紫色の花の最近のブログ記事

エキナセア

エキナセア・プルプレア080622c-l.jpg

エキナセアはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草の総称である。
エキナケア属は暫定的な学名だが北アメリンに10種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また、多くの園芸品種が作出されている。
代表種であるエキナケア・プルプレアに紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)の和名があり、和名の属名もムラサキバレンギク属という。
「馬簾」というのは、江戸時代の火消しが用いた纏(まとい)の飾りのことである。
園芸的には属名を英語風に読んだエキナセアの名で流通している。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
庭植え、鉢植えで観賞用に栽培されるほか、切り花やドライフラワーともされる。
また、根茎には免疫力を高める作用があり、ハーブとしても利用される。
草丈は60センチから150センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
代表種は茎先に紅紫色の花をつけるが、黄色や白の花を咲かせるものもある。
花言葉は「深い愛」である。
10月13日の誕生花である。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
写真はエキナケア・プルプレアとエキナケア・パラドクサである。
学名:Echinacea spp.

★ネイティブの息吹き伝えてエキナセア
 棘が守りし薬効いかに

エキナセア・パラドクサ080622a-l.jpg

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ミヤコジマツルマメ101002a-l.jpg

宮古島蔓豆(ミヤコジマツルマメ)はマメ科ダイズ属(グリキネ属)の蔓性一年草である。
グリキネ属はオーストラリアから東アジアにかけて20種くらいが分布する。
代表種は大豆(ダイズ)で、属名の和名もダイズ属という。
本種は日本固有種である。
沖縄県の宮古島や石垣島に分布し、海岸近くの道ばたや荒れ地に生える。
澎湖蔓豆(ボウコツルマメ)の近縁種で、そこから分化したものと考えられている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20センチから30センチである。
茎は細くて地面を這い、微毛が疎らに生える。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は楕円形で、裏面には毛が生える。
開花時期は8月から9月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの青紫色をした蝶形の花を数輪つける。
花の後にできる実は長さ2センチくらいの扁平な豆果(莢の中に種子が入るもの)で、中には5個くらいの種子が入っている。
属名の Glycine はギリシャ語の「glycys(甘い)」からきている。大豆の味からつけられた名である。
種小名の koidzumii は日本の植物分類学者「小泉源一(こいずみ・げんいち, 1883-1953)さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Glycine koidzumii

★沖縄へ行けばまだまだいろいろな
 花があるなと思いを馳せて

ミヤコジマツルマメ101002b-l.jpg

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クルクマ・ペティオラタ

クルクマ・ペティオラタ090928a-l.jpg

クルクマ・ペティオラタはショウガ科ウコン属(クルクマ属)の多年草である。
クルクマ属は世界に80種くらいが分布する。
香辛料などに利用される同属のクルクマ・ロンガ(Curcuma longa)に鬱金(ウコン)の和名があり、属名の和名もウコン属という。
本種の原産地はタイとマレーシアである。
ジュエル・オブ・タイランド(jewel of Thailand)などの英名がある。
また、YListでは和名を花鬱金(ハナウコン)としている。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は大形の披針形(笹の葉のような形)で、先は尖る。
開花時期は8月から10月くらいである。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は淡い紅紫色である。
花は小さくて黄色く、一日花である。
本種は花序が美しく、切り花などの観賞用に栽培される。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の petiolata は「葉柄のある」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Curcuma petiolata

★似た仲間あれやこれやと見てきたね
 もっと知りたいクルクマのこと

クルクマ・ペティオラタ090928b-l.jpg

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バーベナ・ヒブリダ

バーベナ・ロングランミックス090928a-l.jpg

バーベナ・ヒブリダはクマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の一年草である。
バーベナ属は南北アメリカを中心に200種くらいが分布する。
日本にも熊葛(クマツヅラ)などが分布するので、属名の和名をクマツヅラ属という。
なお、最新の研究(葉緑体の遺伝子分析)の結果、バーベナ属の多くはグランデュラリア属(Glandularia)に移行しているとのことで、日本でも多くの品種についていずれはこの名称が使われるようになる。
本種は園芸的に作出された交配種で、和名を美女桜(ビジョザクラ)という。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
現代では違和感のある名なので現実にはバーベナの名で流通しており、YListでも別名をバーベナとしている。
草丈は15センチから30センチくらいである。
茎は地を這うように伸び、先は立ち上がる。
葉は長い楕円形で深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をボール状にたくさんつける。
花の色は白、ピンク、紫色、青、オレンジ色、朱色など多彩である。
花冠は5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
花言葉は「魔力」である。
属名の Verbena は宗教上で神聖なある草のラテン名と考えられている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のロングランミックス(Longrun Mix)である。
学名:Verbena x hybrida(syn. Glandularia x hybrida)

★なんとなくくすぐったいねこの和名
 古い時代がいまなお生きて

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ニーレンベルギア・ヒッポマニカ070429a-l.jpg

ニーレンベルギア・ヒッポマニカはナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
ニーレンベルギア属はメキシコから南アメリカにかけて35種が分布する。
ニーレンベルギア・フルテスケンス(Nierembergia frutescens)の和名を亜麻擬き(アマモドキ)といい、属名の和名もアマモドキ属という。
また、和名の異名を亜麻騙し(アマダマシ)といい、属名の和名をアマダマシ属とするものもある。
本種の原産地はアルゼンチンである。
草丈は15センチから30センチくらいある。
葉は線状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から9月くらいである。
花径2センチくらいの紫色をした花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に広がり、皿のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニエレンベルグ(Johann Eusebius Nieremberg, 1595-1653)さん」の名からきている。
種小名の hippomanica はギリシャ語の「hipp(馬)+manus(手)」からきている。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nierembergia hippomanica

