商品作物の最近のブログ記事

ムサ・パラディシアカ111214a-l.jpg

料理バナナ(リョウリバナナ)はバショウ科バショウ属(ムサ属)の多年草である。
ムサ属は熱帯・亜熱帯地域に35種から60種くらいが分布する。
日本でも沖縄で芭蕉(バショウ:Musa basjoo)が栽培されており、属名の和名をバショウ属という。
本種はその栽培品種で、世界の熱帯地域で広く栽培されている。
日本で日常食べているバナナ(Musa acuminata)とは遺伝子の型が異なる。
果実が硬いので蒸したり焼いたりして食べる。
料理バナナ(リョウリバナナ)の名は撮影地での表示に基づいている。
YListでは本種(Musa x paradisiaca)の和名をバナナとしている。
料理バナナ(リョウリバナナ)はバナナ(Musa acuminata)と琉球糸芭蕉(リュウキュウイトバショウ:Musa balbisiana)との間の三倍体の交配種である。
草丈は4メートルから5メートルである。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎という。
葉は長めの楕円形である。
偽茎の先に数枚の葉をつける。
開花時期は温室では周年である。
葉の間から、大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をつけた花穂を垂らす。
実は花穂に10数段につく。
属名の Musa はこの属のアラビア名からきている。
種小名の paradisiaca は「楽園のような」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物園の温室で撮った。
学名:Musa x paradisiaca

★なるほどね上手い名前をつけたもの
 出会いは楽しい大きな温室

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キルトスペルマ

キルトスペルマ111214a-l.jpg

キルトスペルマはサトイモ科キルトスペルマ属の常緑多年草である。
キルトスペルマ属は東南アジアやニューギニア、そして南太平洋の島々に12種が分布する。
また、根茎をタロイモとして食用にするために湿地で栽培されている。
英名はジャイアントスワンプタロ(giant swamp taro)である。
「巨大な沼のタロイモ」という意味である。
本種は栽培品種である。
草丈は6メートルに達するものもあり、巨大である。
茎には鉤爪状の棘が上向きに生える。
花は黒褐色の太い棍棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)に密集してつく。
花序は茶色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)に包まれる。
葉は大きなやじり形である。
属名の Cyrtosperma はギリシャ語の「kyrtos(曲がった)+sperma(種)」からきている。
種小名の edule は「食用の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館の温室で撮った。
学名:Cyrtosperma edule

★温室の池はそうとう大きいが
 狭く見えるよ巨大な葉っぱ

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薩摩芋(サツマイモ)

サツマイモ081102a-l.jpg

藷の葉に咲いた姿を重ね見る

薩摩芋(サツマイモ)はヒルガオ科サツマイモ属(イポモエア属)の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
イポモエア属は世界に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種がある。
本種が代表種で、属名の和名もサツマイモ属という。
園芸的にはイポメア属の名が用いられることが多いが、これは属名を英語風に読んだものである。
本種は別名を甘藷(カンショ)という。
原産地は中央アメリカである。
日本へは中国を経て17世紀末期にまず沖縄へと伝わり、18世紀に南九州へと伝わった。
このため、これらの地域では唐芋(カライモ)と呼ばれる。
薩摩芋(サツマイモ)の名は青木昆陽が薩摩から千葉へ伝えたことに由来しており、主として本州で使われる呼称である。
食用のほか飼料用、でんぷん・アルコール原料などとして商品栽培されている。
栽培品種がいくつかあり、茎が地上を這うものや直立するものがある。
葉は卵状の三角形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分は浅い心形で、長い柄がある。
開花時期は8月から10月くらいである。
短日植物(日照時間が短くなると花が咲く)なので、本州では花はあまり見られない。
葉の脇から長い柄を出し、淡い紅紫色をした花を数個つける。
花径は4センチくらいである。
花冠は筒部が漏斗形で、先は浅く5つに裂けて横に開く。
花の真ん中は濃い色になる。
萼片は5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
根は一部のものが塊根として肥大する。
俳句では「薩摩芋の花」が夏の季語、「薩摩芋」が秋の季語である。
花言葉は「乙女の純情」である。
属名の Ipomoea はギリシャ語の「ips(芋虫)+homoios(似た)」からきている。物に絡みついて這い登る性質からから名づけられた。
種小名の batatas は南アメリカの現地語で「イモ」を意味する。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ipomoea batatas

