2月の花の最近のブログ記事

カメリア・シーチュアネンシス130319a-l.jpg

カメリア・シーチュアネンシスはツバキ科ツバキ属(カメリア属)の常緑低木である。
カメリア属はアジアに250種くらいが分布する。
また、膨大な数の園芸品種がある。
日本にも椿(ツバキ)などが分布し、属名の和名はツバキ属という。
本種の原産地は中国の四川省である。
中国名は「半宿萼茶」という。
峨眉山の標高1350メートルくらいの林の中に生える。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は1月から3月である。
花は白い一重咲きである。
花弁数は6枚から9枚くらいである。
花径は3センチから5センチくらいで小振りである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の szechuanensis は「(中国の)四川省の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Camellia szechuanensis

★思うさま花弁開いて花咲けば
 小振りなれども胸張るごとく

カメリア・シーチュアネンシス130319b-l.jpg

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シコクフクジュソウ150321a-l.jpg

四国福寿草(シコクフクジュソウ)はキンポウゲ科フクジュソウ属(アドニス属)の多年草である。
アドニス属は20種くらいが北半球に広く分布する。
日本にも福寿草(フクジュソウ)などが分布し、属名の和名をフクジュソウ属という。
四国福寿草(シコクフクジュソウ)は日本固有種である。
四国(徳島・高知・愛媛)と九州(宮崎)に分布し、山地の林の中などに生える。
かつて日本に分布する福寿草(フクジュソウ)は1種とされてきたが、最近では福寿草(フクジュソウ)、北見福寿草(キタミフクジュソウ)、陸奥福寿草(ミチノクフクジュソウ)、四国福寿草(シコクフクジュソウ)の4種に分類されるようになった。
いずれも乱獲によって自然のものは個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
本種の草丈は10センチから25センチくらいである。
茎の断面は中空で低い稜がある。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で細く裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の両面には毛が生えていない。
開花時期2月から4月くらいである。
茎先に花径3センチから4センチの黄色い花を1輪ずつつける。
萼片は卵形で、花弁と同じくらいの長さか少し短い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、福寿草(フクジュソウ)の名は旧暦の正月に開花することに由来する。
属名の Adonis はギリシャ神話に出てくる青年の名からきている。ヨーロッパ産の赤い花を血にたとえたものである。
種小名の shikokuensis は「四国の」という意味である。
写真は3月に水戸市植物公園で撮った。
学名:Adonis shikokuensis

★また一つ福寿草を見つけたよ
 違いはどこと目を皿にして

シコクフクジュソウ150321b-l.jpg

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ロードデンドロン・クリスティアナエ130226a-l.jpg

ロードデンドロン・クリスティアナエはツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種はシャクナゲの仲間で、原産地はニューギニアである。
パプアニューギニアに分布し、標高600メートルから1500メートルの高地の崖に生える。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚い革質である。
葉の色は鮮やかな緑色である。
開花時期は2月から4月である。
枝先に数輪の黄色ないしオレンジ色の花をつける。
花径4センチくらいの細長い漏斗状で、先が5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の christianae は「キリスト教の」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Rhododendron christianae

★また一つ熱帯石楠花見つけたよ
 温室彩る鮮やかな色

ロードデンドロン・クリスティアナエ130226b-l.jpg

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ピングイクラ・プリムリフォリア130226a-l.jpg

ピングイクラ・プリムリフローラはタヌキモ科ムシトリスミレ属(ピングイクラ属)の常緑多年草である。
ピングイクラ属は世界に80種くらいが分布する。
属名の読み方はピンギキュラとするものもある。
日本にも虫取り菫(ムシトリスミレ)などが分布し、属名の和名をムシトリスミレ属という。
葉から粘液を出して虫を捕らえる食虫植物の仲間である。
本種の原産地はアメリカ合衆国である。
南東部のミシシッピ州、ジョージア州、フロリダ州に分布し、メキシコ湾岸の低湿地に生える。
草丈は10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、根際から生えてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は多肉質で、葉の縁は内側に湾曲する。
葉の表面の細かな腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。
開花時期は春から夏である。
茎先に花径10ミリから15ミリくらいの紅紫色をした小さな花をつける。
花冠は唇形に5つに裂け、それぞれの先がさらに2つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pinguicula はラテン語の「pinguis(やや脂肪性の)」からきている。葉の面の脂肪光沢が強いためと思われる。
種小名の primuliflora は「サクラソウ属(Primula)のような花の」という意味である。
写真は3月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Pinguicula primuliflora

