2014年9月アーカイブ

キミノガマズミ140922a-l.jpg

黄実の莢迷(キミノガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属(ビブルヌム属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
漢字では「迷」の文字にはクサカンムリが必要だが、ここでは便宜的に用いる。
ビブルヌム属は世界に150種以上が分布する。
日本にも莢迷(ガマズミ)などが分布し、属名の和名もガマズミ属という。
本種は、分類上は莢迷(ガマズミ)の品種の1つとされている。
基本種は北海道の南部から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
本種は主に庭木や盆栽として栽培されている。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
枝には密に毛が生える。
葉は幅の広い卵形ないし円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面に毛が生えている。
開花時期は5月から6月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花冠は直径5ミリくらいで、先は5つに裂ける。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には黄色に熟する。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の dilatatum は「拡大した」という意味である。
品種名の xanthocarpum は「黄色い果実の」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Viburnum dilatatum f. xanthocarpum

★今までは気づかなかったこの品種
 季節に恵まれ果実に気づき

キミノガマズミ140922b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

狸菖蒲(タヌキアヤメ)

タヌキアヤメ090929a-l.jpg

狸菖蒲(タヌキアヤメ)はタヌキアヤメ科タヌキアヤメ属の多年草である。
タヌキアヤメ科は東南アジア、太平洋諸島、オーストラリアなどに3属6種が分布する。
本種は九州の南部から沖縄にかけて分布し、湿地に生える。
海外では、台湾、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどにも分布する。
草丈は70センチから130センチくらいである。
根際から生える葉は剣状の線形で、つけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は7月から10月くらいである。
花の色は黄色で、花茎の上部に疎らにつく。
花被片は4枚である。
2枚の外片は卵形で上下につく。
2枚の内片は小さく、左右につく。
花のつけ根の部分には細長い苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がある。
花は全体に白い綿毛で覆われている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、姿が菖蒲(アヤメ)に似ていて花茎に褐色の長い毛が生えていることからきている。
属名の Philydrum はギリシャ語の「philos(好)+hydor(水)」からきている。水湿地に生えることから名づけられた。
種小名の lanuginosum は「綿毛のある」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Philydrum lanuginosum

★たまらない気分になるねこの花は
 狸の名前がいかにも似合って

タヌキアヤメ090929b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


ホヤ・ケリー

ホヤ・ケリー091219a-l.jpg

ホヤ・ケリーはガガイモ科サクララン属(ホヤ属)の常緑蔓性低木である。
分類体系によっては(APGIII)キョウチクトウ科とされる。
ホヤ属は太平洋諸島や東南アジア、インドを中心に200種くらいが分布する。
日本にも沖縄に桜蘭(サクララン)が分布し、属名の和名もサクララン属という。
本種の原産地は東南アジアである。
中国の南部、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ジャワ島などに分布する。
種小名の読み方はカーリーとするものもある。
YListでは和名をシャム桜蘭(シャムサクララン)としている。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉はハート形で、向かい合って生える(対生)
葉の質は厚くて艶があり、濃い緑色をしている。
開花時期は春から秋である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、手鞠状に白い花が集まってつく。
花冠は5つに裂け、淡い紅色を帯びる。
花冠の真ん中は星形に赤く色づく。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
和名の由来は、桜蘭(サクララン)に似てシャム(タイ)に産することからきている。
属名の Hoya はイギリス人の園芸家「ホイ(Thomas Hoy, 1750?-1821)さん」の名からきている。
種小名の kerrii はイギリス人の医師で植物学者の「カール(Arthur Francis George Kerr, 1877-1942)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
花の写真はまだ撮れていない。
学名:Hoya kerrii

★ぽってりと厚みをもったハート形
 人気があるよラブラブハート

ホヤ・ケリー091219b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


オプンティア・レウコトリカ

オプンチア・レウコトリカ070518a-l.jpg

オプンティア・レウコトリカはサボテン科ウチワサボテン属(オプンティア属)の多年草である。
オプンティア属は南北アメリカ大陸を中心に200種くらいが分布するウチワサボテンの仲間である。
同属のオプンティア・フィクスインディカ(Opuntia ficus-indica)に団扇サボテン(ウチワサボテン)の和名があり、属名の和名もウチワサボテン属という。
本種の原産地はメキシコ中部で、山地に生える。
流通名は銀世界(ギンセカイ)という。
草丈は2メートルから5メートルくらいになる。
幹は木質化して太く、よく枝分かれをする。
白毛状の細い棘に覆われている。
茎節は楕円形である。
開花時期は6月から9月くらいである。
花径4、5センチくらいの黄色い大きな花をつける。
花言葉は「内気な乙女」である。
属名の Opuntia はラテン語の「Opuntis(オプースの)」からきている。オープス(Opus)はギリシャの地名である。
種小名の leucotricha は「白い毛のある」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Opuntia leucotricha

