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花槙(ハナマキ)

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花槙(ハナマキ)はフトモモ科ブラシノキ属(カリステモン属)の常緑低木である。
カリステモン属はオーストラリアに34種が分布する。
カリステモン・スペキオスス(Callistemon speciosus)にブラシの木(ブラシノキ)の和名があり、属名の和名もブラシノキ属という。
本種の原産地はオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州である。
和名の由来は、木が槇(マキ)に似ているところからきている。
別名を金宝樹(キンポウジュ)という。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬い革質である。
葉には柑橘系の香りがある。
開花時期は春から秋である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、ブラシのような花穂をつける。
濃い赤色のブラシの毛のように見えるものは雄しべである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の citrinus は「シトロンのような」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
園芸品種のスプレンデンス(Splendens)で、撮影地では f. splendens の表示があった。
学名:Callistemon citrinus

★シトロンの香りするかと確かめる
 不思議な花に手を触れながら

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ルエリア・ロセア

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ルエリア・ロセアはキツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)の常緑多年草である。
ルエリア属は南北アメリカ大陸を中心に250種くらい分布する。
属名の読み方はリュエリアとするものもある。
同属のルエリア・バルビラナの和名をルイラ草(ルイラソウ)といい、属名の和名もルイラソウ属という。
本種の原産地はメキシコである。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁は波状となる。
開花時期は周年である。
葉の先や葉の脇に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径4、5センチの赤い花をつける。
花冠は漏斗状で、先は5つに深く裂けて横に開く。
一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ruellia はフランス人の医師で植物学者の「リュエル(Jean Ruelle, 1474-1537)さん」の名からきている。
種小名の rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ruellia rosea

★ルエリアもいろんな仲間があるんだね
 一日花って撮りにくいけど

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トゲナシハナキリン100821a-l.jpg

棘なし花麒麟(トゲナシハナキリン)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名の読み方はエウフォルビアのほうが原語に近いが、英語読みのユーフォルビアのほうが定着している。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布するので、属名の和名はトウダイグサ属という。
本種の原産地はアフリカのマダガスカル島である。
北東部のイハラナ(Iharana)周辺のごく狭い沿岸部の乾燥した森に分布する多肉植物である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2004)では絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
やはりマダガスカルに分布する花麒麟(ハナキリン)の近縁種だが、茎には棘がない。
草丈は30センチから150センチくらいである。
葉は卵形で先が尖り、茎先にまとまってつく。
開花時期は周年である。
茎先に赤い花をつける。
花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)で、本当の花は真ん中にある小さなものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名からきている。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の geroldii はフランス人の植物収集家「ゲーロルト(Raymond Gerold, 1928-2009)さんの」という意味である。
写真は8月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Euphorbia geroldii

★棘なしはとても貴重だ花麒麟
 マダガスカルの奥は深くて

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マンデビラ・アトロビオラケア120709a-l.jpg

マンデビラ・アトロビオラケアはキョウチクトウ科チリソケイ属(マンデビラ属)の蔓性多年草である。
マンデビラ属はアメリカ合衆国の南西部からアルゼンチンにかけて100種くらいが分布する。
同属のマンデビラ・ラクサ(Mandevilla laxa)にチリ素馨(チリソケイ)の和名があり、属名の和名をチリソケイ属という。
旧属名のデプラデニア(Dipladenia)の名でも流通している。
本種の原産地はブラジルである。
蔓の丈は3メートルから4メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は周年である。
花径は5センチくらいで、花の色は暗い紅紫色である。
花冠は先で5つに裂ける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Mandevilla はイギリス人の外交官で造園家の「マンデビル(Henry Mandeville, 1773-1861)さん」の名からきている。
種小名の atroviolacea は「暗い紫色の」という意味である。
写真は7月に京都府立植物園で撮った。
学名:Mandevilla atroviolacea

★小振りでも貴婦人思わす艶姿
 シックな色に心和んで

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宝冠木(ホウカンボク)

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冠木(ホウカンボク)はマメ科ブロウネア属の常緑小高木である。
分類体系によってはジャケツイバラ科とされる。
ブロウネア属は中南アメリカに30種くらいが分布する。
属名の読み方は「ブラウネア」とするものもある。
本種の原産地はトリニダード・トバコ、ベネズエラ、ガイアナ、ブラジルである。
熱帯地方の各地で花木として植えられている。
学名のブロウネア・コッキネアで表示するものもある。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で、下に垂れる。
開花時期は周年である。
花は幹に直接つく幹生花である。
花の色は朱赤色で、石楠花(シャクナゲ)に似た感じでボール状に集まってぶら下がる。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
近縁種に大宝冠木(オオホウカンボク)がある。
属名の Brownea はアイルランドの植物学者「ブラウン(Patrick Browne, 1720-1790)さん」の名からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:Brownea coccinea

