2014年12月アーカイブ

キラタンヤシ141225a-l.jpg

黄ラタン椰子(キラタンヤシ)はヤシ科ラタニア属(ベニオウギヤシ属)の常緑高木である。
ラタニア属はマスカレン諸島に3種が分布する。
本種の原産地はモーリシャス共和国のロドリゲス島である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1998)では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。
英名はイエローラタンパーム (yellow latan palm) である。
樹高は15メートルくらいになる。
幹の先に大きな団扇のような葉を広げる。
葉の色は明るい青緑色である。
葉のつけ根の部分や葉の柄は黄色から橙色になる。
幹はステッキの材料とされる。
属名の Latania はレユニオン島での現地名からきている。
種小名の verschaffeltii はベルギーの園芸家「バーシャフェルト(Ambroise Verschaffelt, 1825-1886)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Latania verschaffeltii

★ラタン椰子これで出合いは二つ目だ
 見れば広がる世界楽しみ

キラタンヤシ141225b-l.jpg

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オオバノマンゴスチン141225a-l.jpg

大葉のマンゴスチン(オオバノマンゴスチン)はオトギリソウ科フクギ属の常緑高木である。
分類体系によっては(APGIII)フクギ科とされる。
原産地はフィリピン、インドネシアなどである。
東南アジアなどで果樹として広く栽培されている。
「果物の女王」と称されるマンゴスチンの近縁種である。
樹高は10メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色で縦筋が入る。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で分厚く、艶がある。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から5月くらいである。
枝先や葉の脇から集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、黄白色の花をたくさんつける。
花径は10ミリから15ミリくらいの壺形をした4弁花である。
花の後にできる実は直径6センチくらいの球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、緑色から黄色に熟する。
果期は5月から6月である。
樹皮は黄色染料とされ、各部位が薬用とされる。
属名の Garcinia はインドで活動したスイス人の植物学者「ガルサン(Lanrent Garcin, 1683-1752)さん」の名からきている。
種小名の dulcis は「甘味のある」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Garcinia dulcis

★珍しい果樹に出合った夢の島
 どんな味かと想像をして

オオバノマンゴスチン141225b-l.jpg

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キシフィディウム・コエルレウム141030a-l.jpg

キシフィディウム・コエルレウムはハエモドルム科キシフィディウム属の多年草である。
キシフィディウム属は中南アメリカに2種が分布する。
属名の読み方はクシフィディウムとするものもある。
本種の原産地はメキシコからブラジルにかけてで、低地の林の縁に生える。
草丈は30センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は剣状である。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は周年である。
葉の脇から花茎を伸ばして円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花径は1センチくらいで、花被片は6枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Xiphidium はギリシャ語の「xiphoide(剣)」からきている。葉の形状を表したものである。
種小名の coeruleum は「青色の」という意味である。この場合は葉の色を表している。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名: Xiphidium caeruleum

★日本から遠く離れた土地に咲く
 キシフィディウムに興味募って

キシフィディウム・コエルレウム141030b-l.jpg

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アンスリウム・ロンギフォリウム141030a-l.jpg

アンスリウム・ロンギフォリウムはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には同属の紅団扇(ベニウチワ)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はブラジルである。
異名をアンスリウム・ハリシー(Anthurium harrisii)という。
草丈は60センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、下部が2つに裂けて矢じりのような形になり、群がり生える(叢生)。
葉の先は尖り、両端の縁は波状となる。
葉の質は分厚く、表面は葉脈がへこむ。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)に包まれた肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の longifolium は「長い葉の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anthurium longifolium

★仲間とはかなり違った葉っぱだね
 地味だけれども個性たっぷり

アンスリウム・ロンギフォリウム141030b-l.jpg

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綿毛葛(ワタゲカズラ)

