2016年4月アーカイブ

エキウム・カンディカンス

エキウム・カンディカンス120523a-l.jpg

エキウム・カンディカンスはムラサキ科シャゼンムラサキ属(エキウム属)の多年草である。
エキウム属は全体で60種くらいが分布する。
日本では、地中海沿岸地方が原産のエキウム・プランタギネウム(Echium plantagineum)が帰化していて車前紫(シャゼンムラサキ)の和名があり、属名の和名をシャゼンムラサキ属という。
本種は異名をエキウム・ファストスム(Echium fastuosum)という。
原産地はアフリカ西岸のマデイラ諸島である。
草丈は1メートルから2メートルくらいである。
葉は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉には銀白色の毛が生える。
開花時期は4月から6月くらいである。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、青色ないし白の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Echium はギリシャ神話の登場人物「エキーオーン(Echion)」の名からきている。
種小名の candicans は「白毛状の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Echium candicans

★痩せた地に育つそうだよエキウムは
 大きな花房きれいだけれど

エキウム・カンディカンス120523b-l.jpg

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ホソバテンジクメギ060409a-l.jpg

細葉天竺目木(ホソバテンジクメギ)はメギ科メギ属(ベルベリス属)の常緑低木である。
ベルベリス属は世界の温帯や熱帯に500種くらいが分布する。
日本にも目木(メギ)などが分布し、属名の和名はメギ属という。
「目木」の名の由来は、煎じたものが目の病気に効くことからきている。
本種の原産地は中国である。
四川省、湖北省に分布し、標高1100メートルから2700メートルの山の斜面や雑木林の中などに生える。
中国名は血紅小檗という。
日本へは第二次世界大戦後に渡来し、庭木とされる。
「天竺」はインドの古称だが、この場合は「遠方の」といった意味合いで使われている。
別名を細葉赤目木(ホソバアカメギ)という。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
特徴は、赤い葉が時折混じることである。
開花時期は4月から5月である。
黄色い小さな花を10数輪ずつまとめてつける。
花弁は6枚である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
実ははじめは赤く、秋に青黒く熟する。
属名の Berberis はこの属の1種の実につけられたアラビア名「berberys」からきている。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Berberis sanguinea

★調べてもなかなかわからぬその姿
 また見に行こう天竺目木を

ホソバテンジクメギ060409b-l.jpg

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パエオニア・ムロコセウィツキー070429a-l.jpg

パエオニア・ムロコセウィツキーはボタン科ボタン属(パエオニア属)の多年草である。
ボタン科は1属だけからなる。
パエオニア属は北半球に40種くらいが分布する。
日本には古い時代に牡丹(ボタン)が渡来しており、属名の和名をボタン属という。
また、自生種としては山芍薬(ヤマシャクヤク)などが分布する。
本種の原産地はコーカサス地方の南東部である。
アゼルバイジャン、ジョージア(グルジア)、ダゲスタンに分布し、山地の岩の斜面に生える。
日本に自生する山芍薬(ヤマシャクヤク)の近縁種である。
英名はゴールデンピアニー(golden peony)という。
ピアニーは芍薬(シャクヤク)の仲間を意味する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、わずかに白い粉を吹く。
開花時期は4月から5月である。
花の色は淡い黄色で、花径10センチ以上ある大輪である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Paeonia はギリシャ神話の医神「Paeon(ペオン)」の名からきている。シャクヤクの根でプルートーの傷を治した。
種小名の mlokosewitschii はポーランドの植物学者「ムオコシェウィッチ(Ludwik Mlokosiewicz, 1831-1909)さんの」という意味である。mlokosiewicziiとすべきものが誤記された。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Paeonia mlokosewitschii(syn. Paeonia daurica subsp. mlokosewitschii)

★大輪を煌き揺らし重たげに
 咲かる姿息呑むごとく

パエオニア・ムロコセウィツキー070429b-l.jpg

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エダウチチゴユリ090503a-l.jpg

枝打ち稚児百合(エダウチチゴユリ)はユリ科チゴユリ属(ディスポルム属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)イヌサフラン科とされる。
ディスポルム属はアジアに20種くらいが分布する。
日本にも稚児百合(チゴユリ)などが分布し、属名の和名をチゴユリ属という。
本種は、分類上は稚児百合(チゴユリ)の変種とされている。
特徴は茎先で枝分かれをしてそれぞれの先に花をつけることである。
ただし、現在では両者を区別しない考えが支配的で、YListでも区別していない。
中間型が多く、明確に区別できないからである。
基本種は北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地や丘陵地の林の中に生える。
海外では、中国、朝鮮半島、サハリンなどにも分布する。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から5月である。
茎先に白い小さな花を下向きにつける。
花の色は緑色がかったものもある。
花被片は6枚である。
花被片の長さは10ミリから15ミリくらいである。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
属名の Disporum はギリシャ語の「dis(二重の)+spora(種子)」からきている。子房の各室に2つの胚珠があることから名づけられた。
種小名の smilacinum は「シオデ属(Smilax)の」という意味である。
変種名の ramosum は「枝分かれした」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Disporum smilacinum var. ramosum

★微細なる差異を求めて数々の
 議論重ねし試みの跡

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鉄釘の木(カナクギノキ)

