紫色の花の最近のブログ記事

エピメディウム・アクミナツム070429a-l.jpgエピメディウム・アクミナツムはメギ科イカリソウ属(エピメディウム属)の常緑多年草である。
エピメディウム属は中国を中心に50種くらいが分布する。
日本にも碇草(イカリソウ)などが分布するので、属名の和名をイカリソウ属という。
本種の原産地は中国の中央部や西部である。
種小名の読み方は「アクミナトゥム」とするものもある。
草丈は30センチから70センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は心形で先は尾状に尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質である。
茎には2枚の葉が向かい合って生える(対生)。
開花時期は3月から5月である。
花は大輪である。
内萼片は白ないし淡い紫色である。
花弁は暗い紫褐色である。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は大きい。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の acuminatum は「先が次第に尖った」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Epimedium acuminatum

★紫と白の対比が美しい
 アクミナツムの不思議な姿

エピメディウム・アクミナツム070429b-l.jpg

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グロブラリア・サルコフィラ

グロブラリア・サルコフィラ130319a-l.jpgグロブラリア・サルコフィラはゴマノハグサ科グロブラリア属の常緑小低木である。
グロブラリア属はヨーロッパや北西アフリカ、南西アジアなどに22種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
本種の原産地はアフリカ北西岸のカナリア諸島で、乾燥した山地に生える。
樹高は1メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は春から秋である。
葉の脇から花茎を伸ばし、花序径2、3センチくらいの白っぽい花(頭花)をつける。
花は周りから真ん中へ咲き進み、開花前の部分は濃い青紫色をしている。
属名の Globularia は、ギリシャ語の「globular(小球形の)」からきている。
種小名の sarcophylla は「肉質の葉の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Globularia sarcophylla

★めずらしい花の姿に息を呑む
 世界は広い花もいろいろ

グロブラリア・サルコフィラ130319b-l.jpg

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ストロビランテス・アニソフィルス070203c-l.jpgストロビランテス・アニソフィルスはキツネノマゴ科イセハナビ属(ストロビランテス属)の常緑半低木である。
ストロビランテス属は熱帯アジアやマダガスカルなどに350種くらいが分布する。
日本には東南アジア原産だがわが国でも野生化している伊勢花火(イセハナビ:Strobilanthes japonica)が生育するので、属名の和名をイセハナビ属という。
本種の原産地はインドのアッサム地方である。
樹高は1メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉は暗い緑色で艶がある。
開花時期は2月から5月くらいである。
淡い紅紫色をした長さ3センチくらいの漏斗状の花をたくさんつける。
花冠の先は5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
流通名を「ランプの妖精」という。
属名の Strobilanthes はギリシャ語の「strobilos(球果)+anthos(花)」からきている。球果状の花序といった意味がある。
種小名の anisophyllus は「不等の葉を持った」という意味である。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:strobilanthes anisophyllus

★薄明かり灯すがごとく花開き
 ついた名前はランプの妖精

ストロビランテス・アニソフィルス070203b-l.jpg

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延胡索(エンゴサク)

エンゴサク070317a-l.jpg

延胡索(エンゴサク)はケシ科キケマン属の多年草である。
キケマン属は北半球の温帯を中心に400種くらいが分布する。
この仲間はクロンキスト体系ではケマンソウ科とされるが、APGIIIではケシ科に統合されている。
本種の原産地は中国である。
浙江省、江蘇省、湖北省、湖南省などで薬用植物として栽培される。
日本へは江戸時代の享保年間(1717-1735)に渡来し、薬用植物園などで植栽されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
地下茎は肥大して塊茎となる。
茎は細くて折れやすい。
葉は2回3出複葉である。
小葉の形は細長い楕円形だが、切れ込みが入っていたり細長かったりと変形が多い。
開花時期は3月くらいである。
茎の上部に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色の花を数輪つける。
花の長さは2センチくらいで筒状をしており、先が唇形に開く。
花の後ろには「距」と呼ばれる出っ張りがある。
蜜をためる部分である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花の名は生薬名からきている。
塊茎を乾燥したものを生薬の延胡索(えんごさく)といい、アルカロイドのコリダリンを含み鎮痛薬とされる。
ただし、有毒成分なので注意が必要である。
属名の Corydalis はギリシャ語の「korydallis(ヒバリ)」からきている。長い距のある花の形から連想して名づけた。
種小名の yanhusuo は延胡索を意味する中国語からきている。
写真は3月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Corydalis yanhusuo(syn. Corydalis turtschaninovii f. yanhusuo)

★少しだけ花茎伸ばし温もりを
 確かめ咲くか延胡索の花

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アリサンヒメバラン140212a-l.jpg

阿里山姫葉蘭(アリサンヒメハラン)はユリ科シマハラン属の多年草である。
シマハラン属はアジアに18種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
本種の原産地は台湾、中国、ベトナムで、標高400メートルから1800メートルの林の中に生える。
縞葉蘭(シマハラン:Peliosanthes macrostegia)とシノニムで、YListではこの名称と学名を用いている。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、長い柄がある。
開花時期は4月から6月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗い紫色をした釣り鐘状の花を下向きにたくさんつける。
花被片の先は黄色い。
温室では冬にも花を咲かせるようである。
花の後にできる実は球形の液果状で青色に熟する。
なお、阿里山は台湾中西部の山岳地帯の名称である。
属名の Peliosanthes はギリシャ語の「pelios(暗い)+anthos(花)」からきている。
種小名の arisanensis は「(台湾の)阿里山の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Peliosanthes arisanensis(syn. Peliosanthes macrostegia)