★白い毛がトレードマークの銀世界
 サボテンの名はちょっと異質

オプンチア・レウコトリカ070518b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

鬼菱(オニビシ)

オニビシ090929a-l.jpg

鬼菱(オニビシ)はヒシ科ヒシ属の一年草である。
分類体系によっては(APGIII)ミソハギ科とされる。
本州から九州にかけて分布し、池沼などに生える浮葉植物である。
海外では、ユーラシア大陸や北アメリカに広く分布する。
泥の中に根を伸ばし、菱形の葉がたくさん水面に浮く。
葉の幅は3センチから5センチくらいで、葉柄と葉の裏面には毛が生える。
葉柄は膨らんで浮き袋の役目をする。
水中葉は糸状に深く切れ込む。
開花時期は7月から10月くらいである。
花径1センチくらいの白い4弁花で、一日花である。
花の後にできる実は横から見ると菱形で、4本の棘がある。
近縁種の菱(ヒシ)は棘が2本である。
属名の Trapa はラテン語の「calcitrapa(まきびし)」の短縮形である。果実に四方に出た棘があることから名づけられた。
種小名の natans は「浮遊する」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Trapa natans

★はっきりと撮れたわけではないけれど
 存在を知りまずは満足

オニビシ090929b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

バッカリス・ハリミフォリア

バッカリス・ハリミフォリア090929a-l.jpg

バッカリス・ハリミフォリアはキク科バッカリス属の落葉低木である。
バッカリス属は南アメリカを中心に500種くらいが分布する大きな属である。
本種の原産地はアメリカ合衆国の東南部から西インド諸島にかけてで、海岸沿いの平野や塩湿地に生える。
YListでは和名を浜辺の木(ハマベノキ)としている。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があるが、鋸歯の形状には幅がある。
雌雄異株である。
開花時期は10月から11月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さく白い筒状の花をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Baccharis はローマ神話に登場する神「バッカス(Bacchus)」の名からきている。この属の1種の根がよい香りのすることから名づけられた。
種小名の halimifolia は「halimi(不明)のような葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Baccharis halimifolia

★めずらしいキク科の木を見てほくそ笑む
 たくさんあるのか南米ならば

バッカリス・ハリミフォリア090929b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

花槙(ハナマキ)

ハナマキ090929a-l.jpg

花槙(ハナマキ)はフトモモ科ブラシノキ属(カリステモン属)の常緑低木である。
カリステモン属はオーストラリアに34種が分布する。
カリステモン・スペキオスス(Callistemon speciosus)にブラシの木(ブラシノキ)の和名があり、属名の和名もブラシノキ属という。
本種の原産地はオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州である。
和名の由来は、木が槇(マキ)に似ているところからきている。
別名を金宝樹(キンポウジュ)という。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は幅の狭い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬い革質である。
葉には柑橘系の香りがある。
開花時期は春から秋である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、ブラシのような花穂をつける。
濃い赤色のブラシの毛のように見えるものは雄しべである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の citrinus は「シトロンのような」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
園芸品種のスプレンデンス(Splendens)で、撮影地では f. splendens の表示があった。
学名:Callistemon citrinus

★シトロンの香りするかと確かめる
 不思議な花に手を触れながら

ハナマキ090929b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

フイリパイナップル090929a-l.jpg

パイナップル(pineapple)はパイナップル科アナナス属の多年草である。
原産地はブラジルである。
現在では熱帯地域で広く栽培されている。
斑入りパイナップル(フイリパイナップル)はその変種で、観賞用に改良されたものである。
特徴は葉に斑が入ることである。
普通は緑と白の条斑となる。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎は短くて硬い。
根際から生える葉は剣状で硬く尖り、縁には鋭い棘がある。
棘は赤く、株の真ん中も赤味のある色になる。
花穂は円筒形で、螺旋状に花が密生する。
1つ1つの花には3枚の外花被と3枚の内花被がある。
花は肉質で白っぽく、先が淡い紫色を帯びる。
果実は集合果である。
実は多肉質で、黄橙色に熟する。
属名の Ananas はパイナップルのブラジルでの現地語からきている。
種小名の comosus は「長い束毛のある」という意味である。
変種名の variegatus は「斑入りの」という意味である。
写真は9月に宇治市植物公園で撮った。
学名:Ananas comosus var. variegatus(syn. Ananas comosus 'Variegatus')

★斑の入る葉っぱはとても魅惑的
 パイナップルの味染み出るようで

フイリパイナップル090929b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ニデュラリウム・ビルベルギオイデス090929a-l.jpg