カナクギノキ070429a-l.jpg

鉄釘の木(カナクギノキ)はクスノキ科クロモジ属(リンデラ属)の落葉高木である。
リンデラ属はアジアの温帯や亜熱帯を中心に100種くらいが分布する。
日本にも黒文字(クロモジ)などが分布し、属名の和名をクロモジ属という。
本種は本州の神奈川県から九州にかけて分布し、丘陵地や山地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は6メートルから15メートルくらいである。
樹皮は淡い褐色で皮目(ひもく:樹皮に見られる細長いレンズ状の裂け目)が目立ち、老木では不規則に剥がれる。
葉や枝は黒文字(クロモジ)同様によい香りがする。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉のつけ根が鋭角に細長くなるのが特徴である。
開花時期は4月である。
雌雄異株である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径7ミリくらいの小さな花を集まってつける。
花の色は淡い黄緑色で、花被片は6枚である。
雄花は雄しべが9本、雌花は雌しべが1本である。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、赤く熟する。
結実するのは9月から10月である。
和名の由来は、材を小楊枝や細工物に用いたことからきているという説と、樹皮を「鹿の子」にたとえてカノコギといったものが転訛したという説がある。
属名の Lindera はスウェーデンの医師で植物学者だった「ヨハン・リンデル(Johann Linder, 1676-1724)さん」の名からきている。
種小名の erythrocarpa は「赤い果実の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lindera erythrocarpa

★名の由来何処にあるか知れぬけど
 不思議な名前また一つここに

カナクギノキ070429b-l.jpg

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ホザキノイカリソウ070331c-l.jpg

穂咲きの碇草(ホザキノイカリソウ)はメギ科イカリソウ属(エピメディウム属)の多年草である。
エピメディウム属は中国を中心に50種くらいが分布する。
日本にも碇草(イカリソウ)などが分布するので、属名の和名をイカリソウ属という。
原産地は中国で、湖北省、四川省などに分布する。
日本へは江戸時代の後期に薬用として渡来した。
茎や葉を乾燥したものを生薬の淫羊霍(いんようかく)といい、強壮、強精薬とする。
草丈は30センチから40センチくらいである。
地下茎は匍匐する。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は卵形で質が硬く、縁には少数の鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇から穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5ミリくらいの小さな花をつける。
萼片は白ないし淡い紫色で8枚あり、花弁は黄色で4枚である。
花弁は萼片よりも小さい。
碇草(イカリソウ)のような長い距はない。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の sagittatum は「やじり形の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Epimedium sagittatum

★目立たない花は曲者隠された
 効能知れば人は振り向き

ホザキノイカリソウ070331b-l.jpg

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天台烏薬(テンダイウヤク)

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天台烏薬(テンダイウヤク)はクスノキ科クロモジ属(リンデラ属)の常緑低木である。
リンデラ属はアジアの温帯や亜熱帯を中心に100種くらいが分布する。
日本にも黒文字(クロモジ)などが分布し、属名の和名をクロモジ属という。
本種の原産地は中国で、揚子江以南の各地に分布している。
日本へは江戸時代に薬用として渡来した。
現在では、逸出したものが東海地方以西で野生化している。
樹高は2メートルから3メートルである。
枝は細い。
葉は長さ5センチから8センチくらいの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざがなく(全縁)、1センチくらいの柄がある。
葉の質は革質で薄く、表面には艶があって3本の主脈が目立つ。
葉の裏面は白みを帯びていて、白い毛が疎らに生える。
開花時期は3月から4月である。
雌雄異株である。
枝先の葉の脇に淡い黄色の花をたくさんつける。
花被片は6枚である。
花の後にできる実は直径1センチくらいの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟する。
塊根を乾燥したものを生薬で烏薬(うやく)といい、リューマチ、神経性胃腸炎などに薬効がある。
「天台」の名は、天台山(中国浙江省天台県にある霊山)で産出されるものが一番効き目があるということからきている。
属名の Lindera はスウェーデンの医師で植物学者だった「ヨハン・リンデル(Johann Linder, 1676-1724)さん」の名からきている。
種小名の aggregata は「密集する」という意味である。
花の写真は3月に小石川植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Lindera aggregata(syn. Lindera strychnifolia)

★その名から推し量れるよ薬用と
 天台烏薬地味に花つけ

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ホソバヤマブキソウ060409b-l.jpg

細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)はケシ科ヤマブキソウ属(ヒロメコン属)の多年草である。
ヒロメコン属は1属1種で、いくつかの品種がある。
基本種は山吹草(ヤマブキソウ)で、属名の和名もヤマブキソウ属という。
細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)もその品種の1つで、稀に生える。
基本種は北海道から九州にかけて分布し、山野のやや湿った林の中に生える。
海外では、中国にも分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、小葉には切れ込みと細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎は枝分かれをせず、上部に2枚か3枚の茎葉をつける。
茎葉は3枚から5枚の小葉からなり、細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)の場合は小葉が深く羽状に裂ける。
ただし、遺伝的には安定していないようである。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇に1輪か2輪の花をつける。
花びらは長さが20ミリから25ミリくらいで、色は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は山吹(ヤマブキ)に似た草本ということだが、山吹(ヤマブキ)の花びらが5枚なのに対し、山吹草(ヤマブキソウ)の花びらは4枚である。
有毒で、誤食をすると手足や呼吸などの麻痺を引き起こすので注意が必要である。
属名の Hylomecon はギリシャ語の「hyle(森)+mecon(ケシ)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の lanceolata は「披針形の」という意味である。
写真は4月に練馬区の牧野記念庭園で撮った。
学名:Hylomecon japonica f. lanceolata

