2015年1月アーカイブ

松坂羊歯(マツザカシダ)

マツザカシダ141225a-l.jpg

松坂羊歯(マツザカシダ)はイノモトソウ科イノモトソウ属(プテリス属)の常緑多年草である。
プテリス属は、世界の熱帯・亜熱帯地方を中心に280種くらいある。
日本にも井の許草(イノモトソウ)などが分布し、属名の和名をイノモトソウ属という。
本種は本州の千葉県以西の太平洋側、島根県以西の日本海側、四国、九州、沖縄に分布し、石灰岩地域の林の中に生えるシダ植物である。
海外では、朝鮮半島、台湾などにも分布する。
和名の由来ははっきりしていない。
井の許草(イノモトソウ)に似ているが、それよりも葉の幅がずっと広い。
草丈は70センチから100センチくらいである。
根茎は短く横に這う。
葉の質はやや厚く硬くて艶がある。
側羽葉は線状の長い楕円形で1対から3対あり、葉は波のようにうねる。
葉の中肋に沿って白い斑が入るものがあり、観葉植物として園芸的に栽培される。
胞子嚢群は葉の裏面の縁に長くつく。
属名の Pteris はギリシャ語の「pteron(翼)」からきている。羽状の葉の形から名づけられた。
種小名の nipponica は「日本の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Pteris nipponica

★名の由来土地か人かと思うけど
 調べてみてもはっきりとせず

マツザカシダ141225b-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



サンケジア・スペキオサ

サンケジア・スペキオサ141225a-l.jpg

サンケジア・スペキオサはキツネノマゴ科サンケジア属の常緑低木である。
サンケジア属は中南アメリカに20種くらいが分布する。
本種はエクアドル、ペルー、ブラジルなどに分布し、熱帯雨林に生える。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は大きな楕円形で、向かい合って生える(対生)
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の色は緑色で、白い葉脈が目立つ。
観葉植物として人気がある。
開花時期はほぼ周年である。
枝先や葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、細い筒状の黄色い花をつける。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)の色は赤橙色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、和名を金葉木(キンヨウボク)とするものもあるが、例えばYListなどではアフェランドラ属(Aphelandra)の植物にこの名を充てており、紛らわしい。
属名の Sanchezia は19世紀のスペインの植物学者「サンチェス(Jose Sanchez)さん」の名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Sanchezia speciosa

★熱帯で雨に打たれてすくすくと
 伸ばした葉っぱは色も鮮やか

サンケジア・スペキオサ141225b-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



クロトンモドキ141225a-l.jpg

クロトン擬き(クロトンモドキ)はキツネノマゴ科クロトンモドキ属(グラプトフィルム属)の常緑低木である。
グラプトフィルム属は西アフリカ、オーストラリア、ニューギニアなどに数種が分布する。
本種にクロトン擬き(クロトンモドキ)の和名があり、属名の和名をクロトンモドキ属という。
和名の由来はトウダイグサ科のクロトンの木(クロトンノキ)に似ることからきている。
別名を金紫木(キンシボク)という。
学名のグラプトフィルム・ピクツムで表示するものもある。
本種の原産地はニューギニア、南太平洋諸島、オーストラリアなどである。
主に観葉植物として栽培される。
樹高は150センチから250センチである。
葉は楕円形で向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の色は緑色で、真ん中にクリーム色の斑が入る。
開花時期は夏である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色をした筒状の花をつける。
花の色には濃淡がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Graptophyllum はギリシャ語の「graptos(色を塗った)+phyllon(葉)」からきている。
種小名の pictum は「彩色された」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Graptophyllum pictum

