紫色の花の最近のブログ記事

キクバヤマボクチ141030a-l.jpg

菊葉山火口(キクバヤマボクチ)はキク科キク科アに数種が分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をヤマボクチ属という。
本種は日本固有種である。
本州の愛知県から九州にかけて分布し、低山や山地の草地や林の縁などに生える。
「火口(ほくち)」というのは昔の人が火をつけるときに用いた綿毛のことである。
かつては葉の裏側に密生する綿毛を乾燥させて「火口」に用いたという。
草丈は70センチから100センチくらいである。
根際から生える葉と茎につく葉がある。
茎につく葉は下部に多く、互い違いに生える(互生)。
葉の形は卵形で、手のひら状に羽裂する。
開花時期は10月から11月くらいである。
上部で枝分かれをし、茎先に花径3センチから4センチの筒状花を1つずつつける。
花の色は淡い黄色や紫色である。
花は筒状花だけからなる。
総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)は針のように細い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Synurus はギリシャ語の「syn(合同)+oura(尾)」からきている。葯の下部にある尾状の附属物が合一して筒になることから名づけられた。
種小名と変種名の palmatopinnatifidus は「掌状複葉と羽状複葉とを兼ねた複葉のある」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Synurus palmatopinnatifidus var. palmatopinnatifidus

★また一つ出合いの妙味ここに知る
 菊葉山火口の不思議な姿

キクバヤマボクチ141030b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

末広葵(スエヒロアオイ)

スエヒロアオイ111102a-l.jpg末広葵(スエヒロアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草である。
日本固有種である。
鈴鹿山地に分布し、山地の林の中に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は10センチくらいである。
葉はハート形である。
開花時期は秋から冬である。
筒形で先が3つに裂けた暗い紫色の花をつける。
萼筒が扁平なのが特徴である。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の dilatatum は「拡大した」という意味である。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
学名:Asarum dilatatum

★見ることも叶わぬ花にまた一つ
 出合う歓び噛み締めて撮る

スエヒロアオイ111102b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


エチゼンカンアオイ111102a-l.jpg越前寒葵(エチゼンカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。
日本固有種である。
富山県から京都府にかけて日本海側に分布し、山地の林の中に生える。
草丈は5センチから10センチくらいである。
葉はハート形である。
開花時期は10月から12月である。
筒形で先が3つに裂けた暗い紫色の花をつける。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
写真は11月につくば植物園の「日本の固有植物展」で撮った。
つくば植物園の表示によれば、関東寒葵(カントウカンアオイ)に似るが分類学的位置づけは定まっていないという。
写真は4月に京都府立植物園の山野草展で撮った。
学名:Asarum sp.(=Asarum nipponicum var. echizen)

★どのような推移たどるか位置づけは
 ホットな花に楽しみ増やし

エチゼンカンアオイ111102b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


コートダジュール

コートダジュール061125c-l.jpgコートダジュール(Cote d'Azur)はノボタン科メキシコノボタン属(ヘテロケントロン属)の常緑低木である。
ヘテロケントロン・エレガンスの園芸品種である。
ヘテロケントロン属(Heterocentron)はティボウキナ属(シコンノボタン属:Tibouchina)の近縁種である。
原産地は中南アメリカである。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は細い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は縦の葉脈が目立つ。
開花時期は10月から12月である。
紫紺野牡丹(シコンノボタン)よりも小輪だが、明るい鮮やかな紫色で人気が出ている。
花の真ん中が真っ白いのもアクセントになっている。
5枚の花びらの幅が狭く、花びら同士が重ならないのも特徴である。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Heterocentron はギリシャ語の「heteros(異なる)+kentron(棘)」からきている。
種小名の elegans は「優美な」という意味である。
品種名の Cote d'Azur は「コートダジュール(フランス南部の海岸)」のことである。
写真は11月に沖縄県具志川市の東南植物楽園で撮った。
学名:Heterocentron elegans 'Cote d'Azur'

★小粒でも凛としまった花姿
 粋に咲きますコートダジュール

コートダジュール061125a-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


ケブカルイラソウ070603d-l.jpg毛深るいら草(ケブカルイラソウ)はキツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草である。
原産地は熱帯アメリカである。
日本では沖縄で野生化し、道端や空き地などに生える。
学名からルエリア・スクアロサの名を使う場合もある。
草丈は20センチから30センチである。
茎にも葉にも毛が多く、触るとざらつく。
茎は地を這って広がり、節から根を出す。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から12月である。
花径は3、4センチで、花の色は青紫色である。
花冠は筒状で、先が5つに深く裂ける。
裂片には皺が寄っている。
花は一日花で、夕方早くに閉じてしまう。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ruellia はフランスの植物学者「リュエル(Ruelle)」の名からきている。
種小名の squarrosa は「開出した突起などで表面が平坦でない」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ruellia squarrosa

