2016年6月アーカイブ

パッシフローラ・ビティフォリア090704a-l.jpg

パッシフローラ・ビティフォリアはトケイソウ科トケイソウ属(パッシフローラ属)の蔓性常緑多年草である。
パッシフローラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のパッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)に時計草(トケイソウ)の和名があり、属名の和名をトケイソウ属という。
本種の原産地は中央アメリカの南部と南アメリカの北西部である。
国名で言うと、コスタリカ、ニカラグア、パナマ、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルーに分布する。
蔓の長さは4メートルから6メートルくらいになる。
茎は円筒形で若いうちは赤茶色の毛で覆われる。
葉は大きく3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月くらいである。
温度さえあれば周年開花をする。
花の色は濃い紅色である。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
紅花時計草(ベニバナトケイソウ)と似ているが、萼片や花弁がほっそりとしている。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黄緑色に熟する。
カリブでは小規模だが商品栽培もされている。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
種小名の vitifolia は「ブドウ属(Vitis)のような葉の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Passiflora vitifolia

★鮮やかな紅色の花眩しくて
 カリブの海が瞼に浮かび

パッシフローラ・ビティフォリア090704b-l.jpg

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ベロニカ・リバリス

へーべ・アクティフォリア090704a-l.jpg

ベロニカ・リバリスはゴマノハグサ科クワガタソウ属(ベロニカ属)の常緑小低木である。
分類体系によっては(APG第3版)オオバコ科とされる。
ベロニカ属は世界に500種くらいが分布する。
日本にも鍬形草(クワガタソウ)などが分布し、属名の和名をクワガタソウ属という。
本種の原産地はニュージーランドである。
異名をヘーベ・アクティフォリアといい、撮影地でもこの名称で表示されている。
ヘーベ属は南半球に90種くらいが分布する属であったが、クワガタソウ属に統合された。
ベロニカ・アクティフォリアの名称も用いられるが、Catalogue of Life では scientific name を表記の通りベロニカ・リバリスとしている。
樹高は40センチから80センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、十字に向かい合って生える(対生)。
開花時期は夏から秋にかけてである。
枝先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をたくさんつける。
花冠は先で4つに裂け、2本の雄しべが花から突き出る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の rivalis は「川に生える」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Veronica rivalis(syn. Hebe acutifolia)

★親しんだヘーベの名前なくなるか
 仕方ないけどちょっと寂しい

へーべ・アクティフォリア090704b-l.jpg

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巴豆(ハズ)

ハズ080727a-l.jpg

巴豆(ハズ)はトウダイグサ科ハズ属(クロトン属)の常緑低木である。
クロトン属は世界に1000種以上が分布する大きな属である。
本種が代表種で、属名の和名はハズ属という。
本種は台湾、中国の南部、フィリピン、ベトナム、インドネシア、インドなどに分布する。
日本へは江戸時代の中期に薬用として渡来した。
また、屋久島に帰化している。
和名の由来は中国名からきており、中国名は巴蜀(四川省)に産することからつけられた。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には長い柄があり、先は尾状に尖る。
開花時期は6月から8月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の花をつける。
花は下から上へと咲き上がる。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
種子を生薬で巴豆(はず)といい強力な下剤となるが、含有するクロチン(crotin)が有毒なので日本では通常は使用しない。
なお、日本での流通名をクロトンというクロトンの木(クロトンノキ)とは異なる。
属名の Croton はギリシャ語の「croton(ダニ)」からきている。種子の形がダニに似ていることから名づけられた。
種小名の tiglium は「モルッカ諸島のチグリス(Tiglis)の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Croton tiglium

★咲く花もどこか不気味に見えてくる
 初めて目にする巴豆は毒草

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薊(アザミ)