★似てるかな名前のつけ方微妙だよ
 この呼び方はいま一つかな

クロトンモドキ141225b-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



ザミオクルカス・ザミーフォリア141225a-l.jpg

ザミオクルカス・ザミーフォリアはサトイモ科ザミオクルカス属の多年草である。
1属1種である。
東アフリカから南アフリカにかけて分布する。
YListでは和名を蘇鉄葉海芋(ソテツバカイウ)としている。
多肉性でソテツ科のザミア(APG体系ではザミア科)に似た珍奇な観葉植物として愛好されている。
草丈は30センチから60センチくらいである。
地中に多肉質の塊茎をつける。
葉は羽状複葉で、6対から8対の小葉からなる。
小葉の形は楕円形である。
葉の質は革質で肉厚である。
開花時期は9月から10月である。
黄緑色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)に包まれた白っぽくて短い棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
全草が有毒である。
属名の Zamioculcas は属名とアラビア語の「Zamia(ザミア属)+culcas(サトイモ)」からきている。
種小名の zamiifolia は「ザミア属に似た葉の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Zamioculcas zamiifolia

★サトイモの仲間だなんて見えないね
 どうしてなったのこんな姿に

ザミオクルカス・ザミーフォリア141225b-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



カラクサホウライシダ141225a-l.jpg

唐草蓬莱羊歯(カラクサホウライシダ)はホウライシダ科ホウライシダ属(アディアンツム属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)イノモトソウ科とされる。
アディアンツム属は世界の熱帯や温帯に200種くらいが分布する。
日本にも蓬莱羊歯(ホウライシダ)などが分布し、属名の和名をホウライシダ属という。
本種は南アメリカに分布し、熱帯雨林に生えるシダ植物である。
YListでは標準和名を小葉蓬莱羊歯(コバホウライシダ)としている。
なお、「蓬莱」の名は神仙思想で説かれる仙境の名からきている
園芸的には属名からきたアジアンタムの名で流通している。
草丈は30センチから60センチくらいである。
茎や葉軸は細くて硬い針金状で、黒褐色をしている。
葉は3-4回羽状複葉である。
小葉はやや厚手で艶があり、扇形をしている。
胞子嚢群は小葉の裏面の縁に並ぶ。
包膜は腎円状となり、横に広がらない。
属名の Adiantum はギリシャ語の「a(無)+dianotos(濡れる)」からきている。雨を弾いて濡れない葉ということから名づけられた。
種小名の raddianum はイタリア人の植物学者「ラッディ(Giuseppe Raddi, 1770-1829)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Adiantum raddianum

★羊歯だけど園芸的にも人気ある
 アジアンタムはとてもスマート

カラクサホウライシダ141225b-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



高蕨(タカワラビ)

タカワラビ141225a-l.jpg

高蕨(タカワラビ)はタカワラビ科キボティウム属(タカワラビ属)の常緑多年草である。
キボティウム属は東南アジアや中央アメリカなどに10種くらいが分布する。
日本にも高蕨(タカワラビ)が分布するので、属名の和名をタカワラビ属という。
本種は、日本では奄美群島の沖永良部島より南に分布する。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、マレーシアなどにも分布する。
別名を羊羊歯(ヒツジシダ)という。
葉は長さが2メートルから3メートルになり、3回羽状に深く裂ける。
根茎や葉の柄のつけ根の部分は羊毛のような黄褐色の軟らかい毛に被われている。
胞子嚢群は裂片のつけ根の部分につく。
胞子は淡い黄色で、半透明の膜がある。
根茎を乾燥したものを生薬で金毛狗脊(きんもうくせき)といい、肝臓や腎臓に効用があるとされる。
属名の Cibotium はギリシャ語の「kibootion(箱)」からきている。
種小名の barometz は子羊を意味するタタール語が語源の伝説の植物「バロメッツ(羊のなる木)」からきている。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で開催されていた干支の植物展で撮った。
学名:Cibotium barometz

★羊の名ついた植物いろいろと
 あるを楽しみ得した気分

タカワラビ141225b-l.jpg

COPYRIGHT © 2015 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



このアーカイブについて

このページには、2015年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年12月です。

次のアーカイブは2015年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7