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阿檀(アダン)

アダン071223a-l.jpg阿檀(アダン)はタコノキ科タコノキ属の常緑小高木である。
奄美諸島から沖縄にかけて分布し、海岸近くに生える。
海外では、台湾、熱帯アジア、太平洋諸島、オーストラリアなどに分布する。
樹高は3メートルから6メートルである。
太い気根(空気中に伸びる根)をたくさん出すが、蛸の木(タコノキ)ほどではない。
葉は線状の披針形で硬く、縁には鋭い刺状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
長さは1メートルくらいあり、幅は5センチくらいである。
開花時期は7月から9月である。
雌雄異種である。
花の色は白く、よい香りがする。
結実期は8月から11月である。
パイナップル状の集合果は赤く熟すると食べられる。
ただし、繊維質で食感はあまりよくないという。
椰子蟹(ヤシガニ)の大好物で、熟すとよじ登ってくるという。
新芽は琉球料理で高級食材とされる。
気根はパナマ帽などの材料となり、大正時代には沖縄の一大産業であった。
現在でも、籠や敷物などの材料とされている。
属名の Pandanus はマレーシアの現地語からきている。
種小名の odoratissimus は「非常によい香りのする」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Pandanus odoratissimus

★パイナップル思わすような阿檀の実
 棘に用心触りたければ

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卯の花はじとつく肌に風送り

空木(ウツギ)はユキノシタ科ウツギ属の落葉低木である。
分類体系によってはアジサイ科とされる。
日本各地の山野に自生し、生垣にも植えられている。
海外では、中国にも分布する。
和名は、枝が中空になっていることからつけられたものである。
材質は硬く、木釘や楊枝などに用いられている。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
葉は細長い卵形で先が尖り、向かい合って生える(対生)。
葉の長さは3センチから6センチくらいである。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月くらいである。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花を垂れ下げてつける。
花弁は5枚、雄しべが10本、花柱(雌しべ)は3、4本ある。
雄しべの花糸には狭い翼がある。
花の後にできる実は緑白色をした球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、熟すと3つから4つに裂ける。
別名は卯の花(ウノハナ)である。
これは、卯月(陰暦4月)に花が咲くということからつけられた名である。
「♪卯の花の匂う垣根に...」の卯の花である。
なお、葉や実を乾燥させたものには利尿効果があり、生薬名を溲疏(そうじょ)と言う。
花言葉は「古風」「秘密」である。
俳句では、「卯の花」「空木の花」「花空木」「卯の花垣」などが夏の季語である。
属名の Deutzia はツンベルクが後援者の「ドイツさん(Johan van der Deutz, 1743-1784)」にちなんで名づけた。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
実の写真は10月に野田市の清水公園で撮った。
学名:Deutzia crenata

★花見ればふいと忘れる蒸し暑さ
 卯の花の笑みそよ風を呼び
☆爽やかな風を起こさん白き花
 卯の花のした君を待ちつつ

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ウツギ実051001a-l.jpg

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