オレンジ色の花の最近のブログ記事

オオキツネノカミソリ050721a-l.jpg

大狐の剃刀(オオキツネノカミソリ)はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、山地の林の縁や山道の脇に生える。
分類上は、狐の剃刀(キツネノカミソリ)の変種とされている。
基本種よりも花が大きく、花冠の長さは9センチくらいある。
また、雄しべが長く、花の外につき出すのが特徴である。
草丈は30センチから50センチくらいである。
花に先立って早春に生える葉は線形で、葉先は丸い。
葉は彼岸花(ヒガンバナ)よりも幅が広い。
和名の由来は、この葉の形を剃刀に見立て、花の色を狐に見立てたものである。
開花時期は7月から8月である。
茎先に淡いオレンジ色の花をつける。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
彼岸花(ヒガンバナ)と同じように、花の咲くころには葉はなく、茎が伸びて花だけが咲く。
属名の Lycoris はギリシャ神話の海の女神「リコリス(Lycoris)」の名からきている。花の美しさを称えて名づけられた。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
変種名の kiushiana は「九州の」という意味である。
写真は7月に練馬区の牧野記念庭園で撮った。
学名:Lycoris sanguinea var. kiushiana

★どことなく神秘に満ちた花姿
 名も不思議だが姿も不思議

オオキツネノカミソリ050721c-l.jpg

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クニフォフィア・ガルピニー

クニフォフィア・ガルピニー060808a-l.jpg

クニフォフィア・ガルピニーはユリ科シャグマユリ属の多年草である。
分類体系によってはツルボラン科ないしススキノキ科とされる。
赤熊百合(シャグマユリ)というのはトリトマ(Tritoma)のことで、本種もその近縁種である。
原産地は南アフリカである。
草丈は60センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は細長い線形で、地面に垂れ下がる。
開花時期は6月から10月である。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、オレンジ色の筒状の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kniphofia はドイツの植物学者「クニホフ(J. H. Kniphof)さん」の名からきている。
種小名の galpinii は19世紀から20世紀の南アフリカの銀行家で植物学者だった「ガルピン(E. E. Galpin)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Kniphofia galpinii

★背が高く茎もほっそりなかなかに
 ピント合わない花に苦しみ

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柳唐綿(ヤナギトウワタ)

ヤナギトウワタ070518a-l.jpg

柳唐綿(ヤナギトウワタ)はガガイモ科トウワタ属の多年草である。
原産地は北アメリカの東部である。
南アメリカ原産の唐綿(トウワタ)の近縁種で、和名の通り葉の形に違いがある。
日本へは大正時代に渡来し、鉢物や切り花として流通している。
また、種子の形状から稀に野生化する。
草丈は30?100センチくらいである。
根が塊茎状にふくらむ。
葉は「柳」に似た線状の披針形で、やや互い違いに生える(互生)。
唐綿(トウワタ)の葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6?9月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、カラフルな花をつける。
花の色は、5つに裂けた花冠が紅色で、真ん中の副花冠が橙色ないし黄色になる。
花の後にできる実は長い楕円形で、その中に冠毛のついた種子がたくさん入っている。
その形状がパンヤの木(パンヤノキ)に似ていることから宿根パンヤ(シュッコンパンヤ)の別名がある。
また、パンヤの代用とされて、クッションや枕などの詰め物に利用される。
根は肺疾患の治療薬としてネイティブアメリカンに利用された。
属名の Asclepias はギリシャ神話の医術の神「アスクレピオス(Asklepios)」の名からきている。
種小名の tuberosa は「塊茎のある」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Asclepias tuberosa

