を変えて

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オキナワスズメウリ080927b-l.jpg

沖縄雀瓜(オキナワスズメウリ)はウリ科オキナワスズメウリ属の蔓性一年草である。
吐加羅列島から沖縄にかけて分布し、林の縁で木に絡みつく。
海外では、台湾、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどに分布する。
葉は心形で、長さと幅はともに10センチくらいである。
手のひら状に5つから7つに裂ける。
裂片は卵形ないし卵状披針形で、先は鋭く尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
自生地では周年開花をする。
花は葉の脇につき、雌雄同株である。
花径は1センチくらいで、色は淡い黄緑色である。
実は球形の液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、径は2センチくらいである。
赤や緑、茶色に白い縦縞模様が入る。
若芽は食用にする。
根や果実は有毒である。
属名の Diplocyclos はギリシャ語の「diploos(二重の)+cyclos(輪)」からきている。果実の模様から名づけられた。
種小名の palmatus は「手のひら状の」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
花の写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Diplocyclos palmatus

★三色のベースの色にストライブ
 お洒落な模様とても似合って

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オキナワスズメウリ060723b-l.jpg

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長葉枸杞(ナガバクコ)

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長葉枸杞(ナガバクコ)はナス科クコ属の落葉低木である。
原産地は中国の西北部で、寧夏地区を中心に栽培されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8月から10月である。
淡い紫色の花をつける。
花冠は鐘形で、先は5つに裂ける。
花の後にできる実は楕円形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、赤く熟する。
枸杞(クコ)と同様に、果実、根皮、葉は、それぞれ生薬の枸杞子(くこし)、地骨皮(じこっぴ)、枸杞葉(くこよう)とされる。
特に枸杞子(くこし)は本種のものが高級とされる。
属名の Lycium は中央アジアに生えていた「lycion(潅木名)」からきている。棘が多いという共通点があって転用された。
種小名の barbarum は「異国の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lycium barbarum

★枸杞にさえ別の種類があるのかと
 驚きながら違いを探し

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