茶色い実の最近のブログ記事

オオバボダイジュ090904a-l.jpg

大葉菩提樹(オオバボダイジュ)はシナノキ科シナノキ属の落葉高木である。
分類体系によってはアオイ科とされる。
日本固有種である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地に生える。
また、街路樹などとされる。
和名の由来は、菩提樹(ボダイジュ)の仲間で葉が大形なことからきている。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は灰色がかった赤褐色で平滑であり、後に縦に浅い割れ目ができる。
葉は円心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾状に尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
近縁種の科の木(シナノキ)と似るが、本種は葉の裏面に星状毛(放射状に伸びる毛)が生えていて白く見える。
開花時期は6月から7月くらいである。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い黄色の小さな花をたくさんつける。
花弁は5枚で、花には強い香りがある。
花の後にできる実は球形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に灰褐色に熟する。
葉は秋には黄葉をする。
材は合板の原木などとされる。
属名の Tilia はラテン語の「ptilon(翼)」からきている。花の柄に苞が翼のようについていることから名づけられた。
種小名の maximowicziana はロシアの植物学者「マキシモビッチ(Carl Johann Maximowicz, 1827-1891)さんに関連した」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Tilia maximowicziana

★日本にも自生している菩提樹が
 ここにあったと頷きながら

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水楢(ミズナラ)

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水楢(ミズナラ)はブナ科コナラ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地や亜高山に生える。
学者によって分類の仕方が異なるが、本種ないしその近縁種は朝鮮半島やサハリンにも分布する。
和名の由来は、「楢」の仲間で材に水分を多く含むことからきている。
「楢」の名については朝鮮の言葉(kaiak)が転訛したものではないかとの説がある。
縄文時代には東日本で冬の保存食とされたことがわかっている。
別名を大楢(オオナラ)といい、これは小楢(コナラ)との対比でつけられた名である。
小楢(コナラ)や櫟(クヌギ)とともに椎茸(シイタケ)栽培の原木とされる。
高山型の変種に深山楢(ミヤマナラ)がある。
樹高は20メートルから30メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしており、縦に裂け目が入る。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚くて艶がある。
葉の縁には大きく波打つようなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は少し灰白色を帯び、毛が生える。
開花時期は5月から6月である。
雌雄同株である。
黄緑色をした穂状の花序をつける。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟して長い楕円形のドングリとなる。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の crispula は「やや縮みがある」という意味である。
写真は8月に白神山地で撮った。
実は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Quercus crispula(syn. Quercus mongolica var. grosseserrata)

★山毛欅の木と競い聳える姿には
人知及ばぬ威厳が見えて

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柏(カシワ)

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柏(カシワ)はブナ科コナラ属の落葉高木である。
漢字では「槲」とも書く。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地や寒地の海岸や乾燥地などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ウスリー地方などにも分布する。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は黒灰色で、縦に深く裂ける。
葉は長さ10センチから30センチの倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
先は尖らずに丸みがあり、縁には波状の大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の柄はほとんどない。
開花時期は5月から6月である。
葉の展開と同時に開花する。
雌雄同株である。
雄花は長さ10センチから15センチの尾状花序(単性の花が穂状につき、垂れ下がる)をなす。
雌花は葉の脇に少数つく。
花の色は黄緑色である。
花の後にできる実はドングリ状の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
ドングリは櫟(クヌギ)に似て横幅が広い。
葉は縄文時代には土器の底に敷いて、ご飯などを蒸すのに利用したという。
和名は「炊(かし)ぐ葉」の転訛したものである。
古来より食物を包むのに用いられ、今でも柏餅に使われる。
また、樹皮は染料として用いられた。
材は建築用材、家具材、ビール樽などに利用される。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の dentata は「鋭い鋸歯の」という意味である。
写真は6月に市川市万葉植物園で撮った。
実は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Quercus dentata

★独特の形がとても面白い
 柏の葉っぱ今も昔も

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赤樫(アカガシ)

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赤樫(アカガシ)はブナ科コナラ属の常緑高木である。
本州の宮城県から九州にかけて分布し、低地や山地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
樹高は15メートルから20メートルくらいである。
樹皮の色は緑がかった灰黒色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から6月である。
雌雄同株である。
花の色は黄褐色である。
雄花序は新しい枝から垂れ下がる。
雌花序は葉の脇に直立する。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、翌年の秋に熟する。
ドングリの1つである。
秋から冬には冬芽(秋にできて越冬し、春に葉や花になる芽)が見られる。
材は堅く、器具、枕木、木刀などに用いられる。
和名の由来は、樫の仲間で材の断面が淡い赤褐色をしていることからきている。
なお、「樫」は国字で文字通り「堅い木」を意味する。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の acuta は「鋭い形の」という意味である。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
実は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Quercus acuta

★どんぐりのなる木がここにまた一つ
 ときどき様子見に来てみよう

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山毛欅(ブナ)

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山毛欅(ブナ)はブナ科ブナ属の落葉高木である。
日本固有種である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、山地に生え時に純林をつくる。

白神山地のブナ林は世界遺産に登録されている。
樹高は15メートルから30メートルくらいになる。
樹皮は灰白色で滑らかである。
葉は卵形で、波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月ころである。
雌雄同株である。
花の色は淡い黄色である。
雄花は枝の下部の葉の脇に短い尾状花序(単性の花が穂状につき、垂れ下がる)を出し、密につく。
雌花は枝の上部の葉の脇に総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)に包まれて2つくらい上向きにつく。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、三角錐形をしている。
ただし、成長が遅いので50年から60年かけて初めて実がつき、その後も5年に一度しか実をつけない。
秋には黄葉をする。
材は細工物や家具などに用いられる。
花言葉は「繁栄」である。
属名の Fagus はギリシャ語の「phagein(食べる)」からきている。堅果が食用になることから名づけられた。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は8月に白神山地で撮った。
3枚目は12月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Fagus crenata

