樹木の最近のブログ記事

胡椒(コショウ)

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胡椒(コショウ)はコショウ科コショウ属の蔓性常緑低木である。
原産地はインドである。
現在では、インドネシア、マレーシア、ブラジルなど世界の熱帯地域で栽培されている。
英名はペッパー(pepper)である。
蔓性で茎は木質化しており、蔓の長さは5メートルくらいになる。
茎には節があり、楕円形の葉が向かい合って生える(対生)。
開花時期は夏である。
葉と対生して穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花の後には小さな丸い液果(果皮が肉質で液汁が多い実)をつける。
実は緑色から熟して紅色になる。
未熟な実を乾燥させて磨りつぶしたものがブラックペッパー(黒胡椒)である。
熟したものを乾燥させてから外皮を剥がして磨りつぶしたものがホワイトペッパー(白胡椒)である。
特にヨーロッパでは貴重な香辛料であった。
属名の Piper は古いラテン語の「piper(コショウ)」からきている。
種小名の nigrum は「黒い」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Piper nigrum

★数々の歴史を生んだ胡椒の実
 蔓性なのとしげしげ眺め

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ジリン豆(ジリンマメ)

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ジリン豆(ジリンマメ)はマメ科アカハダノキ属(アルキデンドロン属)の常緑高木である。
原産地はミャンマー、タイ、マレーシア、インドネシアなどである。
「ジリン」の名はジャワ島での現地名(Jiring)からきている。
種子にデンプンや油が多く含まれていて食用とされる。
ただし、独特の臭気があって日本人には敬遠されるという。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は淡い褐色で、幹には曲がりが多い。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長い楕円形である。
花は淡い黄白色のものが枝先に集まってつく。
伸びた糸状のものは雄しべだが、長さは1センチくらいで短い。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、長さが15?25センチくらいあり大きく、螺旋状になる。
莢は紫の染料に用いられ、葉は湿布薬などに用いられる。
属名の Archidendron はギリシャ語の「arche(最初の)+dendron(樹木)」からきている。
種小名の pauciflorum は「少数花の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Archidendron pauciflorum(syn. Pithecellobium lobatum)

★とりあえず葉っぱ撮らせてもらったよ
 花と果実はいつ来ればいい

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パラゴムノキ111214a-l.jpg

パラゴムの木(パラゴムノキ)はトウダイグサ科パラゴムノキ属の常緑高木である。
原産地はアマゾン川の流域地方である。
和名の「バラ」は原産地であるブラジル北部の州の名前(パラ州)からきている。
現在では、天然ゴムの採集のために、東南アジアの熱帯地域を中心にプランテーション栽培が行われている。
樹高は20メートルから30メートルである。
灰褐色の樹皮の内側に乳液(ラテックス)をたくさん含む。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形で、先は尖り縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は不定期である。
花の色は淡い黄緑色である。
花序の先に雌花があり、他は雄花である。
花弁はない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hevea はパラゴムノキのブラジルでの現地名(heve)からきている。
種小名の brasiliensis は「ブラジルの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Hevea brasiliensis

★この木から天然ゴムは採れるのか
 触ってみたいね木肌はどんな

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カタトゲパンノキ070430a-l.jpg

堅棘パンの木(カタトゲパンノキ)はクワ科パンノキ属の常緑高木である。
原産地はミャンマー、マレーシア、インドネシア、インドなどである。
英名はモンキージャックフルーツ(Monkey Jackfruit)という。
樹高は30メートルから35メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は紙質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は3月から4月くらいである。
枝先や葉の脇に雄花序と雌花序をつける。
花の後にできる実は扁球形の集合果で、黄橙色に熟する。
果皮には鈍し棘状の突起がある。
果肉は多汁で甘く、生食ができるほか菓子の原料ともされる。
材は、建築材や器具材などに利用される。
属名の Artocarpus はギリシャ語の「artos(パン)+karpos(果実)」からきている。
種小名の rigidus は「堅い」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Artocarpus rigidus

★パンの木の仲間だそうなこの実には
 棘が生えてるいろいろあるね

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パンの木(パンノキ)

パンノキ061124b-l.jpg

パンの木(パンノキ)はクワ科パンノキ属の常緑高木である。
原産地はポリネシアである。
『ロビンソン・クルーソー漂流記』にも登場する樹木である。
実にはでんぷんとタンパク質が多量に含まれ、太平洋諸島では重要な果樹である。
熱帯地方では街路樹や公園樹として利用される。
日本では幼木が観葉植物とされる。
樹高は15メートルから20メートルくらいである。
幹は直立する。
葉は手のひら状に7つから9つに深く切れ込み、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で艶があり、濃い緑色をしている。
葉の長さは20センチから60センチくらいあり大きい。
開花・結実時期はほぼ周年である。
雌雄同株である。
雄花は棍棒状で、雌花は球状である。
花の色は淡い黄色である。
花の後にできる実は球形ないし長い楕円形の集合果で、直径が10センチから30センチくらいあり、黄橙色に熟する。
花言葉は「献身」である。
属名の Artocarpus はギリシャ語の「artos(パン)+karpos(果実)」からきている。
種小名の incisus は「鋭く裂けた」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Artocarpus incisus(syn. Artocarpus altilis)