★花を見るチャンスはいつかあるのかな
 昼顔に似た花のようだが

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オオバノマンゴスチン141225a-l.jpg

大葉のマンゴスチン(オオバノマンゴスチン)はオトギリソウ科フクギ属の常緑高木である。
分類体系によっては(APGIII)フクギ科とされる。
原産地はフィリピン、インドネシアなどである。
東南アジアなどで果樹として広く栽培されている。
「果物の女王」と称されるマンゴスチンの近縁種である。
樹高は10メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色で縦筋が入る。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から5月くらいである。
枝先や葉の脇から集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、黄白色の花をたくさんつける。
花径は10ミリから15ミリくらいの壺形をした4弁花である。
花の後にできる実は直径6センチくらいの球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、緑色から黄色に熟する。
果期は5月から6月である。
樹皮は黄色染料とされ、各部位が薬用とされる。
属名の Garcinia はインドで活動したスイス人の植物学者「ガルサン(Lanrent Garcin, 1683-1752)さん」の名からきている。
種小名の dulcis は「甘味のある」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Garcinia dulcis

★珍しい果樹に出合った夢の島
 どんな味かと想像をして

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房酸塊(フサスグリ)

フサスグリ100617a-l.jpg

房酸塊(フサスグリ)はユキノシタ科スグリ属(リベス属)の落葉低木である。
分類体系によっては(クロンキスト・APGIII)スグリ科とされる。
リベス属は北半球を中心に150種くらいが分布する。
日本にも酸塊(スグリ)などが分布するので、属名の和名はスグリ属という。
本種の原産地は西ヨーロッパである。
樹高は50センチから150センチくらいである。
葉は円形で手のひら状に裂け、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇に小さな緑白色の花をつける。
花の後にできる実は直径1、2センチの球形の半透明な液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、緑色から赤茶色に熟する。
酸味のある甘い実は食用になり、ジャムやゼリー、果実酒などに加工される。
属名の Ribes はデンマーク語の「ribs(赤い色のスグリ)」からきている。
種小名の rubrum は「赤色の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Ribes rubrum

★どこがどう違っているかわからない
 並んで植えたいろんなスグリ

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赤酸塊(アカスグリ)

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赤酸塊(アカスグリ)はユキノシタ科スグリ属(リベス属)の落葉低木である。
分類体系によっては(クロンキスト・APGIII)スグリ科とされる。
リベス属は北半球を中心に150種くらいが分布する。
日本にも酸塊(スグリ)などが分布するので、属名の和名はスグリ属という。
本種の原産地は西ヨーロッパである。
樹高は100センチから150センチくらいである。
葉は円形で手のひら状に裂け、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月である。
葉の脇に小さな緑白色の花をつける。
花の後にできる実は直径1、2センチの球形の半透明な液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、緑色から赤茶色に熟する。
甘い実は食用になり、ジャムやゼリー、果実酒などに加工される。
なお、YListでは Ribes rubrum の学名で本種は房酸塊(フサスグリ)の別名としているが、撮影地では区別して表示している。
属名の Ribes はデンマーク語の「ribs(赤い色のスグリ)」からきている。
種小名の sativum は「栽培された」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Ribes sativum

★このスグリ酸っぱい味がするのかな
 試してみたいねいつかどこかで

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紫三つ葉(ムラサキミツバ)

