緑色の花の最近のブログ記事

カッシネ・クロケア

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カッシネ・クロケアはニシキギ科カッシネ属の常緑高木である。
カッシネ属は世界に60種くらいが分布する。
本種の原産地はアフリカの南部で、海岸沿いや森林の縁に生える。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
樹皮は灰色がかった褐色で、直立する。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質で濃い緑色をしており、艶がある。
開花時期は秋である。
花径3ミリくらいの緑白色をした目立たない花を数輪つける。
花弁は4枚で横に開く。
萼片も4枚、雄しべも4本である。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黄白色に熟する。
属名の Cassine はネイティブアメリカンの言葉「Cassena(Ilex vomitoriaを指す)」からきている。
種小名の crocera は「サフラン黄色の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cassine crocea(syn. Elaeodendron croceum)

★学名が一字違っていたようだ
 どんな木なのかやっと謎解け

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小鮒草(コブナグサ)

コブナグサ060924a-l.jpg

小鮒草(コブナグサ)はイネ科コブナグサ属の一年草である。
漢字では「小舟草」とも書く。
北海道から沖縄にかけて分布し、湿った草地や休耕田などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国などにも分布する。
和名の由来は、葉の形を「小鮒」ないし「小舟」に見立てたものである。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎には節があり、そこから根を下ろして地を這う。
節には毛が多い。
葉は細めの卵形で、先は尖る。
葉のつけ根は心形で茎を抱き、葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)につながる。
葉の縁は大きく波打っている。
葉の縁や葉鞘には長めの毛が生えている。
開花時期は9月から11月である。
茎先や葉の脇から枝分かれをして、小穂が列になってつく。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
なお、八丈島ではこの草を刈安(カリヤス)と呼んで「黄八丈」の原料とする。
しかし、刈安(カリヤス)というススキ属の植物も別にあるので紛らわしい(学名:Miscanthus tinctorius)。
小鮒草(コブナグサ)を刈安(カリヤス)と呼ぶのは八丈島だけだそうである。
属名の Arthraxon はギリシャ語の「arthron(関節)+axon(軸)」からきている。花軸に関節のあることから名づけられた。
種小名の hispidus は「剛毛のある」という意味である。
写真は9月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Arthraxon hispidus

★地味だけど役に立つんだ小鮒草
 知っているかい黄八丈を

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キリシマノガリヤス061112c-l.jpg

霧島野刈安(キリシマノガリヤス)はイネ科ノガリヤス属の多年草である。
日本固有種である。
九州に分布し、火山性ガスの影響を受ける荒れ地や礫地に生える。
熊本県、宮崎県、鹿児島県で絶滅危惧種に指定されている。
また、伊豆七島にも分布する。
草丈は20センチから60センチくらいである。
葉は線形で、やや硬い。
開花時期は8月から10月である。
茎先に疎らな円錘状の花穂を直立させる。
花の色は緑色で、熟すと淡い褐色になる。
「野刈安」は野に生える刈り取りやすい草ということで、「霧島」で見られるというのが和名の由来である。
ノガリヤスの仲間は変異が多く、種類も多い。
属名の Calamagrostis はギリシャ語の「calamos(アシ)+Agrostis(コヌカグサ属)」からきている。
種小名の autumnalis は「秋咲きの」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Calamagrostis autumnalis

★咲き場所はここと定めて育ちゆく
 荒れた土地にも負けることなく

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フイリダンチク071021a-l.jpg

斑入り暖竹(フイリダンチク)はイネ科ダンチク属の多年草である。
斑入りの西洋暖竹(フイリノセイヨウダンチク)などの別名がある。
日本にも自生する暖竹(ダンチク)の園芸品種である。
日本へはヨーロッパから入ってきた。
草丈は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長さが30センチから70センチくらいある大きな線形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は鞘状となる。
本種の特徴は、葉に数本の白いはっきりした縦筋の斑が入ることである。
開花時期は8月から10月である。
円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を直立させ、紅紫色を帯びた緑色の花をつける。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)である。
属名の Arundo はラテン語のアシの古代名からきている。
種小名の donax は「アシの笛」という意味である。
品種名の Versicolor は「斑入りの」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Arundo donax 'Versicolor'

★大型の草に驚き目をやれば
 きれいな縞の模様が見えて

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唐胡麻(トウゴマ)

トウゴマ060806c-l.jpg

唐胡麻(トウゴマ)はトウダイグサ科トウゴマ属の多年草である。
ただし、温帯では一年草として扱われる。
原産地は東アフリカである。
日本へは古い時代に中国を経由して渡来した。
油用植物として利用され、種からとれる蓖麻子油(ひましあぶら)は下剤や印刷インキなどに使われる。
ただし種は猛毒でもあるので注意が必要である。
草丈は2メートルから3メートルにもなる。
茎は中空である。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花序の上部に雌花、下部に雄花がつく。
花の色は黄緑色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すと緑色から褐色になる。
実の色は赤いものもある。
別名を蓖麻(ヒマ)という。
属名の Ricinus はラテン語の「Ricinus(船ジラミ)」からきている。種子の形が似ているということから名づけられた。
種小名の communis は「普通の」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Ricinus communis

