茶色の花の最近のブログ記事

角榛(ツノハシバミ)

ツノハシバミ070408a-l.jpg

角榛(ツノハシバミ)はカバノキ科ハシバミ属(コリルス属)の落葉低木である。
コリルス属は世界に10数種が分布する。
日本にも榛(ハシバミ)と本種が分布し、属名の和名をハシバミ属という。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では朝鮮半島にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
樹形は株立ち状となる。
樹皮は灰褐色で滑らかである。
葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は急に尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の表面は淡い緑色、裏面は緑色である。
葉の柄や葉の裏面には毛が生える。
開花時期は3月から5月である。
雌雄同株である。
葉の展開する前に花を咲かせる。
雄花序は垂れ下がる。
雌花序は芽鱗に包まれた赤い柱頭が見えて目立つ。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、棘のある角のような総苞に包まれる。
実は食用になる。
ヘーゼルナッツを採取する西洋榛(セイヨウハシバミ)は本種の近縁種である。
花言葉は「和解」である。
属名の Corylus はギリシャ語の「korus(ヘルメット)」からきている。
種小名と変種名の sieboldiana はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんに関連した」という意味である。
花の写真は4月につくば植物園で撮った。
実の写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Corylus sieboldiana var. sieboldiana

★カバノキの仲間も少し知ってきた
 雄花を見ればこれもそうかな

ツノハシバミ070408b-l.jpgツノハシバミ081005b-l.jpg

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スズメノテッポウ080429a-l.jpg雀の鉄砲(スズメノテッポウ)はイネ科スズメノテッポウ属(アロペクルス属)の一年草である。
アロペクルス属は25種から35種くらいが分布する。
本種は北海道から沖縄にかけて分布し、道端や空き地、田畑などに生える。
古い時代に大陸から渡来した史前帰化植物の1つである。
海外では、北半球に広く分布する。
英名はショートオーン・フォックステール(shortawn foxtail)という。
オーンは芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)のことである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
地下茎はない。
茎は円柱形で中空である。
葉は線形で先が尖り、縁は少し波打つ。
葉は薄くて柔らかく、毛は生えていない。
開花時期は3月から5月くらいである。
茎先に円柱状の細長い穂を出す。
雄しべの葯(花粉を入れる袋)は開花直後は白いが、すぐに黄褐色となる。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
和名の由来は、小さいことを「雀」にたとえ、細い花穂を「鉄砲」に見立てたものである。
花言葉は「楽しい時間」である。
属名の Alopecurus はギリシャ語の「alopex(狐)+oura(尾)」からきている。花穂の様子を表したものである。
種小名の aequalis は「同形の」という意味である。
写真は4月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Alopecurus aequalis

★水の中ひょろりと伸びたその姿
 どこか滑稽雀の鉄砲

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ユーフォルビア・ユニスピナ

ユーフォルビア・ユニスピナ070408b-l.jpgユーフォルビア・ユニスピナはトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の落葉低木である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名の読み方は「エウフォルビア」とするものもある。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布するので、属名の和名をトウダイグサ属という。
本種の原産地は西アフリカである。
トーゴや北ナイジェリアに分布し、乾燥地に生える多肉植物である。
種小名の読み方は「ウニスピナ」とするものもある。
草丈は50センチから300センチくらいである。
幹の太さは4センチくらいあり、棘が生えている。
茎先に肉厚で短い葉を輪生させて、ユニークな姿になる。
開花時期は春である。
幹の先につく花は小さな赤褐色で、あまり目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の unispina は「1つの刺のある」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Euphorbia unispina

★ユニークな姿に笑みがこぼれそう
 ユニスピナには愛嬌があり

ユーフォルビア・ユニスピナ070408a-l.jpg

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髭萱(ヒゲスゲ)

ヒゲスゲ070408b-l.jpg髭萱(ヒゲスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草である。
本州の関東地方から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸の岩場や砂地に生える。
海外では、朝鮮半島や台湾にも分布する。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は線形で硬く、艶がある。
開花時期は4月から6月くらいで、雄性と雌性の小穂をつける。
頂小穂は雄性で、茶褐色をした棒状である。
側小穂は雌性で、太くて短い。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
和名の由来は、小穂につく長い芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)を髭に見立てたものである。
別名を磯萱(イソスゲ)という。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の wahuensis は「オアフ島の」という意味である。
変種名の bongardii はロシアで活動したドイツ人の植物学者「ボンガード(August Gustav Heinrich von Bongard, 1786-1839)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Carex wahuensis var. bongardii(syn. Carex oahuensis var. robusta)

★潮風に負けるものかと根を張って
 はためくように髭菅の花

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夏灯台(ナツトウダイ)

ナツトウダイ040715a-l.jpg

夏灯台(ナツトウダイ)はトウダイグサ科トウダイグサ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地や丘陵地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンにも分布する。
草丈は30センチから40センチくらいである。
茎は直立し、毛は生えていない。
葉は三角状の卵形で、下部では互い違いに生え(互生)、上部では向かい合って生える(対生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から5月である。
夏に咲くというわけでもないので、名の由来ははっきりしない。
上部で対生する葉の間から杯状花序(花が杯状の総苞に包まれるて茎先につく)を出す。
杯状花序は雌しべが1本ある雌花1個と雄しべが1本だけある雄花数個で構成される。
花弁も萼片もない。
雌しべの子房にくっついて4個の腺体がある。
これには蜜を分泌する働きがあり、本種は三日月形をしている。
なお、本種の子房の特徴は、突起がなく毛が生えていないことである。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草が有毒で、傷をつけると白い乳液が出る。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名にちなむ。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の sieboldiana はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんに関連した」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Euphorbia sieboldiana

★その仕組みわかったようで摩訶不思議
 夏灯台の花はいずこに

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犬行李柳(イヌコリヤナギ)

イヌコリヤナギ060422a-l.jpg犬行李柳(イヌコリヤナギ)はヤナギ科ヤナギ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、日当たりの良い湿地や川岸などに生える。
海外では、朝鮮半島、ウスリーなどにも分布する。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
葉は長さ3センチから5センチくらいの細長い楕円形で柄はなく、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は日本産のヤナギ属ではただ一つ向かい合って生える(対生)。
ただし、互い違いに生える(互生)こともある。
開花時期は3月から5月である。
葉に先立って短い花穂を出す。
雌雄異株で、雄花と雌花がある。
雄花は黄色い雄しべが密生する。
雌花は黒い苞が目立ち、地味である。
果実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、尾状にたくさんつく。
和名の由来は、行李を作るのに使う行李柳(コリヤナギ)に似ているが弱くて役に立たないというところからきている。
属名の Salix はケルト語の「sal(近い)+lis(水)」が語源といわれる。水辺に多いことを表している。その他、諸説がある。
種小名の integra は「全縁の」という意味である。
雄花の写真は4月に小石川植物園で撮った。
雌花の写真は4月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Salix integra

★春の陽をたっぷり浴びて蕊立てる
 犬行李柳なかなかいいよ
☆包まれた綿毛は白くふわふわと
 役にたたねど姿可愛く

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