★独特の花の形が面白い
 柳唐綿異国の響き

ヤナギトウワタ070518b-l.jpg

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アメリカノウゼンカズラ080727a-l.jpg

アメリカ凌霄花(アメリカノウゼンカズラ)はノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の落葉蔓性木本である。
アメリカの東南部からメキシコ湾岸にかけて分布し、林の縁などに生える。
日本へは大正時代の末期に渡来した。
庭木や公園樹として栽培されている。
蔓性で他の植物や人工物に寄りかかって成長し、長さは2メートルから5メートルくらいになる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は卵形で、4対から6対で構成される。
開花時期は7月から9月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、赤橙色ないし黄橙色の筒状の花をつける。
凌霄花(ノウゼンカズラ)よりも花径は小さく、筒は長い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、長い楕円形をしている。
凌霄花(ノウゼンカズラ)と交配された園芸品種も作出されている。
属名の Campsis はギリシャ語の「campsis(湾曲)」からきている。雄しべが弓形をしていることから名づけられた。
種小名の radicans は「根を出す」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Campsis radicans

★細長い筒の先では反り返る
 花の姿が個性を示し

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ボタンキンバイ060615a-l.jpg牡丹金梅(ボタンキンバイ)はキンポウゲ科キンバイソウ属の多年草である。
北海道の利尻島にのみ分布する固有種で、利尻山の高山草原に生える。
北海道のレッドデータブックでは希少種に登録されている。
草丈は20センチから60センチくらいである。
茎は枝別れしないかしても少しである。
葉は拳状に5つに深く裂け、裂片が更に切れ込む。
根元から生える葉や根元に近い葉には長い柄がある。
茎の上部の葉には柄はない。
開花時期は7月から8月である。
茎先に1個(稀に2個)の花をつける。
花の色はオレンジがかった黄色である。
花びらのように見えるのは萼で、9枚から16枚ある。
実際の花びらは雄しべよりも短い。
花は完全には開かず、牡丹(ボタン)のようにやや球状になる。
これが名の由来でもある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Trollius はドイツ語の「Trollblume(セイヨウキンバイソウ)」からきている。
種小名の pulcher は「美しい」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Trollius pulcher

★鮮やかなオレンジ色がよく似合う
 牡丹金梅高嶺に咲いて

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シナノキンバイ070728e-l.jpg信濃金梅(シナノキンバイ)はキンポウゲ科キンバイソウ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山の湿った草地や尾瀬沼などの湿原に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
信濃金梅草(シナノキンバイソウ)や蝦夷金梅草(エゾキンバイソウ)の別名がある。
草丈は20センチから70センチくらいである。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
根際から生える葉には長い柄があり、手のひら状に5つに裂け、それぞれの裂片はさらに細かく切れ込む。
葉には光沢がある。
開花時期は7月から9月である。
花径3、4センチくらいの大きな金色の花をつける。
ただし、5枚から7枚の大きな花弁のように見えるのは萼片である。
花弁は長さが7ミリくらいの線形で、雄しべより短い。
よく似た千島の金梅草(チシマノキンバイソウ)のほうは、花弁が雄しべより長い。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
属名の Trollius はドイツ語の「Trollblume(セイヨウキンバイソウ)」からきている。
種小名の riederianus は採集者「リーデルの」という意味である。
変種名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は7月に中央アルプスの千畳敷カールで撮った。
学名:Trollius riederianus var. japonicus

★金色に照り輝いて奥山に
 夏を知らせる信濃金梅

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キンバイソウ110810a-l.jpg金梅草(キンバイソウ)はキンポウゲ科キンバイソウ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方と伊吹山に分布し、山地から亜高山の林の縁や草地に生える。
草丈は40センチから100センチくらいである。
葉は円形で深く裂ける。
葉には艶がある。
開花時期は7月から8月である。
枝分かれをした茎先に、花径4センチくらいの黄色ないし黄橙色の花を1輪ずつつける。
花弁のように見えるのは萼片で、普通は5枚ある。
萼片と雄しべの間に長さ2センチくらいの線形の花弁が8枚から18枚くらいある。
花弁は雄しべより長く、近縁種の信濃金梅(シナノキンバイ)は花弁が短い。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
和名の由来は、黄金色をした梅に似た花をつけることからきている。
属名の Trollius はドイツ語の「Trollblume(セイヨウキンバイソウ)」からきている。
種小名の hondoensis は採集者「本州の」という意味である。
写真は8月に伊吹山で撮った。
学名:Trollius hondoensis

