黄色い花の最近のブログ記事

チョウセンヒメツゲ140319a-l.jpg

朝鮮姫黄楊(チョウセンヒメツゲ)はツゲ科ツゲ属(ブクス属)の常緑低木である。
ブクス属は世界に70種くらいが分布する。
日本にも黄楊(ツゲ)などが分布し、属名の和名はツゲ属という。
本種は広島県、岡山県、徳島県に分布し、石灰岩地域に生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
和名の由来は、朝鮮半島に分布する姫黄楊(ヒメツゲ)ということからきている。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
葉の柄や若い枝には微毛があるが、わずかで明瞭でないこともある。
葉は長さ1センチくらいの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で、表面には艶がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は3月から4月である。
淡い黄色の小さな花をつける。
真ん中に雌花が1つつき、周囲を数個の雄花が取り囲む。
花弁はない。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉にはアルカロイドを含み、有毒である。
属名の Buxus はラテン語の「puxas(箱)」からきている。材で小箱などを造ることから名づけられた。
種小名の sinica は「中国の」という意味である。
変種名の insularis は「島に生える」という意味である。
種小名はYListでは microphylla としているが、レッドリストでは2012年版で sinica と改めた。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Buxus sinica var. insularis(syn. Buxus microphylla var. insularis)

★これもまた石灰岩の影響か
 違いはどこだ朝鮮姫黄楊

チョウセンヒメツゲ140319b-l.jpg

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黒芥子(クロガラシ)

クロガラシ090412c-l.jpg

黒芥子(クロガラシ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
アブラナ属の野生種は30種くらいだが、作物として多様な栽培品種が作出されている。
本種の原産地は地中海沿岸地方である。
日本へは戦後に渡来した帰化植物である。
マスタードの原料として商品栽培されるが、逸出したものが野生化し北海道から九州にかけて分布している。
英名はブラックマスタード(black mustard)である。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
また、国立環境研究所の「侵入生物データベース」にも登録されている。
草丈は40センチから200センチである。
茎は直立し、上部でよく枝分かれをする。
茎の下部につく葉には柄があり、上部につく葉にはない。
葉は下半分が羽状に裂け、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から4月である。
菜の花(ナノハナ)とよく似た黄色い花をつける。
花径は1センチくらいの黄色い4弁花である。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
種子は生薬で黒芥子(コクガイシ)といい、健胃、去痰、鎮咳などの薬効がある。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の nigra は「黒い」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Brassica nigra

★菜の花を思わすような黒芥子
 黄色い花が春に似合って

クロガラシ090412b-l.jpg

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粗毛紫(アラゲムラサキ)

アラゲムラサキ080511a-l.jpg

粗毛紫(アラゲムラサキ)はムラサキ科アラゲムラサキ属(アムシンキア属)の一年草である。
アムシンキア属は南北アフリカなどに20種くらいが分布する。
属名の和名はワルタラビラコ属とされることもある。
本種の原産地は北アメリカである。
日本では戦後に帰化植物として確認されている。
現在は、北海道から四国にかけて分布するが、個体数は多くはない。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
また、国立環境研究所の「侵入生物データベース」にも登録されている。
草丈は20センチから30センチくらいである。
全体に毛がとても多い。
茎は紅紫色を帯びる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚く、濃い緑色をしている。
開花時期は春である。
先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、黄色の花をつける。
花冠の先は5つに深く裂ける。
花冠は周辺部が淡い黄色、喉の部分が濃い黄色になる。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Amsinckia はドイツの政治家でハンブルグ植物園の後援者だった「アムシンク(Wilhelm Amsinck, 1792-1860)さん」の名からきている。
種小名の barbata は「ひげの生えた」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Amsinckia barbata

★ぶつぶつの葉っぱがどこか怪しいよ
 強そうなんだ粗毛紫

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高野水木(コウヤミズキ)

コウヤミズキ140319a-l.jpg

高野水木(コウヤミズキ)はマンサク科トサミズキ属(コリロプシス属)の落葉低木である。
コリロプシス属は東アジアを中心に30種くらいが分布する。
日本にも土佐水木(トサミズキ)などが分布し、属名の和名をトサミズキ属という。
本種は本州の中部地方から九州にかけて分布し、蛇紋岩地の岩場に生える。
海外では朝鮮半島にも分布する。
和名の由来は高野山が発見地の1つであることからきている。
別名を深山土佐水木(ミヤマトサミズキ)という。
環境省のレッドリストには登録されていないが、多くの府県で絶滅危惧種に指定されている。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は卵円形ない円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があってつけ根は心形である。
葉の縁には先が芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)状になった浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には毛はなく、裏面には白くて長い毛が疎らに生える。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、垂れ下がるように花をつける。
花序の軸や萼に毛は生えていない。
花序は長さが3センチから4センチあり、花の色は淡い黄色である。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
雄しべは花弁と同じくらいかそれよりも長い。
裂開する前の葯(雄しべの花粉を入れる袋)は暗い紅紫色をしている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Corylopsis はギリシャ語の「Corylus(ハシバミ属)+opsis(似た)」からきている。葉の形が似ていることから名づけた。
種小名の gotoana は「五島列島の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Corylopsis gotoana

★俯いてさり気なく咲く花の芯
 仄かに赤く個性を見せて

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縞剣山(シマケンザン)

