要黐(カナメモチ)

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要黐(カナメモチ)はバラ科カナメモチ属(フォティニア属)の常緑小高木である。
フォティニア属は北アメリカや東アジアなどに40種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をカナメモチ属という。
本種は、太平洋側は伊豆半島から西、日本海側は福井県から西の本州、四国、九州に分布し、山地の尾根筋などに生える。
また、生垣や庭園木として植えられる。
海外では、中国にも分布する。
樹高は5メートルから8メートルくらいである。
葉は長い楕円形で柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は革質で艶がある。
芽吹いた葉は紅色を帯びている。
ここから赤芽黐(アカメモチ)の別名がある。
落葉前にはまた紅葉する。
開花時期は5月から6月である。
白い小さな花を円錐状にたくさんつける。
花の姿を蕎麦(ソバ)に見立てて蕎麦の木(ソバノキ)の別名もある。
材は堅く、扇の要をつくるのに用いたという。
これが要黐(カナメモチ)の名の由来である。
花の後にできる実はほぼ球形のナシ状果で、秋から冬にかけて赤く熟する。
花言葉は「賑やか」である。
園芸品種のレッドロビン(Red Robin)は本種と大要黐(オオカナメモチ)との交配種で、紅要黐(ベニカナメモチ)とも呼ばれる。
属名の Photinia はギリシャ語の「photeinos(耀く)」からきている。艶のある葉の様子から名づけられた。
種小名の glabra は「無毛の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Photinia glabra

★生垣を染めるがごとく要黐
 春と秋とに色づき燃えて

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このページは、が2015年11月21日 13:58に書いたブログ記事です。

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