★この花は原種らしいがどうだろう
 ニーレンベルギア謎に包まれ

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スカビオサ・コルンバリア

スカビオサ・コルンバリア090927a-l.jpg

スカビオサ・コルンバリアはマツムシソウ科マツムシソウ属(スカビオサ属)の多年草である。
スカビオサ属は地中海沿岸地方などを中心に70種くらいが分布する。
日本にも松虫草(マツムシソウ)などが分布するので、属名の和名をマツムシソウ属という。
本種は地中海沿岸のほか西アジア、ロシアなどにも分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本では、アルピナ・ナナ(Alpina Nana)という矮性種が多く流通している。
この園芸品種は草丈が10センチから20センチくらいで、姫松虫草(ヒメマツムシソウ)という流通名もつけられている。
基本種は草丈が30センチから60センチくらいある。
全体に毛に覆われている。
根際から生える葉は羽状複葉である。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先に淡い青紫色をした花(頭花)を1つずつつける。
花径は2センチから4センチくらいである。
花の構造はキク科の花と同じように小花の集合である。
中央には筒状の小花が集まる。
浅く5つに裂け、雄しべ4本と雌しべ1本をもつ両性花である。
周りには上下2唇状の小花が集まる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、この仲間は越年草が多いが、本種は多年草である。
属名の Scabiosa はラテン語の「scabiea(疥癬)」からきている。この属の植物に皮膚病に効くものがあることから名づけられた。
種小名の columbaria は「鳩羽色の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
園芸品種のアルピナ・ナナ(Alpina Nana)である。
学名:Scabiosa columbaria

★謎だった花の秘密を解き明かし
 そうだったのかと笑みもこぼれて

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プリムリナ・ドリアス・アングスティフォリア090927a-l.jpg

プリムリナ・ドリアスはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
プリムリナ・ドリアスの旧学名はキリタ・シネンシスであったが、属名の移行と併せて種小名も変更されたようである。
本種の原産地は中国の南部や香港である。
アングスティフォリア(angustifolia)はその変種である。
変種名には「細葉の」という意味がある。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は細長い卵形で、ロゼット状となる。
葉の質は分厚く、葉脈に沿って銀白色の斑が入る。
開花時期は9月から10月くらいである。
花茎の先に淡い紅紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の dryas はギリシャ神話の森の女神「ドリアス(Dryas)」の名からきている。
変種名の angustifolia は「細葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina dryas var. angustifolia(syn. Chirita sinensis var. angustifolia)

★どのような事情あっての移行かと
 興味をそそる隣国のこと

プリムリナ・ドリアス・アングスティフォリア090927b-l.jpg

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コウシュンウマノスズクサ101002a-l.jpg

恒春馬の鈴草(コウシュンウマノスズクサ)はウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性多年草である。
沖縄県の宮古諸島と魚釣島にのみ分布し、林の縁などに生える。
海外では、台湾、中国、フィリピン、インドネシアなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名の由来は、恒春(台湾の地名)に産し、葉の形が馬面に似ており、実が馬の首にかける鈴に似ていることからきている。
本州の関東地方から沖縄にかけて近縁種の馬の鈴草(ウマノスズクサ)が分布する。
蔓の長さは5メートルくらいになる。
全体に毛は生えていない。
葉は長いハート形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先はやや鋭く尖り、つけ根の部分は心形である。
葉の質は薄い革質で艶がある。
開花時期は7月から9月くらいである。
ラッパ状をした暗い紫色の花筒(萼)を横向きにつける。
花弁はなく、3枚の萼が合生して筒状になっている。
花のつけ根の部分は球形の子房になっている。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草にアルカイドを含み有毒である。
属名の Aristolochia はギリシャ語の「aristos(最良)+lochia(出産)」からきている。曲がった花の形が胎内の胎児を連想させ、またつけ根の部分の膨らみが子宮を連想させるところから、出産を助ける力を持つと考えられた。
種小名の zollingeriana はスイス人の植物学者「ツォーリンゲル(Heinrich Zollinger, 1818-1859)さんに関連した」という意味である。ジャワにあるオランダの東インド会社に派遣された。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Aristolochia zollingeriana(syn. Aristolochia tubiflora)

★南方を思わす地名に夢踊る
 自然の中に花咲く姿

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サルビア・ステポサ

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サルビア・ステポサはシソ科アキギリ属の多年草である。
原産地はロシアのウラル地方である。
英名はシベリアン・セージ(Siberian sage)である。
草丈は30センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は夏から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青紫色の唇形の花をたくさんつける。
花は小さめだがたくさんつく。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
異名をサルビア・デュメトルム(Salvia dumetorum)という。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の stepposa の意味はまだ解明できていない。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia stepposa

★日本ではあまり見かけぬ花らしい
 まだ謎多いロシアの花は

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サルビア・チリイフォリア

サルビア・チリイフォリア090928a-l.jpg

サルビア・チリイフォリアはシソ科アキギリ属の多年草である。
種小名の読み方は「ティリフォリア」とするものもある。
原産地はメキシコである。
英名はリンデンリーフ・セージ(lindenleaf sage)である。
リンデンリーフはシナノキの仲間の葉のことである。
草丈は1メートルくらいである。
茎の断面は四角形である。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には皺がたくさんあり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は夏から秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の唇形をした花をたくさんつける。
花のつけ根で赤く咲いているように見えるのは萼である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の tiliifolia は「シナノキ属(Tilia)のような葉の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia tiliifolia

★紫の色が高貴なサルビアは
 葉も柔らかくしっとり咲いて

サルビア・チリイフォリア090928b-l.jpg

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