★どことなく違っているよ葉の様子
 調べてみれば細葉もあった

ホソバヤマブキソウ060409a-l.jpg

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ヒイラギナンテンモドキ070415a-l.jpg

柊南天擬き(ヒイラギナンテンモドキ)はキンポウゲ科クサントリザ属の多年草(半低木)である。
1属1種である。
原産地は北アメリカである。
カナダから合衆国にかけて東海岸側に分布し、水辺などに生える。
和名は柊南天(ヒイラギナンテン)に似ているということなのだろうが、どこが似ているのかはっきりしない。
YListでは属名のクサントリザを標準和名としている。
英名はイエロールート(yellowroot)である。
「黄色い根」という意味になる。
草丈は40センチから90センチくらいである。
地下茎が伸びて繁殖する。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁には切れ込みがある。
開花時期は4月から5月である。
茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さな暗い紫色の花をたくさんつける。
花径は5ミリくらいである。
花びらのように見えるのは5枚の萼片である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
葉は秋に黄葉する。
植物体にアルカロイドの1種であるベルベリンが含まれており、薬用として利用される。
属名の Xanthorhiza はギリシャ語の「xanthos(黄色い)+rhizoid(根の)」からきている。
種小名の simplicissima は「まったく単一の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Xanthorhiza simplicissima

★小さくて地味な花だがびっしりと
 咲かせ不思議なムードたたえて

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匂い文目(ニオイアヤメ)

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匂い文目(ニオイアヤメ)はアヤメ科アヤメ属(イリス属)の多年草である。
イリス属は世界の温帯に150種くらい分布する。
日本にも文目(アヤメ)などが分布し、属名の和名をアヤメ属という。
本種の原産地はクロアチアのダルマチア地方で岩場に生える。
英名はダルマチアンアイリス(Dalmatian iris)という。
現在では広く帰化し、ジャーマンアイリスの交配親ともなっている。
草丈は50センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は剣状で、青緑色である。
開花時期は4月から6月である。
花の色は淡い紫色や淡い黄色などのものがある。
内花被片と外花被片が3枚ずつある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ヨーロッパでは、根茎を薬用に用いる。
また、根茎から採れるイリス精油はフランス香水の原料となり、そのために栽培されている。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味し、転じて植物名となった。
種小名の pallida は「淡い色の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Iris pallida

★花だけを見ても違いはわからぬが
 香り生み出す秘密はどこに

ニオイアヤメ100515b-l.jpg

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ナポレオン080413a-l.jpg

ぷりぷりと頬っぺ弾ける桜ん坊

西洋実桜(セイヨウミザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
通称を桜ん坊(サクランボ)といい、広く栽培されている。
原産地はヨーロッパで、西アジアからヨーロッパ、北アフリカにかけて分布する。
樹高は15メートルから20メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざがある(鋸歯)。
葉の裏側の葉脈上には軟毛が生える。
日本へ渡来したのは1868年(明治元年)である。
気候的な適性から山形県をはじめとする東北地方や北海道の日本海側で栽培されるようになった。
山形県では桜ん坊(サクランボ)が「県の木」に指定され、佐藤錦(サトウニシキ)などの品種が生まれている。
樹高は15メートルから20メートルくらいになる。
葉は卵状の長い楕円形で、先は尖り、縁にはぎざぎざがある(鋸歯)。
葉の裏側の葉脈上には軟毛が生える。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開した後に花を咲かせる。
桜(サクラ)に似た5弁の白い花が散状に集まって咲く。
萼は反り返っている。
花の後にできる実は直径2センチくらいの核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、6月から7月に熟する。
赤い実が多いが、黄みがかったものや紫黒色をしたものもある。
俳句では「さくらんぼ」や「桜桃の実」が夏の季語である。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の avium は「鳥の」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
園芸品種のナポレオンである。
ヨーロッパ各国で栽培されている品種で、完熟した果実は鮮やかな紅色となり非常に美味しい。
学名:Prunus avium(syn. Cerasus avium)

★真っ白な花も可愛い桜ん坊
 紅い実つくまで待ってていてね

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ベンガルコーヒー060409a-l.jpg

ベンガルコーヒーの木(ベンガルコーヒーノキ)はアカネ科プシランツス属の常緑低木である。
プシランツス属はアジアやアフリカに20種くらいが分布する。
本種はかつてはコーヒーノキ属(Coffea)に含まれていたが、フランス人の植物学者ルロワ(Jean-Francois Leroy, 1915-1999)さんによって再分類された。
本種の原産地はインド、マレー半島で、栽培もされている。
世界のコーヒーの大半はアラビカ種(Coffea arabica)だが、それとは異なる少数派である。
自家受粉の可能なことが特徴である。
樹高は3メートルから4メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は春から夏にかけてである。
花は葉の脇につき、花径2センチくらいの白い合弁花で、5つに深く裂ける。
花の後につける実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤く熟する。
実の中には種が2つ入っていて、それがコーヒーになる。
属名の Psilanthus はギリシャ語の「psilos(裸)+anthos(花)」からきている。
種小名の bengalensisは「(インドの)ベンガル地方の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園の温室で撮った。
学名:Psilanthus bengalensis(syn. Coffea bengalensis)