ニデュラリウム・ビルベルギオイデスはパイナップル科ニデュラリウム属の常緑多年草である。
ニデュラリウム属はブラジルの東部を中心に50種くらいが分布する。
分類の仕方によってはカニストロプシス属(Canistropsis)とされることもある。
本種の原産地もブラジルの東部である。
熱帯雨林の樹上に着生する。
草丈は25センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、ロゼット状となる。
葉の色は艶のある濃い緑色である。
開花時期は春である。
葉の真ん中から長さ10センチくらいの花茎を伸ばす。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)はオレンジ色から黄色である。
苞は長い間鑑賞できる。
苞の間や真ん中に咲く花は白く、寿命は短い。
花には3枚ずつの外花被片と内花被片があり、内花被片はすぐに落ちる。
和名の由来は花穂の様子をインコの頭にたとえたものである。
属名の Nidularium はラテン語の「nidulus(小さな巣)」からきている。
種小名の billbergioides は「Billbergia(ビルベルギア属)に近い外観の」という意味である。
写真は9月に宇治市植物公園で撮った。
園芸品種のキトリヌム(Citrinum)の表示があった。
学名:Nidularium billbergioides

★調べてもたどり着けないもどかしさ
 抱えつつ見るブラジルの花

ニデュラリウム・ビルベルギオイデス090929b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

パッシフローラ・スブランケオラタ090928a-l.jpg

パッシフローラ・スブランケオラタはトケイソウ科トケイソウ属(パッシフローラ属)の蔓性常緑多年草である。
パッシフローラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
同属のパッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea)に時計草(トケイソウ)の和名があり、属名の和名をトケイソウ属という。
本種の原産地は中南アメリカである。
メキシコのタバスコ州やベリーズ、ベネズエラ、コロンビアなどに分布する。
分類の仕方によって、パッシフローラ・パルメリの変種とするものと独立種とするものがある。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
茎や葉には柔らかな毛が生えている。
葉は手のひら状に3つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から9月くらいである。
花径は7センチから8センチで、花の色はピンクである。
萼片と花弁がそれぞれ5枚ずつあり、同じ色と形なので10枚の花びらがあるように見える。
副花冠が水平に放射状に開き、時計の文字盤のように見える。
花は早朝に開花し、午前中には閉じる。
花の後にできる実は長さ5センチくらいの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、食用になる。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
種小名の palmeri はイギリス生まれの植物学者「パーマー(Edward Palmer, 1829-1911)さんの」という意味である。
変種名の sublanceolata は「やや披針形の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Passiflora palmeri var. sublanceolata(syn. Passiflora sublanceolata)

★めずらしいピンクが可愛い時計草
 柔らかな毛に覆われて咲く

パッシフローラ・スブランケオラタ090928b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


クルクマ・ペティオラタ

クルクマ・ペティオラタ090928a-l.jpg

クルクマ・ペティオラタはショウガ科ウコン属(クルクマ属)の多年草である。
クルクマ属は世界に80種くらいが分布する。
香辛料などに利用される同属のクルクマ・ロンガ(Curcuma longa)に鬱金(ウコン)の和名があり、属名の和名もウコン属という。
本種の原産地はタイとマレーシアである。
ジュエル・オブ・タイランド(jewel of Thailand)などの英名がある。
また、YListでは和名を花鬱金(ハナウコン)としている。
草丈は60センチから100センチくらいである。
葉は大形の披針形(笹の葉のような形)で、先は尖る。
開花時期は8月から10月くらいである。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は淡い紅紫色である。
花は小さくて黄色く、一日花である。
本種は花序が美しく、切り花などの観賞用に栽培される。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の petiolata は「葉柄のある」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Curcuma petiolata

★似た仲間あれやこれやと見てきたね
 もっと知りたいクルクマのこと

クルクマ・ペティオラタ090928b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

バーベナ・ヒブリダ

バーベナ・ロングランミックス090928a-l.jpg

バーベナ・ヒブリダはクマツヅラ科クマツヅラ属(バーベナ属)の一年草である。
バーベナ属は南北アメリカを中心に200種くらいが分布する。
日本にも熊葛(クマツヅラ)などが分布するので、属名の和名をクマツヅラ属という。
なお、最新の研究(葉緑体の遺伝子分析)の結果、バーベナ属の多くはグランデュラリア属(Glandularia)に移行しているとのことで、日本でも多くの品種についていずれはこの名称が使われるようになる。
本種は園芸的に作出された交配種で、和名を美女桜(ビジョザクラ)という。
日本へは大正時代の初期に渡来した。
現代では違和感のある名なので現実にはバーベナの名で流通しており、YListでも別名をバーベナとしている。
草丈は15センチから30センチくらいである。
茎は地を這うように伸び、先は立ち上がる。
葉は長い楕円形で深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな花をボール状にたくさんつける。
花の色は白、ピンク、紫色、青、オレンジ色、朱色など多彩である。
花冠は5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
花言葉は「魔力」である。
属名の Verbena は宗教上で神聖なある草のラテン名と考えられている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のロングランミックス(Longrun Mix)である。
学名:Verbena x hybrida(syn. Glandularia x hybrida)

★なんとなくくすぐったいねこの和名
 古い時代がいまなお生きて

バーベナ・ロングランミックス090928b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ビデンス・フェルリフォリア