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萌え出づる色香とげ刺す恋あざみ

薊(アザミ)はキク科アザミ属(キルシウム属)の植物の総称である。
キルシウム属は北半球に300種くらいが分布する。
日本にも野薊(ノアザミ)などが分布し、属名の和名はアザミ属という。
日本だけでも100種類以上が分布し、園芸品種も作出されている。
どれもよく似ていて見分けるのがむずかしい。
草丈は40センチから200センチくらいである。
葉は羽状に裂け、縁に棘がある。
春から秋にかけて咲くが、春咲きのものよりも夏から秋にかけて咲くものが多い。
花の色はピンクや淡い紫色などで、稀に白い花(頭花)もある。
よく知られているのは野薊(ノアザミ)である。
野薊(ノアザミ)の根はゆでて食用にされるほか、日干しして保存し、生薬として用いられる。
生薬名を薊(けい)といい、煎じて飲むと健胃、強壮、解毒、利尿、止血などの薬効がある。
花言葉は「独立」である。
俳句の季語は春である。
ただし、夏薊、秋薊などの季語もある。
属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。
写真は5月に向島百花園で撮った。
学名:Cirsium spp.

★萌え出づる色香とげ刺す恋あざみ
 濡れて咲かさん紅蓮の思い
☆小花刺し春の野原を飾る花
 丸い毬栗野薊揺れて

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クナウティア・マケドニカ

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クナウティア・マケドニカはマツムシソウ科クナウティア属の多年草である。
分類体系によっては(APG第3版)スイカズラ科とされる。
クナウティア属は地中海沿岸地方や西アジアなどに50種くらいが分布する。
マツムシソウ属と似ているが、違いは本種の場合、小花のつけ根の部分に小苞がないことである。
本種の原産地は東ヨーロッパのバルカン半島である。
和名を赤花松虫草(アカバナマツムシソウ)とするものもある。
属名を英語風に読んだノーティア・マケドニカの名でも流通している。
園芸的には庭植え、鉢植え、切り花として利用される。
草丈は80センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は羽状に裂ける。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先に花径3センチくらいの濃い紅色をした花(頭花)をつける。
花の色にはピンクや紫色のものもある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Knautia はドイツ人の植物学者「クナウト(Christian Knaut, 1656-1716)さん」の名からきている。
種小名の macedonica は「マケドニア(Macedonia)の」という意味である。
写真は7月に帯広市の紫竹ガーデンで撮った。
園芸品種のマーズミジェット(Mars Midget)で矮性種である。
学名:Knautia macedonica

★日が射せば撮りにくくなる紅い花
 苦労しながらカメラに収め

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スイートラベンダー

スウィート・ラベンダー090524b-l.jpg

スイートラベンダー(sweet lavender)はシソ科ラバンデュラ属の常緑小低木である。
ラバンデュラ属は地中海沿岸地方を中心に40種くらいが分布する。
また、新たにさまざまな栽培品種が作出されている。
本種は、いずれも地中海沿岸地方を原産地とするラバンデュラ・アングスティフォリア(Lavandula angustifolia)とラバンデュラ・デンタータ(Lavandula dentata)の交配種である。
フランスやイタリアで栽培されている。
ドライフラワーやポプリに利用されている。
また、精油には鎮静作用があり、薬用ともされる。
樹高は80センチから100センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、灰白色を帯びる。
開花時期は6月から7月である。
四季咲き性がある。
長い花穂を伸ばし、淡い紫色やピンクの唇形の花をたくさんつける。
花はよい香りがする。
属名の Lavandula はラテン語の「lavare(洗う)」からきている。ローマ時代に入浴時の香水として使われていたことから名づけられた。
種小名の heterophylla は「いろいろの形の葉の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Lavandula x heterophylla

★香につられ近寄り見れば愛らしい
 花いっぱいの姿に触れて

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麝香葵(ジャコウアオイ)

