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パッシフローラ・アメシスト

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パッシフローラ・アメシストはトケイソウ科トケイソウ属の蔓性常緑多年草である。
古い時代にイギリスで作出された交雑種である。
交配親はケルメシナ種(Passiflora kermesina)と時計草(トケイソウ:Passiflora caerulea)だと推定されている。
読み方は「アメジスト」とするものもある。
蔓の長さは2メートルから4メートルくらいになる。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から11月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
花の色は青紫色である。
花径は9センチから11センチくらいである。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
萼片と花弁は後ろに大きく反り返る。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、冬にオレンジ色に熟する。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Passiflora 'Amethyst'

★色合いは貴婦人の色アメジスト
 イメージがらりと変わるが不思議

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ラシャガキグサ060729b-l.jpg

羅紗掻き草(ラシャカキグサ)はマツムシソウ科ナベナ属の越年草である。
分類体系によってはスイカズラ科とされる。
原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジアなどである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
和名の由来は、熟した花序を羅紗(ラシャ)などの起毛に用いたことからきている。
織物工業の盛んな大阪の泉州地域で栽培されていた。
草丈は1メートルら2メートルになる。
茎には細かい剛毛が密生し、披針形(笹の葉のような形)の葉を向かい合わせにつける(対生)。
開花時期は6月から8月である。
茎先に円筒形の頭状花序(枝を介さずにたくさんの花がまとまって咲く)をつけ、淡い紫色の花を咲かせる。
頭状花序の下につく総包片(花序全体を包む葉の変形したもの)は頭花より短く、反り返る。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
英名はチーゼル(teasel)である。
形が面白いのでドライフラワーなどに用いられる。
和名の読み方は「ラシャカキソウ」とするものもある。
別名(ないし野生種)を鬼鍋菜(オニナベナ)という。
属名の Dipsacus はギリシャ語の「dipsa(渇く)」からきている。葉の根元が杯状になって水を溜めている植物がこの属にあることから名づけられた。
種小名の sativus は「栽培された」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dipsacus sativus(syn. Dipsacus fullonum subsp. sativus)

★面白い形してるねチーゼルは
 触れば痛い棘があるけど

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ティムス・カピタツス

ティムス・カピタタ090704a-l.jpg

ティムス・カピタツスはシソ科イブキジャコウソウ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方で、乾燥した岩場や荒地に生える。
英名はペルシャンヒソップ(Persian hyssop)である。
ヒソップは柳薄荷(ヤナギハッカ)を意味し、その近縁種の総称でもある。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は小さな披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から9月である。
茎先に紅紫色の小さな花が円錐状に集まってつく。
花冠は唇形である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
調味料や食品の風味付けに用いられるほか、エッセンシャル・オイルとして利用される。
属名の Thymus はギリシャ語の「thyein(香をくゆらす)」からきている。
種小名の capitatus は「頭状の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Thymus capitatus(syn. Thymbra capitata)

★日本ではあまり見かけぬ花らしく
 あれこれ紐解く外国サイト

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アガスタケ・スクロフラリィフォリア090904b-l.jpg

アガスタケ・スクロフラリィフォリアはシソ科カワミドリ属の多年草である。
属名の読み方は「アガスタシェ」とするものもある。
日本にも分布する川緑(カワミドリ)と同じ仲間である。
原産地は北アメリカの東部である。
カナダのケベック州からアメリカ合衆国のジョージア州にかけて分布する。
英名はパープルジャイアントヒソップ(purple giant hyssop)である。
ヒソップはヤナギハッカに近縁の植物の総称である。
草丈は60センチから180センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から9月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形の花をつける。
花の色は紫色である。
写真の色よりは濃い色のものが多いようである。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Agastache はギリシャ語の「aga(強める)+stachys(穂)」からきている。太い穂状の花序をつけることから名づけられた。
種小名の scrophulariifolia は「ゴマノハグサ属(Scrophularia)のような葉の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Agastache scrophulariifolia

★アメリカに多いようだねアガスタケ
 北陸の地で出合い楽しみ

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目草薄荷(メグサハッカ)

メグサハッカ080727a-l.jpg

目草薄荷(メグサハッカ)はシソ科ハッカ属の多年草である。
原産地は南ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアなどで、湿った草地や河岸に生える。
日本でも栽培逸出したものが各地で帰化している。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
草丈は40センチから60センチである。

全草に毛は生えていない。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から9月である。
花茎を伸ばして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の花を穂状につける。
花の色には赤や青のものもある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
民間療法では腹部の疾患や痙攣などに薬効があるとされるが、流産の可能性なども指摘されており経口には適さない。
また防虫効果があるとされる。
「目草」は「薄荷」の古名だそうだが、本種にこの名称が充てられた由来はよくわからない。
別名をペニーローヤルミント(pennyroyal mint)という。
ペニーはイギリスの硬貨の名からきている。
花言葉は「逃避」である。
属名の Mentha はギリシャ神話に登場するニンフ「メンテ(Menthe)」の名からきている。