ビデンス・フェルリフォリア090928a-l.jpg

ビデンス・フェルリフォリアはキク科センダングサ属(ビデンス属)の多年草である。
ビデンス属は世界の温帯や熱帯に200種くらいが分布する。
日本にも栴檀草(センダングサ)などが分布するので、属名の和名をセンダングサ属という。
本種の原産地は北アメリカの南部からグアテマラにかけてである。
英名はアパッチ・ベガーティックス(Apache beggarticks)である。
「アパッチ族の栴檀草」といった意味合いである。
多くの園芸品種が作出されている。
また、近縁種にウインターコスモスがあるが、本種も一部ではその名で流通している。
草丈は40センチから80センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に鮮やかな黄色の花(頭花)をつける。
花径は3センチくらいで、筒状花は5枚である。
属名の Bidens はラテン語の「bi(2)+dens(歯)」からきている。実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
種小名の ferulifolia は「杖のような葉の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のゴールデンゴッデス(Golden Goddess)である。
学名:Bidens ferulifolia

★びっしりと花が咲いたら見事かな
 ひとつひとつは小さいけれど

ビデンス・フェルリフォリア090928b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ニーレンベルギア・ヒッポマニカ070429a-l.jpg

ニーレンベルギア・ヒッポマニカはナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
ニーレンベルギア属はメキシコから南アメリカにかけて35種が分布する。
ニーレンベルギア・フルテスケンス(Nierembergia frutescens)の和名を亜麻擬き(アマモドキ)といい、属名の和名もアマモドキ属という。
また、和名の異名を亜麻騙し(アマダマシ)といい、属名の和名をアマダマシ属とするものもある。
本種の原産地はアルゼンチンである。
草丈は15センチから30センチくらいある。
葉は線状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から9月くらいである。
花径2センチくらいの紫色をした花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に広がり、皿のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニエレンベルグ(Johann Eusebius Nieremberg, 1595-1653)さん」の名からきている。
種小名の hippomanica はギリシャ語の「hipp(馬)+manus(手)」からきている。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nierembergia hippomanica

★この花は原種らしいがどうだろう
 ニーレンベルギア謎に包まれ

ニーレンベルギア・ヒッポマニカ070429b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

チトニア・ロツンディフォリア090928a-l.jpg

チトニア・ロツンディフォリアはキク科チトニア属(ニトベギク属)の一年草である。
チトニア属はメキシコを中心に11種が分布する。
同属のチトニア・ディベルシフォリア(Tithonia diversifolia)の和名を腫柄菊(ニトベギク)といい、属名の和名もニトベギク属という。
本種はアメリカ合衆国のフロリダ州から中央アメリカにかけて分布する。
和名はメキシコ向日葵(メキシコヒマワリ)という。
この名称は英名のメキシカン・サンフラワー(Mexican sunflower)を直訳したものである。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は緩やかに波打つ。
開花時期は8月から10月くらいである。
茎先に花径8センチから10センチくらいの朱色の花(頭花)をつける。
舌状花は10枚以上あり、裏面は黄色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
切り花にも利用できる。
花言葉は「果報者」である。
古代アステカ帝国の国花だったと言われている。
属名の Tithonia はギリシャ神話に登場する青年「ティトノス(Tithonos)」の名からきている。
種小名の rotundifolia は「円形をした葉の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のフイエスタデルソル(Fiesta del Sol)である。
スペイン語で「太陽の祭り」といった意味合いがある。
学名:Tithonia rotundifolia

★華やかな紅い向日葵秋に咲く
 アステカの国思い描いて

チトニア・ロツンディフォリア090928b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ロードデンドロン・ネリーフロルム090927a-l.jpg

ロードデンドロン・ネリーフロルムはツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種の原産地は中国である。
南西部の雲南省とチベットに分布し、標高2500メートルから3600メートルの山地の林の中に生える。
中国名は「火紅杜鵑」ないし「大紅杜鵑」である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしている。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の先は円く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で、灰色の綿毛が生える。
葉の表面は緑色、裏面は白っぽい。
開花時期は4月から5月である。
枝先に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径3センチから4センチの赤い花をつける。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂ける。
雄しべは10本である。
花糸(雄しべの花粉を入れる袋についている柄)は紅色を帯びる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の neriiflorum は「キョウチクトウ属(Nerium)のような葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Rhododendron neriiflorum

★鮮やかな赤が際立つ花姿
 目を奪うようネリーフロルム

ロードデンドロン・ネリーフロルム090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ヒペリクム・アエギプティクム090927a-l.jpg