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麝香葵(ジャコウアオイ)はアオイ科ゼニアオイ属(マルバ属)の多年草である。
マルバ属はアジア、ヨーロッパ、アフリカなどに30種くらいが分布する。
代表種は銭葵(ゼニアオイ)で、属名の和名をゼニアオイ属という。
本種の原産地はヨーロッパである。
英名はムスクマロウ(musk mallow)という。
麝香の香りのするゼニアオイ属の植物という意味である。
和名も同様の意味からつけられている。
日本へは明治時代に観賞用として渡来した。
庭植えや鉢植えにされているが、逸出したものが稀ではあるが全国的に野生化している。
たとえば北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。
草丈は50センチから70センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は円形で切れ込みがあり、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色や白の5弁花をつける。
花径は4センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に麝香の香りがする。
花言葉は「柔和」である。
属名の Malva はラテン古名でギリシャ語の「malache(軟らかくする)」からきている。この属の植物の1種が持つ粘液に緩和剤の働きがあることから名づけられた。
種小名の moschata は「麝香の香りのする」という意味である。
写真は7月に帯広市の紫竹ガーデンで撮った。
学名:Malva moschata

★似たような花の形は多いけど
 強い個性だ麝香の香り

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ギリア・カピタタ

ギリア・レプタンサブルー090607a-l.jpg

ギリア・カピタタはハナシノブ科ギリア属の一年草である。
ギリア属は南北アメリカに50種くらいが分布する。
属名の和名をヒメハナシノブ属とするものもある。
ギリア・トリコロル(Gilia tricolor)の和名に姫花忍(ヒメハナシノブ)を充てるという見解である。
しかし、YListではこの名は別名扱いであり、和名は三色ギリア(サンシキギリア)としている。
そのため、ここではギリア属を採用する。
本種の原産地は北アメリカ大陸の西部である。
アラスカからメキシコ北部にかけて分布する。
英名はブルーヘッドギリア(bluehead gilia)などである。
草丈は40センチから60センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は細かく裂け、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月である。
茎先にボール状の花序をつける。
花序は50個から100個くらいの小さな花からできている。
花は漏斗状で先が5つに開き、雄しべが花冠から飛び出している。
花の色は青紫色だが、白やピンクのものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、本種をギリア・レプタンサ(Gilia reptantha)と表示するものがあるが、この学名はたとえば ITIS の Catalogue of Life を見ても存在しない。
どこでどう間違えたのかわからないが、日本の一部でしか通用しないローカルな名なので使用しないほうがいい。
属名の Gilia はスペインの植物学者「ギル(Felipe Luis Gil, 1756-1821)さん」の名からきている。
種小名の capitata は「頭状の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種のレプタンサブルーという表示があった。
学名:Gilia capitata

★小粒だが坊主頭に見えるかな
 ブルーヘッドは西部の生まれ

ギリア・レプタンサブルー090607b-l.jpg

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アリウム

アリウム・ギガンテウム140529a-l.jpg

アリウムはユリ科ネギ属(アリウム属)の多年草の総称である。
分類体系によっては(APG第3版)ヒガンバナ科とされる。
APG体系でも初期にはネギ科とされていたが、ネギ科は第3版でヒガンバナ科の亜科に移行した。
アリウム属は北半球を中心に800種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
代表種は葱(ネギ)で、属名の和名はネギ属とされる。
しかし、庭植えや切り花など園芸的に用いる場合にはアリウムのほうを使用することが多い。
アリウムと呼ばれるものの代表種はアリウム・ギガンテウム(Allium giganteum)である。
茎先にソフトボール状の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、紅紫色の花をつける。
韮(ニラ)に近い仲間のアリウム・モーリー(Allium moly)にも人気がある。
花序は球体にはならず、黄色い花をつける。
草丈は20センチから120センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は4月から7月である。
花被片が6枚の小さな花が集合して花序をなす。
花の色は紅紫色、黄色、白、ピンクなどのものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「くじけない心」である。
6月18日の誕生花である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名で、「alere ないし halium(どちらも「臭う」)」からきている。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
品種名はアリウム・ギガンテウムである。
学名:Allium spp.

