茶色の花の最近のブログ記事

寒枯藺(カンガレイ)

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寒枯藺(カンガレイ)はカヤツリグサ科ホタルイ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、河川や沼、溜め池などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピン、インドネシア、マレーシア、インドなどにも分布する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は三角形で、地下茎を伸ばして1本ずつ出す。
三角藺(サンカクイ)とよく似ているが、三角藺(サンカクイ)は束生する。
開花時期は8月から10月である。
淡い緑色ないし淡い褐色をした花穂を横向きにつける。
花序には柄がないが、三角藺(サンカクイ)には柄のあるものもある。
和名の由来は、冬に枯れた枝が残っているところからきている。
属名の Schoenorchis はギリシャ語の「schoinos(スゲ)+plektos(より合わせた)」からきている。
種小名の triangulatus は「三角形の」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Schoenoplectus triangulatus(syn. Scirpus triangulatus)

★水辺なら元気に咲くよ寒枯藺
 夏の暑さに唸りをあげて

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三角藺(サンカクイ)

サンカクイ050903c-l.jpg

三角藺(サンカクイ)はカヤツリグサ科ホタルイ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、水辺や湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ウスリー地方、インドネシア、インド、ヨーロッパなどに広く分布する。
草丈は50センチから120センチくらいになる。
茎の断面は三角形をしていて、それが名の由来でもある。
葉はさや状をしている。
開花時期は7月から10月である。
茎の先近くに褐色の花穂をつける。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Scirpus はイグサかそれに似た植物のラテン名を転用したものである。
種小名の triqueter は「三角柱の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Scirpus triqueter(=Schoenoplectus triqueter)

★地味だけど味はあるよと三角藺
 花つけ揺れる祭りのように

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オオヒナノウスツボ070917b-l.jpg

大雛の臼壺(オオヒナノウスツボ)はゴマノハグサ科ゴマノハグサ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
草丈は1メートルくらいである。
茎の断面は四角形で直立し、毛が生えている。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質はやや硬くて厚く、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から9月くらいである。
茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い赤褐色をした小さな花をたくさんつける。
花冠は壷形で、先は上下2唇に裂ける。
下唇の真ん中の裂片は反り返る。
萼は鐘形で、5つに裂ける。
雄しべは4本で、そのうちの2本が長い。
雌しべは1本で、花柱が突き出る。
壺形の花冠から「臼壺」の名がついた。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
種小名の Scrophularia はラテン語の「scrophula(頸部リンパ節結核)」からきている。この属の1種の塊根がこの病気に効くことから名づけられた。
種小名の kakudensis は北アメリカの植物分類学者「(新潟県の)角田山の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Scrophularia kakudensis

★目立たずに見落としそうな草だけど
 しっかり見れば花美しく

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一本薄(ヒトモトススキ)

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一本薄(ヒトモトススキ)はカヤツリグサ科ヒトモトススキ属の多年草である。
本州の関東地方、北陸地方から沖縄にかけて分布し、海岸近くに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどにも分布する。
別名を猪切り萱(シシキリガヤ)ともいう。
草丈は1?2メートルである。
茎(桿)は硬い。
葉は幅の広い線形である。
葉はざらつき、小さな棘があってよく切れる。
開花時期は7?10月くらいである。
茎先に何段かに分かれて褐色の花穂をつける。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Cladium はギリシャ語の「cladion(小枝)」からきている。この属の1種の花序が繰り返し枝分かれすることから名づけられた。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は9月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Cladium chinensis

★一本の株からたくさん茎を出す
 切れ味鋭い一本薄

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蓬(ヨモギ)

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蓬(ヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、山地や人里に普通に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
地下茎が横に伸びて群生する。
茎はよく枝分かれをし、毛が生えている。
葉は楕円形で羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面は毛で覆われ、灰白色をしている。
手で揉むと良い香りがする。
開花時期は8月から10月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して花(頭花)をつける。
頭花は少数の筒状花のみから構成され、舌状花はない。
長さは3ミリ程度の紫褐色で、下向きに咲く地味な花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
若葉は草餅や草団子に用いられる。
そのため餅草(モチグサ)の別名がある。
茎や葉の裏にある毛はお灸に使う艾(もぐさ)になる。
茎や葉を乾燥させたものを生薬の艾葉(がいよう)といい、止血作用など様々な薬効がある。
属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
変種名の maximowiczii はロシアの植物学者「マキシモビッチ(C. J. Maximowicz)さんの」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Artemisia indica var. maximowiczii(=Artemisia princeps)

★花よりも団子ならずに葉っぱかな
 蓬の花はあまり知られず

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八丈薄(ハチジョウススキ)

ハチジョウススキ1081005c-l.jpg

八丈薄(ハチジョウススキ)はイネ科ススキ属の多年草である。
「ススキ」は漢字では「芒」とも書き、これは中国での表記である。
「薄」のほうは和字(和製漢字)で、草が茂っている様子を表している。
日本固有種である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸に生える。
伊豆諸島や小笠原諸島でも見られる。
近縁種の薄(ススキ)に比べて大形である。
また、本種のほうが葉の幅が広く、葉の裏が白っぽい。
葉鞘にある「葉舌」に毛がないなどが特徴点である。
草丈は150センチから200センチくらいである。
茎の上部でよく枝分かれをする。
葉は根際や茎からたくさん出て、幅の広い線形である。
葉の縁には鋭い鉤状のぎざぎざ(鋸歯)が疎らにある。
開花時期は8月からむ10月である。
枝分かれした枝に、隙間なく小穂が密生する。
この枝は太くて数が多い。
花の色は赤茶色である。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Miscanthus はギリシャ語の「mischos(小花柄)+anthos(花)」からきている。
種小名の condensatus は「密集した」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Miscanthus condensatus

★ワイルドな姿でどんと生え繁り
 背丈を超える八丈薄

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油薄(アブラススキ)

アブラススキ070902c-l.jpg

油薄(アブラススキ)はイネ科アブラススキ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、インドなどにも分布する。
草丈は90センチから120センチくらいである。
茎は円柱形で直立し、束になって生える。
葉は線形で、つけ根の部分には長い毛が生える。
茎の下部につく葉には長い柄があるのが特徴である。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に長さ20センチから30センチの円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い赤褐色の小穂を弓状に垂れ下がらせる。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
和名の由来は、茎や穂から油臭い粘液を出し油に似た艶があることからきている。
属名の Eccoilopus はギリシャ語の「eccoilizo(腹をへこます)+pous(足)」からきている。
種小名の cotulifer は「あくのある」という意味である。
写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Eccoilopus cotulifer

★弓形に穂を垂れ下げる独特の
 姿が目立つ油薄は

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パフィオペディルム・ロウイはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
パフィオペディルム属は熱帯アジアを中心に80種くらい分布する地生種ないし半着生種である。
代表種のパフィオペディルム・インシグネ(Paphiopedilum insigne)を和名で常盤蘭(トキワラン)というので、属名の和名をトキワラン属という。
本種の原産地は東南アジアである。
マレー半島、カリマンタン島、セレベス島、スマトラ島、ジャワ島に分布し、樹上に生える着生種である。
草丈は70センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は秋から春である。
茎先に3輪から7輪くらいの花をつける。
花径は13センチくらいある。
弁は黄色で黒い斑が入り、先は紅紫色である。
背萼片は緑色である。
唇弁は赤褐色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の lowii はイギリス人の植物収集家「ロー(Hugh Low, 1824-1905)さんの」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum lowii

★女王を思わすような大輪を
 息飲み眺める自然の凄さ

パフィオペディルム・ロウイ100911b-l.jpg

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2014/05/25改訂

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