ヒペリクム・アエギプティクムはオトギリソウ科オトギリソウ属(ヒペリクム属)の常緑小低木である。
ヒペリクム属は世界に490種くらいが分布する。
日本にも弟切草(オトギリソウ)などが分布するので、属名の和名はオトギリソウ属という。
本種の原産地は地中海沿岸地方である。
モロッコ、リビア、ギリシャ、イタリアに分布し、低地の岩場や崖地に生える。
英名はドワーフ・セントジョンズ・ワート(dwarf St. John's wort)である。
セントジョンズ・ワートというのは西洋弟切草(セイヨウオトギリソウ:Hypericum perforatum)のことである。
樹高は30センチから60センチくらいである。
葉は小さな卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から8月くらいである。
小さくて鮮やかな黄色の5弁花を上向きにたくさんつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hypericum はギリシャ語の「hypo(下に)+ erice(草むら)」ないし「hyper(上に) + eikon(像)」に由来する。
種小名の aegypticum は「エジプトの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Hypericum aegypticum

★こじんまり咲いた姿にびっくりだ
 草ではないからごつごつとして

ヒペリクム・アエギプティクム090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

スカビオサ・コルンバリア

スカビオサ・コルンバリア090927a-l.jpg

スカビオサ・コルンバリアはマツムシソウ科マツムシソウ属(スカビオサ属)の多年草である。
スカビオサ属は地中海沿岸地方などを中心に70種くらいが分布する。
日本にも松虫草(マツムシソウ)などが分布するので、属名の和名をマツムシソウ属という。
本種は地中海沿岸のほか西アジア、ロシアなどにも分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本では、アルピナ・ナナ(Alpina Nana)という矮性種が多く流通している。
この園芸品種は草丈が10センチから20センチくらいで、姫松虫草(ヒメマツムシソウ)という流通名もつけられている。
基本種は草丈が30センチから60センチくらいある。
全体に毛に覆われている。
根際から生える葉は羽状複葉である。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先に淡い青紫色をした花(頭花)を1つずつつける。
花径は2センチから4センチくらいである。
花の構造はキク科の花と同じように小花の集合である。
中央には筒状の小花が集まる。
浅く5つに裂け、雄しべ4本と雌しべ1本をもつ両性花である。
周りには上下2唇状の小花が集まる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
なお、この仲間は越年草が多いが、本種は多年草である。
属名の Scabiosa はラテン語の「scabiea(疥癬)」からきている。この属の植物に皮膚病に効くものがあることから名づけられた。
種小名の columbaria は「鳩羽色の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
園芸品種のアルピナ・ナナ(Alpina Nana)である。
学名:Scabiosa columbaria

★謎だった花の秘密を解き明かし
 そうだったのかと笑みもこぼれて

スカビオサ・コルンバリア090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



セイヨウオキナグサ090927a-l.jpg

西洋翁草(セイヨウオキナグサ)はキンポウゲ科オキナグサ属(プルサティラ属)の多年草である。
プルサティラ属は北半球に45種くらいが分布する。
日本にも翁草(オキナグサ)などが分布するので、属名の和名をオキナグサ属という。
ただし、分類の仕方によってはイチリンソウ属(Anemone)とされることもある。
本種はヨーロッパのイギリスからウクライナにかけて分布し、石灰岩の草地に生える。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
草丈は15センチから30センチくらいである。
花の咲く時期には丈は低いが、花の後には40センチくらいまで伸びる。
根際から生える葉は羽状複葉で長い柄があり、小葉は手のひら状に深く裂ける。
茎につく葉には柄はなく、線形である。
葉や茎には長くて白い毛が密に生える。
開花時期は4月から5月である。
茎先に1つずつ花をつける。
花の色は青紫色や紅紫色である。
花弁はなく、6枚の萼片が花弁のようにつき、釣鐘状で下向きに咲く。
外側は長くて白い毛で被われている。
中にはたくさんの雄しべと雌しべが詰まっている。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は黄色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、球状に集まったたくさんの種子がつく。
種子の先の1つ1つに長い花柱が伸びる。
花柱には灰白色の羽毛が密に生える。
和名の由来は、このような実の様子を老人の白髪に見立てたものである。
花言葉は「清純な心」である。
属名の Pulsatilla はラテン語の「pulso(鳴る)」の縮小形である。花の形を鐘にたとえて名づけられた。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Pulsatilla vulgaris(syn. Anemone pulsatilla)

★呼びたくば若年寄と呼ぶがよい
 されど翁の真価はここに

セイヨウオキナグサ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

チシマルリオダマキ090927a-l.jpg

千島瑠璃苧環(チシマルリオダマキ)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草である。
千島列島産として山野草愛好家の間に出回っている。
しかし、それを裏づけるような根拠はなく、産地など詳細は不明である。
形状は深山苧環(ミヤマオダマキ:Aquilegia flavellata var. pumila)に似ている。
同種は朝鮮半島やサハリンにも分布しており、本種と近い仲間だと推測される。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は、手のひらのような形をした小葉3枚1組で1つの葉になっている。
平地での開花時期は5月から6月である。
下向きないし横向きに青紫色の花をつける。
花径は3センチくらいである。
深山苧環(ミヤマオダマキ)よりもやや小振りで、花の色は濃い。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Aquilegia sp.

