石竹(セキチク)

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石竹を見つめ微かに緩む頬

石竹(セキチク)はナデシコ科ナデシコ属(ディアンツス属)の多年草である。
ディアンツス属は北半球の温帯地方を中心に300種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも河原撫子(カワラナデシコ)などが分布し、属名の和名をナデシコ属という。
園芸的には、特に外国産のものは属名を英語風に読んだダイアンサスの名で流通している。
本種の原産地は中国、朝鮮半島、モンゴル、ロシアである。
中国名は石竹花(shizhu hua)という。
英名はチャイニーズピンク(Chinese pink)である。
日本へは平安時代に渡来したと推定されている。
現在では、庭植え、鉢植え、切り花として愛好されている。
和名は中国名を音読みしたものである。
名の由来は、岩間に竹のような葉をつけて咲くことからきている。
別名を唐撫子(カラナデシコ)という。
これは日本原産の河原撫子(カワラナデシコ)に大和撫子(ヤマトナデシコ)の別名があり、それと対比してつけられた名である。
清少納言の「枕草子」にも関連した記述がある。
また、江戸時代の園芸ブームで多くの園芸品種が生まれている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は線形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月くらいである。
花径は2センチから3センチで、花の色は紅色や白の5弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句の季語は夏である。
花言葉は「女性の美」である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えるて名づけられた。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は7月に京都府立植物園で撮った。
ディアンツス・アムレンシス(Dianthus amurensis)の表示があった。
この品種は東北石竹(トウホクセキチク)などの名で区別されることもあるが、YListなどの最近のデータでは石竹(セキチク)の異名として包含されている。
学名:Dianthus chinensis

★いとし子を撫でる心地の愛らしさ
 切れ込む花弁はプリーツ仕立て

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このページは、が2016年7月 9日 11:23に書いたブログ記事です。

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