★美しい花の姿にはっとする
 よく似た花を思い浮かべつ

キンバイソウ110810b-l.jpg

キンバイソウ110810c-l.jpg

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ヒオウギ110809c-l.jpg

檜扇や花に浮き出る闇の穴

檜扇(ヒオウギ)はアヤメ科アヤメ属(イリス属)の多年草である。
イリス属は世界の温帯に150種くらい分布する。
日本にも文目(アヤメ)などが分布し、属名の和名をアヤメ属という。
本種は、かつてはヒオウギ属として独立していたが、DNA解析の結果に基づいて2005年にアヤメ属に編入された。
本州から沖縄にかけて分布し、山地の草地や海岸に生える。
また、鑑賞用として栽培される。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、インド北部などにも分布する。
中国名は射干(shegan)という。
和名の由来は、葉の様子を檜扇(平安時代の貴族の持った檜の薄い白板をとじ合わせた扇)にたとえたものである。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は剣状の線形で根際から扇状に広がる。
開花時期は7月から9月である。
茎の上部で枝分かれをし、花径3センチから4センチくらいの花をたくさんつける。
花被片は6枚で平らに開く。
花被片の色は橙色で、内側に暗赤色の斑点がある。
雄しべは3本、雌しべは1本である。
花は夜にはしぼむ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
黒く艶のある丸い種子は「ぬばたま」「うばたま」と呼び、和歌で枕詞(夜・夕・髪などに掛かる)とされる。
この枕詞は万葉集にもたくさん用いられている。
根茎を乾燥させたものを生薬で射干(やかん)といい、消炎、利尿、去痰などの薬効がある。
花言葉は「誠実」である。
俳句の季語は夏である。
7月16日の誕生花である。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味し、転じて植物名となった。
種小名の domestica は「栽培されている」という意味である。
花の写真は8月に名古屋市東山植物園で撮った。
実の写真は10月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Iris domestica(異名:Belamcanda chinensis)

★射干玉(ぬばたま)の夜艶やかに明けぬれば
 東雲に吹く檜扇の風
☆檜扇の闇を思わす斑点の
 色は見せずと天を仰ぎて

ヒオウギ110809b-l.jpg

ヌバタマ051015a-l.jpg

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2016/07/24 改訂

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トリゴニディウム・アクミナツム090823a-l.jpgトリゴニディウム・アクミナツムはラン科トリゴニディウム属の多年草である。
原産地は中南アメリカである。
山地の湿った林の中に生育する着生種である。
トリゴニディウム属はマキシラリア属の近縁で、この地域に14種が分布するという。
草丈は20センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は春から夏である。
花の色は黄緑色ないし橙色で赤いストライブが入る。
萼片は三角形である。
属名の Trigonidium はギリシャ語の「trigonos(三角)」からきている。萼片の形から名づけられた。
種小名の acuminatum は「先が次第に尖った」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Trigonidium acuminatum

★ランの花いったいいくつあるのかな
 アクミナツムはラテンが故里

トリゴニディウム・アクミナツム090823b-l.jpg

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2014/05/17改訂

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浜萓草(ハマカンゾウ)

ハマカンゾウ090704a-l.jpg

浜萓草(ハマカンゾウ)はユリ科ワスレグサ属の多年草である。
分類体系によってはススキノキ科とされる。
日本固有種である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸の草地や岩場などに生える。
野萓草(ノカンゾウ)とよく似ているが、葉が厚く、冬期も枯れないで残る。
草丈は50センチから90センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い線形で艶がある。
開花時期は7月から10月である。
茎先に3輪から6輪の花を上向きにつける。
濃いオレンジ色をした一日花で、朝開いて夕方にはしぼむ。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「醜い争い」である。
属名の Hemerocallis はギリシャ語の「hemera(一日)+callos(美)」からきている。この属の植物の花は一日でしぼむことから名づけられた。
種小名の fulva は「茶褐色の」という意味である。
変種名の littorea は「海浜に生える」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hemerocallis fulva var. littorea

★オレンジの色が眩しい浜萓草
 海の香りの届くがごとく

ハマカンゾウ090704b-l.jpg

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