★いつ誰が連れてきたのかこの花を
 謎を秘め咲く瑠璃の苧環

チシマルリオダマキ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

シソバキスミレ090927a-l.jpg

紫蘇葉黄菫(シソバキスミレ)はスミレ科スミレ属(ビオラ属)の多年草である。
ビオラ属は世界には500種から600種が分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも菫(スミレ)などが生育するので、属名の和名はスミレ属という。
本種は日本固有種である。
北海道の夕張岳にのみ分布し、高山の蛇紋岩の砂礫地に生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
2007年版までは絶滅危惧IA類(CR)とされていた。
草丈は5センチくらいである。
有茎種である。
葉は円形で分厚く、深い緑色で艶がある。
葉の裏面は、暗い紅紫色をしている。
葉の先は短く尖り、縁には波状の鋸歯がある
開花時期は6月から7月である。
茎先につく花の色は黄色で、花径は15ミリくらいである。
側弁には疎らに毛が生える。
唇弁には紅紫色の筋が入る。
花弁の裏側は紅紫色を帯びるものが多い。
距は小さくて目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の yubariana は「夕張岳の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名: Viola yubariana

★もう少し元気な姿撮りたいな
 愛らしいよね紫蘇葉黄菫

シソバキスミレ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

プリムラ・コックブルニアナ

プリムラ・コックブルニアナ090927a-l.jpg

プリムラ・コックブルニアナはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらい分布する。
また、多くの園芸品種が作出されているる
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
本種の原産地は中国の四川省の西部である。
標高2900メートルから4200メートルの高山の草原や林の縁に生える。
日本固有種の九輪草(クリンソウ)に近い仲間である。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の縁には浅い切れ込みがある。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は6月から7月である。
花は茎先に1段から3段に輪生してつく。
花径は15ミリくらいで、花の色はオレンジ色である。
花冠は先で5つに裂け、横に平らに開く。
それぞれの裂片の先は浅く2つに裂ける。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の cockburniana は「コックバーン(Cockburn)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primula cockburniana

★オレンジのプリムラの花めずらしく
 しみじみ思う地球の広さ

プリムラ・コックブルニアナ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

プリムリナ・ドリアス・アングスティフォリア090927a-l.jpg

プリムリナ・ドリアスはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
プリムリナ・ドリアスの旧学名はキリタ・シネンシスであったが、属名の移行と併せて種小名も変更されたようである。
本種の原産地は中国の南部や香港である。
アングスティフォリア(angustifolia)はその変種である。
変種名には「細葉の」という意味がある。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は細長い卵形で、ロゼット状となる。
葉の質は分厚く、葉脈に沿って銀白色の斑が入る。
開花時期は9月から10月くらいである。
花茎の先に淡い紅紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の dryas はギリシャ神話の森の女神「ドリアス(Dryas)」の名からきている。
変種名の angustifolia は「細葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina dryas var. angustifolia(syn. Chirita sinensis var. angustifolia)

★どのような事情あっての移行かと
 興味をそそる隣国のこと

プリムリナ・ドリアス・アングスティフォリア090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

アズテキウム・ヒントニー

アズテキウム・ヒントニー090927a-l.jpg

アズテキウム・ヒントニーはサボテン科アズテキウム属の常緑多年草である。
アズテキウム属はメキシコ北東部のヌエボ・レオン州の山岳地帯に3種が分布する。
石灰岩の岩場の断崖にへばりついて生える小形の多肉植物である。
本種の原産地もメキシコのヌエボ・レオン州で、標高1200メートルくらいの山地に生える。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2013)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。
流通名は雛籠(ヒナカゴ)という。
形状は球状ないし円柱状で、成長しても直径10センチ、高さ20センチくらいにしかならない。
表皮は淡い灰緑色で、溝がたくさんある。
尖った稜が10から18くらいあり、稜に沿って刺座(しざ:刺が出る部分にある綿毛状のクッションのようなもの)がある。
開花時期は7月から9月くらいである。
刺座で覆われた頭頂部に花径1センチから3センチくらいの赤い花をつける。
属名の Aztekium はギリシャ語の「aztek(アステカ文明)」からきている。形状をアステカ文明の彫刻に見立てたものである。
種小名の hintonii はメキシコ人の植物収集家「ヒントン(George Sebastien Hinton, 1949-)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Aztekium hintonii

★石灰の岩場に育つサボテンだ
 身はコンパクト花も小さく

アズテキウム・ヒントニー090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

プリムリナ・スブロンボイデア090927a-l.jpg

プリムリナ・スブロンボイデアはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
本種の原産地は中国広西チワン族自治区の桂林市である。
中国名は「菱葉報春苣苔」という。
「報春苣苔」はプリムリナ属の中国名で、「菱葉」は葉の形状を表す言葉である。
草丈は5センチから10センチくらいである。
全体に毛が生えている。
根際から生える葉は菱状楕円形である。
葉の質はやや肉厚で、濃い緑色をしている。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は春である。
茎先に紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は線形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の subrhomboidea は「やや長い菱形の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina subrhomboidea

