グアバ(guava)はフトモモ科バンジロウ属の常緑低木である。
原産地は中南アメリカである。
現在では熱帯・亜熱帯地域で広く果樹として栽培されている。
日本でも沖縄県などの暖地で栽培されている。
和名は蕃石榴(バンジロウ)という。
樹高は3メートルから4メートルくらいである。
樹皮は薄く剥げやすい。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は、沖縄では4月ころである。
葉の脇に花径3センチくらいの白い花を1輪から3輪ずつつける。
花弁は5枚である。
たくさんの白い雄しべが球状に広がる。
実は球形や洋梨形など液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、長さは5センチから15センチくらいである。
果皮の色は黄色く、先に萼が残っている。
果肉の色はピンクないし黄色で、甘く酸味がある。
葉はグアバ茶として利用される。
属名の Psidium はギリシャ語の「psidion(ざくろ)」からきている。
種小名の guajava は「果実」という意味である。
写真は10月に神代植物公園で撮った。
学名:Psidium guajava
★そうなのかグアバの名前は蕃石榴
謎が解ければ身近に思え
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