★星形の花は真白く照り映えて
 気品備えたベンガルコーヒー

ベンガルコーヒー060409b-l.jpg

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ヒメウラシマソウ090503b-l.jpg

姫浦島草(ヒメウラシマソウ)はサトイモ科テンナンショウ属(アリサエマ属)の多年草である。
アリサエマ属は世界の温帯から熱帯にかけて150種くらいが分布する。
日本にも天南星(テンナンショウ)など30種くらいが分布し、属名の和名をテンナンショウ属という。
本種は日本固有種である。
本州の山口県と九州に分布し、林の中に生える。
浦島草(ウラシマソウ)に似るが矮性種である。
草丈は30センチから40センチくらいである。
葉は鳥足状に裂けており、普通は1枚がつく。
開花時期は4月から5月である。
雌雄異株である。
テンナンショウ属特有の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)がある。
仏炎苞は暗い紫色で、縦に白い筋がある。
内側にキノコ形(T字形)の白い紋があるのが特徴である。
また、花穂から付属体が細長いひも状に伸び上がり、途中から垂れ下がる。
この姿を浦島太郎の釣り糸に見立てたのが「浦島草」の名の由来である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
なお、テンナンショウ属の植物はサポニンを含む毒草である。
属名の Arisaema はギリシャ語の「aris(植物名の1つ)+haima(血)」からきている。血のような斑点が葉にある植物といった意味合いになる。
種小名の kiushianum は「九州の」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Arisaema kiushianum

★小さいが姿のほほん釣り糸を
 垂らす仕草はいつに変わらず

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ヒマラヤ桷(ヒマラヤズミ)

ヒマラヤズミ070415a-l.jpg

ヒマラヤ桷(ヒマラヤズミ)はバラ科リンゴ属(マルス属)の落葉高木である。
マルス属は北半球の温帯を中心に30種から35種くらい分布する。
代表種は栽培品種の林檎(リンゴ)で、属名の和名もリンゴ属という。
本種は中国の北部からヒマラヤにかけて分布し、山地に生える。
基本種の学名(Malus baccata)は広義の蝦夷の小林檎(エゾノコリンゴ)を指し、近縁種である。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
花径3センチから4センチの白い5弁花で、林檎(リンゴ)に似ている。
花の後にできる実は直径1センチくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
10月ころに赤く熟し、食用になる。
属名の Malus はギリシャ語の「malon(リンゴ)」からきている。
種小名の baccata は「液果の」という意味である。
変種名の himalaica は「ヒマラヤ山脈の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Malus baccata var. himalaica

★ヒマラヤの景色を胸に描きつつ
 こぼれる花びらしばし見つめて

ヒマラヤズミ070415b-l.jpg

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トサチャルメルソウ100418a-l.jpg

土佐哨吶草(トサチャルメルソウ)はユキノシタ科チャルメルソウ属(ミテラ属)の多年草である。
ミテラ属は東アジアや北アメリカに20種くらいが分布する。
日本には哨吶草(チャルメルソウ)など10種の固有種が分布し、属名の和名をチャルメルソウ属という。
本種も日本固有種である。
四国の徳島県、高知県、九州の熊本県、宮崎県に分布し、山地の谷沿いなどに生える。
別名を土佐の哨吶草(トサノチャルメルソウ)ともいう。(YListや徳島県ではこの名称を使用している。)
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されていた。
しかし、2012年の見直しで絶滅のおそれがなくなったと判断され、リストから削除された。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い卵形で、3つから5つに浅く裂ける。
葉の縁には不規則で鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗い紅色をした小さな5弁花をたくさんつける。
花弁は7つに裂ける。
萼は緑色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Mitella はギリシャ語の「mitra(僧侶の帽子)」からきている。若い実の形から名づけられた。
種小名の yoshinagae は「吉永虎馬(よしなが・とらま, 1871?1946, 高知県の植物採集者)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
撮影地では四国型、九州型に分けて植栽している。
何らかの形態上の相違があるのであろう。
学名:Mitella yoshinagae

★花びらがとても細かく裂けている
 撮れているかな不思議な姿

トサチャルメルソウ100418b-l.jpg

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ツクシチャルメルソウ100418a-l.jpg

筑紫哨吶草(ツクシチャルメルソウ)はユキノシタ科チャルメルソウ属(ミテラ属)の多年草である。
ミテラ属は東アジアや北アメリカに20種くらいが分布する。
日本には哨吶草(チャルメルソウ)など10種の固有種が分布し、属名の和名をチャルメルソウ属という。
本種も日本固有種である。
四国の愛媛県、九州の大分県、熊本県、宮崎県に分布し、山地の谷沿いなどに生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
和名の由来は、実の形がチャルメラ(先の開いた喇叭)に似ていて、筑紫(この場合は九州の総称)に産することからきている。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、3つから5つに浅く裂ける。
葉の縁には不規則で鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には白い毛と腺毛(毛先から粘液質やゴム質の液を分泌する毛)が生える。
開花時期は4月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄緑色をした小さな5弁花をたくさんつける。
花弁は5つから7つに裂け、あまり反り返らない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Mitella はギリシャ語の「mitra(僧侶の帽子)」からきている。若い実の形から名づけられた。
種小名の kiusiana は「九州の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Mitella kiusiana