★たくさんの花を咲かせる姿にも
 出合ってみたいその故郷で

プリムリナ・スブロンボイデア090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

ピングイクラ・エマルギナタ

ピングイクラ・エマルギナタ090927a-l.jpg

ピングイクラ・エマルギナタはタヌキモ科ムシトリスミレ属(ピングイクラ属)の常緑多年草である。
ピングイクラ属は世界に80種くらいが分布する。
属名の読み方はピンギキュラとするものもある。
日本にも虫取り菫(ムシトリスミレ)などが分布するので、属名の和名をムシトリスミレ属という。
葉から粘液を出して虫を捕らえる食虫植物の仲間である。
本種の原産地はメキシコである。
南東部のプエブラ州に分布し、標高1500メートルくらいの雲霧林や川岸に生える。
草丈は10センチくらいである。
葉はへら形で、根際から生えてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は多肉質で、表面の細かな腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。
開花時期はほぼ周年である。
茎先に花径2センチくらいの小さな花をつける。
花の色は白く、紫色の縞模様が入る。
花冠は唇形に5つに裂け、それぞれの先がさらに細かく裂ける。
花の色はもっと濃いものもある。
冬にも休眠はしない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
交配により多くの園芸品種が生まれている。
属名の Pinguicula はラテン語の「pinguis(やや脂肪性の)」からきている。葉の面の脂肪光沢が強いためと思われる。
種小名の emarginata は「先に浅い割れ目のある」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Pinguicula emarginata

★メキシコの高地に育つピングイクラ
 静かにしてと言っているかな

ピングイクラ・エマルギナタ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


プリムリナ・ベレクンダ

プリムリナ・ベレクンダ090927a-l.jpg

プリムリナ・ベレクンダはイワタバコ科プリムリナ属の多年草である。
プリムリナ属は中国などに100種以上が分布する。
2011年まではキリタ属とされていたが、キリタ属は中国の研究者によってPrimulina、Henckeria、Damrongia、Liebigia、Microchiritaの5属に再編成されたという。
本種の原産地は中国広西チワン族自治区の蒙山県で、標高1000メートルくらいの山地の林の中や渓流沿いに生える。
中国名は「歯萼報春苣苔」という。
「報春苣苔」はプリムリナ属の中国名で、「歯萼」は萼片の形状に関する言葉のようである。
草丈は5センチから10センチくらいである。
根際から生える葉は菱状楕円形である。
葉の色は緑色ないし暗い紫色で、真ん中に白い筋模様が入る。
開花時期は秋から冬である。
茎先に紫色をした筒状の花をつける。
花冠の先は唇形に裂ける。
花の後にできる実は線形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primulina は「サクラソウ属(Primula)のような」という意味である。
種小名の verecunda は「内気な」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primulina verecunda

★葉に入る模様を喩えて大理石
 小さく渋い姿に参った

プリムリナ・ベレクンダ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

マミラリア・スキエデアナ

マミラリア・スキエデアナ090927a-l.jpg

マミラリア・スキエデアナはサボテン科マミラリア属の多年草である。
マミラリア属はサボテン科の中でも大きな属で、171の種と変種が知られている。
アメリカ合衆国からコロンビアなどにかけて分布する多肉植物で、疣サボテンの仲間である。
本種の原産地はメキシコのイダルゴ州やケレタロ州で、標高1300メートルから5000メートルの高地に生える。
流通名を明星(ミョウジョウ)という。
草丈は5センチくらいである。
やや黄色味を帯びた柔らかい細い棘で覆われている。
開花時期は秋から冬である。
花の色は白ないし淡い黄色で、頭頂部に花を咲かせるがあまり目立たない。
属名の Mammillaria はラテン語の「mammilla(乳首)」からきている。
種小名の schiedeana はドイツ人の医師で植物学者の「シーデ(Christian Julius Wilhelm Schiede, 1798-1836)さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Mammillaria schiedeana

★繊細な姿に思わず目を細め
 よくよく見れば花も咲いてる

マミラリア・スキエデアナ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



ジュアヌロア・アウランティアカ090927a-l.jpg

ジュアヌロア・アウランティアカはナス科ジュアヌロア属の常緑低木である。
ジュアヌロア属は中南アメリカに8種が分布する。
本種の原産地はメキシコ、コロンビア、ペルーなどである。
学名の読み方はフアヌロア・アウランティアカとするものもある。
ジュアヌロア・メキシカナとシノニムである。
英名はゴールドフィンガー(gold finger)という。
樹高は1メートルから2メートルで、半蔓性である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は夏から秋だが、周年性がある。
オレンジ色をした長さ4、5センチの筒状の花をつける。
花冠の先は5つに浅く裂ける。
萼筒は5稜形で長さが3センチくらいあり、やはりオレンジ色をしている。
属名の Juanulloa はスペインの研究者「フアン(George Juan)さんとウリョア(Antonio Ulloa)さん」の名からきている。
種小名の aurantiaca は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Juanulloa aurantiaca(syn. Juanulloa mexicana)

