黒い実の最近のブログ記事

アルディシア・スクアムロサ100111a-l.jpgアルディシア・スクアムロサはヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木ないし高木である。
原産地は台湾、フィリピンである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
樹高は2メートルから10メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期、結実時期は周年である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白ないし桃色の花をいくつか下向きにつける。
花冠は5つに裂ける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で濃い紺色に熟する。
自生地では魚の香りづけに利用される。
観葉植物ともされる。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の squamulosa は「小鱗片の多い」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Ardisia squamulosa

★めぐり合うことも叶わぬはずの樹を
 ここで目にする不思議感じつ

アルディシア・スクアムロサ100111b-l.jpg

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ジャボチカバ

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ジャボチカバ070430a-l.jpg

ジャボチカバ(jaboticaba)はフトモモ科ジャボチカバ属(ミルキアリア属)の常緑高木である。
ミルキアリア属は中南アメリカに40種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名もジャボチカバ属という。
本種の原産地はブラジルの南部で、丘陵地帯に生える。
和名はブラジルの先住民族の言葉からきており「亀のいる地」という意味である。
別名を木葡萄(キブドウ)という。
南アメリカで広く果物として栽培される。
樹高は8メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
花も実も周年性があり、幹や太い枝に直接つく。
花は花径5ミリから10ミリくらいと小さく、色は白い。
長い雄しべの目立つ花である。
幹に直接つく花を幹生花という。
幹に鈴なりにつく実は、直径2センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
幹に直接つく実は幹生果という。
果皮は黒く、果肉は白い。
食感は葡萄(ブドウ)とよく似ている。
属名の Myrciaria はフトモモ科の「ミルキア属(Myrcia)」の縮小形である。
種小名の cauliflora は「幹生花のある」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Myrciaria cauliflora

★花も実も幹にべったり貼りついた
 ジャボチカバには異国情緒

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2016/03/07改訂

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セイロンマンリョウ061124b-l.jpg

セイロン万両(セイロンマンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属(アルディシア属)の常緑低木である。
分類体系によっては(APGIII)サクラソウ科とされる。
アルディシア属はアジア、オーストラリア、南北アメリカなどに400種から500種くらいが分布する。
日本にも藪柑子(ヤブコウジ)などが分布し、属名の和名はヤブコウジ属という。
本種の原産地はスリランカである。
現在では、台湾、東南アジア、南太平洋諸島オーストラリアなどに分布する。
また、北アメリカ、ハワイなどにも帰化している。
沖縄でも、民家や公園に植えられている。
YListでは標準和名を紅頭橘(コウトウタチバナ)としている。
「紅頭」は台湾にある旧地名である。
国際自然保護連合(IUCN)の「種の保存委員会」(SSC)では、「世界の外来侵入種ワースト100」に指定している。
日本では野生化はしていないが、外来生物法によって要注意外来生物に指定されている。
樹高は3メートルから4メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚めで、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
自生地での開花時期は周年である。
沖縄では夏に開花する。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな青白い花をつける。
あまり目立たない花である。
花の後にできる実は偏球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤から赤紫へと変化し、熟すと黒くなる。
実は食べられて、特に小鳥には好まれる。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の elliptica は「楕円形の」の意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
3枚目は2月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Ardisia elliptica

★万両を思わすような形して
 だけど大形南国の木は

セイロンマンリョウ061124c-l.jpg

セイロンマンリョウ130226a-l.jpg

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2016/03/04改訂

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