野菜の最近のブログ記事

紫三つ葉(ムラサキミツバ)

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三つ葉(ミツバ)セリ科ミツバ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野の林の中に生える。
また、江戸時代から野菜として栽培されている。
紫三つ葉(ムラサキミツバ)はその品種の1つである。
特徴は、葉の色が暗い紫色になることである。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形である。
小葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は6月から7月である。
茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白い花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
若葉は食用になる。
属名の Cryptotaenia はギリシャ語の「cryptos(隠れた)+tainia(紐)」からきている。油管が隠れていることから名づけられた。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
亜種名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の atropurpurea は「暗い紫色の」という意味である。
写真は4月に練馬区の牧野記念庭園で撮った。
学名:Cryptotaenia canadensis subsp. japonica f. atropurpurea

★紫に葉っぱの色を変えてみた
 たまにはいかがと紫三つ葉

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小松菜(コマツナ)

コマツナ130319a-l.jpg小松菜(コマツナ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
漬菜類の1種である。
名の由来は江戸時代の初期に江戸川区小松川付近で栽培され始めたことからきている。
分類上は蕪(カブ:Brassica rapa)の変種とされている。
関東地方では白菜(ハクサイ:Brassica rapa var. glabra)とともに冬の野菜の代表格であるが、関西ではほとんど栽培されない。
ほうれん草(ホウレンソウ)よりも灰汁(あく)が少なく、味噌汁や鍋料理のほか、炒め物やお浸しなどに利用される。
草丈20センチから25センチくらいで収穫される。
開花時期は4月である。
放置すれば花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、「菜の花」に似た黄色い十字状の花をつける。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の rapa は「カブラ」という意味である
変種名の perviridis は「濃い緑色の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Brassica rapa var. perviridis(syn. Brassica campestris var. komatsuna)

★関東へ来ねば味わい知らぬまま
 その美味しさに大人感じて

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水菜(ミズナ)

ミズナ060325b-l.jpg

食(は)むもよしされど可笑しは花水菜

水菜(ミズナ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
関東地方では京菜(キョウナ)ともいう。
京野菜として栽培されていたものが江戸に伝わったことによる。
今では全国のスーパーの店頭に並ぶ代表的な葉物野菜である。
和名の由来は、栽培に大量の水を必要とすることからきている。
収穫期の草丈は20?25センチくらいである。
葉は根際から枝分かれをして大きな株になる。
葉には数多くの切れ込みがある。
シャキシャキして歯ざわりがよく辛味もあって、鍋物や漬け物などに利用される。
栽培せずそのままにすると「菜の花」のような花を咲かせる。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
俳句の季語は春である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の rapa はカブラの古いラテン名からきている。
変種名の nipposinica は「日本の」という意味である。sinica は地名にちなむことを表す言葉である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Brassica rapa var. nipposinica(=Brassica rapa var. lancinifolia)

★咲き誇る水菜の花を目の前に
 思わず知らず笑いのこぼれ

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蕪(カブ)

カブ080323a-l.jpg絵本など思い起こしつかぶら見る

蕪(カブ)はアブラナ科アブラナ属の越年草である。
読み方は「カブラ」ともいう。
また、異名の鈴菜(スズナ)は春の七草の一つでもある。
原産地はヨーロッパ大陸である。
起源については諸説がある。
日本へは古くに中国から渡来した。
「蕪」の語源は「頭」で、根の形をたとえたものである。
主として多肉質の根を食用とするが、野沢菜(ノザワナ)もカブの一種である。
草丈は20センチから60センチくらいである。
根際から生える葉はへら形である。
茎につく葉は茎を抱き、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月である。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、「菜の花」に似た黄色い十字状の花をつける。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
俳句の季語は冬である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の rapa は「カブラ」という意味である。
写真は3月に市川市万葉植物園で撮った。
花の写真は4月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Brassica rapa

★大根と同じ仲間と思いきや
 近い仲間は白菜なりき

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芽キャベツ(メキャベツ)

メキャベツ090125c-l.jpg芽キャベツ(メキャベツ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
原産地はベルギーである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
分類上は、キャベツと変種同士とされている。
別名を子持ち甘藍(コモチカンラン)という。
甘藍(カンラン)はキャベツの別名である。
草丈は30センチから90センチくらいである。
茎の中ほどから上部の葉の脇に芽がつく。
その芽が、直径2センチから4センチのキャベツ状に結球する。
ビタミンCを多く含み、食材とされる。
花を見ることは少ないが、株を放置すると、花茎が伸びて菜の花が咲く。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。
変種名の gemmifera は「むかごのある」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Brassica oleracea var. gemmifera

★野菜にもいろんなタイプあるんだね
 これは芽キャベツ味はどうかな

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芥子菜(カラシナ)

