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七実の木(ナナミノキ)

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七実の木(ナナミノキ)はモチノキ科モチノキ属(イレクス属)の常緑高木である。
イレクス属は北半球の温帯を中心に400種くらいが分布する。
日本にも黐の木(モチノキ)などが分布するので、属名の和名をモチノキ属という。
本種は本州の静岡県から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、中国にも分布する。
和名の由来は、赤い美しい実がたくさんつくということからきている。
別名を斜めの木(ナナメノキ)ともいう。
これは、枝を折ると斜めに割れることからきている。
樹高は10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は薄い革質で、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月である。
雌雄異株である。
葉の脇に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い紫色の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、10月から11月に赤く熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ilex chinensis

★紫の花の姿を見てみたい
 いつか来ようねまたこの場所に

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蔓梅擬き(ツルウメモドキ)

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蔓梅擬き(ツルウメモドキ)はニシキギ科ツルウメモドキ属の蔓性落葉木本である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、山野の林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
蔓は長く伸びて他の植物などに絡みつく。
蔓の長さは2メートルから10メートルくらいになる。
葉は長さ5センチから10センチくらいの楕円形で、互い違いに生える。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)があり、先は急に尖る。
開花時期は5月から6月である。
雌雄異株で、雄花をつける株と雌花をつける株がある。
葉の脇に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、小さな黄緑色の花を10輪くらいつける。
花びらは5枚、萼も5枚、雄しべは5本である。
雄花の雄しべは長いが、雌花の雄しべは短く退化している。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋には黄色に熟する。
果皮が3つに裂けると赤い仮種皮が現れ、そのコントラストが美しい。
花言葉は「大器晩成」である。
属名の Celastrus はギリシャ語の「Celastros(セイヨウキヅタ)」からきている。
種小名と変種名の orbiculatus は「円形の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Celastrus orbiculatus var. orbiculatus

★肌寒い季節迎えて弾けだす
 赤い実可愛い蔓梅擬き

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小真弓(コマユミ)

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小真弓(コマユミ)はニシシギ科ニシシギ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、丘陵地や山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリン、ウスリーなどにも分布する。
樹高は1メートルから3メートルである。
分類上は、錦木(ニシキギ)の品種の1つとされている。
違いは、本種には枝にコルク質の翼がないことである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い緑色の小さな花をいくつかつける。
花径は6ミリから8ミリくらいである。
花弁は4枚、雄しべは4本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すと縦に裂けて開き、朱色の仮種皮に包まれた種子をぶら下げる。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の alatus は「翼のある」という意味である。
品種名の striatus は「溝のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
紅葉の写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Euonymus alatus f. striatus

★錦木と違いは別にないという
 小真弓の花じろりと睨み

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蔓大葉柾(ツルオオバマサキ)はニシキギ科ニシキギ属の常緑低木である。
神奈川県、静岡県や伊豆諸島に分布し、海岸の斜面などに生える。
分類上は、柾(マサキ)の変種とされている。
樹高は1メートルから2メートルである。
根元で枝分かれをし、枝は地を這うように広がって立ち上がる。
葉は卵円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は厚くて艶があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、小さな緑白色の花をつける。
花径は5ミリくらいで、4枚の花弁が横に開く。
萼片は4枚、雄しべも4本である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すと4つに裂け、赤い仮種皮に包まれた種子が顔を出す。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
種小名の radicifer は「根のある」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Euonymus japonicus var. radicifer

★限られた土地にしっかり根を下ろし
 潮風の中赤い実をつけ

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蔓柾(ツルマサキ)

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蔓柾(ツルマサキ)はニシキギ科ニシキギ属の常緑蔓性低木である。
北海道の南西部から沖縄にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
また、庭木や盆栽にされる。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
枝は匍匐して横に広がり、気根(空気中に伸びる根)を出して木や岩などをよじ登る。
長さは1メートルから10メートルくらいになる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉は革質で艶がある。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、乳白色の花をつける。
花弁は4枚、萼片も4枚である。
雄しべは4本である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、秋に赤く熟する。
花言葉は「気長に努力」である。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の fortunei はイギリス人の植物学者「フォーチュン(Robert Fortune, 1812-1880)さんの」という意味である。インドや中国の植物を多数収集した。
写真は12月につくば植物園で撮った。
花の写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Euonymus fortunei

★影絵にはハートのマーク浮かばせて
 待つはあの方彼方の空へ

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柾(マサキ)

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舌を出しからかうように柾の実

柾(マサキ)はニシキギ科ニシキギ属の常緑低木である。
漢字では「正木」とも書く。
北海道の南部から沖縄にかけて分布し、海岸近くの森に生える。
海外では、朝鮮半島や中国などにも分布する。
樹高は2メートルから3メートルである。
幹はよく枝分かれし、庭木や生垣としても植えられる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で艶があり、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の先が尖らない。
開花時期は6月から7月である。
花は淡い黄緑色をしており、小さくてあまり目立たない。
花びらは4枚、雄しべも4本である。
花が開くと雄しべは放射状に広がる。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、熟すと裂けて中から赤い種子が顔を出す。
花言葉は「厚遇」である。
俳句では「柾の実」が秋の季語である。
属名の Euonymus はギリシャ語の「eu(良)+onoma(名)」からきている。評判のいいといった意味合いである。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Euonymus japonicus