★花びらと葉っぱで違いわかるかな
 どんな具合に撮れているかな

ツクシチャルメルソウ100418b-l.jpg

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哨吶草(チャルメルソウ)

チャルメルソウ080316d-l.jpg

哨吶草(チャルメルソウ)はユキノシタ科チャルメルソウ属(ミテラ属)の多年草である。
ミテラ属は東アジアや北アメリカに20種くらいが分布する。
日本にも本種などが10種の固有種が分布し、属名の和名をチャルメルソウ属という。
本種も日本固有種である。
本州の中部地方から九州の北部にかけて分布し、山地の渓流沿いなど湿った場所に生える。
和名の由来は実の形をチャルメラ(先の開いた喇叭)にたとえたものである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い卵形である。
茎や葉には腺毛が生える。
開花時期は4月から5月である。
茎先に花径7ミリから8ミリの小さな花をたくさんつける。
花の色は黒赤色である。
花弁は5枚で、羽状に3つから5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「謙遜」である。
属名の Mitella はギリシャ語の「mitra(僧侶の帽子)」からきている。若い実の形から名づけられた。
種小名の furusei は植物標本の収集家「古瀬義(ふるせ・みよし, 1911-1996)さんの」という意味である。
変種名の subramosa は「やや枝分かれした」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの野草展で撮った。
学名:Mitella furusei var. subramosa(syn. Mitella stylosa)

★名前だけ記憶の隅にあったけど
 これか小さい哨吶草は

チャルメルソウ080316c-l.jpg

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Pulsatilla pratensis ssp. hungarica090412a-l.jpg

プルサティラ・プラテンシスはキンポウゲ科オキナグサ属(プルサティラ属)の多年草である。
プルサティラ属は北半球に45種くらいが分布する。
日本にも翁草(オキナグサ)などが分布し、属名の和名をオキナグサ属という。
ただし、分類の仕方によってはイチリンソウ属(Anemone)とされることもある。
プルサティラ・プラテンシスは中央ヨーロッパから東ヨーロッパにかけて分布する。
フンガリカ(hungarica)はその亜種である。
スロバキア、ハンガリー、ルーマニアに分布する。
スロバキアやルーマニアでは絶滅危惧?A類(CR)に指定されている。
また、ハンガリーでは法律で保護されている。
なお、ITIS の Catalogue of Life では、亜種として区別せずプルサティラ・プラテンシスに含める考え方をとっている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は羽状複葉で長い柄があり、小葉は手のひら状に深く裂ける。
茎につく葉には柄はなく、線形である。
葉や茎には長くて白い絹のような毛が密に生える。
開花時期は3月から4月である。
茎先に1つずつ花をつける。
花の色は紅紫色で、花径は2センチから3センチくらいである。
花弁はなく、6枚の萼片が花弁のようにつき、釣鐘状で横向きに咲く。
外側は長くて白い毛で被われている。
中にはたくさんの雄しべと雌しべが詰まっている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、球状に集まったたくさんの種子がつく。
属名の Pulsatilla はラテン語の「pulso(鳴る)」の縮小形である。花の形を鐘にたとえて名づけられた。
種小名の pratensis は「草原に生える」という意味である。
亜種名の hungarica は「ハンガリー(Hungary)の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Pulsatilla pratensis subsp. hungarica(syn. Anemone hungarica)

★いくつかの亜種があるんだプラテンシス
 ヨーロッパでも保護に取り組み

Pulsatilla pratensis ssp. hungarica090412b-l.jpg

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プルサティラ・アルバナ

プルサティラ・アルバナ090412a-l.jpg

プルサティラ・アルバナはキンポウゲ科オキナグサ属(プルサティラ属)の多年草である。
プルサティラ属は北半球に45種くらいが分布する。
日本にも翁草(オキナグサ)などが分布し、属名の和名をオキナグサ属という。
ただし、分類の仕方によってはイチリンソウ属(Anemone)とされることもある。
本種はコーカサスからトルコにかけて分布し、標高2200メートルから4200メートルの山地の斜面に生える。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は羽状複葉で長い柄があり、小葉は手のひら状に深く裂ける。
茎につく葉には柄はなく、線形である。
葉や茎には長くて白い絹のような毛が密に生える。
開花時期は平地では4月から5月である。
茎先に1つずつ花をつける。
花の色は青紫色や紅紫色で、花径は3センチくらいである。
園芸品種には黄色のものもある。
花弁はなく、6枚の萼片が花弁のようにつき、釣鐘状で横向きに咲く。
外側は長くて白い毛で被われている。
中にはたくさんの雄しべと雌しべが詰まっている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、球状に集まったたくさんの種子がつく。
属名の Pulsatilla はラテン語の「pulso(鳴る)」の縮小形である。花の形を鐘にたとえて名づけられた。
種小名の albana は「アルバニア(Albania)の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Pulsatilla albana(syn. Anemone albana)

