黄色い花の最近のブログ記事

シコクフクジュソウ150321a-l.jpg

四国福寿草(シコクフクジュソウ)はキンポウゲ科フクジュソウ属(アドニス属)の多年草である。
アドニス属は20種くらいが北半球に広く分布する。
日本にも福寿草(フクジュソウ)などが分布し、属名の和名をフクジュソウ属という。
四国福寿草(シコクフクジュソウ)は日本固有種である。
四国(徳島・高知・愛媛)と九州(宮崎)に分布し、山地の林の中などに生える。
かつて日本に分布する福寿草(フクジュソウ)は1種とされてきたが、最近では福寿草(フクジュソウ)、北見福寿草(キタミフクジュソウ)、陸奥福寿草(ミチノクフクジュソウ)、四国福寿草(シコクフクジュソウ)の4種に分類されるようになった。
いずれも乱獲によって自然のものは個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
本種の草丈は10センチから25センチくらいである。
茎の断面は中空で低い稜がある。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で細く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の両面には毛が生えていない。
開花時期2月から4月くらいである。
茎先に花径3センチから4センチの黄色い花を1輪ずつつける。
萼片は卵形で、花弁と同じくらいの長さか少し短い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、福寿草(フクジュソウ)の名は旧暦の正月に開花することに由来する。
属名の Adonis はギリシャ神話に出てくる青年の名からきている。ヨーロッパ産の赤い花を血にたとえたものである。
種小名の shikokuensis は「四国の」という意味である。
写真は3月に水戸市植物公園で撮った。
学名:Adonis shikokuensis

★また一つ福寿草を見つけたよ
 違いはどこと目を皿にして

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大浜朴(オオハマボウ)

オオハマボウ150203a-l.jpg

大浜朴(オオハマボウ)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の常緑高木である。
ヒビスクス属は北半球の熱帯や温帯を中心に250種くらい分布する。
また、多くの園芸品種がある。
日本にも芙蓉(フヨウ)などが分布し、属名の和名はフヨウ属という。
本種は日本では種子島以南と小笠原諸島に分布し、マングローブ林や砂浜の後背地など海岸近くに生える。
また、街路樹や公園樹とされる。
海外では、熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
和名の由来は、近縁種の浜朴(ハマボウ)に似て大形であることからきている。
なお、浜朴(ハマボウ)の名は、浜辺に生える朴の木(ホオノキ)からきている。
樹高は4メートルから12メートルくらいである。
葉は円形ないし心臓形で、互い違いに生える(互生)。
葉の長さは10センチから15センチくらいあり、大形である。
葉の質は分厚い。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は鋭く尖る。
葉の表面は滑らかで艶があり、裏面には星状毛(放射状に伸びる毛)が密生して灰白色となる。
開花時期は5月から9月くらいと、12月から2月くらいである。
花径9センチくらいの鐘形をした5弁花である。
花びらの色は黄色で、つけ根のほうは暗い紅色をしている。
雄しべはたくさんあり、雌しべの花柱は5つに裂ける。
朝開いて夕方には咲き終わる一日花だが、株全体では次々と花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。
種小名の tiliaceus は「シナノキ属(Tilia)のような」という意味である。
写真は2月に名護市の喜瀬地区で撮った。
学名:Hibiscus tiliaceus

★朝だからまりないのかな開き方
 大きいけれど恥ずかしそうに

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大葉木(オオバギ)