ワタゲカズラ141028a-l.jpg

綿毛葛(ワタゲカズラ)はサトイモ科フィロデンドロン属の蔓性常緑多年草である。
フィロデンドロン属は熱帯アメリカや西インド諸島などに900種くらいが分布する。
本種の原産地は南アメリカの北部である。
ブラジル北部、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、仏領ガイアナ、スリナムなどの熱帯雨林に生える。
気根を出して木などをよじ登りながら成長する。
学名のフィロデンドロン・スクアミフェルムで表示するものもある。
草丈は2メートルくらいである。
葉はハート形で5つに裂ける。
先につく裂片は卵形で大きく、下部に2対の裂片がつく。
葉は革質で分厚く濃い緑色をしており、葉脈が目立つ。
葉の柄には毛が密生している。
若いものは赤味を帯びる。
また、裏面は赤褐色を帯びる。
開花時期は不定期である。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は紅紫色で10センチくらいあり、肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)は白っぽい。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Philodendron はギリシャ語の「phileo(愛する)+dendron(樹木)」からきている。樹木に絡みつくことから名づけられた。
種小名の squamiferum は「鱗片のある」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Philodendron squamiferum

★面白い葉っぱの形が目を奪う
 だけど葉の柄はもっと変だよ

ワタゲカズラ141028b-l.jpg

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フイリインドゴムノキ141030a-l.jpg

インドゴムの木(インドゴムノキ)クワ科イチジク属(フィクス属)の常緑高木である。
フィクス属は熱帯を中心に800種くらいが分布する。
同属のフィクス・カリカ(Ficus carica)に無花果(イチジク)の和名があり、属名の和名もイチジク属という。
インドゴムの木(インドゴムノキ)の原産地はインドネシア、マレーシア、インドなどである。
葉や茎を傷つけると白色で粘り気のある樹液が出る。
かつては天然ゴムを採るために栽培されたが、現在ではその地位をパラゴムの木(パラゴムノキ)に譲り、観葉植物とされている。
さまざまな園芸品種がある。
斑入りインドゴムの木(フイリインドゴムノキ)もそうした園芸品種の1つである。
樹高は2メートルから15メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く艶がある。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
本種の特徴は鮮やかな緑色の葉に深い緑色の斑が入ることである。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の elastica は「弾力のある」という意味である。
園芸品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ficus elastica 'Variegata'

★斑入りにもいろんな模様があるようだ
 濃い色どうしは目立たないかな

フイリインドゴムノキ141030b-l.jpg

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アンスリウム・キューベンセ

アンスリウム・キューベンセ141030a-l.jpg

アンスリウム・キューベンセはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には同属の紅団扇(ベニウチワ)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はキューバやユカタン半島などである。
標高100メートルから700メートルまでの森に生える。
草丈は40センチくらいである。
根際から生える葉は倒卵形で、群がり生える(叢生)。
葉の先は尖り、両端縁は波状となる。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして緑色の仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)を出し、紅紫色の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果で、実の色は赤い。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の cubense は「キューバの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anthurium cubense

★この花はずいぶん長く咲いている
 地味だけれども不思議な魅力

アンスリウム・キューベンセ141030b-l.jpg

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ティフォノドルム・リンドレーアヌム141028a-l.jpg

ティフォノドルム・リンドレーアヌムはサトイモ科ティフォノドルム属の常緑多年草である。
ティフォノドルム属は1属1種である。
原産地はマダガスカル、タンザニア、コモロ、モーリシャスである。
食わず芋(クワズイモ)に似ているが、本種は水生植物である。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
幹のように見える部分は偽茎で、たくさんの葉が重なったものである。
葉はやじり形で大きい。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は黄白色、肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)も黄白色である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
地下茎は有毒だが、飢饉の時には晒して澱粉を食用にする。
属名の Typhonodorum はギリシャ語の「沼(tiphos)+ doron(贈り物)」からきている。
種小名の lindleyanum はイギリスの植物学者「リンドレー(John Lindley, 1799-1865)さんの」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Typhonodorum lindleyanum

★なかなかに迫力のある大きな葉
 温室からははみ出しそうだ

ティフォノドルム・リンドレーアヌム141028b-l.jpg

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フィロデンドロン・リナエー141030a-l.jpg

フィロデンドロン・リンナエーはサトイモ科フィロデンドロン属の蔓性常緑多年草である。
フィロデンドロン属は熱帯アメリカや西インド諸島などに900種くらいが分布する。
本種の原産地は南アメリカである。
ボリビア、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーの熱帯雨林に生える。
気根を出して木などをよじ登り、その長さ10メートルを超えるものもある。
葉は倒卵形で、長さは30センチから60センチくらいあり大形である。
葉は革質で分厚く濃い緑色をしており、中央脈はへこむ。
また、裏面は赤褐色を帯びる。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は紅紫色で、肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)は白っぽい。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Philodendron はギリシャ語の「phileo(愛する)+dendron(樹木)」からきている。樹木に絡みつくことから名づけられた。
種小名の linnaei はスウェーデンの植物学者「リンナエウス(Carolus Linnaeus, 1707-1778)さんの」という意味である。分類学の父と称されるリンネの別名である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Philodendron linnaei

