黒い実の最近のブログ記事

大葉月橘(オオバゲッキツ)

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大葉月橘(オオバゲッキツ)はミカン科ゲッキツ属(ムラヤ属)の常緑低木である。
ムラヤ属はアジアや南太平洋、オーストラリアなどに12種くらいが分布する。
日本でも奄美大島以南に月橘(ゲッキツ)が分布し、属名の和名はゲッキツ属という。
本種の原産地はインドやスリランカである。
別名をカレーの木(カレーノキ)という。
葉はカレーリーフ(curry leaf)といい、東南アジアの各地で調味料や香料として商品栽培されている。
樹高は3メートルから5メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の数は11枚から21枚である。
小葉の形は変化に富み、円形から披針形(笹の葉のような形)まである。
葉の縁に細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
枝先や葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、小さな白い5弁花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟する。
実は有毒なので注意が必要である。
属名の Murraya はスェーデンの植物学者「マレー(Johan Andreas Murray, 1740-1791)さん」の名からきている。
種小名の koenigii はドイツ人の植物学者「ケーニヒ(Johann Gerhard Koenig, 1728-1785)さんの」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
2枚目は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
3枚目は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Murraya koenigii

★めずらしいカレーリーフに鼻寄せて
 確かめてみる異国の香り

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毛三角蔓(ケサンカクヅル)

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毛三角蔓(ケサンカクヅル)はブドウ科ブドウ属の蔓性落葉木本である。
ブドウ属は原種が60種くらいあり、また多くの栽培品種がある。
本種は分類上は三角蔓(サンカクヅル)の変種とされ、蝦蔓(エビヅル)との雑種説もある。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外での分布についてははっきりしない。
特徴は葉の表面にも裏面にも毛が生えていることである。
蔓は他の木に絡んで伸び、10メートル以上にもなる
葉は卵状の三角形から五角形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面の毛は蜘蛛毛(蜘蛛の巣のような細くからまっている毛)からやや縮れた短毛へと変化する。
裏面の毛はずっと褐色の蜘蛛毛のままである。
開花時期は5月から6月である。
花穂を伸ばして薄い黄緑色の小さな花を円錐状につける。
花びらは5枚である。
花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟し食べられる。
秋には紅葉をする。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の flexuosa は「曲がりくねった」という意味である。
変種名の rufotomentosa は「赤く一面に綿毛がある」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Vitis flexuosa var. rufotomentosa

★毛の生えた三角蔓もあるのかと
 しみじみ思う自然の不思議

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鬼胡桃(オニグルミ)

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鬼胡桃(オニグルミ)はクルミ科クルミ属の落葉高木である。
クルミ属は世界に21種が分布する。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地の川沿いなどに生える。
また、栽培もされる。
海外ではサハリンにも分布する。
樹高は15メートルから25メートルくらいである。
若木の樹皮は滑らかな肌色だが、成長すると紫黒色となり縦に裂ける。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉が9枚から17枚で1組となり、長さ50センチ以上にもなる。
小葉の形は細長い卵形で、先は尖る。
縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面にはたくさん毛が生える。
開花時期は5月から6月である。
雌雄同株である。
雌花序は新しい枝の先に直立し赤い花をつける。
雄花序は緑色で、長く垂れ下がる。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
はじめは緑色をしているが、9月から10月に熟して黒くなり、落ちる。
固い核の中の種子は食用となる。
材は家具材、彫刻材、建築材、器具材などに利用される。
花言葉は「あなたに夢中」である。
属名の Juglans はラテン語の「Jovis(ゼウス)+glans(果実)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
変種名の sachalinensis は「サハリンの」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Juglans mandshurica var. sachalinensis

★営々と森の命を支えきし
 鬼胡桃の実殻硬くして

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セイヨウニワトコ060716b-l.jpg

西洋接骨木(セイヨウニワトコ)はスイカズラ科ニワトコ属の落葉低木である。
ニワトコ属は世界に25種くらい分布する。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
本種はヨーロッパ、北アフリカ、西南アジアに分布する。
また、街路樹や庭木としても植えられる。
英名をブラック・エルダー(black elder)という。
さまざまな歴史を秘めた樹木である。
日本ではエルダーの名でも流通している。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から6月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、香りのよい淡い黄白色の花をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟する。
果実は食用になり、ワインやジャムの原料ともなる。
また、ハーブや薬用としても利用される。
古代ローマ人は髪染用に用い、「長生きの粉」に調合した。
一方、キリスト処刑の十字架がつくられた木とも伝えられ、中世には魔女の木ともされたという。
花言葉は「思いやり」である。
属名の Sambucus はギリシャ語の「sambuce(古代の楽器)」からきている。茎を林立した様子がこの楽器に似ていることから名づけられた。
種小名の nigra は「黒い」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Sambucus nigra

