2013年10月アーカイブ

薮紫(ヤブムラサキ)

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薮紫(ヤブムラサキ)はクマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木である。
分類体系によってはシソ科とされる。
本州の宮城県から九州にかけて分布し、日当たりのよい林の中などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
樹高は2メートルから3メートルである。
全体に毛が多く、触るとビロードのような感触がある。
葉は卵形ないし楕円形で、向かい合って生える(対生)。
表面は濃い緑色、裏面は灰白色をしている。
葉の先は鋭く尖り、縁にはやや不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紫色の花をたくさんつける。
花序には密に毛があり、毛に埋もれるように花をつける。
花径が3ミリから4ミリ、長さが3ミリから5ミリの筒状で、先は4つに裂ける。
雄しべは4本、雌しべは1本で、花から飛び出している。
花の後にできる実は3ミリから4ミリの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、紫色に熟する。
萼に半分つつまれているが、落葉するころには萼も枯れて美しい姿を見せる。
花言葉は「聡明」である。
属名の Callicarpa はギリシャ語の「callos(美しい)+carpos(果実)」からきている。実が美しく熟すからことから名づけられたものである。
種小名の mollis は「軟毛のある」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
花の写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Callicarpa mollis

★葉の陰で静かにそっと紫の
 小花をつける薮紫は

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浜紺菊(ハマコンギク)

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浜紺菊(ハマコンギク)はキク科シオン属の多年草である。
日本固有種である。
本州の三浦半島や伊豆半島の海岸近くの草原に生える。
野紺菊(ノコンギク)の近縁種である。
基準標本は神奈川県の江ノ島で、江ノ島嫁菜(エノシマヨメナ)の別名がある。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎には毛が密生する。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚ぼったい。
葉の先は丸く、縁には欠刻状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から11月である。
花は茎先にまとまってつき、花径は20ミリから25ミリくらいである。
花(舌状花)の色は白く、咲き進むと紫色を帯びてくる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の microcephalus は「小さい頭の」という意味である。
変種名の littoricola は「海浜に生える」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aster microcephalus var. littoricola(syn. Aster ageratoides subsp. ageratoides var. littoricola)

★浜辺には浜辺の似合う花が咲く
 潮風受けどひるむことなく

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バービッジア・スキゾケイラ

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バービッジア・スキゾケイラはショウガ科バービッジア属の多年草である。
バービッジア属はカリマンタン島の固有種で5種が分布する。
本種の原産地もカリマンタン島である。
属名の読み方は「ブルビドゲア」や「ブルビッジエア」とするものもある。
草丈は20センチから50センチくらいである。
根茎は横に這う。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はないる。
葉の裏面は紅紫色を帯びる。
開花時期は周年である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径3センチくらいの鮮やかな黄橙色の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Burbidgea はイギリスの探検家「バービッジ(Frederick William Thomas Burbidge, 1847-1905)さん」の名からきている。
種小名の schizocheila は「裂けたリップの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Burbidgea schizocheila

★温室をきれいに飾るバービッジア
 緑の葉陰に冴えるオレンジ

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ベゴニア・レックス

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ベゴニア・レックスはシュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草である。
原産地はインドのアッサム地方である。
根茎性ベゴニアの1つである。
和名は大葉ベゴニア(タイヨウベゴニア)という。
別名は大葉ベゴニア(オオバベゴニア)である。
草丈は20センチから40センチくらいである。
茎は地面を這う。
根際から生える葉は左右不同の卵形である。
葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)が不規則にある。
葉の表面には皺があり、暗くて茶色っぽい緑色の地に艶のある銀白色の輪模様が入る。
葉の裏面は赤味を帯びる。
開花時期は秋から冬である。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、淡いピンクの花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、本種をもとに改良された園芸品種群をレックスベゴニア(Begonia x rex-cultorum)という。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の rex は「王」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Begonia rex

★美しい葉っぱに思わず見とれるね
 花の様子はみな似ているが

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アニソドンテア・マルバストロイデス111102a-l.jpg

アニソドンテア・マルバストロイデスはアオイ科アニソドンテア属の常緑低木である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
樹高は1メートルから2メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は3つから5つに裂け、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期はほぼ周年である。
上部の葉の脇に花径3センチくらいのピンクの花をつける。
アオイ科特有の花姿をした5弁花で、中心の葯(雄しべの花粉を入れる袋)は紫色をしている。
一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Anisodontea はギリシャ語の「aniso(不揃いな)+ odon(ぎざぎざの)」からきている。葉に不規則な鋸歯のあることから名づけられた。
種小名の malvastroides は「エノキアオイ属(Malvastrum)のような」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Anisodontea malvastroides