★揺ら揺らと坊主頭のアリウムが
 風に揺れれば夏はすぐそこ

アリウム・ギガンテウム140529b-l.jpg

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ベゴニア

ベゴニア・スカーレットオハラ060401a-l.jpg

ベゴニアの揺らす花びらぷるぷると

ベゴニアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の植物の総称である。
世界中の熱帯・亜熱帯地域に、2000種余りの原種が分布している。
日本でも西表島から石垣島にかけていくつかの原種が分布している。
また、中国原産で江戸時代の初期に渡来した秋海棠(シュウカイドウ)がよく知られており、属名の和名をシュウカイドウ属という。
これらの原種から多くの園芸品種が生まれており、園芸的にはベゴニアの名で流通している。
大別すると、根茎性ベゴニア、木立性ベゴニア、球根性ベゴニアの3つに分かれる。
さらに、球根性ベゴニアと根茎性ベゴニアの交配種であるエラチオール・ベゴニアも生まれている。
また、観葉植物とするものもある。
もっとも一般的なのは四季咲きベゴニア(シキザキベゴニア, Begonia cucullata)である。
木立性ベゴニアの1種である。
この品種は日本へは明治時代の中頃に渡来し、庭植えや鉢植えとして愛好されている。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉の形は左右不相称で、色彩や模様、形状などは変化に富んでいる。
開花時期は5月から11月くらいである。
花びら(花被片)は4枚か5枚だが、八重咲きのものもある。
花の色も、ピンク、白、黄色、赤、紫色など多彩である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
俳句の季語は夏である。
花言葉は「親切」などである。
6月14日の誕生花である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
写真は4月に箱根町の芦之湯フラワーセンターで撮った。
木立性ベゴニアのスカーレットオハラと炎の舞(ホノオノマイ)である。
属名:Begonia spp.

★たくさんの種類があるねベゴニアは
 夏が大好き南国育ち

ベゴニア・炎の舞060401a-l.jpg

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エンドレスサマー070617a-l.jpg

西洋紫陽花(セイヨウアジサイ)はユキノシタ科アジサイ属(ヒドランゲア属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APG第3版)アジサイ科とされる。
ヒドランゲア属はアジアと南北アメリカ大陸に70種くらいが分布する。
日本にも額紫陽花(ガクアジサイ)などが分布し、属名の和名はアジサイ属という。
本種は額紫陽花(ガクアジサイ)が西欧に持ち込まれて品種改良されたもののことある。
日本にも逆輸入され、それをもとに日本でも品種改良が行われている。
園芸的にはハイドランジアという洋風な呼び名でも流通している。
しかし、ハイドランジアは属名を英語風に読んだものにすぎず、特に意味をもたない。
形状としては、額紫陽花(ガクアジサイ)やその改良種である紫陽花(アジサイ)と大きな違いはない。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で厚く、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から7月である。
額紫陽花(ガクアジサイ)のように装飾花と両性花のあるものと、紫陽花(アジサイ)のように装飾花しかないものとがある。
花の色は白、紅紫色、青紫色などで、装飾花が八重になったものなどもある。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。
品種名の hortensia は「庭園栽培の」という意味である。
写真は6月に練馬区のとしまえんで撮った。
園芸品種名はエンドレスサマー('Endress Summer')である。秋にも花を開く品種で、アメリカで作出された。
学名:Hydrangea macrophylla f. hortensia