★すっと立つ山毛欅の姿は美しく
 木漏れ日浴びて神秘を増して

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深山楢(ミヤマナラ)

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深山楢(ミヤマナラ)はブナ科コナラ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の東北地方から中部地方にかけての日本海側と九州(霧島山)に分布し、亜高山に生える。
分類上は水楢(ミズナラ)の変種とされている。
水楢(ミズナラ)の名は材に水分を多く含むことからきており、その高山型というのが和名の由来である。
基本種との違いは葉が小さくて縁が尖り、果実も小さいことなどである。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚くて艶がある。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
雌雄同株である。
黄緑色をした穂状の花序をつける。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟してドングリとなる。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の crispula は「やや縮みがある」という意味である。
変種名の horikawae は植物学者「堀川富弥さんの」という意味である。
写真は8月に福島県のあだたら高原で撮った。
学名:Quercus crispula var. horikawae

★深山には深山に似合う深山楢
 このドングリを次は見たいと

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栗(クリ)

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栗(クリ)はブナ科クリ属の落葉高木である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
また、栽培をされる。
海外では、朝鮮半島の南部にも分布する。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は淡い黄褐色で、老木になると縦に大きな溝が入る。
葉は細長い楕円形で先が尖り、縁には針状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月くらいである。
雌雄同株である。
枝先に白い紐状の雄花をつけ、そのつけ根に緑色の雌花をつける。
花の後にできる実は「いが」に1?3個の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)がくるまれていて、9月から10月に熟する。
材は耐久性に優れ、家の土台や橋梁、枕木などに用いられる。
縄文時代の遺跡からも多く出土しており、古代から貴重な食料として栽培されてきた。
花言葉は「満足」である。
属名の Castanea はギリシャ語の「kastaneon(栗)」からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は10月と8月につくば植物園で撮った。
写真は6月に三郷市で撮った。
学名:Castanea crenata

★栗の実はこんな形につくのかと
 じっと見つめるただ面白く

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ワイルドオーツ

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ワイルドオーツ(wild oats)はイネ科カスマンティウム属の多年草である。
属名の読み方は「チャスマンティウム」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の南東部からメキシコにかけて分布し、川沿いや林の中などに生える。
学名のカスマンティウム・ラティフォリウムで表示するものもある。
偽小判草(ニセコバンソウ)の名でも流通している。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
8月から10月くらいが花穂の鑑賞期である。
小判草(コバンソウ)に似た花を咲かせ、赤から茶色へと色を変えながら冬まで残る。
小判草(コバンソウ)に比べると丸みがなく平たい。
切り花やドライフラワーとしても利用される。
属名の Chasmanthium はギリシャ語の「chasme(あくび)+anthos(花)」からきている。
種小名の latifolium は「広葉の」という意味である。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Chasmanthium latifolium

★侘び寂びは任せてくれと風流に
 ワイルドオーツは風に揺られて

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山榛の木(ヤマハンノキ)

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山榛の木(ヤマハンノキ)はカバノキ科ハンノキ属の落葉高木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、カムチャツカ半島、東シベリアなどにも分布する。
分類上は、毛山榛の木(ケヤマハンノキ)の変種とされている。
基本種との違いは葉に毛が生えないことである。
樹高は5メートルから20メートルくらいである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は無毛で、裏面は白っぽい。
雌雄同株である。
開花時期は3月から4月である。
雄花も雌花も紫褐色である。
雄花は尾状に垂れ、雌花は上向きに立つ。
花の後にできる実は楕円形の松毬状で、9月から10月に緑色から褐色に熟する。
材は器具材、土木材などに利用される。
属名の Alnus はケルト語の「al(近く)+lan(海岸)」からきているとの説もあるラテン語の古名である。
種小名の hirsuta は「粗い毛のある」という意味である。
変種名の siberica は「シベリアの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Alnus hirsuta var. sibirica

★榛の木の仲間もいろいろあるんだね
 違いはどこか調べてみよう
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蝦夷の羊蹄(エゾノギシギシ)はタデ科ギシギシ属の多年草である。
羊蹄(ギシギシ)は在来種だが、蝦夷の羊蹄(エゾノギシギシ)はヨーロッパ原産の帰化植物である。
かつては北海道に多かったのが、和名の由来である。
明治時代の中期に渡来したものと推定されており、1909年に北海道で帰化が確認された。
今では沖縄を含む全国各地に分布し、空き地や道端などに生える。
環境省によって要注意外来生物に指定されている。
また、北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。
草丈は60センチから130センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、細長い楕円形で30センチくらいの長さがあり大きい。
羊蹄(ギシギシ)よりも葉の幅が広いことから広葉羊蹄(ヒロハギシギシ)の別名もある。
中央脈がかなり赤味を帯びるのも特徴である。
縁は細かく波打つ。
茎につく葉は柄が短く、先が尖る。
開花時期は5月から7月である。
花穂は黄褐色で、目立たない花をつける。
羊蹄(ギシギシ)の花は緑色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
9月ころに花穂が茶色になって種子ができる。
属名の Rumex はラテン語の「rumex(槍の1種)」からきている。スイバの葉の形をたとえたものである。
種小名の obtusifolius は「先が鈍形の葉を持った」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
3枚目は9月に北大植物園で撮った。
学名:Rumex obtusifolius

★花の穂を焦げ茶に染めて秋迎え
 蝦夷羊蹄特異な姿

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