ロシアンセージ(Russian sage)はシソ科ペロフスキア属の落葉小低木である。
原産地はパキスタン、アフガニスタン、イラン、コーカサス地方などである。
草丈は60センチから130センチくらいである。
枝や葉は灰白色を帯びている。
葉は羽状に深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から10月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした唇形の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックかになる。
サルビア類とは属が異なるが、一般名としてセージの名が用いられる。
ミントに似た香りがあり、ポプリに利用される。
属名の Perovskia はロシアの将軍で政治家の「ペロフスキ(V. A. Perovski, 1794-1857)」の名からきている。
種小名の atriplicifolia は「ハマアカザ属(Atriplex)のような葉の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Perovskia atriplicifolia
★涼しげに灰白色を帯びて咲く
ロシアンセージ夏を乗り越え
COPYRIGHT © 2013 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|