黒い花の最近のブログ記事

クロバナノヒキオコシ070526a-l.jpg

黒花引起し(クロバナヒキオコシ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道と本州の日本海側に分布し、山地の林の縁や伐採後の草地に生える。
和名の由来は、引起し(ヒキオコシ)に似ていて花の色が暗い紫色であることからきている。
引起し(ヒキオコシ)の名は弘法大師に由来し、瀕死の病人を起死回生させる薬効があるというところからきている。
草丈は50センチから150センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
枝先の葉の脇からまばらな円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い紫色をした小さな唇形の花をたくさんつける。
花冠は長さが5、6ミリくらいである。
上唇は直立して4つに裂ける。
下唇は舟形をしている。
萼片は5枚で、毛が生えている。
雄しべは4本である。
雌しべは1本で、上へ跳ね返っている。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
引起し(ヒキオコシ)と同様に全草を乾燥させたものを生薬で延命草(えんめいそう)といい、健胃薬とされる。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の trichocarpus は「果実に毛のある」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Plectranthus trichocarpus(=Isodon trichocarpus)

★霊験も新たかなりや引き起こし
 花の色さえ神秘を秘めて

クロバナノヒキオコシ070526e-l.jpg

COPYRIGHT © 2012 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち黒い花カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは黄色い実です。

次のカテゴリは黒い実です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.0