2014年11月アーカイブ

山白菊(ヤマシロギク)

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山白菊(ヤマシロギク)はキク科シオン属(アスター属)の多年草である。
アスター属はユーラシア大陸に180種くらいが分布する(北アメリカに分布する種を除いた場合)。
日本にも紫苑(シオン)などが分布するので、属名の和名をシオン属という。
本種は日本固有種である。
本州の東海地方から九州にかけて分布し、山地の日当りよい草地に生える。
別名を田舎菊(イナカギク)という。
草丈は40センチから100センチくらいである。
茎や葉には白い軟毛がたくさん生えていてざらつく。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、縁毛があ。
葉のつけ根から3分の1くらいのところで急に狭くなり、つけ根の部分はやや茎を抱く。
開花時期は8月から11月くらいである。
茎先で少し枝分かれをし、散房状(柄のある花がいくつかつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)に花(頭花)をつける。
花径は2センチくらいで小さ目である。
白い花びら(舌状花)は11枚から15枚くらいである。
筒状花は鮮やかな黄色だが、時間が経つと色あせて白色っぽくなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の semiamplexicaulis は「やや茎を抱く」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Aster semiamplexicaulis

★仲間との区別はなかなかむずかしい
 違いはどこと目を皿にして

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小赤麻(コアカソ)

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小赤麻(コアカソ)はイラクサ科カラムシ属の落葉低木である。
カラムシ属はアジアと北アメリカに100種くらい分布する多年草ないし落葉低木である。
本種は本州から九州にかけて分布し、山地のやや湿った草地などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、モンゴルにも分布する。
「赤麻」の名は「麻」のように繊維がとれて茎や葉の柄が赤褐色を帯びることからきている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先が尾状に長く尖るのが特徴である。
葉には赤味を帯びる柄があり、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
雌雄同株である。
雌花は茎の上部の葉の脇に穂状となってつく。
雄花は黄白色で、茎の下部の葉の脇につく。
雄花序がつくことは少ない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Boehmeria はドイツの植物学者「ボーマー(Georg Rudolf Boehmer, 1723-1803)さん」の名からきている。
種小名の spicata は「穂状の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Boehmeria spicata

★おやそうか木だったんだね小赤麻は
 地味な花だが存在示し

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姫薊(ヒメアザミ)

ヒメアザミ141030a-l.jpg

姫薊(ヒメアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。
アザミ属は北半球に250種くらいが分布し、日本にも100種以上が分布する。
本種は日本固有種である。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地の草原に生える。
和名の由来は、花が小さくて葉も細長く、全体に華奢な感じがすることからきている。
別名を姫山薊(ヒメヤマアザミ)という。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎は細くて真っ直ぐに伸び、上部で枝分かれをする。
茎には短い毛が密に生える。
茎につく葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は羽状に浅裂または中裂し、つけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は8月から10月である。
頭花は長さが15ミリから20ミリくらいの筒状で小さく、紅紫色をしており、茎先にたくさんつく。
頭花は小さな筒状花の集合体である。
頭花の下には苞葉があり、総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は筒状である。
総苞片には蜘蛛毛(蜘蛛の巣のような細くからまっている毛)があり、反り返らない。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。
種小名の buergeri はドイツ人で日本植物の採集家であった「ブュルゲル(Heinrich Buerger, 1806-1858)さんの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Cirsium buergeri

★名と違い背が高いけど姫薊
 ひょろりと伸びて花は小さく

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野刈安(ノガリヤス)

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野刈安(ノガリヤス)はイネ科ノガリヤス属(カラマグロスティス属)の多年草である。
カラマグロスティス属は北半球に150種から270種くらい分布するという。
日本にも本種などが分布し、属名の和名はノガリヤス属という。
研究者によってはヤマアワ属とするものもある。
本種は北海道の南西部から九州にかけて分布し、山野の草地や林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国を始め、ユーラシア大陸に広く分布する。
和名の由来は、野に生える刈り取りやすい草ということからきている。
別名を西塔茅(サイトウガヤ)という。
この名称は比叡山の西塔地区に多いことからきている。
草丈は50センチから150センチくらいである。
茎はやや硬い。
葉は長さが30センチから60センチ、幅が5ミリから10ミリの線形である。
葉は途中から裏表が反転することが多い。
開花時期は8月から11月である。
茎先に長さ10センチから50センチくらいの円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出す。
茎先に疎らな円錘状の花穂を直立させる。
花の色は緑色で、熟すと淡い褐色になる。
花の後にできる実はえい果(イネ科の果実で薄い木質の果皮が種子に密着している)と呼ばれ、風で散布される。
属名の Calamagrostis はギリシャ語の「calamos(アシ)+Agrostis(コヌカグサ属)」からきている。
種小名の brachytricha は「短い毛のある」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Calamagrostis brachytricha(syn. Calamagrostis arundinacea var. brachytricha)

★雑草に違いはないが野刈安
 雰囲気たっぷり自然の姿

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緑鉄蕨(ミドリカナワラビ)