★紫陽花の常識破るエンドレス
 海を渡れば世界広がり

エンドレスサマー070617b-l.jpg

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ラバンデュラ・デンタータ

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ラバンデュラ・デンタータはシソ科ラバンデュラ属の常緑小低木である。
ラバンデュラ属は地中海沿岸地方を中心に40種くらいが分布する。
また、新たにさまざまな栽培品種が作出されている。
本種の原産地はスペイン、北アフリカである。
YListでは和名を切れ葉ラベンダー(キレハラベンダー)としている。
英名はデンタータラベンダー(Dentata lavender)、フリンジラベンダー(Fringed lavender)などである。
樹高は40センチから90センチくらいである。
よく枝分かれをする。
葉に特徴がある。
披針形(笹の葉のような形)で縁に鋭いぎざぎざ(鋸歯)があり、シダの葉のようである。
葉の色は濃い緑色で、白い綿毛がたくさん生えている。
開花時期は4月から5月くらいである。
気候が合えば周年開花をする。
花穂は長さが5センチから8センチくらいで、先にウサギの耳のような苞がつく。
花は淡い紫色をした筒形で、先が唇形に5つに裂ける。
花にはよい香りがある。
ハーブとして栽培され、香料、ポプリ、入浴剤、お茶などに利用される。
属名の Lavandula はラテン語の「lavare(洗う)」からきている。ローマ時代に入浴時の香水として使われていたことから名づけられた。
種小名の dentata は「鋭い鋸歯の」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lavandula dentata

★ぎざぎざの葉っぱがとても個性的
 立てた花穂は貴婦人の色

ラベンダー・デンタータ070120b-l.jpg

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紅額(ベニガク)

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紅額(ベニガク)はユキノシタ科アジサイ属(ヒドランゲア属)の落葉小低木である。
分類体系によっては(APG第3版)アジサイ科とされる。
ヒドランゲア属はアジアと南北アメリカ大陸に70種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。(紫陽花図鑑参照)
日本にも紫陽花(アジサイ)などが栽培され、属名の和名はアジサイ属という。
本種は江戸時代から栽培されている園芸品種である。
庭木や公園樹とされている。
従来は山紫陽花(ヤマアジサイ)の品種の1つと考えられていた。
しかし、最近の研究で蝦夷紫陽花(エゾアジサイ)との中間的形質をもつことがわかってきた。
そのため下記のように学名も変化してきている。
樹高は50センチから100センチくらいである。
葉は楕円形でやや細長く、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がなく、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月くらいである。
中心に多数の両性花、周辺に装飾花がある。
両性花の色は白く、装飾花は白から紅色へと変わる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ヨーロッパに持ち帰られて赤色系の西洋紫陽花(セイヨウアジアイ)の交配親になっているともいわれて。
属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
変種名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hydrangea serrata var. japonica(syn. Hydrangea serrata var. serrata f. rosalba)

★紅色にほんのり色づく飾り花
 江戸の世からの贈り物だね

ベニガク090607b-l.jpg

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ロフォスペルムム・プルプシー090607a-l.jpg

ロフォスペルムム・プルプシーはゴマノハグサ科ロフォスペルムム属の多年草である。
分類体系によっては(APG第3版)オオバコ科とされる。
ロフォスペルムム属はメキシコとグアテマラの山岳地帯に分布し、 The Plant List では7種が認められている。
同属はかつてはアサリナ属(Asarina)に含まれていたが、現在ではアサリナ属はヨーロッパに分布するものだけに限定する学説が主流となってきた。
本種の原産地はメキシコである。
草丈は40センチから60センチくらいである。
葉は角張っていて蔦(ツタ)に似ており、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から10月である。
花冠は筒状で先が唇形となり、上唇は2つ、下唇は3つに裂ける。
花の色は紅紫色で、花冠のつけ根は緑色の苞(葉の変形したもの)が包んでいる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lophospermum はギリシャ語の「lopho(とさか状の)+spermum(種子)」からきている。
種小名の purpusii はドイツからの移民でコレクターの「パーパス(Carl Albert Purpus, 1851-1941)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種のビクトリアフォールズ(Victoria Falls)である。
学名:Lophospermum purpusii(syn. Asarina purpusii)

★メキシコの山岳地帯に咲くという
 花との出合い記憶に刻み

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薔薇(バラ)