★土地勘があまりないけどコーカサス
 アルバニアとの関係いかに

プルサティラ・アルバナ090412b-l.jpg

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コリン草(コリンソウ)

コリンシア070429a-l.jpg

コリン草(コリンソウ)はゴマノハグサ科コリンシア属の一年草である。
分類体系によっては(APGIII)オオバコ科とされる。
コリンシア属は20種くらいが分布する。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国の太平洋沿岸地方に分布し、標高1000メートル以下の地域に生える。
英名はチャイニーズハウス(Chinese houses)という。
これは、花序の形を中国の仏塔にたとえたものである。
日本では主として花壇用とされるが、切り花用として用いられることもある。
属名のコリンシアや学名のコリンシア・ヘテロフィラで表示するものもある。
草丈は10センチから50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から6月くらいである。
葉の脇に先が非対称の唇形に裂ける花を輪のように並べ、段々に咲かせる。
花径は3センチくらいである。
上唇は白く、下唇は白地で先がラベンダー色になる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Collinsia はアメリカの植物学者「コリンズ(Zacchaeus Collins, 1764-1831)さん」の名からきている。
種小名の heterophylla は「いろいろの形の葉の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Collinsia heterophylla(syn. Collinsia bicolor)

★出合いたる花は不思議な色模様
 見立てた姿は仏塔なると

コリンシア070429b-l.jpg

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スキラ・ベルナ

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スキラ・ベルナはユリ科オオツルボ属(スキラ属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
スキラ属は旧世界に90種くらいが分布する。
園芸的には英語風に読んだシラーの名で流通している。
かつては日本に分布する蔓穂(ツルボ)も同属とされたが、現在では別属(Barnardia)とされる傾向にある。
その場合は、属名の和名はオオツルボ属となる。
シラー・ペルビアナに大蔓穂(オオツルボ)の和名があるからである。
本種の原産地はイギリスを含む西ヨーロッパである。
読み方はスキラ・ウェルナとするものもある。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は細長い線形で、2枚から7枚くらいある。
開花時期は4月から5月である。
茎先に青紫色の星形をした花を2輪から12輪くらいつける。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Scilla はギリシャ語の「skyllo(有害)」からきている。 地下茎部分が有毒であることから名づけられた。
種小名の verna は「春咲きの」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Scilla verna

★背を低く冷たい春に耐えて咲く
 スキラ・ベルナは西洋の花

スキラ・ベルナ080427b-l.jpg

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浜桑(ハマグワ)

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浜桑(ハマグワ)はクワ科クワ属(モルス属)の落葉高木である。
モルス属は世界に10種から20種くらいが分布する。
また、栽培品種は100種を超える。
本種は、分類上は山桑(ヤマグワ)の品種の1つとされている。
北海道から本州にかけて分布し、海岸付近に生える。
海外では朝鮮半島にも分布する。
別名を照葉島桑(テリハシマグワ)という。
樹高は3メートルから15メートルくらいである。
樹皮は褐色で、縦に短い割れ目が入る。
葉は卵形ないし卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾状に長く尖り、縁には整わないぎざぎざ(鋸歯)がある。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
山桑(ヤマグワ)との違いは、葉の質が分厚くて艶があり。鮮やかな緑色をしていることである。
葉はしばしば3つに裂ける。
開花時期は4月から5月である。
雌雄異株である。
雌花は尾状花序(単性の花が穂状につき、垂れ下がる)、雄花は短円柱形である。
花の色は淡い黄緑色である。
花の後にできる実は多肉質の集合果で赤ないし黒紫色に熟し、「桑の実」といって食用になる。
属名の Morus はケルト語の「mor(黒)」からきているのではないかと推定されている。果実の色から名づけられた。
種小名の australis は「南半球の」という意味である。
品種名の maritima は「海浜に生える」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Morus australis f. maritima(syn. Morus bombycis var. maritima)

★浜桑の葉っぱに触れて確かめる
 生きる工夫がここにもあると

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ピンポンノキ070430a-l.jpg

ピンポンの木(ピンポンノキ)はアオギリ科ピンポンノキ属(ステルクリア属)の常緑高木である。
分類体系によっては(APGIII)アオイ科とされる。
ステルクリア属は200種以上ある大きな属である。
本種が代表種で、属名の和名もピンポンノキ属という。
本種の原産地は台湾や中国の南部(広東省、広西チワン族自治区、雲南省)である。
東南アジアで広く植栽され栽培されている。
和名は、漢名の中国音(ping po)に由来し、卓球とは無関係である。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を下垂させ、白い花をたくさんつける。
花に花弁はなく、花びらのように見えるのは萼片である。
萼片は5枚である。
雄しべは20本くらいある。
花の後にできる実は卵形の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)で、紅褐色に熟する。
中には黒い種が数個入っている。
種子は炒るか、煮て食べる。
属名の Sterculia はローマ神話の便所の神「ステルクリウス(Sterculius)」の名にからきている。同属の中に悪臭を放つ花を咲かせてハエに受粉させるものがあることから名づけられた。
種小名の monosperma は「種子が1つの」という意味である。
花の写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
実の写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Sterculia monosperma(syn. Sterculia nobilis)

