2016年1月アーカイブ

団扇椰子(ウチワヤシ)

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団扇椰子(ウチワヤシ)はヤシ科ウチワヤシ属(リクアラ属)の常緑低木である。
リクアラ属は東南アジアからオーストラリアにかけて100種以上が分布する。
本種が代表種で、属名の和名もウチワヤシ属という。
本種の原産地は南太平洋で、ソロモン諸島やバヌアツ諸島に分布し、熱帯樹林に生える。
別名を丸葉団扇椰子(マルハウチワヤシ)という。
また、YListでは丸扇(マルオウギ)を標準和名としている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
幹は単幹で、大きな扇形の葉をつける。
葉は裂けず、葉の柄には棘がある。
淡い黄色の花をつけ、実は赤く熟する。
属名の Licuala はモルッカ諸島での現地名からきている。
種小名の grandis は「大きな」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Licuala grandis

★真ん丸な葉っぱがどこか面白い
 南の島の不思議な椰子の木

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山葵の木(ワサビノキ)

ワサビノキ130226a-l.jpg

山葵の木(ワサビノキ)はワサビノキ科ワサビノキ属(モリンガ属)の落葉高木である。
ワサビノキ科はモリンガ属1属からなり、13種が分布する。
本種に山葵の木(ワサビノキ)の和名があり、属名の和名もワサビノキ属という。
本種の原産地はインドの北部で、現在では東南アジアやアメリカ、アフリカの熱帯域などに広く分布する。
和名の由来は山葵(ワサビ)のような辛味があることからきている。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹皮はコルク質で膨らみ、白緑色をしている。
葉は3回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から6月くらいである。
温度が合えば周年開花をする。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄白色の5弁花をつける。
花弁のつけ根の部分には黄色の斑点がある。
5枚の花弁のうち上側の3枚が大きくて立上がり、蝶形に似て見える。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は、長さ30センチから60センチの鞘状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
若葉や花は野菜として食用にされる。
根は特に辛味が強く、香辛料として利用される。
種子からはベン油(Ben oil)という油が採れ、時計油や油絵の具、香油などに利用される。
なお、葉の抽出物には流産の危険があるということで厚生労働省では注意喚起をしている。
属名の Moringa はタミル語(インド南部の言語)の Murungai からきている。
種小名の oleifera は「油性の」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Moringa oleifera

★わさびとはどれだけ味が違うかな
 聞けば聞くほど試してみたい

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ピングイクラ・プリムリフォリア130226a-l.jpg

ピングイクラ・プリムリフローラはタヌキモ科ムシトリスミレ属(ピングイクラ属)の常緑多年草である。
ピングイクラ属は世界に80種くらいが分布する。
属名の読み方はピンギキュラとするものもある。
日本にも虫取り菫(ムシトリスミレ)などが分布し、属名の和名をムシトリスミレ属という。
葉から粘液を出して虫を捕らえる食虫植物の仲間である。
本種の原産地はアメリカ合衆国である。
南東部のミシシッピ州、ジョージア州、フロリダ州に分布し、メキシコ湾岸の低湿地に生える。
草丈は10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、根際から生えてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は多肉質で、葉の縁は内側に湾曲する。
葉の表面の細かな腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。
開花時期は春から夏である。
茎先に花径10ミリから15ミリくらいの紅紫色をした小さな花をつける。
花冠は唇形に5つに裂け、それぞれの先がさらに2つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pinguicula はラテン語の「pinguis(やや脂肪性の)」からきている。葉の面の脂肪光沢が強いためと思われる。
種小名の primuliflora は「サクラソウ属(Primula)のような花の」という意味である。
写真は3月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Pinguicula primuliflora

★プリムラにとてもよく似た花姿
 花も大変虫は尚更

ピングイクラ・プリムリフォリア130226b-l.jpgピングイクラ・プリムリフォリア130226c-l.jpg

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ディプカディ・セロティヌム

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ディプカディ・セロティヌムはユリ科ディプカディ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
ディプカディ属は南アフリカや地中海沿岸などに40種くらいが分布する。
オオアマナ属(オルニトガルム属)に統合されることもある。
本種の原産地は南ヨーロッパや北アフリカである。
草丈は10センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は3月から5月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、緑色の花をつける。
花の色は赤褐色のものもある。
花径は2センチくらいで、花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dipcadi の由来は調べているところだがまだ発見できていない。
種小名の serotinum は「遅咲きの」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Dipcadi serotinum

★どのような由来あるのかディプカディ
 知られぬ花に光を当てて

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西洋柊(セイヨウヒイラギ)

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西洋柊(セイヨウヒイラギ)はモチノキ科モチノキ属(イレクス属)の常緑小高木である。
イレクス属は北半球の温帯を中心に400種くらいが分布する。
日本にも黐の木(モチノキ)などが分布するので、属名の和名をモチノキ属という。
本種の原産地は西アジア、南ヨーロッパ、北アフリカなどである。
別名を西洋柊黐(セイヨウヒイラギモチ)という。
英名はホーリー(holly)やヨーロピアンホーリー(European holly)である。
美しい赤い実がクリスマスの装飾に使われる。
樹高は6メートルから8メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
開花時期は4、5月である。
葉の脇に白い小さな花をたくさんつける。
花弁は4枚である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋から冬にかけて赤く熟する。
属名の Ilex はholly(セイヨウヒイラギ)の古代ラテン名からきている。
種小名の aquifolium は「セイヨウヒイラギの葉の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Ilex aquifolium

