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キルトスペルマ

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キルトスペルマはサトイモ科キルトスペルマ属の常緑多年草である。
キルトスペルマ属は東南アジアやニューギニア、そして南太平洋の島々に12種が分布する。
また、根茎をタロイモとして食用にするために湿地で栽培されている。
英名はジャイアントスワンプタロ(giant swamp taro)である。
「巨大な沼のタロイモ」という意味である。
本種は栽培品種である。
草丈は6メートルに達するものもあり、巨大である。
茎には鉤爪状の棘が上向きに生える。
花は黒褐色の太い棍棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)に密集してつく。
花序は茶色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)に包まれる。
葉は大きなやじり形である。
属名の Cyrtosperma はギリシャ語の「kyrtos(曲がった)+sperma(種)」からきている。
種小名の edule は「食用の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館の温室で撮った。
学名:Cyrtosperma edule

★温室の池はそうとう大きいが
 狭く見えるよ巨大な葉っぱ

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薩摩芋(サツマイモ)

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藷の葉に咲いた姿を重ね見る

薩摩芋(サツマイモ)はヒルガオ科サツマイモ属(イポモエア属)の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
イポモエア属は世界に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種が代表種で、属名の和名もサツマイモ属という。
園芸的にはイポメア属の名が用いられることが多いが、これは属名を英語風に読んだものである。
本種は別名を甘藷(カンショ)という。
原産地は中央アメリカである。
日本へは中国を経て17世紀末期にまず沖縄へと伝わり、18世紀に南九州へと伝わった。
このため、これらの地域では唐芋(カライモ)と呼ばれる。
薩摩芋(サツマイモ)の名は青木昆陽が薩摩から千葉へ伝えたことに由来しており、主として本州で使われる呼称である。
食用のほか飼料用、でんぷん・アルコール原料などとして商品栽培されている。
栽培品種がいくつかあり、茎が地上を這うものや直立するものがある。
葉は卵状の三角形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分は浅い心形で、長い柄がある。
開花時期は8月から10月くらいである。
短日植物(日照時間が短くなると花が咲く)なので、本州では花はあまり見られない。
葉の脇から長い柄を出し、淡い紅紫色をした花を数個つける。
花径は4センチくらいである。
花冠は筒部が漏斗形で、先は浅く5つに裂けて横に開く。
花の真ん中は濃い色になる。
萼片は5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
根は一部のものが塊根として肥大する。
俳句では「薩摩芋の花」が夏の季語、「薩摩芋」が秋の季語である。
花言葉は「乙女の純情」である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の batatas は南アメリカの現地語で「イモ」を意味する。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ipomoea batatas

★花を見るチャンスはいつかあるのかな
 昼顔に似た花のようだが

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シナクログワイ061008a-l.jpg

支那黒慈姑(シナクログワイ)はカヤツリグサ科ハリイ属の多年草である。
別名を大黒慈姑(オオクログワイ)という。
日本にも分布する犬黒慈姑(イヌクログワイ)から生まれた栽培植物である。
中華料理で「黒慈姑」と呼ばれている。
台湾、中国南部、東南アジアなどで栽培されている。
泥の中に地下茎を長く這わせる。
草丈は100センチから150センチくらいである。
茎は円柱形の中空で、内部のところどころに隔膜がある。
葉は葉鞘だけで、茎の根元につく。
開花時期は7月から10月くらいである。
茎先に淡い緑色をした円柱形の小穂をつける。
小穂はたくさんの花からなり、外側は螺旋状に並んだ鱗片に包まれる。
中には雌しべ、雄しべと糸状の附属物が並ぶ。
地下茎の先に直径3?4センチの黒っぽい塊茎(芋)をつける。
この芋が中国料理で炒め物や餡かけなどに利用されている。
属名の Eleocharis はギリシャ語の「eleos(沼)+charis(飾る)」からきている。この属の植物の多くが沼地性であることから名づけられた。
種小名の dulcis は「甘味のある」という意味である。
変種名の tuberosa は「塊茎のある」という意味である。
写真は10月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Eleocharis dulcis var. tuberosa

★食べたことあるのかどうかわからない
 味が知りたい大黒慈姑

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長芋(ナガイモ)

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長芋(ナガイモ)はヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草である。
原産地は中国である。
日本へは17世紀以前に渡来した。
日本各地で食用として栽培され、また山林に帰化している。
蔓は3メートルから5メートルくらいに伸びる。
葉は長い心臓形で、向かい合って生える(対生)。
雌雄異株である。
夏に葉の脇に花序を出す。
雄花序は直立し、小さな白い花をたくさんつける。
雌花序は淡い緑色で、垂れ下がる。
秋に葉の脇に珠芽(むかご)をつける。
根茎は長い円筒状で、1メートルに達するものもある。
北海道や青森県などで栽培されている。
また、根茎を乾燥させたものを生薬で山薬(さんやく)といい、滋養、止瀉、去痰などの作用がある。
なお、自然薯の名で知られる山芋(ヤマノイモ:Dioscorea japonica)は植物学的には種が異なるが、両者の呼び名には混乱もある。
属名の Dioscorea はギリシャの医師で植物学者だった「ディオスコリデス(Pedanius Dioscorides, 40-90AD)」の名からきている。
種小名の batatas は南アメリカの現地語で「イモ」を意味する。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dioscorea batatas

★長芋はこんな姿をしてるんだ
 思い描けぬ地上の姿

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里芋(サトイモ)

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里芋(サトイモ)はサトイモ科サトイモ属の多年草である。
原産地はインドの東部やマレー半島だと考えられている。
現在では、熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている。
英名はタロ(taro)である。
そこからタロ芋(タロイモ)とも呼ばれる。
日本へは稲作よりも早く縄文時代に渡来したと考えられている。
日本で栽培されているのは耐寒性のある品種群である。
品種改良を繰り返した結果、花はあまり咲かない。
里芋(サトイモ)の名は山地に自生する山芋(ヤマイモ)に対してつけられたものである。
塊茎を食用とするほか、葉柄も芋茎(ズイキ)といって食用にされる。
属名の Colocasia はギリシャ語の「colon(食物)+casein(装飾)」からきている。食用にも飾りにもなるということから名づけられた。
種小名の esculenta は「食用になる」という意味である。
写真は9月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Colocasia esculenta

★独特の葉っぱの形面白い
 里芋畑車窓に続き

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ショクヨウカンナ061124b-l.jpg食用カンナ(ショクヨウカンナ)はカンナ科カンナ属の常緑多年草である。
原産地は南アメリカである。
デンプン質の根茎を食用にする。
日本では沖縄で植栽されている。
沖縄方言では「ビジンスー」という。
草丈は2メートルから3メートルである。
茎は紫色を帯びる。
葉は長い楕円形で先端が尖る。
開花時期は夏だが、暖地では周年性がある。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、朱赤色の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Canna は、ケルト語の「can(芦)」が転じてこの属の名に使われた。
種小名の edulis は「食用の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Canna edulis

★赤々と燃え立つ姿美しく
 どんな味かな食用カンナ

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