緑色の実の最近のブログ記事

ツルクビカボチャ090928a-l.jpg

鶴首南瓜(ツルクビカボチャ)はウリ科カボチャ属の蔓性一年草である。
南瓜(カボチャ)の原産地はメキシコ南部から中央アジアにかけた一帯である。
その中でも日本南瓜(ニホンカボチャ)といわれるものの品種の1つである。
九州や京都でわずかに栽培されている。
別名を糸瓜南瓜(ヘチマカボチャ)といい、京都のものは九条南瓜(クジョウカボチャ)と呼ばれる。
蔓は五角形で全体に毛がある。
葉は心臓形で浅く5つに裂け、長い柄がある。
開花時期は6月から8月である。
雌雄同株で雄花と雌花がある。
いずれも黄色い大きな花である。
秋になる実の形は鶴首状である。
果皮の色はベージュから緑色、果肉は鮮やかな橙色である。
粘質で、甘みがあっておいしい。
属名の Cucurbita はラテン語の「cucumis(ウリ)+orbis(円形)」からきている。ヒョウタンの古代ラテン名を転用したものである。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
変種名の lufiiformis は「ヘチマ属(Luffa)のような形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cucurbita moschata var. lufiiformis

★鶴首の名前がどこか床しいね
 胡瓜のような形だけれど

ツルクビカボチャ090928b-l.jpg

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フウセントウワタ061007a-l.jpg

風船唐綿(フウセントウワタ)はガガイモ科フウセントウワタ属の常緑低木である。
園芸的には一年草として扱われる。
原産地は南アフリカである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は線状の披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から11月である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白い花を10輪くらいつける。
花冠は白く、5つに裂ける。
萼は緑色で5つに裂ける。
真ん中の副花冠は淡い紫色で5片よりなる。
花の後にできる実は緑色の球状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で先が尖り、剛毛が生える。
晩秋に実が弾けると、白い綿毛のついた種子が出る。
属名の Gomphocarpus はギリシャ語の「gomphos(こん棒)+karpos(果実)」からきている。
種小名の fruticosus は「低木状の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Gomphocarpus fruticosus

★実と花を一緒につけてさあどうぞ
 よく見てくれと風船唐綿

フウセントウワタ061007b-l.jpg

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キダチチョウセンアサガオ080721a-l.jpg

木立朝鮮朝顔(キダチチョウセンアサガオ)はナス科キダチチョウセンアサガオ属の常緑低木である。
原産地はブラジルである。
かつてはチョウセンアサガオ属(Datura)に分類されていたが、現在はキダチチョウセンアサガオ属(Brugmansia)に移行していた。
樹高は3メートルから4メートルくらいになる。
葉は大きな楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月である。
20センチから30センチもあるトランペットのような大形の花が垂れ下がる姿は豪華である。
花の色は白だが、園芸種の中には淡黄、淡桃、紫、赤などもあり多彩である。
英名のエンゼルストランペット(angel's trumpet)でも流通している。
花の後にできる実は長い楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Brugmansia はドイツの博物学者「ブルグマン(S. J. Brugmans)さん」の名からきている。
種小名の suaveolens は「甘い香りがする」という意味である。
写真は7月に水戸市立植物公園で撮った。
3枚目は9月に東京都薬用植物園で撮った。
実の写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Brugmansia suaveolens

★陽射し浴び肌がきらめき透き通る
 夜の帳をひた待ちながら

キダチチョウセンアサガオ080721c-l.jpg

キダチチョウセンアサガオ080921a-l.jpg

キダチチョウセンアサガオ081012a-l.jpg

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蓮の葉桐(ハスノハギリ)

ハスノハギリ061124f-l.jpg蓮の葉桐(ハスノハギリ)はハスノハギリ科ハスノハギリ属の常緑高木である。
鹿児島県の沖永良部島から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸に生える。
海外では、熱帯アジア、ポリネシア、オーストラリア、東アフリカ、マダガスカルなどに分布する。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
沖縄県の天然記念物に指定されている名護市宮里前の御嶽のものは樹高が17メートルに達する。
葉は幅の広い卵形で蓮(ハス)の葉に似ており、互い違いに生える(互生)。
葉は革質で先が尖り、表面は無毛である。
長さは7センチから20センチくらいある。
開花時期は10月から11月である。
雌雄同株である。
雄花には3枚の萼片と3枚の白い花弁がある。
雌花には4枚の緑の萼片と4枚の白い花弁がある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、周りを巾着袋のような半透明の小苞が被っている。
有毒であり、この実を食べたヤシガニで中毒事件が起きているという。
材は軽く、カヌーや船の材料とされる。
英名はチャイニーズランタンツリー(Chinese lantern tree)という。
属名の Hernandia はスペイン人の博物学者「ヘルナンデス(F. Hernandez)さん」の名からきている。
種小名の nymphaeifolia は「スイレン属のような葉の」を意味する。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Hernandia nymphaeifolia

★カラカラと風に音立て鳴るという
 蓮の葉桐の実は怖れられ

ハスノハギリ061124a-l.jpg

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毬雄菜揉み(イガオナモミ)

イガオナモミ110927a-l.jpg毬雄菜揉み(イガオナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
原産地はヨーロッパである。
戦後に渡来したものが日本各地に広がり、草地や荒れ地などに生える。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つに浅く裂け、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面はざらつく。
雌雄同株である。
開花時期は7月から10月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
果苞や棘には毛が生える。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の italicum は「イタリアの」という意味である。写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Xanthium italicum

