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牛尾菜(シオデ)

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牛尾菜(シオデ)はユリ科シオデ属の多年草である。
分類体系によってはサルトリイバラ科とされる。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、フィリピンなどにも分布する。
和名の由来は、アイヌの言葉のシュウオンデ(食べられる植物)が転訛したものとの説などがある。
茎は蔓状に長く伸びる。
蔓の長さは2メートルから4メートルくらいになる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質はやや厚く艶がある。
開花時期は7月から8月である。
雌雄異株である。
葉のつけ根から散形花序(茎先からたくさん枝が出て、その先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い黄緑色の花をつける。
花被片は6枚あり、外側に反り返る。
6枚のうち3枚はやや大きい。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
若い茎や新は山菜とされる。
根茎を乾燥させたものを生薬で馬尾伸筋(ばおしんきん)といい、関節炎やリューマチに効く。
属名の Smilax は常緑のカシのギリシャ名から転用されたものである。
種小名の riparia は「河岸に生える」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Smilax riparia

★山菜の名前で聞いたことがある
 シオデはこれかこんな字なのか

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蔦(ツタ)

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粉をふく蔦の実見つけ笑みの漏れ

蔦(ツタ)はブドウ科ツタ属の落葉蔓性木本である。
別名を夏蔦(ナツヅタ)ともいう。
北海道から九州にかけて分布し、山野の岩や木に着生する。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
また、建物の外壁を覆わせて装飾として利用される。
草丈は5?20メートルくらいである。
葉は切れ込みのないものや手のひら状に裂けるもの、3出複葉になるものなどいろいろである。
巻きひげは先が吸盤になっているので、壁面でもよじ登ることができる。
開花時期は6?7月である。
葉の脇に黄緑色の小さな花をつける。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、黒紫色に熟する。
実の表面には白い粉をふく。
秋には紅葉をする。
花言葉は「誠実」「結婚」である。
俳句では「蔦若葉」が春の季語、「青蔦」が夏の季語、「蔦」や「蔦紅葉」が秋の季語、「枯蔦」が冬の季語である。
属名の Parthenocissus はギリシャ語の「parthenos(処女)+cissos(ツタ)」からきている。
種小名の tricuspidata は「三尖頭の」という意味である。
写真は10月に向島百花園で撮った。
紅葉は10月に北大植物園で撮った。
学名:Parthenocissus tricuspidata

★蔦の葉も花咲き黒い実つけること
 当然ながら少し驚き

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這犬柘植(ハイイヌツゲ)

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這犬柘植(ハイイヌツゲ)はモチノキ科モチノキ属の常緑低木である。
漢字では「這犬黄楊」とも書く。
北方領土を含む北海道と本州の日本海側に分布し、山地の湿地などに生える。
海外では、サハリンにも分布する。
分類上は、犬柘植(イヌツゲ)の変種とされている。
樹高は100センチから150センチくらいである。
幹の下部は地面を這って広がり、よく枝分かれして斜めに立ち上がる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚くて艶があり、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面には腺点(蜜を出す孔)が疎らにある。
開花時期は6月から7月くらいである。
葉の脇に白ないしクリーム色の小さな花をつける。
雌雄異株である。
雄花、雌花ともに4枚ずつの花弁と萼片をもつ。
雄しべは4本である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒く熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
変種名の radicans は「根を出す」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Ilex crenata var. radicans

★豪雪に耐えて地を這い枝伸ばし
 地味と言われど這犬柘植は

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豆犬柘植(マメイヌツゲ)

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犬柘植(イヌツゲ)はモチノキ科モチノキ属の常緑低木である。
本州の東北地方から九州にかけて分布し、山野に普通に生える。
漢字では「犬黄楊」とも書く。
豆犬柘植(マメイヌツゲ)はその品種の1つで、園芸種である。
別名を豆柘植(マメツゲ)ともいう。
基本種との違いは、葉に丸みがあって表面が膨らんでいることである。
公園などでは、枝を刈り込んで球形や動物の形などに仕立てたものを見かける。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から7月である。
雌雄異株である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄色の雄花をつける。
雌花は葉の脇に1つずつつく。
花弁は4枚である。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、10月ころ黒く熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
品種名の bullata は「膨らんだ」という意味である。
写真は10月に小石川植物園で撮った。
学名:Ilex crenata f. bullata

★刈り込んだ丸い形が面白い
 豆犬黄楊の姿は自在

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夏櫨(ナツハゼ)

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夏櫨(ナツハゼ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、丘陵地や山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルである。
樹皮は灰褐色で、縦に裂ける。
よく枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の縁や葉脈の上には粗い毛が生える。
開花時期は5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い赤褐色をした小さな釣鐘形の花をたくさんつける。
花径は4、5ミリで、花冠の先は浅く5つに裂けて反り返る。
萼片は5枚、雄しべは10本、雌しべは1本である。
結実時期は10月から11月である。
直径4ミリから6ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
実は甘酸っぱくて食用になり、ジャムや果実種などに加工される。
初夏に紅葉をするため、秋に紅葉のきれいなウルシ科の櫨(ハゼ)になぞらえたのが和名の由来である。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の oldhamii はイギリス王立キュー植物園から日本と中国に派遣された植物採集家「オルダム(Richard Oldham, 1837-1864)さんの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
実の写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Vaccinium oldhamii