★荒地でも手間もいらずに根を張って
 縄張り増やす強靭な花

ケブカルイラソウ070603e-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


ケープエンジェル

ケープエンジェル090307b-l.jpgケープエンジェル(Cape Angels)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
ヤマハッカ属は世界に250種くらいあり、観葉植物として知られる。
本種は南アフリカで作出された園芸植物である。
交配の内容は企業秘密だという。
2003年に発売され、花の色は紫色、白、桃色、赤の4色がある。
花も楽しめる観葉植物である。
匍匐性のものと直立性のものがある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面は緑色で、裏面は紫色である。
自然開花期は10月から11月だが、適温を保てば次々と開花する。
花は筒形で、先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Plectranthus  'Cape Angels'

★名の勝った花と言っては言いすぎか
 ケープエンジェルひょろりと咲いて

ケープエンジェル090307a-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


朝熊竜胆(アサマリンドウ)

アサマリンドウ051029a-l.jpg朝熊竜胆(アサマリンドウ)はリンドウ科リンドウ属の多年草である。
日本固有種である。
紀伊半島と中国、四国、九州の一部に分布する。
和名の由来は、個体数が多い三重県伊勢市にある朝熊(あさま)山にちなんでいる。
発見者は牧野富太郎博士で、高知県の横倉山で見つけた。
草丈は10センチから25センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、先が尖る。
開花時期は10月から11月である。
茎先に青紫色の花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
花冠は長さが4、5センチで、内側には緑色の斑点が入る。
萼片は5枚で、平らに開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Gentiana は紀元前のイリリア王「ゲンティウス(Gentius)」の名にちなむ。
種小名の sikokiana は「四国の」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Gentiana sikokiana

★少しだけ気難しいけど我慢して
 朝熊竜胆誇りに満ちて
☆遠慮がち咲いてみようか空色の
 朝熊竜胆顔を覗かせ

アサマリンドウ051029b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


ペトロコスメア・ミノール

ペトロコスメア・ミノール090927a-l.jpgペトロコスメア・ミノールはイワタバコ科ペトロコスメア属の多年草である。
原産地は中国の雲南省である。
標高1200メートルから1700メートルの地域に生える。
草丈は5センチくらいである。
ロゼット葉は艶があり多肉質である。
開花時期11月から12月である。
茎先に1輪ずつ花径2センチくらいの紫色の花をつける。
花冠は短い筒状で、先は唇形となる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Petrocosmea はギリシャ語の「petros(岩)+kosmea(飾り)」からきている。
種小名の minor は「より小さい」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Petrocosmea minor

★はっきりと全体像は見えないが
 けな気に咲いた姿を留め

ペトロコスメア・ミノール090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2011 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


ホヤ・インペリアリス061124a-l.jpg

ホヤ・インペリアリスはガガイモ科サクララン属(ホヤ属)の蔓性常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)キョウチクトウ科とされる。
ホヤ属は太平洋諸島から東南アジア、インドにかけて分布し、200種くらいある。
日本にも沖縄に桜蘭(サクララン)が分布し、属名の和名もサクララン属という。
本種の原産地はマレーシアのカリマンタン島やフィリピンである。
ホヤ属の中では最大級の花をつける。
花の大きさは桜蘭(サクララン)の3倍くらいある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉は肉質で分厚い。
開花時期は5月から11月である。
茎先から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、数輪の花をつける。
花冠は肉厚で光沢があり、5つに深く裂ける。
花びら(花冠の裂片)の先は尖る。
花の真ん中に白い副花冠があり、5つに裂けて開く。
花の色は紅紫色である。
白、桃色、オレンジ、赤のものもあるという。
国内で開花が見られるのは非常に稀だという。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Hoya はイギリス人の園芸家「ホイ(Thomas Hoy, 1750?-1821)さん」の名からきている。
種小名の imperialis は「皇帝の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターの温室で撮った。
学名:Hoya imperialis

★日本ではなかなか見られぬ花開く
 沖縄の地は晩秋なれど

ホヤ・インペリアリス061124c-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2015/11/28改訂

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



モミジバヒルガオ061124a-l.jpg

紅葉昼顔(モミジヒルガオ)はヒルガオ科サツマイモ属(イポモエア属)の多年草である。
イポモエア属は世界に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種がある。
薩摩芋(サツマイモ)が代表種で、属名の和名もサツマイモ属という。
園芸的にはイポメア属の名が用いられることが多いが、これは属名を英語風に読んだものである。
本種の原産地は北アフリカである。
現在では世界の熱帯・亜熱帯地域に広く帰化している。
日本でも南九州から沖縄にかけて帰化しており、林の縁や道ばたなどに生える。
日本へは台湾から導入されたので台湾朝顔(タイワンアサガオ)の別名がある。
また、紅葉葉昼顔(モミジバヒルガオ)の名で表示する植物園もある。
蔓の長さは3メートルから5メートルくらいである。
茎が他の樹木や棒状のものに巻きついて伸びる。
葉は幅の広い卵形で、5つから7つに裂ける。
開花時期は6月から11月である。
暖地では周年開花をする。
花の色は淡い青紫色で、夕方にはとじる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
民間療法で種子は下剤として用いられる。
花言葉は「常夏の夢」である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の cairica は「(エジプトの)カイロの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Ipomoea cairica

★日光が大好きなのとするすると
 蔓を伸ばして紅葉昼顔

モミジバヒルガオ061124f-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
2015/11/23改訂

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち紫色の花カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは黒い実です。

次のカテゴリは紫色の実です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7