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榊(サカキ)

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榊(サカキ)はツバキ科サカキ属の常緑高木である。
分類体系によっては(APGIII)サカキ科とされる。
本州の関東地方南部から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、神社によく植えられている。
海外では、済州島や台湾、中国などにも分布している。
樹高は8メートルから12メートルくらいになる。
幹は直立し、樹形が整っている。
樹皮は暗褐色である。
葉は楕円形で、2列に互い違いに生える。
葉には艶があり、質は革質である。
葉には5ミリから10ミリくらいの柄がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は鋭く尖る。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に花径15ミリから20ミリくらいの白い5弁花を1輪から3輪つける。
花は咲き進むと黄色くなってくる。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1個である。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、11月ころ紫黒色に熟する。
一年中葉が緑色であるため「めでたい木」とされ、神事に使われる。
また、材は緻密で強靭なので床柱や天秤棒などに使われる。
花言葉は「神を尊ぶ」である。
属名の Cleyera はオランダ人の船医で植物学者の「クレイエル(Andreas Cleyer, 1634-?1697)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
実の写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Cleyera japonica

★榊とて花を咲かせることもある
 小さいけれど白い花びら

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藪肉桂(ヤブニッケイ)

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藪肉桂(ヤブニッケイ)はクスノキ科クスノキ属の常緑高木である。
本州の宮城県から沖縄にかけて分布し、低地の林に生える。
海外では、台湾、中国の南部、済州島などにも分布する。
和名の由来は、肉桂(ニッケイ)の仲間で藪に生えるということからきている。
「藪」には役に立たないや劣るという意味もある。
「肉桂」は中国名を音読みしたものである。
別名を黒だも(クロダモ)という。
「たも」は漢字では木編に「佛」と書き、霊(たま)ないし撓む木の転訛したものと言われる。
白だも(シロダモ)青だも(アオダモ)との対比でつけられた名である。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
樹皮は平滑で暗い褐色をしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、3脈が目立つ。
裏面は白っぽい黄緑色である。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に淡い黄緑色をした目立たない花を疎らにつける。
花冠は筒状で、先が6つに裂ける。
結実期は11月から12月である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟する。
かつては種子から香油を採り、葉や樹皮は薬用にされた。
材は器具材や薪炭材として利用される。
属名の Cinnamomum はギリシャ語の「cinein(巻く)+amomos(申し分ない)」からきている。巻いた皮の形と香りを称えて名づけられた。
種小名の tenuifolium は「薄い葉の」という意味である。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Cinnamomum tenuifolium

★厳ついが役に立つんだ葉も皮も
 藪肉桂はニッキの仲間

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ホルトの木(ホルトノキ)

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ホルトの木(ホルトノキ)はホルトノキ科ホルトノキ属の常緑高木である。
本州の千葉県から沖縄にかけて分布し、山林に生える。
また、庭木や街路樹とされる。
海外では、台湾、中国、朝鮮半島、インドシナ半島などにも分布する。
和名の由来は、「ポルトガルの木」の転訛したものである。
別名をモガシという。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
樹皮は灰褐色で、さな皮目がある。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉はまるで枝先に束生するかのように見える。
葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
1年中紅葉した葉をぽつぽつとつけるのが特徴である。
開花時期は6?7月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は2センチくらいの楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
最初は緑色をしており、11月から12月ころに黒紫色に熟する。
樹皮と葉にはタンニンを含み、黒褐色の染料とされる。
属名の Elaeocarpus はギリシャ語の「elaia(オリーブ)+carpus(果実)」からきている。オリーブに似た実がなることから名づけられた。
種小名の zollingeri はスイス人の植物学者「ツォーリンゲル(Heinrich Zollinger, 1818-1859)さんの」という意味である。ジャワにあるオランダの東インド会社に派遣された。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Elaeocarpus zollingeri

★珍しい名前なんだよホルトの木
 実を見つけたよ黒紫の

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隠蓑(カクレミノ)

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隠蓑(カクレミノ)はウコギ科カクレミノ属の常緑小高木である。
本州の関東地方南部から沖縄にかけて分布し、山地や林の中に生える。
また、庭木とされる。
海外では、朝鮮半島や台湾にも分布する。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
葉の形に変化が多いのが特徴である。
若木では3つから5つに裂けるが、成長するにつれて切れ込みは浅くなり、成木では縁にぎざぎざのない(全縁)楕円形の葉となる。
全縁の葉がつくくらい成長すると、花をつけ実を結ぶようになる。
開花時期は7月から8月である。
球状になった散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、緑色の花を咲かせる。
花びらは通常は5枚だが6枚のこともある。
花の後にできる実は肉質で液汁が多い実)で、冬に黒紫色に熟する。
和名の由来は、葉の形を雨具の蓑に見立てたという説と、天狗が持つ「隠れ蓑」に見立てたという説がある。
属名の Dendropanax はギリシャ語の「dendron(樹)+ Panax(ウコギ科ニンジン属)」からきている。
種小名の trifidus は「3つに分かれた」という意味である。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
紅葉は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Dendropanax trifidus

★ユニークな名前もらった隠蓑
 葉っぱの形くるくる変えて

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姫榊(ヒサカキ)