★名前だけ有名だけどその由来
 聞けばがっかり便乗なのか

ピンポンノキ090927a-l.jpg

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セイヨウバクチノキ070415a-l.jpg

西洋博打の木(セイヨウバクチノキ)はバラ科バクチノキ属(ラウロケラスス属)の常緑小高木である。
ラウロケラスス属は世界に数種が分布する。
また、本種には数種の園芸品種がある。
日本にも博打の木(バクチノキ)などが分布し、属名の和名をバクチノキ属という。
ただし、大枠でサクラ属(Prunus)に括る考え方もある。
本種の原産地はヨーロッパの南東部から西アジアである。
英名はチェリーローレル(cherry laurel)という。
ローレルは月桂樹(ゲッケイジュ)のことである。
樹高は3メートルから6メートルである。
日本に自生する博打の木(バクチノキ)は樹皮が剥がれる。
それが博打で身ぐるみを剥がれたように見えるというのが名の由来である。
しかし、本種の樹皮は剥がれない。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質でやや分厚く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇から長さ5センチから10センチくらいの総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、夏に紫黒色に熟する。
葉には青酸配糖体が含まれ、生薬名をバクチ葉(ばくちよう)といって鎮咳去痰薬とされる。
属名の Laurocerasus は属名の「Laurus(ゲッケイジュ属)+Cerasus(狭義のサクラ属)」 からきている。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Laurocerasus officinalis(syn. Prunus laurocerasus)

★面白い名前に惹かれて目をやれば
 上溝桜とどこか似ている

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西洋四手(セイヨウシデ)

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西洋四手(セイヨウシデ)はカバノキ科クマシデ属(カルピヌス属)の落葉高木である。
カルピヌス属は北半球の温帯地域に30種くらいが分布する。
日本にも熊四手(クマシデ)などが分布し、属名の和名はクマシデ属という。
「四手」は実の垂れ下がる様子を神事で用いる四手にたとえたものである。
本種は南ヨーロッパから西アジア、シベリアにかけて分布し、標高600メートル以下の地域に生える。
英名はヨーロピアン・ホーンビーム(European hornbeam)である。
ホーンビームはクマシデの仲間のことである。
樹高は15メートルから25メートルくらいである。
樹皮は滑らかな銀色で、縦に縞が入る。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開と同時に花をつける。
雌雄同株である。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、苞(葉の変形したもの)に包まれる。
材は硬く、木工細工に用いたり器具材とされる。
属名の Carpinus はケルト語の「car(木)+pin(頭)」からきている。
種小名の betulus は「カバノキの」という意味である。
花の写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Carpinus betulus

★カバノキの仲間だけども面白い
 果実の形で存在示し

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紫薺(ムラサキナズナ)

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紫薺(ムラサキナズナ)はアブラナ科ムラサキナズナ属(アウブリエタ属)の多年草である。
アウブリエタ属は全部で12種くらいある。
また、多くの園芸品種が作出されている。
属名の読み方は、園芸的には英語風にオーブリエタとする例が多い。
本種に紫薺(ムラサキナズナ)の和名があり、属名の和名はムラサキナズナ属という。
別名をオーブリエチア(aubrietia)といい、これは英名からきている。
本種の原産地はイタリア、ギリシャからイランにかけた地域である。
園芸的には一年草として扱われる。
草丈は10センチから20センチくらいである。
よく枝分かれをしてマット状に広がる。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には白い毛が生える。
開花時期は3月から5月である。
茎の上部の葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチから2センチの紫色の花をつける。
花弁は4枚で、十字状に開く。
萼片も4枚である。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
花言葉は「君に捧げる」である。
属名の Aubrieta はフランスの植物画家「オーブリエ(Claude Aubriet, 1665-1742)さん」の名からきている。
種小名の deltoidea は「三角形の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Aubrieta deltoidea

★薺でも紫色の花がある
 故郷問えばギリシャのあたり

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山桑(ヤマグワ)

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手探りで桑の実の味確かめて

山桑(ヤマグワ)はクワ科クワ属(モルス属)の落葉高木である。
モルス属は世界に10種から20種くらいが分布する。
また、栽培品種は100種を超える。
本種は北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
また、近縁種の真桑(マグワ)とともに、カイコの餌として栽培されてきた。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、インジシナ半島、インド、ヒマラヤなどにも分布する。
樹高は3メートルから15メートルくらいである。
樹皮は褐色で、縦に短い割れ目が入る。
葉は卵形ないし卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は全く切れ込まないものもあるし、3つから5つに裂けるものもある。
葉の先は尖り、つけ根は心形で、枝との間には柄がある。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
雌雄異株または同株である。
花の色は淡い黄色で、尾状花序(単性の花が穂状につき、垂れ下がる)である。
花の後にできる実は多肉質の集合果で赤ないし黒紫色に熟し、「桑の実」といって食用になる。
樹皮は和紙の原料となり、葉は養蚕用とされる。
材は建築材、器具材、楽器材などとして用いられる。
根の皮は生薬で桑白皮(そうはくひ)といい、消炎、利尿、鎮咳去痰などの薬効がある。
しかし、現在国内では生産されず中国産の真桑(マグワ)を使ったものが輸入されている。
俳句では「やまぐわの花」が春の季語、「桑の実」が夏の季語である。
属名の Morus はケルト語の「mor(黒)」からきているのではないかと推定されている。果実の色から名づけられた。
種小名の australis は「南半球の」という意味である。
花の写真は4月に南足柄市の足柄森林公園丸太の森で撮った。
実の写真は6月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Morus australis(syn. Morus bombycis)