★パンの木の実の大きさに驚きつ
 南国気分満喫をして

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アメイシャ

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アメイシャ(ameisia)はキントラノオ科ブンコシア属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
ペルー、コロンビア、ボリビア、エクアドル、ブラジルなどに分布する。
果実が生食されたり香りづけに用いられる。
アメイシャ(ameisia)の名はブラジルでの呼び名からきている。
樹高は2メートルから5メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をつける。
花径は3センチから4センチで5弁花である。
花の後にできる実は長さ3センチから4センチの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、淡い緑色から橙色に熟する。
属名の Bunchosia はアラビア語の「bunchos(コーヒー)」からきている。果実がコーヒーの実に似ることから名づけられた。
種小名の armeniaca は「アンズ属(Armeniaca)」の意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Bunchosia armeniaca

★この色はこれから熟すものらしい
 初めて見たよアメイシャの実

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沙穀椰子(サゴヤシ)

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沙穀椰子(サゴヤシ)はヤシ科サゴヤシ属の常緑高木である。
原産地はニューギニアやモルッカ諸島である。
フィリピン、マレーシア、インドネシアなど熱帯の低地で澱粉を採取するために栽培される。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
幹は株立ちし、直径が30センチから60センチくらいある。
幹には環状の葉痕がある。
葉は羽状葉で幹の先につき、柄に長い棘がある。
葉の色は濃い緑色で、艶がある。
花は肉穂花序で直立してつく。
一生に一度だけ開花結実をする。
開花直前の幹に澱粉ができる。
収穫までに時間がかかるが、荒廃地でも収穫できる上に収量が多く注目されている。
属名の Metroxylon はギリシャ語の「metro(髄)+xylon(材)」からきている。
種小名の sagus はマレーシアでの現地名からきている。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Metroxylon sagus

★一度だけ咲いて枯れるは竹のよう
 南の島に不思議な椰子が

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金厚朴(キンコウボク)

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金厚朴(キンコウボク)はモクレン科オガタマノキ属の常緑高木である。
漢字では「金香木」とも書く。
原産地は、中国南部、東南アジア、ヒマラヤ、インドなどである。
樹高は20メートルから30メートルである。
樹皮は平滑で、灰色である。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁はやや波打つ。
開花時期は、沖縄で5月から10月くらいである。
熱帯では周年開花をする。
葉の脇に淡い黄白色をした花を1輪ずつつける。
花被片は15枚から16枚くらいある。
花はよい香りがし、夜になると香りが強まる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花からはチャンパック香水が採集される。
また、東南アジアでは「聖なる木」とされ、儀式などに使われる。
属名の Michelia はフィレンツェの植物学者「ミケーリ(Pietro Antonio Micheli, 1679-1737)さん」の名からきている。
種小名の champaca はサンスクリット名のチャンパカ(campaka)からきている。
なお、オガタマノキ属はモクレン属に統合する考え方もある。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Michelia champaca(syn. Magnolia champaca)

★人間の化身とされる聖なる木
 香りいかがと背伸びしてみて

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南洋桜(ナンヨウザクラ)

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南洋桜(ナンヨウザクラ)はシナノキ科ナンヨウザクラ属の常緑高木である。
YListではイイギリ科としている。
また、APG植物分類体系ではナンヨウザクラ科とされる。
原産地はメキシコ、中央アメリカ、ペルー、ボリビアである。
現在では世界の熱帯各地で栽培されている。
樹高は7メートルから12メートルである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、裏面には細かな毛が生える。
開花時期はほぼ通年である。
葉の脇に花径20ミリから25ミリくらいの白い5弁花をつける。
花は一日花である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと赤くなる。
和名の由来は、この果実がサクランボに似ていることからきている。
トウダイグサ科の提琴桜(テイキンザクラ)も別名を南洋桜(ナンヨウザクラ)というが、本種とは異なる。
実は生食されたり、ジャムなどに使用される。
葉は煎じてお茶にされる。
材は製紙用パルプとして利用される。
属名の Muntingia の由来は不明である。
種小名の calabura の由来も不明で、現地名からきているのではないかとする記述が見られる。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Muntingia calabura

★名前だけ聞いていたけど北の地で
 逢うも妙味と笑みの浮かんで

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サポジラ

サポジラ071222c-l.jpgサポジラ(sapodilla)はアカテツ科サポジラ属の常緑高木である。
原産地は熱帯アメリカである。
現在では熱帯地域で広く栽培される果樹である。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
葉は楕円形で、枝先に密生する。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
樹液を加熱したものはチクルといい、チューインガムの原料となる。
そのためチューインガムの木(チューインガムノキ)の別名がある。
花はクリーム色をした筒状である。
実は卵形ないし球形で、褐色に熟する。
実は生食されたり、シャーベットや料理の原料とされる。
結実時期は周年である。
属名の Manilkara は同属のある植物のマレー半島での現地名からきている。
種小名の zapota はメキシコでの現地名からきている。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
花の写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Manilkara zapota

★食べたいと思いはせぬがしげしげと
 実を観察すどんな味かと

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