★玉と咲く宝冠木は暗がりに
 溶け込むような朱の色をして

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ハナコミカンボク101002a-l.jpg

花小蜜柑木(ハナコミカンボク)はトウダイグサ科コミカンソウ属の常緑小低木である。
分類体系によってはコミカンソウ科とされる。
沖縄本島の恩納村だけに分布し、石灰岩地に生える。
海外では中国の南部にも分布するが、両者は独立種との見解もある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
樹高は20センチから40センチくらいである。
幹はつけ根の部分からよく枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は長さが1センチくらいで先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期はほぼ周年である。
葉の脇から暗い赤色の花を下垂させる。
花の後にできる実は扁球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Phyllanthus はギリシャ語の「phullon(葉)+ anthos(花)」からきている。葉状に広がった枝に花がつくことから名づけられた。
種小名の liukiuensis は「琉球の」という意味である。
写真は10月にさくば植物園で撮った。
学名:Phyllanthus liukiuensis(Phyllanthus leptoclados)

★沖縄の石灰岩地に細々と
 命をつなぐ花小蜜柑木は

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モミジバアブラギリ090823a-l.jpg

紅葉葉油桐(モミジバアブラギリ)はトウダイグサ科タイワンアブラギリ属(ヤトロファ属)の常緑低木である。
原産地はアメリカのテキサス州からメキシコ、中央アメリカ、ブラジルにかけてである。
学名のヤトロファ・ムルチフィダで表示するものもある。
属名の読み方は「ジャトロファ」とするものもある。
別名を紅葉葉ヤトロファ(モミジバヤトロファ)という。

樹高は1メートルから2メートルである。
幹は直立し、先端に大きな葉を広げる。
葉は手のひら状に深く裂ける。
開花時期は周年である。
花の色は鮮やかな紅色で、茎先にまとまってつく。
属名の Jatropha はギリシャ語の「iatros(医師)+trophe(栄養)」からきている。この属の1種が薬用とされることから名づけられた。
種小名の multifida は「多数に中裂した」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Jatropha multifida

★ヤトロファの花もあれこれ見たけれど
 これは葉っぱに特徴あるね

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使君子(シクンシ)

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使君子(シクンシ)はシクンシ科シクンシ属の蔓性常緑低木である。
原産地は、中国南部、フィリピン、ミャンマー、マレーシア、インドなどである。
和名は、生薬名の使君子(しくんし)からきている。
駆虫剤や整腸剤などに用いられる。
生薬名は中国名を音読みしたもので、使君は「四方の国に遣わされる天子の使者」を意味する。
別名をインド使君子(インドシクンシ)ともいう。
日本でも石垣島や西表島で栽培されている。
樹高は3メートルから5メートルくらいである。
はじめは低木状で、後に蔓状となる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
部分的には互い違いに生える(互生)ものもある。
葉は紙質で薄く、葉が落ちた後は刺状の突起となって残る。
開花時期は7月から8月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
花径は2センチから4センチくらいで、花弁は5枚である。
つけ根の部分に細長い萼筒があり、花は下向きにつく。
花の色は、咲き始めは白く、ピンクから紅色へと変化する。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実は紡錘形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと暗い褐色になる。
中には種子が1つある。
薬用に用いられるのは種子の部分である。
属名の Quisqualis はラテン語で「quisqualis(どんなものか)」からきている。同定の難しいことからつけられた名である。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
属名は新しい分類体系では Combretum に変更されている。
写真は9月に氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Quisqualis indica(=Combretum indicum)

★日本にも栽培してるとこがある
 神秘の花咲くインド使君子

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紅珊瑚花(ベニサンゴバナ)

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紅珊瑚花(ベニサンゴバナ)はキツネノマゴ科パキスタキス属の常緑低木である。
原産地は中南アメリカ、西インド諸島である。
学名のパキスタキス・コッキネアで表示するところもある。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は周年である。
茎先に緑色の苞(葉の変形したもの)を重なるようにつけ、その間に赤い唇形をした花を穂状にたくさんつける。
近縁のパキスタキス・ルテアは黄色い苞が目立つが、本種は赤い花冠のほうが目立つ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pachystachys はギリシャ語の「pachys(太い)+stachys(穂)」からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Pachystachys coccinea

★似たような名前の多い温室で
 珊瑚の名前また見つけたよ

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紅源平葛(ベニゲンペイカズラ)はクマツヅラ科クサギ属(クレロデンドルム属)の蔓性常緑低木である。
アフリカ原産の源平臭木(ゲンペイクサギ)の園芸品種で、紅花臭木(ベニバナクサギ)との種間交雑種である。
学名のクレロデンドルム・スペキオスムで表示するものもある。
樹高は30センチから150センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から9月である。
温室では通年開花をする。
白い萼の先に赤い花をつける源平臭木(ゲンペイクサギ)と似ているが、本種の場合は蕾のうちは白く、花が開くと萼が淡い紅色、花は濃い紅色になる。
結実はしない。
英名はJava glory beanである。
沖縄では通年見られる。
属名の Clerodendrum はギリシャ語の「cleros(運命)+dendron(樹木)」に由来する。スリランカにあった同属の2種を「幸運の木」「不運の木」と呼んだことからきている。
種小名の speciosum は「華やかな」という意味である。
写真は1月に夢の島熱帯植物園で撮った。
学名:Clerodendrum x speciosum

★源平を平氏の色に染め上げて
 さてもややこし園芸品種

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