オオバギ150204a-l.jpg

大葉木(オオバギ)はトウダイグサ科オオバギ属(マカランガ属)の常緑高木である。
マカランガ属はアジア、アフリカ、南太平洋諸島、オーストラリアなどに300種以上が分布する。
日本にも大葉木(オオバギ)が分布し、属名の和名をオオバギ属という。
本種は日本では奄美大島以南に分布し、石灰岩地帯の林の縁などに生える。
また、公園樹や街路樹とされる。
海外では、台湾、中国の南部、マレーシア、ニューギニア、オーストラリアなどに分布する。
樹高は4メートルから10メートルくらいである。
雌雄異株である。
葉は大形の盾形で、互い違いに生える(互生)。
葉の裏の真ん中から葉の柄が出ていて、ハスの葉のようである。
葉の先は尾状に尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は2月から4月くらいである。
円錐状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の花が樹を被う。
花径は1センチくらいで小さい。
花の後にできる実は球形のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、黒く熟する。
和名の由来は葉が大きな樹木ということからきている。
別名を大葉木(オオバキ)ともいう。
学名の Macaranga はこの属の1種のマダガスカルでの呼び方からきている。
種小名の tanarius の意味はまだ調べられていない。
変種名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
写真は2月に沖縄の世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)で撮った。
学名:Macaranga tanarius var. tomentosa

★静けさの中に開いた花房は
 異国情緒を高めるように

オオバギ150204b-l.jpg

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ナルキッスス・ロミエウクシー100305a-l.jpg

ナルキッスス・ロミエウクシーはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は北アフリカである。
モロッコのアトラス山脈に分布する。
ナルキッスス・カンタブリクス(Narcissus cantabricus)の近縁種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は針状である。
開花時期は12月から2月である。
花径は3センチくらいである。
花の色はクリーム色や黄色である。
副花冠が横に開いて大きいのが特徴である。
また、雄しべが副花冠より先に飛び出している。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の romieuxii はロンドン自然史博物館の植物収集家「ロミュー(Henri Auguste Romieux, 1857-1937)さんの」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Narcissus romieuxii

★優しげな花の形が目を奪う
 北アフリカの山に咲く花

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ナルキッスス・ジョンクイラ・ステラリス100130a-l.jpg

ナルキッスス・ジョンクイラ・ステラリスはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
種小名の読み方は「ジョンキラ」や「ヨンクイラ」などとするものもある。
基本種は和名で黄水仙(キズイセン)という。
原産地は南ヨーロッパである。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、細くて丸い。
開花時期は冬から春である。
葉の間から出る花茎は中空で、先に数輪の黄色い花をつける。
花径は3センチくらいである。
花被片は6枚である。
花被片も副冠も黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Narcissus はギリシャ神話の青年の名からきている。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出した。
種小名の jonquilla は「イグサ属(Juncus)」の縮小形である。
変種名の stellaris は「星形の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Narcissus jonquilla var. stellaris

★謎多い花に出合ってしげしげと
 眺めてみるが違いはどこに

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ムクゲアカシア091219a-l.jpg尨毛アカシア(ムクゲアカシア)はマメ科アカシア属の常緑低木である。
原産地はオーストラリアである。
流通名をパールアカシアという。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
よく枝分かれをし、ブッシュ状の樹形となる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵円形である。
葉はビロードのように綿毛を密生し、真珠色にたとえられる。
開花時期は1月から3月である。
アカシア特有の球状の黄色い花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
花の後にも観葉植物として1年中楽しめる。
属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(棘)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。
種小名の podalyriifolia は「(マメ科の)ポダリリア属(Podalyria)に似た葉の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Acacia podalyriifolia

★ハーモニー奏でるごとき花と葉の
 調和麗しパールアカシア

ムクゲアカシア091219b-l.jpg

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ゴールデンクラッカー

ゴールデンクラッカー090201c-l.jpgエウリオプス・ビルギネウスはキク科エウリオプス属の常緑低木である。
原産地は南アフリカである。
ユリオプス・デージーと同じ仲間の植物である。
ゴールデンクラッカー(Golden Cracker)はその園芸品種である。
名前の通りはじけるように花を咲かせる。
樹高は1メートルから4メートルくらいである。
葉は針形で密に互い違いに生える(互生)。
開花時期は1月から5月くらいである。
枝先に小さな黄色い花をまとまってつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Euryops はギリシャ語の「eurys(大きな)+ops(目)」からきている。目立つ花を咲かせることを表したものである。
種小名の virgineus は「清らかな」という意味である。
品種名の Golden Cracker は「金色のクラッカー」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Euryops virgineus 'Golden Cracker'