カラシナ090125a-l.jpg芥子菜(カラシナ)はアブラナ科アブラナ属の越年草である。
中央アジアや中国が原産地だと考えられている
日本へは弥生時代に渡来した。
栽培されるほか、川沿いの土手などにも野生化している。
草丈は50センチから150センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、長さ10センチから15センチくらいである。
葉は羽状に裂ける。
開花時期は1月から4月くらいである。
黄色い十字形の花を咲かせる。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
種子は球形で辛味があり、粉末にしたものが芥子(からし)である。
葉は漬物や炒め物などに利用される。
写真は沖縄芥子菜(オキナワカラシナ)である。
沖縄では島菜(シマナー)と呼ばれ、炒め物にする葉野菜の代表格である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の juncea は「イグサ属(Juncus)に似た」という意味である。
変種名の cernua は「前屈した」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Brassica juncea var. cernua

★芥子菜は芥子にもなる花なのか
 二つのものが糸で結ばれ

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カリフラワー

カリフラワー・スノークラウン090125a-l.jpgカリフラワー(cauliflower)はアブラナ科アブラナ属の一年草ないし越年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
キャベツ(cabbage)の変種で、ブロッコリー(broccoli)の突然変異といわれる。
カリフラワーとして単独栽培をされるようになったのは19世紀のことである。
日本へは明治初年にアメリカから渡来した。
1960年代に急速に普及したが、今はブロッコリーに押されている。
和名は花野菜(ハナヤサイ)である。
花甘藍(ハナカンラン)という別名もある。
甘藍(カンラン)というのはキャベツのことである。
葉は長めの楕円形で、切れ込みはない。
葉の色は淡い緑色から濃い緑色である。
茎が成長してへら形の外葉が大きくなると、茎先に未発達の蕾の集合体ができる。
食用にするのはこの部分である。
蕾を収穫しないでおくと、油菜(アブラナ)に似た黄色い花を咲かせる。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。
変種名の botrytis は「房状の」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
上の写真はスノークラウン、下の写真はスーパーバイオレットという栽培品種である。
学名:Brassica oleracea var. botrytis

★茂り咲く淡い黄色の花姿
 満更でなく頷き眺め

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青梗菜(チンゲンサイ)

チンゲンサイ100130a-l.jpg青梗菜(チンゲンサイ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
分類上は、株(カブ)の変種とされている。
原産地は中国の華南地方である。
日本へは1970年代に渡来した。
露地ものの旬は秋だが、日本ではハウス栽培で一年中市場に出回っている。
草丈は15センチから50センチくらいである。
葉は厚みがあって柔らかい。
20センチくらいまでのものが食用とされる。
ビタミン豊富な緑黄色野菜として人気がある。
開花時期は4月から5月である。
収穫せずに放置すると、菜の花と同じような花を咲かせる。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の rapa は「カブラ」という意味である。
変種名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Brassica rapa var. chinensis

★歯切れよくしゃっきりとした味わいに
 これぞ中華と人気を呼んで

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レタス

レタス081005b-l.jpgレタスはキク科アキノノゲシ属の一年草である。
和名は萵苣(チシャ)という。
漢字では「苣」とも書き、「チサ」とも呼ばれる。
原産地は地中海沿岸地方から西アジアにかけてである。
古代ギリシャ、ローマの時代には既に野菜として栽培されていた。
日本でも平安時代には中国から伝わった萵苣(チシャ)が栽培されていた。
しかし、これは掻き萵苣(カキチシャ)と呼ばれるタイプのものだった。
また、明治時代以降はサラダ菜(サラダナ)タイプのものが栽培されるようになったが、大量消費とは縁がなかった。
結球するタイプのものが急速に広がったのは昭和40年代以降のことである。
草丈は30センチから100センチくらいである。
収穫せずに放置すると、秋の野芥子(アキノノゲシ)とよく似た花をつける。
花径は1、2センチである。
葉は結球する。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Lactuca はラテン語の「lac(乳)」 からきている。葉や茎から乳を出すことから名づけられた。
種小名の sativa は「栽培された」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Lactuca sativa

★レタスにもいろんな歴史あるのだと
 花を見ながらしみじみ思い

レタス081005d-l.jpg

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バナナ

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バナナ061202a-l.jpg温室で手持ち無沙汰かバナナの実

バナナ(banana)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
原産地はマレー半島である。
栽培の歴史は古く、紀元前5000年以上まで遡るという。
その後、熱帯、亜熱帯地域の各地に伝播していった。
和名は実芭蕉(ミバショウ)という。
日本へは明治時代の中期に台湾から渡来した。
草丈は3メートルから5メートルくらいである。
10メートルに達することもある。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎という。
葉は長めの楕円形で艶があり、長さは2、3メートルある。
偽茎の先に8枚から10枚つける。
開花時期は夏である。
葉の間から、大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をつけた花穂を垂らす。
雌花は花穂のつけ根の部分に、雄花は先につき、その間に中性花がつく。
実は花穂に10数段につき、黄色に熟する。
俳句の季語は夏である。
属名の Musa はこの属のアラビア名からきている。
種小名の acuminata は「先が次第に尖った」という意味である。
上の写真は12月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
下の写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Musa acuminata

★温室で手持ち無沙汰かバナナの実
 もいでごらんと語るがごとく

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