★山桑の花はこれかと見つめれば
 高原の風さっと吹きぬけ

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隈笹(クマザサ)

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隈笹(クマザサ)はイネ科ササ属の多年草である。
ササ属は世界に35種くらいが分布する。
本種は北方領土を含む日本各地に分布し、山地などに生える。
また、観葉植物として日本庭園などに植えられる。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンなどにも分布する。
稈の高さは1メートルから2メートルである。
根茎は地中を横に這う。
稈は円筒形で中空である。
上部で疎らに枝分かれする。
葉は長い楕円形ないし長い卵形で、枝先に4枚から7枚がつく。
葉の柄は短く、つけ根は円形で、平行脈がある。
和名の由来は、冬を越した葉の縁に隈取りができることからきている。
隈取りができるのは縁が枯れるためである。
夏に稀に花を咲かせる。
花の色は紫色を帯びた緑色で、円錐状の花穂を直立させる。
花が咲くとその辺りの隈笹(クマザサ)は終わりを告げるが、こぼれ種からすぐに芽吹く。
葉は粽(ちまき)に使うなど料理用、菓子用などの装飾材となる。
乾燥した葉は健康茶にされ、エキスが健康食品とされるなど伝統医薬として利用されている。
花言葉は「忍耐」である。
属名の Sasa は日本名の「ササ(笹)」からきている。
種小名の veitchii はイギリス人の園芸家「ビーチ(James Veitch, 1792-1863)さんの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Sasa veitchii

★少しだけ生えれば品よく見えるけど
 群生すれば熊も出そうで

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月桂樹(ゲッケイジュ)

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月桂樹(ゲッケイジュ)はクスノキ科ゲッケイジュ属(ラウルス属)の常緑高木である。
ラウルス属はヨーロッパに2種ないし3種が分布する。
本種が基本種で、属名の和名もゲッケイジュ属という。
本種の原産地は地中海沿岸地方である。
古代ギリシャやローマでは月桂樹(ゲッケイジュ)の枝や葉で編んだ「月桂冠」をマラソンの優勝者、凱旋将軍、大詩人などに捧げたとされる。
日本へは明治時代の後期にフランスから渡来した。
英名をローレル(laurel)といい、香辛料として用いられる。
ローレルの名は別名としても用いられる。
樹高は5メートルから10メートルくらいになる。
よく枝分かれをする。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
地中海沿岸の乾燥気候に適応するために葉の質は革質で丈夫である。
葉の長さは5センチから15センチくらい、幅は2センチから4センチくらいである。
表面は濃い緑色、裏面は緑色をしており、滑らかで艶がある。
周りにぎざぎざ(鋸歯)はなく、縁はやや波うっている。
ただし、浅く裂けるものもある。
雌雄異株だが、日本に雌株は少ないという。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇に小さな黄白色の花を数輪つける。
花弁数は4枚で、雄しべがたくさんついている。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、10月ころに黒紫色に熟する。
花言葉は「名誉」である。
属名の Laurus はケルト語の「laur(緑色)」からきている。ゲッケイジュが常緑であることから名づけられた。
種小名の nobilis は「気品のある」という意味である。
花の写真は4月に小石川植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Laurus nobilis

★艶のある葉陰にそっと寄り添って
 月桂樹咲く春は爛漫

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角榛(ツノハシバミ)

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角榛(ツノハシバミ)はカバノキ科ハシバミ属(コリルス属)の落葉低木である。
コリルス属は世界に10数種が分布する。
日本にも榛(ハシバミ)と本種が分布し、属名の和名をハシバミ属という。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では朝鮮半島にも分布する。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
樹形は株立ち状となる。
樹皮は灰褐色で滑らかである。
葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は急に尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の表面は淡い緑色、裏面は緑色である。
葉の柄や葉の裏面には毛が生える。
開花時期は3月から5月である。
雌雄同株である。
葉の展開する前に花を咲かせる。
雄花序は垂れ下がる。
雌花序は芽鱗に包まれた赤い柱頭が見えて目立つ。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、棘のある角のような総苞に包まれる。
実は食用になる。
ヘーゼルナッツを採取する西洋榛(セイヨウハシバミ)は本種の近縁種である。
花言葉は「和解」である。
属名の Corylus はギリシャ語の「korus(ヘルメット)」からきている。
種小名と変種名の sieboldiana はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんに関連した」という意味である。
花の写真は4月につくば植物園で撮った。
実の写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Corylus sieboldiana var. sieboldiana

★カバノキの仲間も少し知ってきた
 雄花を見ればこれもそうかな

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