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ディプカディ・セロティヌム

ディプカディ・セロティヌム130319a-l.jpg

ディプカディ・セロティヌムはユリ科ディプカディ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
ディプカディ属は南アフリカや地中海沿岸などに40種くらいが分布する。
オオアマナ属(オルニトガルム属)に統合されることもある。
本種の原産地は南ヨーロッパや北アフリカである。
草丈は10センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3月から5月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、緑色の花をつける。
花の色は赤褐色のものもある。
花径は2センチくらいで、花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dipcadi の由来は調べているところだがまだ発見できていない。
種小名の serotinum は「遅咲きの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Dipcadi serotinum

★どのような由来あるのかディプカディ
 知られぬ花に光を当てて

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ハチジョウカンスゲ070408a-l.jpg八丈寒萓(ハチジョウカンスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草である。
伊豆諸島の八丈島と御蔵島にのみ分布し、林の中や草地に生える。
環境省のレッドデータブック(2000)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されていた。
環境省のレッドリスト(2007)では指定からはずれた。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の幅は5ミリから10ミリくらいと比較的広く、硬いのが特徴である。
開花時期は1月から4月である。
雌雄同株である。
雄花は上のほうについてふくらみがあり、雌花は下のほうにつき細長い。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Carex hachijoensis

★限られた土地を根城に生い茂る
 草と知らされ腕組みをして

ハチジョウカンスゲ070408b-l.jpg

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深山寒萱(ミヤマカンスゲ)

ミヤマカンスゲ070321a-l.jpg深山寒萱(ミヤマカンスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の常緑多年草である。
スゲ属は世界に2000種くらいが分布する。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
変異も多くて日本固有種という言い方はあまりしないようだが、分布域は日本の領土に限られる。
漢字では「深山寒菅」とも書く。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は幅が5ミリから7ミリくらいの線形で柔らかく、縁はわずかにざらつく。
開花時期は3月から5月くらいである。
小穂を直立させて上部に雄花をたくさんつける。
雌花は下方に小穂をつける。
花の後にできる実は小堅果である。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の multiflora は「たくさん花が咲く」という意味である。
写真は3月に国立科学博物館附属目黒自然教育園で撮った。
学名:Carex multifolia

★ふさふさと茂る葉っぱの間から
 立てた小穂はちょいと小粋

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梛筏(ナギイカダ)

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梛筏(ナギイカダ)はユリ科ナギイカダ属の常緑小低木である。
分類体系によってはスズラン科とされる。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
観賞用に栽培されたりや生け垣として利用されたりしている。
学名のルスカスでも流通している。
樹高は30センチから90センチくらいである。
葉は小さな鱗片状に退化しており、その脇から葉状枝(ようじょうし)という枝の変形したものを重なるように生やす。
葉状枝の先は尖って刺状になる。
開花時期は2月から5月である。
雌雄異株である。
葉状枝の真ん中に1つずつ花をつける。
花径は2ミリくらいと小さい。
花の色は周りが緑色で、真ん中が紫色である。
花の後につく実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋から冬にかけて赤く熟する。
和名の由来は、葉状枝の形状がマキ科の梛(ナギ)の葉に似ており、花をつけた様子が「筏」のように見えることからきている。
属名の Ruscus はラテン語の古い名からきている。
種小名の aculeatus は「棘のある」という意味である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Ruscus aculeatus

★葉の中に赤い実くるむ梛筏
 どこか変だよ異次元のよう

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山猫柳(ヤマネコヤナギ)

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山猫柳(ヤマネコヤナギ)はヤナギ科ヤナギ属の落葉高木である。
北海道の南西部から四国にかけて分布し、山地の斜面や林の縁に生える。
異名が多くて国外分布については断言できないが、ヨーロッパや中央アジアに分布するものと同一とする説もある。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉脈が裏側に窪む。
葉の裏面は灰白色を帯び、白い毛が密生する。
開花時期は3月から4月である。
雌雄異株である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
雄花は黄色く、長さ5センチ、幅3センチくらいである。
雌花は淡い緑色で、長さ4センチ、幅15ミリくらいである。
別名を跋扈柳(バッコヤナギ)といい、「婆っこ柳」とも書く。
属名の Salix はケルト語の「sal(近い)+lis(水)」からきている。水辺に多いことから名づけられた。
種小名の bakko は日本語の「バッコ(東北方言で「おばあさん」などの意)」からきている。
種小名の caprea は「野生の雌ヤギ」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Salix bakko(=Salix caprea)

★大きいが花はどこかで見たような
 名札確かめ笑みの浮かんで

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玉蔓草(タマツルクサ)

