赤い花の最近のブログ記事

ベニカノコソウ070630d-l.jpg

紅鹿の子草(ベニカノコソウ)はオミナエシ科ベニカノコソウ属(ケントランツス属)の多年草である。
属名の読み方は「セントランサス属」とするものもある。
原産地は南ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアなどである。
湿り気のある岩礫地などに生える。
英名はレッドバレリアン(red valerian)という。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から8月である。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、紅紫色の小さな花をたくさんつける。
園芸品種には花の色が白いものもある。
花径は5ミリくらいで、花冠の先は5つに裂けている。
裂片の先は丸い。
花のつけ根の部分には距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
花にはよい香りがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
実には放射状に伸びた羽毛がある。
ポプリやドライフラワーとしても利用される。
属名の Centranthus はギリシャ語の「kentron(距)+anthos(花)」からきている。筒状の花冠のつけ根に長い距があることから名づけられた。
種小名の ruber は「赤い」という意味である。
写真は6月に山形市野草園で撮った。
学名:Centranthus ruber

★花びらの形は少し違うけど
 ムードはそのまま紅鹿の子草

ベニカノコソウ070630e-l.jpg

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ニクイロシュクシャ060729b-l.jpg

肉色縮紗(ニクイロシュクシャ)はショウガ科シュクシャ属(ヘディキウム属)の多年草である。
シュクシャ属は東南アジア、インド、ヒマラヤ、マダガスカルに50種くらい分布する常緑の大形多年草である。
本種の原産地はインド、ヒマラヤ、マレーシア、ミャンマーなどである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
和名は生薬の縮砂(しゅくしゃ)に利用される植物に花が似ていることからつけられた。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎の部分は葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が折り重なったもので、偽茎と呼ばれる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から11月である。
短日植物で、夕方になると香りのよい肌色の花を開く。
花被片は6枚あるが、外花被3枚は合着して花のつけ根にある。
内花被3枚はつけ根は合着し、先が3つに分かれる。
もう1枚、唇形の花びらがあるが、これは雄しべが花びらの形になっている。
また、飛び出しているしべは、雄しべと雌しべが1つになったものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「淡い恋心」である。
属名の Hedychium はギリシャ語の「hedys(美味)+chion(雪)」からきている。花が雪のように白く甘い香りがすることから名づけられた。
種小名の carneum は「肉色の」という意味である。
写真は7月に神代植物公園で撮った。
学名:Hedychium carneum

★ややこしい花の姿が面白い
 インド育ちの肉色縮砂

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バルレリア・レペンス

バルレリア・レペンス110823a-l.jpg

バルレリア・レペンスはキツネノマゴ科バルレリア属の常緑低木である。
原産地は東アフリカから南アフリカである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の色は濃い緑色で艶がある。
開花時期は7月から9月くらいである。
濃い紅紫色をした筒状の花を咲かせる。
花冠の先は5つに裂ける。
花径は3センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、棍棒のような形をしている。
属名の Barleria はフランス人の修道士で植物学者の「バルレリエ(James Barrelier, 1606-1673)さん」の名からきている。
種小名の repens は「匍匐する」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Barleria repens

★花の色とてもきれいなバルレリア
 いろいろあるね南国の花

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エゾクロクモソウ110802a-l.jpg

蝦夷黒雲草(エゾクロクモソウ)はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道と本州の東北地方北部の山地から高山に分布し、湿った林の中や沢沿いなどに生える。
近縁種の黒雲草(クロクモソウ)と比べると、葉のぎざぎざ(鋸歯)が多い、花の柄が短いなどの特徴がある。
草丈は10センチから30センチくらいである。
茎には毛は生えていない。
根際から生える葉は腎円形で、長い柄がある。
葉の縁には大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。
花の柄や葉には短い腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
開花や時期は7月から8月である。
茎先に(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径6ミリから8ミリくらいの小さな赤褐色の5弁花をまばらにつける。
花の色は白っぽいものもある。
萼片も5枚で、外側に反り返る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、北海道に多く、葉の色ないし花の色を黒雲にたとえたものだという。
属名の Saxifraga はラテン語の「saxum(石)+frangere(砕く)」からきている。この属のある植物が尿の結石を溶かす作用があると考えられたことから名づけられた。
種小名と亜種名の fusca は「暗い赤褐色の」という意味である。
写真は8月に旭山動物園で撮った。
学名:Saxifraga fusca subsp. fusca

★写真にはうまく撮れない花だけど
 頑張ってみるめずらしいから

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檀特(ダンドク)

ダンドク070518a-l.jpg

檀特(ダンドク)はカンナ科カンナ属の多年草である。
原産地はカリブ諸島やメキシコである。
和名の由来は、北インドのガンダーラ地方にある檀特山からきている。前世の釈迦であるスダーナ太子が菩薩修行をした山とされる。
中国名は曇華(ドンゲ)という。

カンナの原種である。
日本へは江戸時代の初期に渡来した。
本州の関東地方以南で逸出したものが野生化している。
草丈は2メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から10月である。
温室では周年開花をする。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤ないし黄色の花をつける。
品種改良されたカンナに比べると、花は小さい。
この花弁のように見える部分は、雄しべが弁化したものである。
花弁は3枚あるが筒状の披針形で目立たない。
萼片も3枚で小さい。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Canna は、ケルト語の「can(芦)」が転じてこの属の名に使われた。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Canna indica