★ナス科とは思えぬような形した
 綺麗な花に思わず見とれ

ジュアヌロア・アウランティアカ090927b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

イレクス・ベルティキラタ

イレクス・ベルティキラタ090904a-l.jpg

イレクス・ベルティキラタはモチノキ科モチノキ属(イレクス属)の落葉低木である。
イレクス属は北半球の温帯を中心に400種くらいが分布する。
日本にも黐の木(モチノキ)などが分布するので、属名の和名をモチノキ属という。
本種の原産地は北アメリカである。
カナダからアメリカ合衆国にかけて東部に分布する。
英名はウインターベリー(winterberry)という。
樹高は1メートルから5メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には棘状の低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇に白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は直径6ミリから8ミリくらいの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋から冬にかけて赤く熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ilex verticillata

★黐の木の仲間はいろんな葉があるね
 この葉は皺皺照り葉だけれど

イレクス・ベルティキラタ090904b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



プラティア・アングラタ

プラティア・アングラータ061008a-l.jpg

プラティア・アングラタはキキョウ科プラティア属の多年草である。
プラティア属はオーストラリア、ニュージーランド、熱帯アジアに25種くらいが分布する匍匐性の多年草である。
ミゾカクシ属(Lobelia)に含まれるという見解もある。
本種の原産地はニュージーランドで、標高1300メートルまでの地域に生える。
ただし、これについても中国やマレーシアに分布する大実紫苔桃(オオミムラサキコケモモ:Pratia nummularia)とシノニムだとする見解もある。
草丈は5センチから10センチくらいである。
小さな葉をつけた茎が地を這うように広がる。
葉は円心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
白い溝隠(ミゾカクシ)に似た花をつける。
花の後につく実は直径5ミリくらいの球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤紫色に熟する。
属名の Pratia はフランス人の海軍士官「プラベルノン(Charles Louis Prat-Bernon, 1800's)さん」の名からきている。
種小名の angulata は「角張った」という意味である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Pratia angulata

★紫のお洒落な筋がチャーミング
 アングラタ咲く星を散りばめ

プラティア・アングラータ061008b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



ネフティティス・ポイソニー

ネフティティス・ポイソニー090823a-l.jpg

ネフティティス・ポイソニーはサトイモ科ネフティティス属の常緑多年草である。
ネフティティス属は西アフリカやカリマンタン島に8種が分布する。
属名はオリゴギニウム属(Oligogynium)とされることもある。
本種の原産地は西アフリカで、ナイジェリア、カメルーン、カボンなどに分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は矢尻形で、長さが30センチから40センチくらいある。
葉の色は濃い緑色で艶がある。
開花時期は夏である。
花序は肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)である。
上部は白っぽく、下部は黄緑色になる。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果で、朱赤色に熟する。
属名の Nephthytis はエジプト神話に登場する夜を司る女神「ネフティス(Nephthys)」の名からきている。
種小名の poissonii はフランス人の植物学者「ポアソン(Jules Poisson, 1833-1919)さんの」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Nephthytis poissonii(syn. Oligogynium poissonii)

★艶のある葉っぱが深く切れ込んで
 なかなか楽しいこれはこれかな

ネフティティス・ポイソニー090823b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

夜叉五倍子(ヤシャブシ)

ヤシャブシ090904a-l.jpg

夜叉五倍子(ヤシャブシ)はカバノキ科ハンノキ属の落葉高木である。
日本固有種で、西日本に多く分布する。
本州の福島県から西の太平洋側と四国、九州に分布し、低山や平地に生える。
また、街路樹ともされる。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
樹皮は灰褐色をしている。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色である。
13対から18対の側脈がある。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開よりも少し早く花をつける。
雌雄同株である。
雄花序は黄褐色で長さが4、5センチあり、先が垂れ下がる。
雌花序は紅色で、上部に1つが上向きにつく。
実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、翼があって風で散布される。
和名の由来は、熟した果穂が夜叉に似ており、お歯黒などに使われる五倍子(ふし)の代用とされたことからきている。
花粉アレルギーの原因となることが最近わかった。
属名の Alnus はケルト語の「al(近く)+lan(海岸)」からきているとの説もあるラテン語の古名である。
種小名の firma は「強固な」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Alnus firma

★夜叉五倍子の名前はどこか強そうだ
 葉っぱ比べもまた楽しそう

ヤシャブシ090904b-l.jpg

COPYRIGHT © 2014 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑

味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル

このアーカイブについて

このページには、2014年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年8月です。

次のアーカイブは2014年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7