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少しだけ酔ったかしらと薔薇の言い

薔薇(バラ)はバラ科バラ属(ロサ属)の落葉低木の総称である。
ロサ属はヨーロッパ、日本、中国、ヨーロッパ、北アメリカなどに200種くらい分布している。
また、改良された数1000種の園芸品種がある。
「ばら」は「いばら」の転訛で同属の植物の総称として用いられている。
属名の和名もバラ属という。
漢字には中国語の「薔薇」が充てられており、「そうび」や「しょうび」とも読まれる。
英名はローズ(rose)である。
庭植え、鉢植え、切り花などに用いられている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
幹や枝に棘のあるものが多く、蔓性のものもある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は春咲きのものと秋咲きのものがある。
春咲きのものは5月から6月に花を咲かせる。
秋咲きのものは9月から11月に花を咲かせる。
春と秋とに花を咲かせるものを四季咲きとよんでいる。
花の形も色も大きさも様々だが、基本形は萼片、花弁ともに5枚ずつである。
もちろん八重咲きのものもある。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
イギリスやアメリカ合衆国などで国花とされている。
日本では茨城県や横浜市などで、県の花や市の花とされている。
古名を荊(うらま)といい、万葉集にも詠まれている。
俳句では「薔薇」が夏の季語、「薔薇の芽」が春の季語、「冬薔薇(ふゆそうび)」が冬の季語である。
花言葉はたくさんあるが、赤い花は「恋愛」、白い花は「純潔」、ピンクの花は「満足」などである。
6月9日の誕生花である。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
写真は6月に北海道のはぼろバラ園で撮った。
園芸品種のモーデン・センテニアル(Morden Centennial)である。(薔薇図鑑参照)
学名:Rosa spp.

★棘あらば刺して貫けわが胸を
 紅色の露溢れるまでに

モーデン・センテニアル130627b-l.jpg

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トリテレイア・ブリゲシー

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トリテレイア・ブリゲシーはユリ科トリテレイア属の多年草である。
分類体系によっては(APG第3版)クサスギカズラ科とされる。
トリテレイア属は北アメリカに14種が分布する。
本種はアメリカ合衆国のオレゴン州からカリフォルニア州にかけて分布し、蛇紋岩地の低山の斜面などに生える。
学名はトリテレイア・ブリッジェシーとするものもあり、これは人名に近づけた読み方である。
英名はブリッジスブローディア(Bridges' brodiaea)である。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は4月から6月である。
茎先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、長さ4センチくらいのユリ形の筒状花を10数輪つける。
花被片は6枚で、雄しべも6本である。
花の色は淡い紫色で、青紫のものやピンクがかったものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
園芸的には旧属名を英語読みしたブローディア (Brodiaea) の名で流通している。
ただし、これは総称であり本種が多いが本種のみではない。
花言葉は「淡い恋」である。
属名の Triteleia はギリシャ語の「treis(3)+teleios(完全な)」からきている。各器官が完全に3の倍数で成り立つことから名づけられた。
種小名の bridgesii はアメリカ人の植物学者「ブリッジス(Thomas Bridges, 1807-1865)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Triteleia bridgesii

★花韮とよく似た花が咲くんだね
 北アメリカに独自の姿

トリテレイア・ブリゲシー090607b-l.jpg

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クンゼア・エリコイデス

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クンゼア・エリコイデスはフトモモ科クンゼア属の常緑小高木である。
クンゼア属はオーストラリアとニュージーランドに40種くらいが分布する。
属名の読み方はクンツェアとするものもある。
本種の原産地はオーストラリアとニュージーランドである。
オーストラリアでは南オーストラリア州、ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州に分布する。
ニュージーランドでは南島の北部に分布する。
英名はホワイトティーツリー(white tea-tree)ないしカヌカ(kanuka)という。
1983年まではギョリュウバイ属に分類されていた。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
葉は長さ1センチくらいの披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉は柔らかい。
自生地での開花時期は夏である。
日本では5月から6月に花を咲かせる。
花の色は白く、突き出たたくさんの雄しべが目立つ。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Kunzea はドイツ人の植物学者「クンツェ(Gustav Kunze, 1793-1851)さん」の名からきている。
種小名の ericoides は「エリカ属(Erica)に似た」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Kunzea ericoides