★鮮やかな朱染めの色が目を引くよ
 檀特の花原始の叫び

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エケベリア・ルンヨニー

エケベリア・ルンヨニー100823a-l.jpg

エケベリア・ルンヨニーはベンケイソウ科エケベリア属の多年草である。
原産地はメキシコである。
メキシコ湾岸のタマウリパス州に分布する多肉植物である。
ロゼット径は10センチくらいである。
葉はへら形で、先はやや丸みを帯びる。
葉の色は青緑色で白粉を帯びる。
開花時期は5月から9月くらいである。
花茎を15センチから20センチくらい伸ばし、暗い紅色の花をつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Echeveria はメキシコの植物画家「エチェベリア(Atanasio Echeverria y Godoy, 1700's)さん」の名からきている。
種小名の runyonii はテキサス州のアマチュアの植物学者「ラニヨン(Robert Runyon, 1881-1968)さんの」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Echeveria runyonii

★バラ咲きと言うのだそうだ葉の形
 花も咲くけど葉が美しい

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キルタンツス・サングイネウス090726a-l.jpg

キルタンツス・サングイネウスはヒガンバナ科キルタンツス属の常緑多年草である。
キルタンツス属は南アフリカにおよそ50種が分布し、海岸などに生える。
属名の読み方は「キルタンサス」とするものもある。
種小名の読み方は「サンギネウス」とするものもある。
本種の原産地も南アフリカで、海岸近くに生える。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は7月から8月である。
茎先に筒状をした赤い大輪の花をつける。
花径は7、8センチあり、花被片は6枚である。
花の色にはピンクやオレンジ色のものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyrtanthus はギリシャ語の「kyrtos(曲がった)+anthos(花)」からきている。花筒が曲がっていることから名づけられた。
種小名の sanguineus は「血のように赤い」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Cyrtanthus sanguineus

★また一つめずらしい花見つけたよ
 真夏の暑さ忘れる気分

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ノコギリソウモドキ080927b-l.jpg

鋸草擬き(ノコギリソウモドキ)はキク科ノコギリソウ属(アキレア属)の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方、東ヨーロッパなどである。
和名を西洋鋸草擬き(セイヨウノコギリソウモドキ)とするものもある。
草丈は50センチから100センチくらである。
ノコギリソウ属の仲間と同様に葉は羽状に細かく切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から9月である。
花の色は真ん中の筒状花と周りの舌状花とでコントラストがあり、西洋鋸草(セイヨウノコギリソウ)よりも色彩が豊かである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Achillea は古代ギリシャの医師「アキレス(Achilles)」にちなむ。彼の手で有効成分が発見されたことから名づけられた。
種小名の stricta は「硬い」という意味である。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Achillea stricta

★擬きとは笑止な名だと苦笑い
 すらりと伸びた花美しく

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グロキシニア

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グロキシニア(Gloxinia)はイワタバコ科オオイワギリソウ属(シンニンギア属)の非耐寒性多年草である。
グロキシニアの名は旧属名からきている。
和名を大岩桐草(オオイワギリソウ)という。
原産地はブラジルである。
18世紀に発見された。
この花は高村光太郎の「智恵子抄」にも登場する。
ヨーロッパに持ち込まれて品種改良をされ、日本へは明治時代の初期に持ち込まれた。
しかし、一般に温室栽培されるようになるのは明治末期以降だという。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は広い卵形である。
葉には柄があって先は尖り、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
厚ぼったく、ビロード状である。
開花時期は6月から10月である。
花茎の先に横向きにそれぞれ1つの花をつける。
花冠は鐘形で先が5つに裂ける。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の色には赤や紫色が基本だが、園芸品種には白や桃色のものがあり、一重咲き、八重咲き、覆輪咲き(花びらに縁取りが入る)など多彩である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Sinningia は19世紀のドイツ人の園芸家「シンニング(Wilhelm Sinning)さん」の名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は7月に山中湖村の花の都公園で撮った。
学名:Sinningia speciosa

★大正のロマン伝えるグロキシニア
 華麗な姿進化を遂げて

グロキシニア060708a-l.jpg

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柳蘭(ヤナギラン)

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柳蘭(ヤナギラン)はアカバナ科ヤナギラン属(アカバナ属)の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、日当たりのよい山地の草地に生える。
海外では、北半球に広く分布する。
和名の由来は、細長い葉が柳(ヤナギ)に似ていて、花が蘭(ラン)を思わせるところからきている。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉の長さは5センチから8センチくらいの長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄はなく、縁には小さなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面は灰白色を帯びる。
開花時期は7月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3、4センチの紅紫色の花をたくさんつける。
花弁は4枚、萼片も4枚である。
雄しべは8本である。
雌しべは1本で、柱頭は4つに裂ける。
花は茎の下のほうから順に咲き上がる。
花の後にできる実はさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、中には毛の生えた白い種子がたくさん入っている。
強い生命力をもち、伐採地や山火事の跡などに大群落をつくる。
しかし、土壌が安定するにつれて他の植物に取って代わられる。
属名の Chamerion はギリシャ語の「chamai(小さい)+Nerium(キョウチクトウ属)」からきている。
種小名の angustifolium「細葉の」という意味である。
写真は8月に志賀高原で撮った。
学名:Chamerion angustifolium(=Epilobium angustifolium)

★咲き昇る花はピンクの柳蘭
 背高のっぽに高原の風

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