不定期に咲く花の最近のブログ記事

アンスリウム・ベイケリ

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アンスリウム・ベイケリはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には紅団扇(ベニウチワ:Anthurium scherzerianum)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はグアテマラからコロンビアである。
海岸沿いから標高1000メートルまでの湿った森に生える。
種小名はそのまま読めばバケリだが、ベイケリとして紹介するものが多いのでそれに倣う。
なお、人名の場合は母国語の読みに沿ったほうがいいという説も見かけるが、そうでなければいけないというものでもない。
いわばローカルルールの類である。
草丈は20センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は線状の披針形(笹の葉のような形)で、群がり生える(叢生)。
葉には長い柄があり、両端が尖る。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)をつけ、緑色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
艶のある赤い実を長い間つけており、こちらのほうが観賞価値がある
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の bakeri はイギリス人の植物分類学者「ベイカー(John Gilbert Baker, 1834-1920)さんの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Anthurium bakeri

★ちょっと見はグロテスクだがベイケリの
 姿に思わず笑みをこぼして

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ハオルチア・マウガニー

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ハオルチア・マウガニーはユリ科ハオルチア属の常緑多年草である。
分類体系によってはススキノキ科とされる。
属名の読み方には「ハワーシア」、「ハオルシア」などがある。
種小名の読み方は「モーガニー」とするものもある(種苗法施行規則など)。
南アフリカの西ケープ州に分布する多肉植物である。
園芸名を万象(マンゾウ)という。
草丈は20センチくらいである。
多肉質の葉が棍棒を切ったような形に生える。
開花時期は4月から6月くらいだが、温室では不定期に花を咲かせる。
20センチくらいの花茎を伸ばし、小さな筒状の花をつける。
花の色は白く、淡い緑色のストライブが入る。
属名の Haworthia はイギリス人の植物学者「ハワース(Adrian Hardy Haworth, 1768-1833)さん」の名からきている。
種小名の maughanii は「モーガン・ブラウン(H. Maughan Brown)さんの」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Haworthia maughanii

★花茎を伸ばし花咲く万象に
どう撮ろうかと首を傾げて

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アスパラガス・マダガスカリゲンシス131008a-l.jpg

アスパラガス・マダガスカリエンシスはユリ科クサスギカズラ属の蔓性多年草である。
分類体系によってはクサスギカズラ科とされる。
原産地はマダガスカルである。
読み方はアスパラグス・マダガスカリエンシスとするほうが原語には近い。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期である。
花径1センチに満たない緑白色をした釣鐘形の小さな花をつける。
花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黄橙色になる。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名の madagascariensis は「マダガスカルの」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Asparagus madagascariensis

★存在をほとんど知られぬこの花を
 発信するもまた楽しくて

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インコアナナス

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インコアナナスはパイナップル科インコアナナス属(フリーセア属)の常緑多年草である。
原産地はブラジルである。
熱帯雨林の樹上に着生する。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、15枚から20枚くらい生える。
葉の質は薄く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)はつけ根の部分が赤く、先へ向けて黄色、黄緑色と変化する。
苞は長い間鑑賞できる。
開花時期は不定期である。
花は黄色い筒状で、寿命は短い。
花には3枚ずつの外花被片と内花被片があり、内花被片はすぐに落ちる。
和名の由来は花穂の様子をインコの頭にたとえたものである。
属名の Vriesea はオランダの植物学者「ブリーザ(Willem Hendrik de Vriese, 1806-1862)さん」の名からきている。
種小名の carinata は「背骨のある、角張った稜のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Vriesea carinata

★なるほどね原種のほうがよく似てる
 インコ思わすブラジルの花

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クリビア・キルタンシフロラ131008a-l.jpg

クリビア・キルタンティフロラはヒガンバナ科クンシラン属(クリビア属)の常緑多年草である。
受け咲き君子蘭(ウケザキクンシラン:Clivia miniata)と君子蘭(クンシラン:Clivia nobilis)との種間雑種で、前者の影響を強く受けている。
両者ともに原産地は南アフリカのナタール地方である。
和名の君子蘭(クンシラン)はノビリス種を指すが、戦前に渡来して君子蘭(クンシラン)と呼ばれたのは本種のこととする説もある。
読み方はクリビア・キルタンシフロラとするものもある。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は春を中心に不定期である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、15輪から20輪くらいの筒状の花を垂れ下げる。
花の色は朱色である。
属名の Clivia は19世紀のイギリスの「クライブ家(Clive)」出身の公爵夫人にちなんで名づけられた。
種小名の cyrtanthiflora は「キルタンツス属(Cyrtanthus)に似た花の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Clivia x cyrtanthiflora