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緑鉄蕨(ミドリカナワラビ)はオシダ科カナワラビ属の常緑多年草である。
カナワラビ属は世界に60種くらい分布する。
本種は本州の関東地方から九州にかけて分布し、低山や山地の湿った林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、ミャンマー、マレーシア、インド、スリランカ、ヒマラヤなどにも分布する。
和名の由来は、葉の表面が艶のある深い緑色で硬いことからきている。
草丈は60センチから120センチくらいである。
根茎は太くて横に這い、赤褐色の鱗片をたくさんつける。
葉身は2回羽状複葉で、卵状の楕円形である。
葉の質は薄い紙質で鮮やかな緑色をしており、艶があって毛は生えていない。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は中肋と辺縁の中間につく。
包膜(胞子嚢群を包みこんで保護する膜)の縁には刺状の突起がある。
属名の Arachniodes はギリシャ語の「arachnion(クモの巣)+odes(形状をした)」からきている。
種小名の nipponica は「日本の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Arachniodes nipponica

★いろいろな種類があるね鉄蕨
 日本の名つくが分布は広い

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キクバヤマボクチ141030a-l.jpg

菊葉山火口(キクバヤマボクチ)はキク科キク科アに数種が分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をヤマボクチ属という。
本種は日本固有種である。
本州の愛知県から九州にかけて分布し、低山や山地の草地や林の縁などに生える。
「火口(ほくち)」というのは昔の人が火をつけるときに用いた綿毛のことである。
かつては葉の裏側に密生する綿毛を乾燥させて「火口」に用いたという。
草丈は70センチから100センチくらいである。
根際から生える葉と茎につく葉がある。
茎につく葉は下部に多く、互い違いに生える(互生)。
葉の形は卵形で、手のひら状に羽裂する。
開花時期は10月から11月くらいである。
上部で枝分かれをし、茎先に花径3センチから4センチの筒状花を1つずつつける。
花の色は淡い黄色や紫色である。
花は筒状花だけからなる。
総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)は針のように細い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Synurus はギリシャ語の「syn(合同)+oura(尾)」からきている。葯の下部にある尾状の附属物が合一して筒になることから名づけられた。
種小名と変種名の palmatopinnatifidus は「掌状複葉と羽状複葉とを兼ねた複葉のある」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Synurus palmatopinnatifidus var. palmatopinnatifidus

★また一つ出合いの妙味ここに知る
 菊葉山火口の不思議な姿

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毛三角蔓(ケサンカクヅル)

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毛三角蔓(ケサンカクヅル)はブドウ科ブドウ属の蔓性落葉木本である。
ブドウ属は原種が60種くらいあり、また多くの栽培品種がある。
本種は分類上は三角蔓(サンカクヅル)の変種とされ、蝦蔓(エビヅル)との雑種説もある。
本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外での分布についてははっきりしない。
特徴は葉の表面にも裏面にも毛が生えていることである。
蔓は他の木に絡んで伸び、10メートル以上にもなる
葉は卵状の三角形から五角形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面の毛は蜘蛛毛(蜘蛛の巣のような細くからまっている毛)からやや縮れた短毛へと変化する。
裏面の毛はずっと褐色の蜘蛛毛のままである。
開花時期は5月から6月である。
花穂を伸ばして薄い黄緑色の小さな花を円錐状につける。
花びらは5枚である。
花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟し食べられる。
秋には紅葉をする。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の flexuosa は「曲がりくねった」という意味である。
変種名の rufotomentosa は「赤く一面に綿毛がある」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Vitis flexuosa var. rufotomentosa

★毛の生えた三角蔓もあるのかと
 しみじみ思う自然の不思議

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大一つ葉(オオヒトツバ)

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大一つ葉(オオヒトツバ)はウラボシ科ヒトツバ属(ピロシア属)の常緑多年草である。
ピロシア属はアジアの熱帯地域を中心に100種くらいが分布するシダ植物である。
日本にも一つ葉(ヒトツバ)などが分布し、属名の和名をヒトツバ属という。
本種は台湾や中国の南部、西部に分布し、山地の林の中の岩の上などに着生する。
草丈は20センチから50センチくらいである。
根茎は太くて硬く、匍匐して伸び、柄の長い葉を疎らに出す。
葉は厚くて硬く、星状毛(放射状に伸びる毛)を密生している。
葉の形は楕円形で、色は黄緑色である。
胞子嚢群は不規則な形で、裏面一面につく。
乾燥させた葉の部分を生薬で大石韋(だいせきい)といい、泌尿器系の疾患に薬効がある。
属名の Pyrrosia はギリシャ語の「pyro(炎)」からきている。赤茶けた鱗片の色から名づけられた。
種小名の sheareri は採集家「シアラー(Shearer)さんの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Pyrrosia sheareri

★育つ地のせいと思うが調べても
 データ少なくこれは入り口

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猪の手(イノデ)

