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アンモビウム・アラツム

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アンモビウム・アラツムはキク科カイザイク属(アンモビウム属)の多年草である。
アンモビウム属は暫定的学名だがオーストラリアに2種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種に貝細工(カイザイク)の和名があり、属名の和名もカイザイク属という。
本種の原産地もオーストラリアで、東部のニューサウスウェールズ州、クィーンズランド州、ビクトリア州、タスマニア州などに分布する。
和名の由来は艶のある花の様子を貝細工にたとえたものである。
英名はウィングドエバーラスティング(winged everlasting)という。
園芸上はアンモビウムの名でも流通し、一年草として扱われる。
庭植え、鉢植えとされるほか、ドライフラワーとしてよく利用される。
なお、もう1種はアンモビウム・クラスペディオイデス(Ammobium craspedioides)といい、ニューサウスウェールズ州にのみ分布する。
草丈は40センチから80センチくらいである。
茎にはひれ状の翼があり、よく枝分かれをする。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、先がスプーンのように広がる。
茎につく葉には柄がなく茎を抱く。
葉の裏面には白い毛が生える。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に花径25ミリから50ミリくらいの花(頭花)をつける。
花(頭花)は白い花弁のように見える紙状の総苞に包まれている。
花(頭花)は黄色い筒状花だが、咲き進むと黒っぽくなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「不変の誓い」である。
8月14日の誕生花である。
属名の Ammobium はギリシャ語の「ammos(砂)+bios(生活)」からきている。砂地に生育することから名づけられた。
種小名の alatum は「翼のある」という意味である
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ammobium alatum

★艶のある苞葉がとても魅力的
 貝細工の名ぴったり似合い

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ホヤ・ケリー

ホヤ・ケリー091219a-l.jpg

ホヤ・ケリーはガガイモ科サクララン属(ホヤ属)の常緑蔓性低木である。
分類体系によっては(APGIII)キョウチクトウ科とされる。
ホヤ属は太平洋諸島や東南アジア、インドを中心に200種くらいが分布する。
日本にも沖縄に桜蘭(サクララン)が分布し、属名の和名もサクララン属という。
本種の原産地は東南アジアである。
中国の南部、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ジャワ島などに分布する。
種小名の読み方はカーリーとするものもある。
YListでは和名をシャム桜蘭(シャムサクララン)としている。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉はハート形で、向かい合って生える(対生)
葉の質は厚くて艶があり、濃い緑色をしている。
開花時期は春から秋である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、手鞠状に白い花が集まってつく。
花冠は5つに裂け、淡い紅色を帯びる。
花冠の真ん中は星形に赤く色づく。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
和名の由来は、桜蘭(サクララン)に似てシャム(タイ)に産することからきている。
属名の Hoya はイギリス人の園芸家「ホイ(Thomas Hoy, 1750?-1821)さん」の名からきている。
種小名の kerrii はイギリス人の医師で植物学者の「カール(Arthur Francis George Kerr, 1877-1942)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
花の写真はまだ撮れていない。
学名:Hoya kerrii

★ぽってりと厚みをもったハート形
 人気があるよラブラブハート

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カンパニュラ・アリアリフォリア110823a-l.jpg

カンパヌラ・アリアリフォリアはキキョウ科ホタルブクロ属(カンパヌラ属)の多年草である。
カンパヌラ属は北半球を中心に500種以上が分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
園芸的にはカンパニュラという読み方で流通している。
日本にも蛍袋(ホタルブクロ)などが分布し、属名の和名はホタルブクロ属という。
本種の原産地はトルコやコーカサス地方である。
草丈は40センチから90センチくらいである。
根際から生える葉は心形で、葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎や葉には毛が生えている。
開花時期は7月から9月くらいである。
茎先に長さ3、4センチの鐘形で、先は5つに裂ける白い花をつける。
花の様子は蛍袋(ホタルブクロ)に似ている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Campanula はラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。
種小名の alliariifolia は「alliarii(?未解明)の葉の」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Campanula alliariifolia

★暑さなど気にもとめずに咲き上る
 アリアリフォリアは夏の申し子

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団扇銭草(ウチワゼニクサ)

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団扇銭草(ウチワゼニクサ)はセリ科チドメグサ属(ヒドロコティレ属)の多年草である。
ヒドロコティレ属は世界に100種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)ウコギ科とされる。
日本にも血止め草(チドメグサ)などが分布するので、属名の和名をチドメグサ属という。
本種の原産地は北アメリカの南部で、湿地や河川などに生える。
現在では南アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどで野生化している。
日本でも1960年ころに熱帯魚とともに観賞用として輸入されたものが逸出し野生化している。
和名の由来は、銭形で団扇のように長い柄がある葉の形からきている。
別名を盾葉血止め草(タテバチドメグサ)という。
草丈は5センチから20センチくらいである。
茎は地面を這って広がる。
葉は直径10ミリから50ミリくらいの円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には長い柄があり、葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
葉の脇から花茎を出し、白い小さな花を輪生させる。
花弁は5枚である。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は扁平な分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Hydrocotyle はギリシャ語の「hydro(水)+cotyle(コップ)」からきている。この属の1種の葉の形と水辺に生えることから名づけられた。
種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。
変種名の triradiata は「3つの放射状の」という意味である。
写真は8月に名古屋市の東山植物園で撮った。
学名:Hydrocotyle verticillata var. triradiata