シマケンザン130319a-l.jpg縞剣山(シマケンザン)はパイナップル科ディッキア属の常緑多年草である。
ディッキア属はブラジルからアルゼンチンにかけて67種が分布する地生種である。
本種の原産地はブラジルである。
和名の由来は、葉の縁に鋭い刺があるのを「剣山」に見立て、葉の裏面に縞があることから名づけられた。
学名のディッキア・ブレビフォリアで表示するものもある。
葉は肉質で硬くて長い剣状で、根際にロゼット状に生える。
葉の表面は鮮やかな緑色で艶があり、裏面には縦の筋が走る。
葉の縁にある刺は疎らで鋭い。
温室での開花時期は冬から春である。
80センチくらいある長い茎を伸ばし、茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して黄色い筒状の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dyckia はドイツの植物学者「ディック(Joseph Salm-Reifferscheid-Dyck, 1773-1861)さん」の名からきている。
種小名の brevifolia は「短い葉の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Dyckia brevifolia

★面白い名前がほんとに和名だと
 知って驚く世間は広い

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クリソケファルム・アピクラツム130319a-l.jpgクリソケファルム・アピクラツムはキク科クリソケファルム属の多年草である。
クリソケファルム属はムギワラギク属の近縁種で、オーストラリアに6種くらいが分布する。
本種の原産地はオーストラリアの南部地域である。
英名はイエローボタン(yellow buttons)という。
草丈は40センチくらいである。
葉はへら状で、互い違いに生える(互生)
葉の裏面は灰白色である。
開花時期は春である。
花径10ミリから15ミリくらいの黄色い花(頭花)をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Chrysocephalum はギリシャ語の「chrysos(金の)+cephale(頭)」からきている。
種小名の apiculatum は「てっぺんに小さい突起のある」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Chrysocephalum apiculatum

★小さいが真ん丸な花可愛いね
 名もそのままにイエローボタン

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グロッチフィルム・リングイフォルメ130319a-l.jpgグロッチフィルム・リングイフォルメはツルナ科グロッチフィルム属の常緑多年草である。
グロッチフィルム属は南アフリカに57種くらいが分布する多肉植物である。
本種の原産地も南アフリカである。
園芸名を宝禄(ホウロク)という。
草丈は5センチくらいである。
根際から生える葉は幅2、3センチの帯状で、長さが10センチくらいあり、地面に広がる。
開花時期は春である。
香りのよい黄色い花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Glottiphyllum はギリシャ語の「grosso(舌)+phyllon(葉)」からきている。
種小名の linguiforme は「舌状の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Glottiphyllum linguiforme

★謎多き花の仲間の実態は
 いかなるものと調べ調べて

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オトンナ・レトロルサ

オトンナ・レトロルサ130319a-l.jpgオトンナ・レトロルサはキク科オトンナ属の多年草である。
オトンナ属は南アフリカに100種くらいが分布する。
本種の原産地は南アフリカ、レソト、スワジランドなどである。
草丈は15センチから30センチくらいである。
塊根は生姜(ショウガ)のような形をしている。
茎は綿毛に覆われている。
葉は多肉質の細長い披針形(笹の葉のような形)で、反り返る。
開花時期は冬から春である。
茎先に花径1、2センチの黄色い花(頭花)をつける。
舌状花も筒状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Othonna はギリシャ語の「othone(リンネル)」からきている。
種小名の retrorsa は「下向きに湾曲した」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Othonna retrorsa

★菊だって砂漠で育てばこうなるよ
 葉っぱの様子力強いね

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オトンナ・クラビフォリア

オトンナ・クラビフォリア130319a-l.jpgオトンナ・クラビフォリアはキク科オトンナ属の多年草である。
オトンナ属は南アフリカに100種くらいが分布する。
本種の原産地は南アフリカの北ケープ州やナミビアである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
草丈は15センチくらいである。
塊根は生姜(ショウガ)のような形をしている。
葉は多肉質の円筒状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は冬から春である。
茎先に黄色い花(頭花)をつける。
舌状花も筒状花も黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Othonna はギリシャ語の「othone(リンネル)」からきている。
種小名の clavifolia は「棍棒状の葉の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Othonna clavifolia

★花見れば確かに菊の仲間だが
 根っこも葉っぱも砂漠が似合って

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黄楊(ツゲ)

ツゲ090201b-l.jpg

黄楊(ツゲ)はツゲ科ツゲ属の常緑低木である。
漢字では「柘植」とも書く。
日本固有変種である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布する。
また、庭木や街路樹とされる。
種としては、台湾、朝鮮半島、中国にも分布する。

別名を本黄楊(ホンツゲ)という。
これはモチノキ科の犬柘植(イヌツゲ)に対してつけられた名である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
樹皮は灰白色ないし灰褐色である。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で、表面には艶がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は3月から4月である。
淡い黄色の小さな花をつける。
真ん中に雌花が1つつき、周囲を数個の雄花が取り囲む。
花弁はない。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
材は緻密で、将棋の駒や櫛などに利用される。
葉にはアルカロイドを含み、有毒である。
花言葉は「禁欲」である。
属名の Buxus はラテン語の「puxas(箱)」からきている。材で小箱などを造ることから名づけられた。
種小名の microphylla は「小さい葉の」という意味である。
変種名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Buxus microphylla var. japonica

★細工した姿を見るも楽しいね
 自由自在に形を変えて

ツゲ090201c-l.jpg

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