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猪の手(イノデ)はオシダ科イノデ属(ポリスティクム属)の常緑多年草である。
ポリスティクム属は世界に260種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布するので、属名の和名をイノデ属という。
本種は本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、平地や山地の林の中や谷筋に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
和名の由来は、葉の柄や中軸に褐色の鱗片がつく様子を猪の手に例えたものである。
草丈は60センチから100センチくらいである。
根茎は短く斜上する。
葉身は2回羽状複葉である。
羽片は幅の広い披針形で、先は尖る。
葉の質は硬い草質で艶があり、深い緑色から黄緑色をしている。
胞子嚢群は円形で、中肋と辺縁の中間につく。
属名の Polystichum はギリシャ語の「polys(多)+stichos(列)」からきている。この属の1種の胞子嚢群が多くの列をなしていることから名づけられた。
種小名の polyblepharon は「たくさん縁毛のある」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Polystichum polyblepharon

★名を知りつ姿を見るは初めての
 猪の手これかと指で確かめ

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島沙参(シマシャジン)

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島沙参(シマシャジン)はキキョウ科ツリガネニンジン属(アデノフォラ属)の多年草である。
アデノフォラ属はユーラシア大陸に50種くらいが分布する。
日本にも釣鐘人参(ツリガネニンジン)などが分布し、属名の和名もツリガネニンジン属という。
なお、沙参(シャジン)というのは釣鐘人参(ツリガネニンジン)の中国名である。
本種は長崎県の平戸島と福江島に分布し、海岸の斜面に生える。
海外では、韓国の済州島にも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから30センチくらいである。
葉は長さ3センチくらいの卵形ないし長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から10月である。
茎先に紫色をした鐘形の花を数輪つける。
花冠は長さ15ミリから20ミリの釣鐘形で、先が5つに裂ける。
花柱は突き出ない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Adenophora はギリシャ語の「adenos(腺)+phoreo(有する)」からきている。植物体全体に乳液を出す腺細胞があることから名づけられた。
種小名の tashiroi は採集家「田代善太郎(たしろ・ぜんたろう, 1872-1947)さんの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Adenophora tashiroi

★普通では出合えぬ花がここにある
 まさかままさかで島沙参咲く

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熊蕨(クマワラビ)

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熊蕨(クマワラビ)はオシダ科オシダ属(ドリオプテリス属)の常緑多年草である。
ドリオプテリス属は北半球に250種くらいが分布する。
日本にも雄羊歯(オシダ)などが分布し、属名の和名をオシダ属という。
本種は北海道の奥尻島と本州から九州にかけて分布し、林の中や道ばたに生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
草丈は40センチから80センチくらいである。
根茎は太くて直立をする。
葉は羽状複葉である。
葉の形は三角状の楕円形で、羽片の下部は少し短くなる。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は葉の上のほうだけにつき、胞膜(胞子嚢群を包みこんで保護する膜)は円形である。
胞子嚢をつけた上部の葉だけ秋には枯れてしまう。
和名の由来は、葉の柄のつけ根の部分に密生する鱗片を熊の毛に見立てたものである。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の lacera は「不揃いに分裂した」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Dryopteris lacera

★名前こそ聞いてはいたが熊蕨
 名前の由来初めて知って

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小町菊(コマチギク)

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野紺菊(ノコンギク)キク科シオン属(アスター属)の多年草である。
アスター属はユーラシア大陸に180種くらいが分布する(北アメリカに分布する種を除いた場合)。
日本にも紫苑(シオン)などが分布するので、属名の和名をシオン属という。
野紺菊(ノコンギク)は日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、山野に生える。
小町菊(コマチギク)はその栽培品種である。
特徴は背丈が低く、葉の質が分厚いことである。
花の色は白や淡い紫色である。
草丈は15センチから20センチくらいである。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には疎らなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8月から11月くらいである。
茎先に白ないし淡い紫色の花(頭花)をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の microcephalus は「小さい頭の」という意味である。
変種名の ovatus は「卵円形の」という意味である。
品種名の humilis は「背が低い」という意味である
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Aster microcephalus var. ovatus f. humilis

★名前さえ知らなかったよ小町菊
 ひっそり咲いて文化を伝え

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プルメリア・プディカ

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プルメリア・プディカはキョウチクトウ科インドソケイ属(プルメリア属)の常緑低木である。
プルメリア属は中南アメリカに7種くらいが分布する。
近縁種にインド素馨(インドソケイ)があり、属名の和名もインドソケイ属という。
本種の原産地はパナマ、コロンビア、ベネズエラなどである。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、輪状に互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で艶がある。
葉は細長く長さが30センチくらいある。
葉の先はスプーンのようになり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期はほぼ周年である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径8センチくらいの白い大きな花をつける。
花冠は5つに裂け、喉は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、種子には翼がある。
乳白色の樹液には毒が含まれている。
属名の Plumeria はフランスの植物学者「プルミエ(Charles Plumier, 1646-1704)さん」の名からきている。
種小名の pudica は「内気な」という意味である。花などがよく開かない性質を表している。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Plumeria pudica

★いろいろな仲間があったプルメリア
 内気というがしっかり咲いて

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