★プリムラにとてもよく似た花姿
 花も大変虫は尚更

ピングイクラ・プリムリフォリア130226b-l.jpgピングイクラ・プリムリフォリア130226c-l.jpg

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ベゴニア・ボウエラエ・ニグラマルガ140212a-l.jpg

ベゴニア・ボウエラエはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいの原種が分布する。
また多くの園芸品種がある。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
ベゴニア・ボウエラエの原産地はメキシコである。
根茎性ベゴニアといわれるものの1つである。
地表面に肥大化した茎があり、そこから根を伸ばすグループである。
草丈は25センチから30センチくらいである。
葉は心臓形で、縁に黒紫色の斑紋がある。
ニグラマルガ(nigramarga)はその変種である。
葉はビロード状の艶のある緑色で、葉脈に沿って黒紫色の斑紋が入る。
開花時期は冬から早春である。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、小さな白い花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の bowerae はベゴニア愛好家「バウアー(Constance Bower, 1900's)さんの」という意味である。
変種名の nigramarga は「黒い縁の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia bowerae var. nigramarga

★鮮やかな模様が目立つ葉っぱだね
 花より葉っぱを楽しむのかな

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ベゴニア・サングイネア

ベゴニア・サングイネア140212a-l.jpg

ベゴニア・サングイネアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいが分布する。
また多くの園芸品種がある。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
本種の原産地は南アメリカのブラジルである。
木立性ベゴニアといわれるものの1つである。
茎が木質化して立ち上がる性質がある。
和名は裏紅ベゴニア(ウラベニベゴニア)という。
英名はブラッドベゴニア(blood begonia)である。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は濃い緑色、裏面は紅色となる。
開花時期は冬である。
葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を伸ばし、白い花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia sanguinea

★葉の裏をめくってみればよかったな
 今度は試そう忘れぬように

ベゴニア・サングイネア140212b-l.jpg

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大浜朴(オオハマボウ)

オオハマボウ150203a-l.jpg

大浜朴(オオハマボウ)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の常緑高木である。
ヒビスクス属は北半球の熱帯や温帯を中心に250種くらい分布する。
また、多くの園芸品種がある。
日本にも芙蓉(フヨウ)などが分布し、属名の和名はフヨウ属という。
本種は日本では種子島以南と小笠原諸島に分布し、マングローブ林や砂浜の後背地など海岸近くに生える。
また、街路樹や公園樹とされる。
海外では、熱帯・亜熱帯地域に広く分布する。
和名の由来は、近縁種の浜朴(ハマボウ)に似て大形であることからきている。
なお、浜朴(ハマボウ)の名は、浜辺に生える朴の木(ホオノキ)からきている。
樹高は4メートルから12メートルくらいである。
葉は円形ないし心臓形で、互い違いに生える(互生)。
葉の長さは10センチから15センチくらいあり、大形である。
葉の質は分厚い。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は鋭く尖る。
葉の表面は滑らかで艶があり、裏面には星状毛(放射状に伸びる毛)が密生して灰白色となる。
開花時期は5月から9月くらいと、12月から2月くらいである。
花径9センチくらいの鐘形をした5弁花である。
花びらの色は黄色で、つけ根のほうは暗い紅色をしている。
雄しべはたくさんあり、雌しべの花柱は5つに裂ける。
朝開いて夕方には咲き終わる一日花だが、株全体では次々と花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。
種小名の tiliaceus は「シナノキ属(Tilia)のような」という意味である。
写真は2月に名護市の喜瀬地区で撮った。
学名:Hibiscus tiliaceus