種小名の pulegium はギリシャ語の「pulex(ノミ)」からきており、ノミ退治に使ったことから名づけられた。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Mentha pulegium

★爽やかな香りいかがと花咲かす
 ペニーロイヤル薄荷の仲間
☆優しげな薄紫の花飾り
 ニンフの香り心なごませ

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2013/09/02改訂

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プレクトランツス・アンボイニクス110712a-l.jpg

プレクトランツス・アンボイニクスはシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
属名の読み方は「プレクトランサス」とするものもある。
原産地は南アフリカから東アフリカである。
同属ではめずらしく多肉植物で、全体が微毛に覆われる。
インドなどで伝統的に栽培され、葉はスパイスや薬用として利用される。
草丈は30センチから45センチくらいである。
茎は肥大している。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は夏である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紫色をした筒状の花をつける。
花の色は淡い紫色で、濃い紫色の斑点が入る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の amboinicus はインドネシアの「アンボン島(Ambon)の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Plectranthus amboinicus

★細長い斑入りの花が可愛いね
 葉っぱもいいが花もなかなか

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ヘリオトロピウム・アンプレキシカウレ090928a-l.jpg

ヘリオトロピウム・アンプレキシカウレはムラサキ科キダチルリソウ属の多年草である。
原産地はアルゼンチンなど南アメリカである。
英名はクリーピング・ヘリオトロープ(creeping heliotrope)という。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から9月くらいである。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、紅紫色の小さな花をたくさんつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて開く。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Heliotropium はギリシャ語の「helios(太陽)+ tropein(回転)」からきている。花が太陽の方向へ回転すると信じられていた。
種小名の amplexicaule は「茎を抱く」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Heliotropium amplexicaule

★茎先に筒形の花びっしりと
 つけた姿の高貴に見えて

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ムラサキモメンヅル090719f-l.jpg

紫木綿蔓(ムラサキモメンヅル)はマメ科ゲンゲ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地から高山の砂礫地や石灰岩地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国の東北部、モンゴル、アリューシャン列島、北アメリカなどにも分布する。
別名を満州木綿蔓(マンシュウモメンヅル)という。
草丈は20センチから60センチくらいである。
根は太い木質で、地中に深く入っている。
根には根粒菌をもつ。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長い楕円形で、5対から10対で1組になる。
葉の先は尖らず、裏面に疎らに毛が生える。
開花時期は7月から8月である。
蓮華草(レンゲソウ)に似た紫色の花をつける。
花は紫色で総状に上向きに咲く。
花の後にできる実は袋状の豆果(莢の中に種子が入るもの)で、上向きにつく。
黒褐色をした向きの伏毛が表面にある。
「木綿蔓」の名は、根が繊維状に裂けて木綿に似ていることからきている。
紫色の花を咲かせる木綿蔓である。
属名の Astragalus はギリシャ語の「astragalos(距骨)」からきている。距骨はかかとの上側の短い骨のことで、これがゲンゲ属の名にも用いられた。
種小名の adsurgens は「だんだんに立ち上がる」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Astragalus adsurgens

★しっかりと大地の恵み感じ取り
 根を張り生きる逞しき花

ムラサキモメンヅル090719c-l.jpg

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アスター・コンスピクウス

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アスター・コンスピクウスはキク科シオン属の多年草である。
原産地は北アメリカの北西部で、に分布し、カナダからアメリカ合衆国にかけて分布する。
英名はショウィーアスター(showy aster)である。
ショウィーには「目立った」という意味がある。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から9月である。
花茎の先に花径3、4センチの紫色の花(頭花)を円錐状につける。
真ん中の筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の conspicuus は「目立った」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Aster conspicuus(syn. Eurybia conspicua)

★北米に咲くアスターはとても派手
 夢の溢れて踊るがごとく

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瑠璃柳(ルリヤナギ)

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瑠璃柳(ルリヤナギ)はナス科ナス属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
日本へは江戸時代に琉球を経由して渡来した。
ここから琉球柳(リュウキュウヤナギ)の別名もある。
和名の由来は、葉が柳に似ていて瑠璃色の花をつけることからきている。
日本各地で観賞用に植えられている。
また、関東以西の暖地で野生化している。
樹高は1メートルから2メートルである。
地下茎で増える。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉は両面ともに白っぽい緑色をしている。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径2、3センチの紫色の花をつける。
花冠は鐘状で先が5つに裂ける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫黒色に熟する。
ただし、暖地でないと結実しない。
花言葉は「胸の痛み」である。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。

種小名の glaucophyllum は「灰緑色の葉の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Solanum glaucophyllum

★俯いた花は優しい瑠璃柳
 南の地から伝わり来たる
☆伝わりし異国の花は瑠璃柳
 薄紫は優しさたたえ

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2013/09/02改訂

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