ヒサカキ090321a-l.jpg姫榊(ヒサカキ)はツバキ科ヒサカキ属の常緑小高木である。
本州から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
和名の由来は、榊(サカキ)に似ていて小さいことから「姫榊」となり、それが訛って「ヒサカキ」になったと言われている。
また、榊(サカキ)に非ずで「ヒサカキ」という説もある。
関東地方では榊(サカキ)として売られ、神棚に供えられる。
樹高は4メートルから8メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から4月である。
雌雄異株である。
葉の脇に直径5、6ミリの小さな白い花を下向きにつける。
花弁は5個で、雄花には雄しべが10本から15本、雌花には雌しべが1本ある。
花の後にできる実は直径4、5ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、10月から12月に黒く熟する。
属名の Eurya はギリシャ語の「eurys(広い)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
実の写真は12月に北の丸公園で撮った。
学名:Eurya japonica

★葉の下に小さな花をびっしりと
 つけて姫榊春の微笑み

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犬柘植(イヌツゲ)

イヌツゲ081102a-l.jpg犬柘植(イヌツゲ)はモチノキ科モチノキ属の常緑低木である。
本州から九州にかけて分布し、山地に生える。
また、庭木とされる。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1メートルから2メートルである。
野生では5メートルくらいになるものもあるという。
樹皮は灰白色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
柘植(ツゲ)の葉は向かい合って生える(対生)ので区別できる。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
雌雄異株である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡黄色の雄花をつける。
雌花は葉の脇に1つずつつく。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫黒色に熟する。
和名の由来は、櫛材となる柘植(ツゲ)に葉の形が似ているが材質が劣るというところからきている。
属名の Ilex はholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ilex crenata

★櫛などは柘植に任せておけばいい
 美味しい実だよ鳥さんおいで
☆夏の夜白い花つけ犬柘植は
 秋には鳥に餌を与えて

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オリーブ

オリーブ111214a-l.jpgオリーブ(olive)はモクセイ科オリーブ属の常緑高木である。
原産地は地中海沿岸地方である
実がオリーブオイルやピクルスの材料となる。
日本では小豆島などで栽培されている。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の裏面には鱗片が密生して銀白色を帯びる。
開花時期は5月から6月くらいである。
小さな乳白色の花で、花冠の先は4つに裂ける。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、10月から11月くらいに黒紫色に熟する。
属名の Olea はラテン語の「oleosus(油質の)」からきている。
種小名の europaea は「ヨーロッパの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物園で撮った。
学名:Olea europaea

★なるほどとオリーブの実に触れてみる
 木につく姿初めて目にし

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トウネズミモチ080712d-l.jpg唐鼠黐(トウネズミモチ)はモクセイ科イボタノキ属の常緑小高木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
現在では公園や路側帯などによく植えられている。
樹高は6メートルから8メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く、葉脈が透けて見えるのが特徴である。
開花時期は6月から7月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花には強い香りがある。
花弁は4枚、雄しべは2本である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
実は生薬で女貞子(じょていし)といい、強壮作用がある。
属名の Ligustrum はラテン語の「ligare(縛る)」からきている。この属の1種の枝で物を縛ったことから名づけられた。
種小名の lucidum は「強い光沢のある」という意味である。
写真は7月に埼玉県の三郷市で撮った。
実の写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Ligustrum lucidum

★遠目にも花の季節はよく目立つ
 唐鼠黐は香りも強く

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スイカズラ080622b-l.jpg忍冬は誰に焦がれて忍び咲く

吸葛(スイカズラ)はスイカズラ科スイカズラ属の蔓性半常緑低木である。
北海道の南部から九州にかけて分布し、山野の草藪や林の縁に自える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
枝は長く伸び、長い楕円形をした葉が向かい合って生える(対生)。
開花時期は5?6月である。
ジャスミンのような甘い香りのする白い花を2つずつつける。
花は唇状に大きく2つに裂け、上弁は先が4つに裂けている。
花の色は、白から黄に変化していく。
このことから金銀花(キンギンカ)の別名がある。
花のつけ根の部分には蜜がたまっており、花の蜜を吸うことから吸葛(スイカズラ)と呼ばれる。
花の後に球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)ができる。
実は緑色から黒緑色に変化する。
葉、茎、蕾には解毒・利尿作用があり、薬草として用いられる。
吸葛(スイカズラ)のもう1つの名前に忍冬(ニンドウ)というのがある。
これは、冬でも葉が生い茂り寒さに耐えているように見えるところからつけられた名である。
俳句では「忍冬の花」が夏の季語である。
属名の Lonicera はドイツの採集家「ロニツァー(A. Lonitzer)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Lonicera japonica

★甘き香で誰を誘(いざな)う吸葛
 花の色さえやがて染まりて

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クロミノサワフタギ080511a-l.jpg黒実の沢蓋木(クロミノサワフタギ)はハイノキ科ハイノキ属の落葉低木である。
本州の中国地方と九州に分布し、山地に稀に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
樹皮は他のサワフタギの仲間とは異なり、サクラに似て横に裂ける。
葉は楕円形で短い柄があり、互い違いに生える。
葉の先は鋭く尖り、縁には細かくて鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は白色を帯び、軟毛が生える。
開花時期は5月から6月である。
枝先に円錐状に小さな白い花をたくさんつける。
花冠は5つに深く裂け、淡い緑色を帯びる。
花の中央部にたくさんの長い雄しべが見え、花びらよりも目立つ。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すると黒くなる。
属名の Symplocos はギリシャ語で「symplocos(結合した)」からきている。雄しべのつけ根の部分がくっついていることから名づけられた。
種小名の tanakana は「田中芳男さんの」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
実の写真は9月に小石川植物園で撮った。
学名:Symplocos tanakana

★負けないで花を咲かせているんだよ
 実のなるころにまた来てごらん

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