★突然につながった名がリンネとは
 驚きながら興味も募り

フィロデンドロン・リナエー141030b-l.jpg

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ラシア・スピノサ

ラシア・スピノサ141030a-l.jpg

ラシア・スピノサはサトイモ科ラシア属の常緑多年草である。
ラシア属は2種がアジアやニューギニアに分布する。
本種は、台湾、中国南部、ミャンマー、タイ、マレーシア、バングラディシュ、インドなどに分布し湿地に生える。
和名を水八手(ミズヤツデ)とするものもある。
中国名は刺芋という。
新芽や花は食用とされ、根茎は薬用とされる。
ただし、有毒物質を含むので生食はできず、湯がいたり漬けるなどしてあく抜きが必要である。
茎は地面を這い2メートルくらいになる。
茎や葉の裏には棘がある。
葉は羽状に深く切れ込む。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は紅紫色、肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)も紅紫色だが、花はあまり目立たない。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
観賞用として庭園に植えられたりもする。
属名の Lasia はギリシャ語の「lasios(粗い毛のある)」からきている。
種小名の spinosa は「棘の多い」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lasia spinosa

★里芋の仲間だけれどちょっとだけ
 毛色が違う南方の花

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キカス・シアメンシス

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キカス・シアメンシスはソテツ科ソテツ属(キカス属)の常緑低木である。
キカス属は旧世界に95種くらい分布する。
日本にも蘇鉄(ソテツ)が分布し、属名の和名はソテツ属という。
本種の原産地はミャンマー、タイ、ベトナムなど、標高300メートル以上の山地に生える。
和名はシャム蘇鉄(シャムソテツ)とするものもある。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(2010, ver. 3.1)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
樹高は1メートルから2メートルである。
幹は太い。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、幹の先に輪生状につく。
小葉の形は線状である。
属名の Cycas はギリシャ名の「cykas(ソテツ)」からきている。
種小名の siamensis は「シャム(タイ)の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cycas siamensis

★日本の蘇鉄とどこが違うかな
 葉っぱはどうか幹の様子は

キカス・シアメンシス141030b-l.jpg

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八手団扇(ヤツデウチワ)

ヤツデウチワ141030b-l.jpg

八手団扇(ヤツデウチワ)はサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には紅団扇(ベニウチワ:Anthurium scherzerianum)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はメキシコである。
南部のベラクルズ州、チアパス州、タバスコ州に分布し標高800メートルまでの地域に生える。
学名のアンスリウム・ペダトラディアツムで表示するものもある。
草丈は1メートル以上になる。
葉は手のひら状に裂ける。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)である。
小葉の先は尖り、縁は波状になる。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は淡い緑色、肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)は紅紫色で、花はあまり目立たない。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
もっぱら葉を観賞する。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の pedatoradiatum は「鳥足のように放射状の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anthurium pedatoradiatum

★この葉っぱ八手のように裂けている
 アンスリウムも不思議がいっぱい

ヤツデウチワ141030c-l.jpg

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モミジバウチワ141028a-l.jpg

紅葉葉団扇(モミジバウチワ)はサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の蔓性常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には紅団扇(ベニウチワ:Anthurium scherzerianum)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はコロンビア、エクアドル、ペルー、ブラジルなどである。
本種は蔓性で、気根を伸ばして樹木や岩に着生する。
葉は手のひら状に裂け、小葉は7枚から15枚になる。
小葉の形は線状の披針形(笹の葉のような形)である。
小葉の先は尖り、縁は波状になる。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は淡い緑色、肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)も緑色で、花はあまり目立たない。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
もっぱら葉を観賞する。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の polyschistum は「たくさん深裂した」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Anthurium polyschistum