★目立たない木の花だけど夏櫨は
 変幻自在に姿を変えて

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コリトプレクツス・スペキオスス090928a-l.jpg

コリトプレクツス・スペキオススはイワタバコ科コリトプレクツス属の多年草である。
原産地はエクアドル、ペルー、チリなどである。
草丈は30センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉はビロード状の暗い緑色で、葉脈に沿って淡い色の斑が入る。
開花時期は秋である。
萼の色は赤く、花は筒状で鮮やかな黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で黒く熟する。
属名の Corytoplectus はギリシャ語の「korytos(ヘルメット)+plectos(襞のある)」からきている。萼片の形から名づけられた。
種小名の speciosus は「華やかな」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Corytoplectus speciosus

★調べてもデータの少ない花だけど
 変化に富んでとてもカラフル

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サンタンカモドキ070408a-l.jpg山丹花擬き(サンタンカモドキ)はキョウチクトウ科アコカンテラ属の常緑低木である。
南アフリカや東アフリカに分布する。
花の様子がアカネ科の山丹花(サンタンカ)に似ているというのが和名の由来である。
学名のアコカンテラ・スペクタビリスで表示するものもある。
樹高は3メートルから4メートルである。
樹液は猛毒である。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質である。
開花時期は春である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白ないし淡い紅色の花をつける。
花冠は筒状で、先が星形に5つに裂ける。
花には強い香りがある。
実は楕円形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、プラムのように紅紫色から黒紫色に熟する。
美味しそうだがこれも猛毒である。
属名の Acokanthera はギリシャ語の「akis(スパイク)+anthera(葯)」からきている。
種小名の spectabilis は「素晴らしい」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Acokanthera spectabilis

★美しい姿だけれど毒がある
 アフリカ生まれの山丹花擬き

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ヨウシュヤマゴボウ090614c-l.jpg洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の大形多年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは明治時代のはじめに渡来した。
現在では野生化して日本各地に分布し、道ばたや空き地に生える。
根が牛蒡(ゴボウ)に似ているというので山牛蒡(ヤマゴボウ)で、西洋のものなので洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)と名づけられた。
別名をアメリカ山牛蒡(アメリカヤマゴボウ)ともいう。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎は紅紫色をしている。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鈍く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
両面とも毛は生えていない。
開花時期は6月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花径は5ミリくらいで、淡い紅色を帯びるものもある。
花被片は5枚である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紫黒色に熟する。
実は葡萄のような形をしている。
潰すと赤紫の汁が出て、昔はこれを赤インクにしたという。
葉は有毒だが、若葉をゆでて水にさらせば食用となる。
また、実には毒はない。
属名の Phytolacca はギリシャ語の「phyton(ギリシャ語:植物)+ lacca(ラテン語:深紅色の顔料)」からきている。液果に深紅色があることことから名づけられた。
種小名の americana は「アメリカの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
実の写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Phytolacca americana

★垂れた実を潰せば赤い汁が出る
 インクベリーで色水遊び

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イボタノキ080517b-l.jpg水蝋の木(イボタノキ)はモクセイ科イボタノキ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中などに生える。
また、庭木や生け垣などに利用される。
海外では朝鮮半島にも分布する。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖らず、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から6月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花冠は筒状で、先は4つに裂ける。
雄しべは2本、雌しべは1本である。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には黒く熟する。
和名の由来は、この木に寄生するイボタロウムシの分泌する蝋成分が疣をとる薬になったことからきている。
属名の Ligustrum はラテン語の「ligare(縛る)」に由来する。この属のある植物の枝で物を縛ったことからきている。
種小名の obtusifolium は「先が鈍形の葉を持った」という意味である。
写真は5月に埼玉県三郷市で撮った。   
実の写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Ligustrum obtusifolium

★枝覆い花を咲かせて水蝋の木
 手招くような香りを載せて
☆甘き香に誘われつつ見上げれば
 小さき花の鈴なりになり

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イヌホオズキ090823a-l.jpg

犬酸漿(イヌホオズキ)はナス科ナス属(ソラヌム属)の一年草である。
ソラヌム属は世界に1500種以上が分布する。
代表種は茄子(ナス)で、属名の和名もナス属という。
本種は北海道から沖縄にかけて分布し、道端や空き地などに普通に生える。
海外でも、温帯から熱帯にかけて広く分布している。
日本には古い時代に入ってきた史前帰化植物だと考えられている。
しかし、近年見られるものは外来種の可能性があるとも考えられている。
そのため、北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。
草丈は20センチから60センチくらいである。
茎は枝分かれをして横に広がる。
全草が有毒である。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には長い柄がある。
葉の先は尖り、縁には疎らなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は紙質で、短い毛が疎らに生える。
開花時期は8月から10月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花を数個ずつつける。
花径は8ミリくらいで、花冠の先は5つに裂け、やや反り返る。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
花言葉は「真実」である。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の nigrum は「黒い」という意味である。
写真は8月につくば市で撮った。
3枚目の写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Solanum nigrum

★たっぷりと毒もちながら涼しげに
 咲けば何やら高貴に見えて

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2014/10/09改訂

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