★大きくて毛が一杯の実の姿
 仲間と違うねよく見てごらん

イガオナモミ110927b-l.jpg

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大雄菜揉み(オオオナモミ)

オオオナモミ110927a-l.jpg大雄菜揉み(オオオナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
原産地はメキシコである。
戦前に帰化したものが日本各地に広がり、道端や空き地などに生える。
「史前帰化植物」である雄菜揉み(オナモミ)を駆逐し、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。
草丈は50センチから200センチくらいである。
葉は大きな幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つから5つに中ほどまで裂け、縁に不揃いの粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には細かい毛があり、裏面はざらつく。
雌雄同株である。
開花時期は9月から12月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の occidentale は「西方の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Xanthium occidentale

★大形で葉っぱも大きい大雄菜揉み
 荒々しくて不気味な姿

オオオナモミ110927b-l.jpg

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雄菜揉み(オナモミ)

オナモミ080921a-l.jpg雄菜揉み(オナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
日本各地に分布し、道端や空き地などに生える。
世界中に広く分布している。
日本へは古い時代に大陸から渡来した「史前帰化植物」と考えられている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に新たに登録されている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は心臓形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つに浅く裂け、縁に不揃いの粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄同株である。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
果実は生薬名を蒼耳子(そうじし)と言い、発汗、解熱、解毒などの薬効がある。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の strumarium は「腫物で覆われた」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Xanthium strumarium

★ぺったりとひっつく様が面白く
 遊び興じた日々思い出し
☆ふと見ればちゃっかりついて運ばされ
 ここでいいよと言わんばかりに

オナモミ080921b-l.jpg

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サンヘンプ

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サンヘンプ110927a-l.jpgサンヘンプ(sunhemp)はマメ科タヌキマメ属の一年草である。
原産地はインドなどの熱帯地方である。
日本へは線虫対策などのために導入されている。
また、ロープの材料となったりする繊維植物でもある。
流通名をこぶとり草(コブトリソウ)ともいう。
逸出したものが一部で野生化している。
草丈は60センチから200センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から10月である。
直立した茎から枝がたくさん出て、蝶形をした黄色い小花を総状につける。
花の後にできる実は円筒形の豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Crotalaria はギリシャ語の「crotalon(玩具のガラガラ)」からきている。莢の中で種子がガラガラ鳴ることから名づけられた。
種小名の juncea は「イグサ属(Juncus)に似た」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Crotalaria juncea

★見上げ見る背高のっぽのサンヘンブ
 黄色い花はマメ科の印

サンヘンプ110927b-l.jpg

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ヘビウリ081012a-l.jpg

蛇瓜(ヘビウリ)はウリ科カラスウリ属(トリコサンテス属)の蔓性一年草である。
トリコサンテス属は世界に50種くらいが分布する。
日本にも烏瓜(カラスウリ)などが分布し、属名の和名もカラスウリ属という。
本種の原産地はインドである。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
和名の由来は、果実が細長く蛇のようにくねっていることからきている。
別名を長実烏瓜(ナガミカラスウリ)という。
熱帯地域では食用としても栽培されるが、日本では観賞用として栽培されている。
草丈は3メートルから5メートルくらいである。
巻きひげで他のものにからみついて伸びる。
葉は卵円形で手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
葉には艶はない。
開花時期は7月から9月である。
烏瓜(カラスウリ)とよく似た白い花を咲かせる。
花冠は5つに裂け、裂片の縁が長く細く裂ける。
裂片の数は4つや6つのこともある。
なお、烏瓜(カラスウリ)の場合、花は夜に咲く。
花の後にできる実は、長さが30センチから100センチくらいのウリ状果ある。
実の色は淡い緑色で、濃い緑色の縞模様が入る。
属名の Trichosanthes はギリシャ語の「trichos(毛)+anthos(花)」からきている。花冠の先が細かく裂けて糸状になることから名づけられた。
種小名の anguina は「蛇のようにくねくねした」という意味である。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Trichosanthes anguina

★くねくねと曲がる蛇瓜めずらしく
 早く実れと花を見つめて

ヘビウリ081012b-l.jpg

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2015/11/10改訂

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エゴノキ080517b-l.jpg

見上げれば遥か頭上にえごの花

えごの木(エゴノキ)はエゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木である。
北海道から沖縄にかけて分布し、比較的水分のある谷沿いなどで良く成長する。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は2メートルから7メートルくらいである。
葉は長さは4センチから8センチくらいの卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
花には長い柄があり、枝からぶら下がって咲く。
花冠は5つに深く裂け、花の色は白い。
花冠の真ん中には10本の黄色い雄しべがある。
10月ころに灰白色をした卵球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)がなる。
実は長さが1センチくらいで、灰白色の星状毛(放射状に伸びる毛)がたくさん生えている。
果皮に有毒物質であるエゴサポニンを含んでおり、その味が「えぐい」ので、エゴノキと名前がついた。
材は硬く、火であぶって曲げて「背負い籠」を作ったり、床柱にされたりする。
英名はジャパニーズスノーベル(Japanese snowbell)である。
俳句では「えごの花」が夏の季語である。
属名の Styrax はギリシャ語の「storax(安息香)」からきている。この属の植物の樹脂から安息香(ベンゾイン)が採れることから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
花の写真は5月に埼玉県三郷市で撮った。
実の写真は9月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Styrax japonica

★見上げれば頭上遥かに鈴なりに
 えごの花咲く季節は緑

エゴノキ080517e-l.jpg

エゴノキ080923a-l.jpg

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