★ホーリーの名前は耳にするけれど
 やっと出合えたこれが本物

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フィロテカ・ブクシフォリア

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フィロテカ・ブクシフォリアはミカン科フィロテカ属の常緑小低木である。
フィロテカ属はオーストラリアに45種くらいが分布する。
本種の原産地もオーストラリアで、南東部のニューサウスウェールズ州を中心に分布する。
異名をエリオステモン・ブクシフォリア(Eriostemon buxifolia)という。
樹高は30センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は1月から3月である。
葉の脇に花径2センチくらいの白ないし淡いピンクの5弁花をつける。
属名の Philotheca はギリシャ語の「philos(好む)+theke(箱)」からきている。
種小名の buxifolia は「ツゲ属(Buxus)のような葉の」のという意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Philotheca buxifolia(syn. Eriostemon buxifolia)

★いくつもの種類があるねフィロテカ
 不思議がいっぱいオーストラリア

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フクロユキノシタ130319a-l.jpg

袋雪の下(フクロユキノシタ)はフクロユキノシタ科フクロユキノシタ属(ケファロツス属)の多年草である。
ケファロツス属は1属1種で本種のみからなる。
和名を袋雪の下(フクロユキノシタ)といい、属名の和名もフクロユキノシタ属という。
和名の由来は、花の構造が雪の下(ユキノシタ)に似ていて捕虫袋をつけることからきている。
原産地はオーストラリアで、西オーストラリア州の南西部に分布し、海岸に近い湿地に生える。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
食虫植物の1種である。
茎は地下で枝分かれして広がる。
葉は円形ないし楕円形で、ロゼツト状に広がる。
夏(1月から2月)につける捕虫袋は高さが3センチか4センチの壺状である。
捕虫袋にはひれ状の翼があり、翼の外側には柔らかな毛がたくさん生える。
捕虫袋の中では消化液が分泌される。
また、花茎を立ち上げて白い花をつける。
属名の Cephalotus はギリシャ語の「kephalotes(頭状の)」からきている。
種小名の follicularis は「袋果をつけた」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Cephalotus follicularis

★虫をとる姿もいつか見てみたい
 いろいろあるねオーストラリア

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フィロテカ・ディフォルミス

フィロテカ・ディフォルミス130319a-l.jpg

フィロテカ・ディフォルミスはミカン科フィロテカ属の常緑低木である。
フィロテカ属はオーストラリアに45種くらいが分布する。
本種の原産地もオーストラリアで、東部に分布する。
異名をエリオステモン・ディフォルミス(Eriostemon difformis)という。
樹高は50センチから200センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は3月から4月である。
葉の脇に花径2センチくらいの白い5弁花をつける。
花の真ん中にある雄しべがオレンジ色で、白い花との対比が美しい。
属名の Philotheca はギリシャ語の「philos(好む)+theke(箱)」からきている。
種小名の difformis は「変わった形をした」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Philotheca difformis(syn. Eriostemon difformis)

★彼の地しか存在しないフィロテカ
 驚くばかり地球の不思議

フィロテカ・ディフォルミス130319b-l.jpg

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メディニラ・スコルテキニー

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メディニラ・スコルテキニーはノボタン科ノボタンカズラ属(メディニラ属)の常緑小低木である。
メディニラ属は旧世界の熱帯地域を中心に200種近くが分布する。
代表種は野牡丹葛(ノボタンカズラ)で、属名の和名もノボタンカズラ属という。
本種の原産地はインドネシア、マレーシア、フィリピンなどである。
英名はオレンジ・メディニラ(orange medinilla)という。
樹高は1メートルに満たない。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質はやや革質で、葉脈が目立つ。
開花時期は4月から6月くらいである。
苞や花茎も美しく、長く鑑賞できる。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、淡いオレンジ色の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(Jose de Medinilla, in 1820)さん」の名からきている。
種小名の scortechinii はイタリア人の植物学者「スコルテキニ(Benedetto Scortechini, 1845-1886)さんの」という意味である。
写真は3月につくば植物園の温室で撮った。
学名:Medinilla scortechinii

★温室にいかにも似合う南国の
 オレンジ色の花を楽しむ

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朝鮮姫黄楊(チョウセンヒメツゲ)はツゲ科ツゲ属(ブクス属)の常緑低木である。
ブクス属は世界に70種くらいが分布する。
日本にも黄楊(ツゲ)などが分布し、属名の和名はツゲ属という。
本種は広島県、岡山県、徳島県に分布し、石灰岩地域に生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
和名の由来は、朝鮮半島に分布する姫黄楊(ヒメツゲ)ということからきている。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
葉の柄や若い枝には微毛があるが、わずかで明瞭でないこともある。
葉は長さ1センチくらいの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で、表面には艶がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は3月から4月である。
淡い黄色の小さな花をつける。
真ん中に雌花が1つつき、周囲を数個の雄花が取り囲む。
花弁はない。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉にはアルカロイドを含み、有毒である。
属名の Buxus はラテン語の「puxas(箱)」からきている。材で小箱などを造ることから名づけられた。
種小名の sinica は「中国の」という意味である。
変種名の insularis は「島に生える」という意味である。
種小名はYListでは microphylla としているが、レッドリストでは2012年版で sinica と改めた。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Buxus sinica var. insularis(syn. Buxus microphylla var. insularis)

★これもまた石灰岩の影響か
 違いはどこだ朝鮮姫黄楊

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