★仲間とはどこが違っているのかな
 手で触れながら覚えてみよう

クンツェア・エリコイデス090607b-l.jpg

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クンゼア・アンビグア

クンツェア・アムビグア090524a-l.jpg

クンゼア・アンビグアはフトモモ科クンゼア属の常緑低木である。
クンゼア属はオーストラリアとニュージーランドに40種くらいが分布する。
属名の読み方はクンツェアとするものもある。
本種の原産地はオーストラリアである。
南東部のニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア島に分布し、沿岸部に生える。
英名はホワイトクンゼア(white kunzea)という。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は長さ1センチくらいの披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
自生地での開花時期は9月から11月くらいである。
日本では5月から6月に花を咲かせる。
花の色は白く、突き出たたくさんの雄しべが目立つ。
花には甘い蜂蜜のような香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉と花はエッセンシャルオイルとされる。
属名の Kunzea はドイツ人の植物学者「クンツェ(Gustav Kunze, 1793-1851)さん」の名からきている。
種小名の ambigua は「疑わしい」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Kunzea ambigua

★また一つオーストラリアの樹に出合う
 雄しべが目立つ不思議な姿

クンツェア・アムビグア090524b-l.jpg

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チョウセンゴミシ100429a-l.jpg

朝鮮五味子(チョウセンゴミシ)はマツブサ科マツブサ属(スキサンドラ属)の蔓性落葉木本である。
スキサンドラ属は東アジアや北アメリカに25種くらいが分布する。
日本には松房(マツブサ)などが分布し、属名の和名はマツブサ属という。
本種は北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地に生える。
海外では、中国、朝鮮半島、アムール川流域、サハリンなどにも分布する。
和名の由来は、朝鮮から渡来したことからきているが、貝原益権などの本草学者の調査研究で日本にも自生することがわかった。
中国名は五味子という。
葉は細長い倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉脈は少しへこむ。
雌雄異株である。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に花径1センチくらいの白っぽい花をつける。
花はよい香りがする。
花被片は6枚から12枚である。
雄花には雄しべが6本、雌花にはたくさんの雌しべがある。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)の集合果で、秋に赤く熟する。
実を乾燥させたものを生薬で五味子(ごみし)といい、滋養強壮、疲労回復などの薬効がある。
属名の Schisandra はギリシャ語の「schizo(裂ける)+andron(雄しべ)」からきている。
種小名の chinensis は「中国の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Schisandra chinensis

★渡来した名前はどこか癖があり
 覚えやすいがまたすぐ忘れ

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ホルミヌム・ピレナイクム

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ホルミヌム・ピレナイクムはシソ科ホルミヌム属の多年草である。
ホルミヌム属は1属1種である。
原産地はヨーロッパである。
ピレネー山脈やアルプス山脈に分布し、標高1400メートルから2500メートルの草地や山の斜面に生える高山植物である。
草丈は20センチから45センチくらいである。
茎の断面は四角形で腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
根際から生える葉は卵円形で皺があり、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は7月から8月である。
平地では5月から9月くらいが開花時期である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗い青紫色をした唇形の花をたくさんつける。
稀にピンクや白の花も咲く。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
英名はドラゴンマウス(dragonmouth)という。
「竜の口」という意味になる。
属名の Horminum の語源は不明だがセージを意味する言葉のようである。
種小名の pyrenaicum は「ピレネー山脈の」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターの野草展で撮った。
学名:Horminum pyrenaicum

★はるばるとやって来たよね日本へ
 ピレネーに咲く花見せたくて

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羽衣菊(ハゴロモギク)