★朝だからまりないのかな開き方
 大きいけれど恥ずかしそうに

オオハマボウ150203b-l.jpg

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大葉木(オオバギ)

オオバギ150204a-l.jpg

大葉木(オオバギ)はトウダイグサ科オオバギ属(マカランガ属)の常緑高木である。
マカランガ属はアジア、アフリカ、南太平洋諸島、オーストラリアなどに300種以上が分布する。
日本にも大葉木(オオバギ)が分布し、属名の和名をオオバギ属という。
本種は日本では奄美大島以南に分布し、石灰岩地帯の林の縁などに生える。
また、公園樹や街路樹とされる。
海外では、台湾、中国の南部、マレーシア、ニューギニア、オーストラリアなどに分布する。
樹高は4メートルから10メートルくらいである。
雌雄異株である。
葉は大形の盾形で、互い違いに生える(互生)。
葉の裏の真ん中から葉の柄が出ていて、ハスの葉のようである。
葉の先は尾状に尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は2月から4月くらいである。
円錐状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の花が樹を被う。
花径は1センチくらいで小さい。
花の後にできる実は球形のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、黒く熟する。
和名の由来は葉が大きな樹木ということからきている。
別名を大葉木(オオバキ)ともいう。
学名の Macaranga はこの属の1種のマダガスカルでの呼び方からきている。
種小名の tanarius の意味はまだ調べられていない。
変種名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
写真は2月に沖縄の世界遺産・斎場御嶽(せーふぁうたき)で撮った。
学名:Macaranga tanarius var. tomentosa

★静けさの中に開いた花房は
 異国情緒を高めるように

オオバギ150204b-l.jpg

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ベゴニア・パルミフォリア

ベゴニア・パルミフォリア140212a-l.jpgベゴニア・パルミフォリアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいが分布する。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ:Begonia grandis)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
本種の原産地はブラジルである。
木立性ベゴニアといわれるものの1つである。
異名をベゴニア・レニフォルミス(Begonia reniformis)という。
草丈は90センチから120センチくらいである。
茎は太く、赤い毛が生えている。
茎の下部につく腎形の葉は大きく葡萄(ブドウ)に似ていて、手のひら状に裂ける。
開花時期は冬から春である。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、花径1センチから2センチの小さな白い花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の palmifolia は「手のひら状の葉の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia palmifolia(syn. Begonia reniformis)

★ベゴニアの原種見るのは面白い
 花だけ見てもわからぬけれど

ベゴニア・パルミフォリア140212b-l.jpg

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アロエ・ダビアナ

アロエ・ダビアナ130116a-l.jpg

アロエ・ダビアナはユリ科アロエ属の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)ススキノキ科とされる。
南アフリカ東部のハウテン州やフリーステイト州などに分布し、草地や林の中に生える多肉植物である。
園芸名は星斑竜舌(ホシフリュウゼツ)や蛇尾錦(ダビニシキ)という。
草丈は60センチから150センチくらいである。
葉は剣状で、根際からロゼット状に広がる。
葉の色は淡い緑色で、白い斑点がある。
葉の先は尖り、縁には細かい刺がある。
開花時期は2月から3月くらいである。
枝分かれをした茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、オレンジ色をした筒状の花を垂れ下げる。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
属名の Aloe は、アラビア語の「alloeh(苦味のある)」からきている。葉に苦い汁液があることから名づけられた。
種小名の davyana はアメリカの植物学者「デイビー(Joseph Burtt Davy, 1870-1940)さんの」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Aloe davyana(syn. Aloe greatheadii var. davyana)

★広がった葉っぱがとても魅力的
 ぐいと背伸びし花をぶら下げ

アロエ・ダビアナ130116l.jpg

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