★満開の姿もいつか見てみたい
 小さいながら自信たっぷり

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モダマ090927b-l.jpg

恒春藻玉(コウシュンモダマ)はマメ科モダマ属の常緑蔓性木本である。
分類体系によっては(クロンキスト体系)ネムノキ科に分類されることもある。
モダマ属は世界の熱帯・亜熱帯地域に30種くらいが分布する。
本種は沖縄に分布し、マングローブ林や海岸近くの林に生える。
海外では、台湾や南太平洋にも分布する。
恒春の名は台湾南部の地名からきている。
別名を姫藻玉(ヒメモダマ)ともいう。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
蔓の長さは数10メートルになる。
葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
複葉の先は巻きひげとなる。
小葉の形は長い楕円形である。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は5月から8月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い花をつける。
花の後にできる実は木質の豆果(莢の中に種子が入るもの)で、長さが50センチくらいある。
莢の中には直径3センチくらいの種子が入っている。
種子の中には空洞があり、海流に乗って移動する。
なお、本種の名称には混乱があり、レッドリストでも2007年までは藻玉(モダマ)の名で絶滅危惧IA類(CR)とされていた。
しかし、2012年版では絶滅危惧IA類(CR)の藻玉(モダマ)の学名は Entada tonkinensis に変更された。
こちらのほうは屋久島や奄美大島に分布している。
属名の Entada はインドのマラバール地方の現地名からきている。
種小名の phaseoloides は「インゲンマメ属(Phaseolus)に似た」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Entada phaseoloides(syn. Entada koshunensis)

★大きくてびっくりするよ藻玉の実
 海流に乗り遥か彼方へ

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ハオルチア・トルンカタ

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ハオルチア・トルンカタはユリ科ハオルチア属の常緑多年草である。
分類体系によってはアロエ科とされる。
属名の読み方には「ハワーシア」、「ハオルシア」などがある。
南アフリカの西ケープ州に分布する多肉植物である。
園芸名を玉扇(タマオウギ)という。
草丈は20センチくらいである。
多肉質の葉が扇形に生える。
開花時期は春から夏である。
花茎を伸ばし、小さな筒状の花をつける。
花の色は白く、淡い緑色のストライブが入る。
属名の Haworthia はイギリス人の植物学者「ハワース(Adrian Hardy Haworth, 1768-1833)さん」の名からきている。
種小名の truncata は「切られた形の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Haworthia truncata

★花茎を伸ばし花咲く玉扇
 ピント合わせのむずかしい花

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ムルダニア・シンプレクス

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ムルダニア・シンプレクスはツユクサ科イボクサ属の多年草である。
中国、東南アジア、インドシナ半島、マレーシア、インドネシア、インド、東アフリカなどに分布し、湿地や草地に生える。
中国名は「細竹蒿草(サイチクコウソウ)」である。
草丈は20センチから50センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から9月である。
花径15ミリくらいの白ないし紫色の3弁花をつける。
花は一日花である。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、垂れ下がる。
清熱、止咳、解毒、利尿などの薬効があり、中国では薬草とされる。
属名の Murdannia はインドの植物収集家「ムルダン(Munshi Murdan Ali, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の simplex は「単生の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Murdannia simplex

★するすると茎を這わせて蔓延るを
 想像させる疣草の仲間

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スピラエア・アルバ・ラティフォリア090904a-l.jpg

スピラエア・アルバ・ラティフォリアはバラ科シモツケ属の落葉小低木である。
原産地は北アメリカである。
カナダのケベック州からアメリカ合衆国のジョージア州にかけて東海岸に分布する。
分類上はスピラエア・アルバの変種とされている。
基本種との違いは葉の幅が広いことである。
ただし、基本種と区別しない考え方もある。
一般名はホワイト・メドウスイート(white meadowsweet)という。
メドウスイートはシモツケの仲間のことである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から9月である。
枝先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を密につける。
花びらは5枚で、雄しべが長く突き出る。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Spiraea はギリシャ語の「speira(螺旋)」に由来する。果実が螺旋状になるものがあることから名づけられた。
種小名の alba は「白い」という意味である。
変種名の latifolia は「広葉の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Spiraea alba var. latifolia

★日本ではまだここでしか出合えない
 花を見つけて笑みのこほれ

スピラエア・アルバ・ラティフォリア090904b-l.jpg

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タイワンカンスゲ090823a-l.jpg

台湾寒萱(タイワンカンスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の多年草である。
原産地は西表島で、川岸の岩場の上などに生える。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
2000年版のレッドデータブックまでは茶色萱(チャイロスゲ:Carex fulvorubescens)とされていたが、その後、台湾寒萱(タイワンカンスゲ)であることがわかった。
草丈は25センチから50センチくらいである。
つけ根の部分の鞘は淡い褐色で、脈は紫褐色である。
葉は幅3ミリから6ミリの線形で、花茎よりも高くなる。
開花時期は7月から10月である。
小穂は円柱形である。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の longistipes は「長い茎の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Carex longistipes

★出会えると思えぬ草がここにある
 小躍りしつつカメラに収め

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ポットマジョラム

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ポットマジョラム(pot marjoram)はシソ科ハナハッカ属の多年草である。
原産地はギリシャ、トルコ、シリア、シシリー島などである。
花薄荷(ハナハッカ:Origanum vulgare)の近縁種である。
学名のオリガヌム・オニテスで表示するものもある。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月ら9月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い唇形の花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
観賞用とされるほか、ドライフラワーなどにも利用される。
また、茎や葉にはハッカに似た香りがあり、料理の香りづけやアロマオイルに利用される。
去痰、駆風などの薬効もある。
花言葉は「実質」である。
属名の Origanum は、ギリシャ語の「oros(山)+ganos(喜び)」からきている。
種小名の onites の由来はまだ調べられていない。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Origanum onites

★純白の花は手招く蝶や蜂
 ニンフ思わすポットマジョラム

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