★謎秘めて温室に咲く君子蘭
 その正体は果たして如何に

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アスパラガス・アフリカヌス

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アスパラガス・アフリカヌスはユリ科クサスギカズラ属の蔓性常緑低木である。
分類体系によってはクサスギカズラ科とされる。
原産地は南アフリカ、ナミビアである。
読み方はアスパラグス・アフリカヌスとするほうが原語には近い。
英名はブッシュ・アスパラガス(Bush asparagus)という。

蔓の長さは最長12メートルに及ぶ。
葉は退化した糸状の葉状枝(偽葉)である。
自生地での開花時期は春である。
温室では不定期に咲くようである。
花径1センチに満たない緑白色をした釣鐘形の小さな花をつける。
黄色い葯(雄しべの花粉を入れる袋) が目立つ。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すとオレンジ色になる。
種子は鳥によって散布される。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名と変種名の africanus は「アフリカの」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Asparagus africanus var. africanus

★仲間とはどこが違っているのかな
 南ア育ちのアスパラガスは

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薄の木(ススキノキ)

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薄の木(ススキノキ)はユリ科ススキノキ属の常緑低木である。
分類体系によってはススキノキ科に分類される。
ススキノキ科はAPG IIIの分類体系でツルボラン科やキスゲ科も含められるようになって注目されている。
本種の原産地はオーストラリアの南西部である。
樹高は1メートルから2メートルである。
成長は非常に遅い。
葉は銀白色で細長く、長さは1メートルにもなる。
開花するのは数年に一度である。
茎先に長い穂状の花序を出し、黄白色の花を咲かせる。
属名の Xanthorrhoea はギリシャ語の「xanthos(黄色い)+rheo (流れ)」からきている。
種小名の preissii はオーストラリアに住んだドイツ人の博物学者「プレイス(Ludwig Preiss, 1811-1883)さんの」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Xanthorrhoea preissii

★滅多には花を咲かせぬ木だという
 いろいろあるね不思議の世界

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角薮柑子(ツノヤブコウジ)

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角薮柑子(ツノヤブコウジ)はヤブコウジ科ツノヤブコウジ属の常緑低木である。
分類体系によってはサクラソウ科とされる。
原産地は、中国南部、東南アジア、インド、ニューギニア、オーストラリアなどである。
マングローブ林の縁や水路に面して生える。
日本には分布していない。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は倒卵形で、輪生状に互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期で、白い花を総状につける。
実(偽胎生種子)は彎曲した角状で、中に胎生種子ができる。
「胎性種子」というのは、枝についた実から太い根が伸び、根の先に新芽ができた状態で実から抜け落ちるもののことで、海流に乗って散布される。
「偽胎生種子」というのは、実の中に胎生種子ができているもののことである。
実は熟すと赤くなる。
属名の Aegiceras はギリシャ語の「aigis(ヤギ)+keras(角)」からきている。
種小名の corniculatum は「つののある」という意味である。
花の写真は8月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aegiceras corniculatum

★熱帯のマングローブの森にある
 神秘の樹木角薮柑子

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エスキナンツス・ハートレー

エスキナンツス・ハートレー100111a-l.jpgエスキナンツス・ハートレーはイワタバコ科ナガミカズラ属の常緑小低木である。
原産地はニューギニア島である。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は厚く艶がある。
開花時期は不定期である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、赤橙色の筒状花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
雄しべと雌しべが花冠から飛び出している。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aeschynanthus はギリシャ語の「aischuno(恥ずかしい)+anthos(花)」からきている。赤い花をたとえたものである。
種小名の hartleyi は「ハートレー(Hartley)さんの」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Aeschynanthus hartleyi

★もう少し背丈は伸びてくるのかな
 興味も募る資料のない花

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ダシリリオン・グラウコフィルム090524a-l.jpgダシリリオン・グラウコフィルムはリュウゼツラン科ダシリリオン属の常緑低木である。
原産地はメキシコの北部で、乾燥地帯に生える。
樹高は3メートルくらいである。
根際から生える葉は細長い剣状である。
葉の質は多肉質で、灰白色の粉をふいている。
葉の縁には小さな棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
花茎を伸ばして黄緑色の花をつけるが、めったに咲かない。
つくば植物園では23年ぶりに咲いたという。
属名の Dasylirion はギリシャ語の「dasy(厚い)+lirion(ユリ)」からきている。
種小名の glaucophyllum は「灰緑色の葉の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Dasylirion glaucophyllum

★天高く伸ばしてやりたいこの姿
 窮屈そうで長くは見られず

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