★あれ不思議くすんだ色は目立たぬが
 虫を手招く柾の花は

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紅紫壇(ベニシタン)

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紅紫壇(ベニシタン)はバラ科シャリントウ属(コトネアステル属)の常緑低木である。
属名の読み方は「コトネアスター属」とするものもある。
シャリントウのほうは漢字では「車輪桃」と書き、属名の総称として用いられている。
本種の原産地は中国である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
樹高は1メートルくらいである。
枝は横に広がる。
葉は幅の広い卵形で。互い違いに生える(互生)。
葉には艶がある。
開花時期は5月から6月である。
枝に沿って淡い紅色の花をつける。
花の後にできる実は球形のナシ状果で、秋に赤く熟する。
別名を矮鶏車輪桃(チャボシャリントウ)という。
コトネアスターの名でも流通している。
属名の Cotoneaster はラテン語の「cotoneum(マルメロ)+aster(似て非なるもの)」からきている。
種小名の horizontalis は「水平の」という意味である。
花の写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
実の写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Cotoneaster horizontalis

★枝沿いに恥らうように紅い花
 びっしりつけてコトネアスター

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シンフォリカルポス081228a-l.jpg

シンフォリカルポス・オルビクラツスはスイカズラ科シンフォリカルポス属の落葉低木である。
原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国のミネソタ州やテキサス州などに分布する。
英名はコーラルベリー(coralberry)という
樹高は1メートルくらいである。
細い枝が根元から群がって立ち上がる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から9月くらいである。
枝先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、ピンク色の花をつける。
結実時期は9月から11月くらいである。
直径6ミリから8ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が紅紫色に熟する。
実は冬になっても落ちずに残る。
属名の Symphoricarpos はギリシャ語で「symphorein(共に生ずる)+karpos(果実)」からきている。
種小名の orbiculatus は「円形の」という意味である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Symphoricarpos orbiculatus

★辺りには枯れ枝ばかり目立つなか
 紫映えるオルビクラツス

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蛸の足(タコノアシ)

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蛸の足(タコノアシ)はユキノシタ科タコノアシ属の多年草である。
かつてはベンケイソウ科に分類されていた。
分類体系によってはタコノアシ科とされる。
本州から九州にかけて分布し、沼や河原などの湿地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
生育地の減少によって数が減りつつある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎は直立し、無毛で紅色を帯びる。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から9月である。
茎先から外側に反った穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を数本出し、内側に黄白色の小さな花をたくさんつける。
この様子を吸盤のある「蛸の足」に見立てたのが名の由来である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
実が熟すころには全草が紅色に染まり、「ゆで蛸」のようになる。
別名を沢紫苑(サワシオン)ともいう。
属名の Penthorum はギリシャ語の「pente(5)++horos(特徴)」からきている。花が五数性であることから名づけられた。
種小名の chinense は「中国の」という意味である。
花の写真は8月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Penthorum chinense

★どことなくユーモラスだね鮹の足
 秋の陽受けて真っ赤に染まり

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猿捕茨(サルトリイバラ)

サルトリイバラ051105a-l.jpg猿捕茨(サルトリイバラ)はユリ科シオデ属の落葉蔓性半低木である。
分類体系によってはサルトリイバラ科とされる。
北海道から九州にかけて分布し、山地の草原や林の縁などに生え、周りの樹木などに絡みつく。
海外では、朝鮮半島、中国、インドシナ半島などにも分布する。
茎に疎らに棘があり、葉の柄から出る巻きひげで絡みつく。
猿がこの棘にひっかかって捕獲されるというのが名の由来である。
葉は円形ないし楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は少し尖っていて裏面側へ反り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)はない。
質の質は分厚く、平行に走る葉脈が目立つ。
表面には艶があり、裏面は白っぽい。
開花時期は4月から5月である。
雄雌異株である。
葉のつけ根から散形花序(茎先からたくさん枝が出て、その先に1個つずつ花がつく)を出し、黄緑色の花をつける。
花被片は6枚あり、外側に反り返る。
6枚のうち3枚はやや大きい。
雄花には雄しべが6本あり、雌花にある雌しべの先は3つに裂けている。
実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと真っ赤になる。
属名の Smilax は常緑のカシのギリシャ名から転用されたものである。
種小名の china は「中国」という意味である。
実の写真は11月に東京都薬用植物園で撮った。
花の写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Smilax china

★赤い実を採りたいけれど棘がある
 おっとどっこい猿捕茨

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