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三つ葉(ミツバ)セリ科ミツバ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山野の林の中に生える。
また、江戸時代から野菜として栽培されている。
紫三つ葉(ムラサキミツバ)はその品種の1つである。
特徴は、葉の色が暗い紫色になることである。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形である。
小葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は6月から7月である。
茎先に複数の散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白い花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
若葉は食用になる。
属名の Cryptotaenia はギリシャ語の「cryptos(隠れた)+tainia(紐)」からきている。油管が隠れていることから名づけられた。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
亜種名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の atropurpurea は「暗い紫色の」という意味である。
写真は4月に練馬区の牧野記念庭園で撮った。
学名:Cryptotaenia canadensis subsp. japonica f. atropurpurea

★紫に葉っぱの色を変えてみた
 たまにはいかがと紫三つ葉

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小松菜(コマツナ)

コマツナ130319a-l.jpg小松菜(コマツナ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
漬菜類の1種である。
名の由来は江戸時代の初期に江戸川区小松川付近で栽培され始めたことからきている。
分類上は蕪(カブ:Brassica rapa)の変種とされている。
関東地方では白菜(ハクサイ:Brassica rapa var. glabra)とともに冬の野菜の代表格であるが、関西ではほとんど栽培されない。
ほうれん草(ホウレンソウ)よりも灰汁(あく)が少なく、味噌汁や鍋料理のほか、炒め物やお浸しなどに利用される。
草丈20センチから25センチくらいで収穫される。
開花時期は4月である。
放置すれば花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、「菜の花」に似た黄色い十字状の花をつける。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の rapa は「カブラ」という意味である
変種名の perviridis は「濃い緑色の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Brassica rapa var. perviridis(syn. Brassica campestris var. komatsuna)

★関東へ来ねば味わい知らぬまま
 その美味しさに大人感じて

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フイリバナナ140304a-l.jpgバナナ(Musa x paradisiaca)はバショウ科バショウ属の多年草である。
この学名はバナナの栽培品種につけられたもので、古くはリンネの命名にさかのぼる。
斑入りバナナ(フイリバナナ)はそうした栽培品種の1つである。
特徴は、葉にも実にも白い斑が入ることである。
草丈は4メートルから5メートルである。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎という。
葉は長めの楕円形である。
偽茎の先に数枚の葉をつける。
開花時期は温室では周年である。
葉の間から、大きな苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)をつけた花穂を垂らす。
雌花は花穂のつけ根の部分に、雄花は先につき、その間に中性花がつく。
実は花穂に10数段につく。
実に入る斑は熟すると目立たなくなる。
かつてハワイでは、王族しか食べることを許されなかったという。
ハワイでもめずらしく、日本には数株しか存在しない。
属名の Musa はこの属のアラビア名からきている。
種小名の paradisiaca は「楽園のような」という意味である。
品種名の Koae はハワイの言葉で「熱帯鳥」の総称である。
写真は3月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Musa x paradisiaca 'Koae'

★実がなれば新聞ネタになるようだ
 出会いは楽しい大きな温室

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胡椒(コショウ)

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胡椒(コショウ)はコショウ科コショウ属の蔓性常緑低木である。
原産地はインドである。
現在では、インドネシア、マレーシア、ブラジルなど世界の熱帯地域で栽培されている。
英名はペッパー(pepper)である。
蔓性で茎は木質化しており、蔓の長さは5メートルくらいになる。
茎には節があり、楕円形の葉が向かい合って生える(対生)。
開花時期は夏である。
葉と対生して穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花の後には小さな丸い液果(果皮が肉質で液汁が多い実)をつける。
実は緑色から熟して紅色になる。
未熟な実を乾燥させて磨りつぶしたものがブラックペッパー(黒胡椒)である。
熟したものを乾燥させてから外皮を剥がして磨りつぶしたものがホワイトペッパー(白胡椒)である。
特にヨーロッパでは貴重な香辛料であった。
属名の Piper は古いラテン語の「piper(コショウ)」からきている。
種小名の nigrum は「黒い」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Piper nigrum

★数々の歴史を生んだ胡椒の実
 蔓性なのとしげしげ眺め

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