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玉蔓草(タマツルクサ)はユリ科タマツルクサ属(ボウィエア属)の多年草である。
分類体系によってはクサスギカズラ科やヒヤシンス科とされる。
南アフリカ原産の多肉植物である。
園芸名を蒼角殿(ソウカクデン)という。
地上部にタマネギに似た大きな淡い緑色をした鱗茎が育ち、そこから蔓状の茎が枝分かれをしながら伸びる。
茎の長さは2、3メートルに達する。
開花時期は春から夏である。
花径5ミリくらいの小さな緑色をした花が咲く。
花被片は6枚である。
英名はクライミングオニオン(climbing onion)である。
属名の Bowiea はイギリスの植物学者「ボウイ(James Bowie, 1789-1869)さん」の名からきている。キュー王立植物園で植物収集にあたった。
種小名の volubilis は「まとわりつく」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Bowiea volubilis

★不思議だな背筋ぞくぞくしてくるよ
 玉蔓草にしばし見入って

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ジャスティシア・ベトニカ

ジャスティシア・ベトニカ090607c-l.jpgジャスティシア・ベトニカはキツネノマゴ科キツネノマゴ属(ジャスティシア属)の常緑小低木である。
属名の読み方は「ユスティキア」とするものもある。
インドから東アフリカにかけて分布する。
アフリカでは牧草とされるという。
英名はホワイトシュリンププラント(white shrimp plant)である。
シュリンププラントは小海老草(コエビソウ)のことで、同じ仲間である。
樹高は80センチから120センチくらいである。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は2月から4月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の花をつける。
花はすぐに枯れるが、白い苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)が長く観賞できる。
苞には緑色の筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。
種小名の betonica は「べトニー(ハーブの名)の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Justicia betonica

★いろいろなタイプの花があるものと
 頭に刻むうなずきながら

ジャスティシア・ベトニカ090607b-l.jpg

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パフィオペディルム・フッケラエ120313c-l.jpgパフィオペディルム・フッケラエはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方は「フーケレ」とするものもある。
原産地はカリマンタン島で、標高300メートルから800メートルの雨林の岩の割れ目や木の根元に生える地生種である。
ワシントン条約附属書ではI類(商業目的の国際取引の全面禁止)として保護されている。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、白っぽい斑が入る。
開花時期は春から夏である。
花径は10センチくらいある。
背萼片は白く、緑色のぼかしが入る。
花弁は紫緑色で、先のほうは紅紫色である。
唇弁は紫褐色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の hookerae はイギリス人のラン採集家「フッカー(J. D. Hooker)さん」の妻の名からきている。
写真は3月につくば植物園の蘭展で撮った。
学名:Paphiopedilum hookerae

★すっと立ち背高のっぽのフッケラエ
 葉も撮りたいが悪戦苦闘

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フジノカンアオイ120313a-l.jpg藤野寒葵(フジノカンアオイ)はウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草である。
奄美大島の固有種である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は卵形で、先は尖る。
葉には艶があるが、普通は斑が入らない。
開花時期は12月から5月である。
花径は3センチから4センチくらいあり、仲間の中で大きい。
萼筒は緑色を帯び、上部は少しくびれる。
萼の裂片は黄緑色で、縁はあまりうねらない。
属名の Asarum はギリシャ語の「asaron(枝を打たぬ)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の fudsinoi は明治時代の植物学者「藤野寄命さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Asarum fudsinoi

★堂々と開いた花の迫力に
 固唾を呑みつカメラに収め

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パフィオペディルム・アーバニアヌム120313a-l.jpgパフィオペディルム・アーバニアヌムはラン科トキワラン属(パフィオペディルム属)の多年草である。
種小名の読み方は「ウルバニアヌム」とするものもある。
原産地はフィリピンのミンドロ島で、標高400?800メートルの岩地に生える地生種である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
また、ワシントン条約附属書ではI類(商業目的の国際取引の全面禁止)として保護されている。
草丈は25センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、白っぽい斑が入る。
開花時期は冬から春である。
花径は10センチから12センチくらいある。
背萼片は白く、縦に緑色の筋が入る。
花弁はつけ根の部分が緑色で、先のほうは紅紫色である。
唇弁は緑がかった紫褐色である。
属名の Paphiopedilum はギリシャ語の「Paphos(ビーナスの異名)+pedilon(サンダル)」からきている。
種小名の urbanianum はフィリピンのラン育成家「アーバン(Jacinta Urban)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園の蘭展で撮った。
学名:Paphiopedilum urbanianum

★複雑な色の変化に言葉なく
 見入るしかないアーバニアヌム

パフィオペディルム・アーバニアヌム120313c-l.jpg

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