★目立たない花より葉っぱが目立つかな
 エキゾチックな名前が勝って

アリサンヒメバラン140212b-l.jpg

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マルコミア・マリティマ

マルコミア・マリティマ100307a-l.jpg

マルコミア・マリティマはアブラナ科ヒメアラセイトウ属(マルコミア属)の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
ギリシャやアルバニアの海岸近くに生える。
和名は姫紫羅欄花(ヒメアラセイトウ)という。
英名はバージニアストック(Virginia stock)である。
草丈は15センチから30センチである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から6月くらいである。
花径2センチくらいの芳香のある白い4弁花である。
咲き進むと花の色はピンクや青紫色に変化していく。
花の色はほかに淡い黄色のものなどもある。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Malcolmia はイギリス人の園芸家「マルコム(William Malcolm, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の maritima は「海浜に生える」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Malcolmia maritima

★地面から春の温もり受けながら
 マルコミアの花そっと顔出し

マルコミア・マリティマ100307b-l.jpg

マルコミア・マリティマ100307c-l.jpg

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ナンゴクウラシマソウ100501a-l.jpg

南国浦島草(ナンゴクウラシマソウ)はサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。
本州の紀伊半島、中国地方と四国、九州、沖縄に分布し、平地や低山の林の中や林の縁に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は50センチから70センチくらいである。
葉は普通は1枚で、鳥足状に11枚から17枚の小葉に裂ける。
開花時期は1月から4月くらいである。
仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)は濃い紫色である。
浦島草(ウラシマソウ)と同様に、付属体が釣り糸を垂らしたようになる。
違いは、付属体の下部に縦の皺があることである。
また、花序の先が白い。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物を研究した「ツンベルク(C. P. Thunberg, 1743-1828)さんの」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Arisaema thunbergii

★存在を知らずにいたがこの花も
 仲間いたかと出るはため息

ナンゴクウラシマソウ100501b-l.jpg

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ワックスフラワー

ワックスフラワー090228b-l.jpg

ワックスフラワー(waxflower)はフトモモ科カメラウキウム属の常緑低木である。
原産地はオーストラリアの西部である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は線形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は3月から6月くらいである。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径1センチくらいの5弁花をつける。
花の色は白、桃色、紫色、赤などのものがある。
花弁の表面には艶があり、ワックスをかけたように見えるというのが名の由来である。
英名はジェラルトン・ワックスフラワー(Geraldton waxflower)である
ジェラルトンは西オーストラリア州にある港湾都市の名である。
花言葉は「気まぐれな人」「可愛らしさ」である。
属名の Chamelaucium はギリシャ語の「chamai(小さい)+leucos(白)」からきている。
種小名の uncinatum は「鈎状の棘のある」という意味である。
写真は2月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Chamelaucium uncinatum

★細い葉が生まれた国を示すよう
 艶やかに咲くワックスフラワー
☆蝋のよな不思議な花と針のよな
 葉っぱも不思議さすが彼の地と

ワックスフラワー090228a-l.jpg

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2013/04/15改訂

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蘇芯花(ソシンカ)

フイリソシンカ100305a-l.jpg

蘇芯花(ソシンカ)はマメ科ハカマカズラ属の落葉高木である。
原産地は中国の南部、ミャンマー、インドなどである。
中国名を「羊蹄甲」といい、そこから羊蹄木(ヨウテイボク)の別名もある。
葉が羊の蹄に似ているというのが名の由来である。
別名を斑入り蘇芯花(フイリソシンカ)という。
日本では沖縄で街路樹や公園木とされている。
樹高は8メートルから12メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色で、ほぼ滑らかである。
葉は円形で、真ん中あたりまでV字形に裂けている。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は3月から4月である。
花径が8センチから12センチくらいある大きな淡い紅紫色の花をつける。
花冠は5つに裂け、真ん中の裂片には濃い紅紫色の斑が入る。
花の色が白いものもあり、白花蘇芯花(シロバナソシンカ)という。
英名はオーキッドツリー(orchid tree)である。
花がランに似るところからつけられた名前である。
若葉、蕾、花は食用とされる。
樹皮からはタンニンや染料を採る。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Bauhinia はスイスの植物学者「ボーアン兄弟(Jean Bauhin & Caspar Bauhin, 1500's-1600's)」にちなむ。葉の先が二つに割れているのを兄弟に見立てたものである。
種小名の variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Bauhinia variegata

★艶やかに咲いて蘇芯花雲南に
 春を伝える景色やいかに

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テコマンテ・ベヌスタ

テコマンテ・ベヌスタ100305a-l.jpg

テコマンテ・ベヌスタはノウゼンカズラ科テコマンテ属の蔓性常緑低木である。
原産地はモルッカ諸島、ソロモン諸島、ニューギニア島、オーストラリアである。
標高500メートルから1500メートルの熱帯雨林に生える。
テコマンテ・デンドロフィラ(Tecomanthe dendrophila)とシノニムだとする説と別種とする説がある。
蔓の長さは3メートルから6メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は卵形である。
葉の質は革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は春から夏である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い紅紫色をしたラッパ状の花を房状に下向きにつける。
花は長さが10センチくらいあり大きい。
花冠の先は浅く5つに裂ける。
本種は花冠の内側も同じ色になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tecomanthe はギリシャ語の「Tecoma(テコマ属=近縁種)+anthos(花)」からきている。
種小名の venusta は「愛らしい」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Tecomanthe venusta

★同じかなそれともどこか違うかな
 仲間の様子に興味津々

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