★仲間とはちょっと違った姿だね
 アンスリウムの葉っぱも裂ける

モミジバウチワ141028b-l.jpg

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プラティケリウム・ワンダエ

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プラティケリウム・ワンダエはウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草である。
明治時代に日本へ渡来した麋角羊歯(ビカクシダ)と同じ仲間である。
ビカクシダ属は世界の熱帯・亜熱帯地方に18種くらいが分布するシダ植物である。
本種はニューギニア島に分布し、熱帯雨林の樹木などに着生する。
草丈は180センチから240センチくらいあり、同属の中で最大級である。
英名はクイーン・スタグホーン(Queen staghorn)という。
スタグホーンは「鹿の角」という意味である。
葉には栄養葉と胞子葉の2種類がある。
胞子葉が主に鑑賞する部分で、鹿の角のような形をしている。
本種は2段となるのが特徴である。
根茎から束になって(束生)生えている半球状の葉は栄養葉で、水を蓄える。
属名の Platycerium はギリシャ語の「platys(広い)+ceras(つの)」からきている。葉の様子がオオジカの角のように広がることから名づけられた。
種小名の wandae は「ワンダ(Wanda)さんの」という意味だが、人物像については未確認である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Platycerium wandae

★広がった葉っぱは一畳あるんだと
 最大級と言うだけあるね

プラティケリウム・ワンダエ141028b-l.jpg

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プラティケリウム・リドレイ

プラティケリウム・リドレイ141028a-l.jpg

プラティケリウム・リドレイはウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草である。
明治時代に日本へ渡来した麋角羊歯(ビカクシダ)と同じ仲間である。
ビカクシダ属は世界の熱帯・亜熱帯地方に18種くらいが分布するシダ植物である。
本種はインドネシア、マレーシアに分布し、樹木などに着生する。
草丈は45センチから60センチくらいである。
葉は栄養葉と胞子葉の2種類がある。
胞子葉が主に鑑賞する部分で、鹿の角のような形をしている。
本種は上方に向かって5、6回細かく枝分かれしながら伸びる。
根茎から束になって(束生)生えている半球状の葉は栄養葉で、水を蓄える。
属名の Platycerium はギリシャ語の「platys(広い)+ceras(つの)」からきている。葉の様子がオオジカの角のように広がることから名づけられた。
種小名の ridleyi はイギリス人の植物学者「リドレー(Henry Nicholas Ridley, 1855-1956)さんの」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Platycerium ridleyi

★丸味ある姿だけれど鹿の角
 思わすように葉っぱ広げて

プラティケリウム・リドレイ141028b-l.jpg

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ニッパ椰子(ニッパヤシ)

ニッパヤシ141030a-l.jpg

ニッパ椰子(ニッパヤシ)はヤシ科ニッパヤシ属の常緑小高木である。
1属1種のマングローブ植物である。
日本では沖縄県の西表島にのみ分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
海外では、フィリピン、マレーシア、インド、南太平洋諸島、オーストラリアなどに分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2010)では軽度懸念(LC)に指定されている。
樹高は9メートルくらいまで育つ。
根茎はマングローブ湿地の土の中を這う。
葉は披針形(笹の葉のような形)の羽状葉である。
開花時期は7月から8月くらいである。
雌雄同株で、雄花序と雌化序がある。
雄花序は尾状花序、雌花序は頭状花序で、花弁は6枚である。
果実は球状の集合果である。
種子は海流散布によって分布を広げる。
和名は属名の読みからきている。
属名の Nypa はマレーシアなどでの現地名からきている。
種小名の fruticans は「低木状の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nypa fruticans

★名前だけ知っていたけど調べれば
 そうだったのかと出合いの喜び

ニッパヤシ141030b-l.jpg

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オキナワクジャク141030a-l.jpg

沖縄孔雀羊歯(オキナワクジャクシダ)はホウライシダ科ホウライシダ属(アディアンツム属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)イノモトソウ科とされる。
別名を沖縄孔雀(オキナワクジャク)ともいう。
アディアンツム属は世界の熱帯や温帯に200種くらいが分布する。
日本にも鳳来羊歯(ホウライシダ)などが分布し、属名の和名をホウライシダ属という。
本種は九州の天草と屋久島以南に分布する。
海外では、台湾、中国の南部や南西部、タイ、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、インドネシア、マレーシア、スリランカ、インドなどに分布し、山地の崖などに生えるシダ植物である。
草丈は10センチから50センチくらいである。
葉柄や葉軸は艶のある黒褐色で、毛が生える。
葉身は手のひら状に枝分かれをするか3回羽状複葉である。
小葉の両面は無毛で、扇形をしている。
胞子嚢群は小葉の裏面の縁に並び、円形ないし楕円形である。
属名の Adiantum はギリシャ語の「a(無)+dianotos(濡れる)」からきている。雨を弾いて濡れない葉ということから名づけられた。
種小名の flabellulatum は「扇状の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Adiantum flabellulatum