★面白い名前の通り弾け咲く
 目にも鮮やか黄金の小花

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キバナセツブンソウ070310a-l.jpg黄花節分草(キバナセツブンソウ)はキンポウゲ科キバナセツブンソウ属の多年草である。
原産地はトルコである。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は手のひら状に深く裂ける。
開花時期は2月から3月である。
葉の展開に先立って花をつける。
黄色い花が茎先につく。
花びらのように見えるのは萼片である。
なお、同属にはもう一種南ヨーロッパに分布する大花黄花節分草(オオバナキバナセツブンソウ:Eranthis hyemalis)がある。
また、この両者の交雑種もあり、西洋節分草(セイヨウセツブンソウ:Eranthis x tubergenii)と呼ばれている。
園芸店ではこの交雑種も「黄花節分草」として売られているということなので、写真の花がどれにあたるかははっきりしない。
根にはアコニチンという有毒物質を含み、嘔吐、頭痛、麻痺などの中毒症状をひきおこす。
属名の Eranthis はギリシャ語の「eri(早い)+anthos(花)」からきている。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Eranthis cilicica

★複雑な構図に少しためらうが
 きれいに咲いて花は花なり

キバナセツブンソウ070310b-l.jpg

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三椏(ミツマタ)

ミツマタ080223c-l.jpg三椏や産毛の先は黄金色

三椏(ミツマタ)はジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木である。
原産地は中国の南部である。
日本へは室町時代に渡来した。
虫の害を受けにくいことから主に紙幣や証券用紙の原料として利用されている。
また、四国や九州では野生化している。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の表面は鮮やかな緑色で、裏面には毛が密生する。
開花時期は2月から4月である。
葉の展開に先立って花をつける。
沈丁花(ジンチョウゲ)と同じように花には花弁がなく、花弁のように見えるのは萼片である。
花にはよい香りがあり、黄色い色をしている。
花はボンボンのように密集しているが、よく見ると4枚の萼片を持つ花の集まりである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
三椏(ミツマタ)という和名の由来は、枝が三つに分かれるところからきている。
沈丁花(ジンチョウゲ)の仲間とは思いにくいが、沈丁花(ジンチョウゲ)も枝が三つに分かれるし、花の形もよく似ている。
中国名は「黄瑞香」という。
俳句では「三椏の花」が春の季語である。
属名の Edgeworthia はイギリスの植物学者「エッジワース(M. P. Edgeworth)さん」の名からきている。
種小名の chrysantha は「黄色の花の」という意味である。
写真は2月に向島百花園で撮った。
学名:Edgeworthia chrysantha

★俯けど色鮮やかな黄金色
 隠せぬ思い色に映して

ミツマタ080223d-l.jpg

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アロエ・ウィッケンシー

アロエ・ウィッケンシー100111a-l.jpgアロエ・ウィッケンシーはユリ科アロエ属の常緑低木である。
分類体系によっては、アロエ科やツルボラン科に分類されることもある。
原産地は南アフリカのムプマランガ州である。
流通名を紫光錦(シコウニシキ)という。
樹高2メートルから3メートルくらいである。
根際からロゼット状に広がる葉は剣状で、縁に棘がある。
葉の表面には白粉が吹いている。
日本での開花時期は12月から3月である。
花は穂状につき、黄色ないし赤橙色をした筒状の花である。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
属名の Aloe は、アラビア語の「alloeh=苦味のある」に由来する。葉に苦い汁液があることからきている。
種小名の wickensii はイギリス人の園芸家「ウィッケンス(J. E. Wickens)さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Aloe wickensii

★高みから見下ろすような迫力で
 存在示す野性のアロエ

アロエ・ウィッケンシー100111b-l.jpg

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