★どう見てもグロテスクだがそれなりに
 役に立つのだ唐胡麻の実は

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カトレア・レオポルディー

カトレア・レオポルディ081005a-l.jpgカトレア・レオポルディーはラン科カトレア属の常緑多年草である。
原産地はブラジルの南部で、海岸近い林の中に生える着生種である。
草丈は1メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
花径は7センチから11センチくらいあり、肉厚である。
花の色は緑色ないし茶褐色で赤い斑点が入る。
唇弁は赤い。
属名の Cattleya はイギリスの園芸家「カトレイ(W. Cattley)さん」の名からきている。
種小名の leopoldii はベルギー王「レオポルド1世(King Leopold I)の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Cattleya leopoldii

★猛獣を思わすような花姿
 レオポルディの名前そのまま

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蓮の葉桐(ハスノハギリ)

ハスノハギリ061124f-l.jpg蓮の葉桐(ハスノハギリ)はハスノハギリ科ハスノハギリ属の常緑高木である。
鹿児島県の沖永良部島から沖縄にかけてと小笠原諸島に分布し、海岸に生える。
海外では、熱帯アジア、ポリネシア、オーストラリア、東アフリカ、マダガスカルなどに分布する。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
沖縄県の天然記念物に指定されている名護市宮里前の御嶽のものは樹高が17メートルに達する。
葉は幅の広い卵形で蓮(ハス)の葉に似ており、互い違いに生える(互生)。
葉は革質で先が尖り、表面は無毛である。
長さは7センチから20センチくらいある。
開花時期は10月から11月である。
雌雄同株である。
雄花には3枚の萼片と3枚の白い花弁がある。
雌花には4枚の緑の萼片と4枚の白い花弁がある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、周りを巾着袋のような半透明の小苞が被っている。
有毒であり、この実を食べたヤシガニで中毒事件が起きているという。
材は軽く、カヌーや船の材料とされる。
英名はチャイニーズランタンツリー(Chinese lantern tree)という。
属名の Hernandia はスペイン人の博物学者「ヘルナンデス(F. Hernandez)さん」の名からきている。
種小名の nymphaeifolia は「スイレン属のような葉の」を意味する。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Hernandia nymphaeifolia

★カラカラと風に音立て鳴るという
 蓮の葉桐の実は怖れられ

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毬雄菜揉み(イガオナモミ)

イガオナモミ110927a-l.jpg毬雄菜揉み(イガオナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
原産地はヨーロッパである。
戦後に渡来したものが日本各地に広がり、草地や荒れ地などに生える。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つに浅く裂け、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面はざらつく。
雌雄同株である。
開花時期は7月から10月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
果苞や棘には毛が生える。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の italicum は「イタリアの」という意味である。写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Xanthium italicum

★大きくて毛が一杯の実の姿
 仲間と違うねよく見てごらん

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大雄菜揉み(オオオナモミ)

オオオナモミ110927a-l.jpg大雄菜揉み(オオオナモミ)はキク科オナモミ属の一年草である。
原産地はメキシコである。
戦前に帰化したものが日本各地に広がり、道端や空き地などに生える。
「史前帰化植物」である雄菜揉み(オナモミ)を駆逐し、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれている。
草丈は50センチから200センチくらいである。
葉は大きな幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つから5つに中ほどまで裂け、縁に不揃いの粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面には細かい毛があり、裏面はざらつく。
雌雄同株である。
開花時期は9月から12月くらいである。
茎先や葉の脇から円錐状の花序を出し、白っぽい黄緑色の花(頭花)をつける。
雄花は茎の上方につき、雌花は下方につく。
花の後にできる実は総苞に包まれた果苞で、周りに棘がある。
衣服や動物の毛に付着して散布される。
属名の Xanthium はギリシャ語の「xantho(黄色い)」からきている。
種小名の occidentale は「西方の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Xanthium occidentale

★大形で葉っぱも大きい大雄菜揉み
 荒々しくて不気味な姿

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カトレア・フォーベシイ090928a-l.jpgカトレア・フォルベシイはラン科カトレア属の多年草である。
原産地はブラジルで、南東部の海岸近くに生える着生種である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は夏から秋である。
花弁は淡い緑色、唇弁は白く内側は黄色い。
黄花系品種の交配親として使われる。
属名の Cattleya はイギリスの園芸家「カトレイ(W. Cattley)さん」の名からきている。
種小名の forbesii はイギリスの園芸家「フォーブス(J. Forbes)さんの」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cattleya forbesii

★カトレアにこんな色彩あるんだね
 地味だけれども内は鮮やか

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