★美しい姿に思わず見とれるよ
 羊歯あなどれず沖縄孔雀

オキナワクジャク141030b-l.jpg

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デンドロビウム・ファレノプシス141028a-l.jpg

デンドロビウム・ファレノプシスはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方はデンドロビュームとするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
セッコク属の特徴は、茎(バルブ)に多数の節があることである。
本種の原産地はオーストラリアのクイーンズランド州やニューギニアである。
標高400メートルまでの低地に生える。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11月から4月くらいである。
花径は5センチくらいで、花の色は紅紫色である。
本種を交配親とする園芸品種群をファレノプシス系といい、デンファレの名で親しまれている。
花言葉は「わがままな美人」である。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の phalaenopsis は「蛾に似た」という意味で、元来はコチョウラン属につけられた名である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Dendrobium phalaenopsis

★デンファレの燃える炎を閉じ込めて
 コンパクトに咲く自然の力

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ナガバオオベニウチワ141030a-l.jpg

長葉大紅団扇(ナガバオオベニウチワ)はサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には紅団扇(ベニウチワ:Anthurium scherzerianum)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地は南アメリカのコロンビアである。
学名のアンスリウム・ワロックエアヌムの名でも流通している。
草丈は100センチから120センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄がある。
葉は艶のある濃い緑色をした卵形で、つけ根の部分は矢じり形になっている。
その形からサトイモの仲間であることがわかる。
葉は長さが60センチくらいあって大きく、中央脈や側脈が淡い緑色になって美しい。
花は地味で目立たない。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の warocqueanum はベルギー人の園芸家「ワロック(Arthur Warocque, 1835-80)さんの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anthurium warocqueanum

★このように葉の美しいものもある
 花とは違う不思議な魅力

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アフリカナガバモウセンゴケ141030a-l.jpg

アフリカ長葉毛氈苔(アフリカナガバモウセンゴケ)はモウセンゴケ科モウセンゴケ属(ドロセラ属)の多年草である。
ドロセラ属は世界に200種近くが分布する食虫植物である。
日本にも毛氈苔(モウセンゴケ)などが分布し、属名の和名をモウセンゴケ属という。
本種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
学名のドラセラ・カペンシスで表示するものもある。
葉に触毛があり、粘液を分泌して小昆虫を捕らえる。
草丈は20センチから30センチである。
葉は線形ないし細いさじ形で密に生える。
年に何回か花を咲かせる。
赤い花が数珠状につき、下から上へ咲き上る。
花弁数は普通は5枚である。
変種には花の色が白い白花アフリカ長葉毛氈苔(シロバナアフリカナガバモウセンゴケ)もある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Drosera はギリシャ語の「drosaros(露を帯びた)」からきている。葉に腺毛がたくさんあって露を帯びたように見えることから名づけられた。
種小名の capensis は「喜望峰地方の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Drosera capensis

★白花を先に写していたけれど
 これが基本種今度は花を

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ツンベルギア・キルキー

ツンベルギア・カーキー141030a-l.jpg

ツンベルギア・キルキーはキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の常緑小低木である。
読み方は流儀によって異なり、ツンベルギア・カーキーとするものもある。
ツンベルギア属はアフリカや南アジアの熱帯地域に100種くらいが分布する。
同属のツンベルギア・アラタ(Thunbergia alata)に矢筈葛(ヤハズカズラ)の和名があり、属名の和名もヤハズカズラ属という。
本種の原産地は東アジアである。
樹高は1メートルに満たない。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、葉の縁の真ん中あたりに突起がある。
開花時期は周年である。
葉の脇に濃い青紫色をした漏斗状の花をつける。
花の長さは3センチから6センチくらいである。
花冠の先は5つに裂け、喉の部分は淡い黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さん」の名からきている。
種小名の kirkii はイギリス人の医師で自然科学者だった「カーク(John Kirk, 1832-1922)さんの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Thunbergia kirkii

★新しいツンベルギアに出合ったよ
 カーキーの名はどこかで聞いた

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