白い実の最近のブログ記事

ジュンパクニガウリ090928a-l.jpg

純白苦瓜(ジュンパクニガウリ)はウリ科ツルレイシ属の蔓性一年草である。
蔓茘枝(ツルレイシ)の仲間で、果実の色が白いのが特徴である。
蔓茘枝(ツルレイシ)は別名を苦瓜(ニガウリ)という。
原産地は熱帯アジアである。
日本でも沖縄などで観賞用としして、また食用として栽培される。
蔓の長さは4メートルから5メートルになる。
葉は手のひら状に深く裂ける。
開花時期は7月から9月である。
葉の脇に黄色い花をつける。
花冠は5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は長さが20センチくらいあり、重さは200グラムから300グラムある。
疣は丸く尖りはない。
野菜とされ、苦味は少ない。
属名の Momordica はラテン語の「mordeo (かじる)」からきている。種子にかじったような不規則な突起があることから名づけられた。
種小名の charantia はツルレイシのインド名からきている。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Momordica charantia

★色白で疣も尖らぬその姿
 どこに消えたか荒々しさは

ジュンパクニガウリ090928b-l.jpg

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シロミノカラタチバナ081228a-l.jpg唐橘(カラタチバナ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
本州の茨城県から沖縄にかけて分布し、林の中に生える。
海外では、台湾や中国にも分布する。
別名を百両(ヒャクリョウ)ともいい、おめでたい木とされる。
白実の唐橘(シロミノカラタチバナ)はその品種の1つである。
特徴は、実の色が白いことである。
樹高は30センチから50センチくらいである。
幹は直立するが、万両(マンリョウ)のように上部で枝分かれをしない。
葉は細くて大きな披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄を帯びた白い花をまばらにつける。
花弁は5枚で下向きに咲き、花弁の先が反り返る。
萼片は5枚、雄しべ5本、雌しべ1本である。
この花が橘(タチバナ)に似ているというのが名の由来である。
花の後にできる実は球形で、9月から10月ころに白く熟し、翌年まで落ちない。
名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の crispa は「縮れた」という意味である。
品種名の leucocarpa は「白い果実の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Ardisia crispa f. leucocarpa

★白い実もどこ渋いね黄味帯びて
 唐橘は古典植物

シロミノカラタチバナ081228b-l.jpg

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ジュズダマ081019a-l.jpg数珠玉をつなげなむなむ寺遊び

数珠玉(ジュズダマ)はイネ科ジュズダマ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、原野や道端などに生える。
原産地は熱帯アジアである。
日本へは古い時代に渡来し栽培されていたものが野生化した。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は玉蜀黍(トウモロコシ)に似た線状の披針形で、互い違いに生える(互生)。
長さは30センチから60センチ、幅は2センチから4センチで先が尖り、縁はざらつく。
中央脈は白く、つけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は7月から10月である。
雌雄同株である。
上部の葉の脇からたくさんの花穂を立てる。
硬くて艶のある壷(苞鞘)の中に雌花穂があり、その先に雄花穂が垂れ下がる。
果期になると、苞鞘は白、灰色、灰褐色、黒などに色づく。
これに糸を通して数珠のようにつなげて遊んだのが名の由来である。
根は生薬で川穀根(せんこくこん)といい、煎じて飲むとリューマチ、神経痛、肩こりなどに効く。
種子は川穀(せんこく)といい、煎じて飲むと美肌保全、健胃、解熱、利尿などの薬効がある。
俳句の季語は秋である。
属名の Coix はギリシャ語の「coix(シュロ)」からきている。
種小名の lacryma-jobi は「ヨブの涙(花序の印象をたとえた)」という意味である。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Coix lacryma-jobi

★数珠玉を連ねなむなむ経読めば
 身じろぎもせず聴く友の顔

ジュズダマ081019b-l.jpg

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シロミノコムラサキ080628a-l.jpg白実の小紫(シロミノコムラサキ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
小紫(コムラサキ)の実が白い変種である。
北海道から沖縄にかけて分布し、山地の湿地に稀に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
別名を白玉小式部(シラタマコシキブ)という。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
枝は細くて枝垂れる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
結実期は9月から10月くらいである。
直径3ミリくらいの球形の真っ白な核果(水分を多く含み中に種が1つある)を鈴なりにつける。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の dichotoma は「二股になった」という意味である。
変種名の albi-fructus は「白い果実の」という意味である。
写真は6月に向島百花園で撮った。
実の写真は9月に向島百花園で撮った。
学名:Callicarpa dichotoma var. albi-fructus

★白玉のそこはかとなき清らかさ
 敷き詰め実る姿愛でつつ

シロミノコムラサキ080921c-l.jpg

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キダチワタ090904a-l.jpg

弾け出る綿の白さに目を細め

木立綿(キダチワタ)はアオイ科ワタ属(ゴシピウム属)の多年草である。
ゴシピウム属は世界の熱帯や亜熱帯に50種くらいが分布する。
日本にも系統的に本種とつながりがあって古い時代に渡来し栽培されてきた綿があり、属名の和名もワタ属という。
本種の原産地はインドである。
草丈は60センチから120センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月である。
花径4センチくらいの黄色い5弁花をつける。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すると裂開し、白い綿毛が露出する。
綿毛は脱脂綿の製造原料となる。
種子は綿実子(めんじつし)といい、絞った油は食用油、マーガリン、ローソク、石鹸などに利用される。
花言葉は「軟らかい愛情」である。
俳句では「綿」が秋の季語、「綿の花」が夏の季語である。
属名の Gossypium はラテン語の「gossum(腫れ物)」からきている。膨らんだ果実の形をたとえたものである。
種小名の arboreum は「樹木の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Gossypium arboreum

★いろいろな使い道ある木立綿
 花美しく実もまた楽し
☆弾けたるふんわり白い綿の実は
 天の与えし商品のよう

キダチワタ090904b-l.jpg

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2014/10/08改訂

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シラタマノキ100703a-l.jpg

白玉の木(シラタマノキ)はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の縁や草地に生える。
大山や三瓶山にも隔離分布をする。
海外では、サハリンや千島列島にも分布する。
別名を白物(シロモノ)ともいう。
これは、赤物(アカモノ)との対比でつけられた名である。
赤物(アカモノ)というのは、岩櫨(イワハゼ)の別名である。
樹高は5センチから20センチくらいである。
枝は地を這い、上部は斜上する。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
革質で硬く、先は丸く、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月ころである。
上部の葉の脇や枝先から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、1輪から6輪の壷形の花を下向きにつける。
花の後には、萼が肥大してさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)を包み、白い球形の液果状になる。
白玉になるのは9月ころである。
茎、葉、実はサルチル酸メチルの臭いがする。
属名の Gaultheria はカナダの自然科学者「ゴーティエ(Jean Francois Gaultier, 1708-1756)さん」の名からきている。
種小名の miqueliana はオランダ人で日本の植物を研究した「ミケル(Friedrich Anton Wilhelm Miquel, 1811-1871)さんの」という意味である。
写真は7月にアルプの里で撮った。
実の写真は9月に白馬五竜山野草園で撮った。
学名:Gaultheria miqueliana

★ころころと転がりそうな実をつけて
 白玉の木は地を這うように

シラタマノキ060910a-l.jpg

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2013/08/27改訂

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