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羽衣菊(ハゴロモギク)はキク科ハゴロモギク属(アルクトティス属)の多年草である。
アルクトティス属はアフリカの南部に40種から50種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名はハゴロモギク属という。
本種の原産地は南アフリカで、ケープ州の西海岸沿いの砂丘に生える。
和名は花の様子を天女の纏う羽衣に見立てたものである。
別名をアフリカ菊(アフリカギク)やアルクトティスという。
園芸的には英語風に読んだアークトチスの名でも流通していおり、交配種も多い。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
路地植えや鉢植え、切り花として利用されている。
草丈は50センチから70センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
茎や葉には細くて軟らかい毛が生えている。
開花時期は4月から6月である。
茎先に花径8センチくらいの大きな花(頭花)をつける。
花の色は白や黄色、オレンジ色、淡い紅色などのものがある。
花は昼間は開き、夜には閉じる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「若き日の思い出」である。
なお、本種の学名には異名が多く、Arctotis grandis や Arctotis rosea などがこれに該当する。
ネット上では Arctotis venusta も本種の異名だとする記述が多く見られるが、これについてはYListもCatalogue of Lifeも別種として扱っている。
属名の Arctotis はギリシャ語の「arktos(熊)+otis(耳)」からきている。種子が綿毛に包まれている様子から名づけられた。
種小名の stoechadifolia は「stoechas(フレンチラベンダー)のような葉の」という意味である。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のブルーアイデージー(Blue Eyed Daisy)である。
学名:Arctotis stoechadifolia(syn. Arctotis grandis, Arctotis rosea)

★シンプルに見えるけれどもなかなかに
 羽衣菊は味のある花

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飛燕草(ヒエンソウ)

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飛燕草(ヒエンソウ)はキンポウゲ科オオヒエンソウ属(デルフィニウム属)の一年草である。
デルフィニウム属は北半球の温帯などに300種くらいが分布する。
同属のデルフィニウム・グランディフロルム(Delphinium grandiflorum)に大飛燕草(オオヒエンソウ)の和名があり、属名の和名はオオヒエンソウ属という。
なお、本種などをコンソリダ属(ヒエンソウ属)としてデルフィニウム属から分離する見解もある(Catalogue of Lifeなど)が、これについてYListではまだシノニムの扱いをしている。
本種の原産地は南ヨーロッパである。
英名はラークスパー(larkspur)ないしロケットラークスパー(rocket larkspur)という。
文献によっては別名を千鳥草(チドリソウ)とするものもある。
日本へは明治時代の初めに渡来したが、気候が合わずになかなか定着しなかった。
普及し始めたのは戦後のことである。
草丈は60センチから90センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は手のひら状に細かく切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から7月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3?4センチくらいの大きな青紫色をした花をつける。
花の後ろに飛び出た距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が目立つ。
園芸品種には青色、藤色、紅色、白などのものがあり、八重咲きのものもある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
アルカロイドの1種であるデルフィニンを有し、有毒である。
花言葉は「慈悲」である。
属名の Delphinium はギリシャ語の「delphinos(イルカ)」からきている。蕾の形から名づけられた。
種小名の ajacis はギリシャ神話に登場する英雄「アイアス(Ajax)の」という意味である。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のブルースイングである。
学名:Delphinium ajacis(syn. Consolida ajacis, Consolida ambigua)

★様々に解釈されるラークスパー
 定説はどれと目を皿にして

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カーパンセ

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カーパンセはツルナ科カルパンテア属の一年草である。
分類体系によっては(APG第3版)ハマミズナ科とされる。
カルパンテア属は1属1種である。
属名を英語風に読んだカーパンセの名で流通している。
原産地は南アフリカの西ケープ州で、海岸沿いの砂地に生える。
園芸的には路地植えや鉢植えに適している。
草丈は20センチから30センチくらいになる。
茎が匍匐して広がる。
葉はスプーンのへらのような形をしており、多肉質である。
開花時期は4月から5月である。
花の色は黄色で、たくさんの雄しべが花弁状になっていて舌状花のように見える。
花径は5センチから6ミリくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉は食用とされる。
属名の Carpanthea はギリシャ語の「carpos(果実)+anthos(花)」からきている。
種小名の pomeridiana は「午後に咲く」という意味である。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
学名:Carpanthea pomeridiana

★砂浜に育った花とすぐわかる
 地を這い広がり葉は多肉質

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