★数々の歴史を秘めて今に咲く
 西洋接骨木芳香を放ち

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犬山椒(イヌザンショウ)

イヌザンショウ061021b-l.jpg

犬山椒(イヌザンショウ)はミカン科サンショウ属の落葉低木である。
本州から九州にかけて分布し、低地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
枝には棘があり、互い違いに生える(互生)。
山椒(サンショウ)の場合は、1組ずつ向かい合って生える(対生)。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長めの楕円形で、縁には細かく先が鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には悪臭がある。
開花時期は8月から9月である。
雌雄異株である。
散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄緑色の花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で3つのブロックからなり、円形で熟すと黒くなる。
和名の由来は、葉が「山椒」に似るが役に立たない(「犬」)というところからきている。
葉や種子は民間療法で湿布薬とされる。
属名の Zanthoxylum はギリシャ語の「Zantho(黄色い)+xilon(木質)」からきている。この属の植物が黄色染料として使われることから名づけられた。
種小名の schinifolium は「ウルシ科コショウボク属(Schinus)のような葉の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Zanthoxylum schinifolium

★それぞれに生きればいいさそれなりに
 犬山椒は風に吹かれて

イヌザンショウ061021a-l.jpg

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三角蔓(サンカクヅル)

サンカクヅル050903b-l.jpg

三角蔓(サンカクヅル)はブドウ科ブドウ属の蔓性落葉木本である。
本州から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、台湾などにも分布する。
和名の由来は、葉が三角形をした蔓性植物というところからきている。
別名を行者の水(ギョウジャノミズ)というが、これは蔓を切ると水が出て修行者が喉を潤すというところからつけられた名である。
蔓は他の木に絡んで伸び、10メートル以上にもなる
葉は卵状の三角形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
花穂を伸ばして薄い黄緑色の小さな花を円錐状につける。
花びらは5枚である。
花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟し食べられる。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の flexuosa は「曲がりくねった」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Vitis flexuosa

★もう少し待ってくれたら実をつける
 三角蔓の葉は青々と

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ヤマゴボウ110712a-l.jpg山牛蒡(ヤマゴボウ)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草である。
原産地は中国である。
日本へは薬用として渡来した。
現在では逸出したものが野生化し、北海道から九州にかけて分布するが、個体数は少ない。
根を干したものを生薬の商陸(しょうりく)といい、利尿、鎮咳、去痰薬とする。
ただし、根は硝酸カリを含み有毒である。
山菜として市販される「ヤマゴボウの味噌漬け」は森薊(モリアザミ)の根を用いたものである。
草丈は50?130センチくらいである。
葉は楕円形で、長さは10?20センチくらいあり、質は柔らかい。
開花時期は6?9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、5枚の萼片からなる白い小花を密生させる。
花の後につく実は液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、紫黒色に熟する。
属名の Phytolacca はギリシャ語の「phyton(ギリシャ語:植物)+ lacca(ラテン語:深紅色の顔料)」からきている。液果に深紅色があることことから名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
実の写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Phytolacca esculenta

★地味だけど毒にもなるし薬にも
 独り静かに山牛蒡咲く

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クロマメノキ080807b-l.jpg黒豆の木(クロマメノキ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
本州中部地方以北と北海道に分布し、亜高山や高山の日当たりの良い場所に生える。
海外では、北半球の寒冷地に広く分布する。
樹高は3センチから6センチくらいのものから、大きなものでは100センチから150センチくらいのものもある。
よく枝を分け、倒卵形の葉を密に互生する。
開花時期は6月から7月である。
枝先に紅色を帯びた白い壺形の小花をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
9月ころに黒紫色に熟す。
実は生食のほか、ジャムや果実酒に利用される。
浅間山麓に多く野生し、果実は浅間葡萄(アサマブドウ)と呼ばれる。
この栽培種は、お馴染みのブルーベリーである。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の uliginosum は「湿地に生える」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Vaccinium uliginosum

★見つけたよ壷の形の白い花
 小雨に煙る高原の道

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