★寒さにも負けず健気に花咲かす
 南ア生まれのアニソドンテア

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ベゴニア・デリキオサ

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ベゴニア・デリキオサはシュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草である。
種小名の読み方は「デリシオサ」とするものもある。
原産地はカリマンタン島である。
根茎性ベゴニアの1つである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、白い斑が入る。
葉の色は暗い緑色で、葉脈は紅色になる。
開花時期は主に冬から春である。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、白ないしピンクの花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の deliciosa は「快い」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Begonia deliciosa

★調べてもあまり情報ないけれど
 目を見張るのは葉の美しさ

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クラッスラ・セツロサ

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クラッスラ・セツロサはベンケイソウ科クラッスラ属の常緑多年草である。
クラッスラ属は南アフリカや東アフリカに300種以上が分布する。
本種は南アフリカの標高600メートル以上の山地の岸壁などに生える多肉植物である。
流通名は夢巴(ユメトモエ)という。
草丈は25センチくらいである。
葉は肉厚で小さな棘状の毛があり、マット状に広がる。
葉の色は明るい緑色のものから灰色を帯びるものまであり多様である。
開花時期は夏から秋である。
葉の脇から花茎を伸ばして集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片で5枚あり、星形になる。
雄しべは5本、雌しべも5本である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Crassula はラテン語の「crassula(厚い)」に由来する。この仲間の多くが水分を含む葉と茎を持つことからきている。
種小名の setulosaは「小さな棘状の毛の多い」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Crassula setulosa

★日本ではあまり見られぬセツロサの
 花を目にするこれはラッキー

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クラッスラ・ペルフォラタ

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クラッスラ・ペルフォラタはベンケイソウ科クラッスラ属の常緑多年草である。
クラッスラ属は南アフリカや東アフリカに300種以上が分布する。
本種は南アフリカのケープ地方に分布する多肉植物である。
流通名を星乙女(ホシオトメ)という。
草丈は40センチから60センチくらいである。
茎は細く、肉厚で三角形の葉が向かい合って生える(対生)。
葉の付け根の部分は融合している。
葉の色は灰色を帯びる。
開花時期は10月から3月である。
葉の脇から集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、淡い黄色の小さな花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片で5枚あり、星形になる。
雄しべは5本、雌しべも5本である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Crassula はラテン語の「crassula(厚い)」に由来する。この仲間の多くが水分を含む葉と茎を持つことからきている。
種小名の perforata は「貫通した」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Crassula perforata

★花の咲く様子がとても変わってる
 花は黄色の星乙女だよ

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ハオルチア・マウガニー

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ハオルチア・マウガニーはユリ科ハオルチア属の常緑多年草である。
分類体系によってはススキノキ科とされる。
属名の読み方には「ハワーシア」、「ハオルシア」などがある。
種小名の読み方は「モーガニー」とするものもある(種苗法施行規則など)。
南アフリカの西ケープ州に分布する多肉植物である。
園芸名を万象(マンゾウ)という。
草丈は20センチくらいである。
多肉質の葉が棍棒を切ったような形に生える。
開花時期は4月から6月くらいだが、温室では不定期に花を咲かせる。
20センチくらいの花茎を伸ばし、小さな筒状の花をつける。
花の色は白く、淡い緑色のストライブが入る。
属名の Haworthia はイギリス人の植物学者「ハワース(Adrian Hardy Haworth, 1768-1833)さん」の名からきている。
種小名の maughanii は「モーガン・ブラウン(H. Maughan Brown)さんの」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Haworthia maughanii

★花茎を伸ばし花咲く万象に
どう撮ろうかと首を傾げて

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アリオカルプス・レツスス

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アリオカルプス・レツススはサボテン科アリオカルプス属の多年草である。
アメリカのテキサス州からメキシコにかけて分布する。
牡丹サボテンといわれるものの1つである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
また、ワシントン条約附属書ではI類(商業目的の国際取引の全面禁止)として保護されている。
園芸名を岩牡丹(イワボタン)という。
草丈は3センチから12センチくらいである。
直径は10センチから25センチくらいである。
地中に大きな塊根があり、地面より上は半球状に盛り上がる。
葉は多肉質の三角形で、灰色ないし青緑色をしていて重なる。
葉の間には繊維状のものがある。
開花時期は10月くらいである。
花径4センチくらいの白ないしピンクの花を頂部につける。
属名の Ariocarpus はギリシャ語の「aria(Sorbus aria:ホワイトビーム)+karpos(果実)」からきている。
種小名の retusus は「(花弁の先が)ややくぼみのある形の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ariocarpus retusus

★大きくて迫力のある白い花
 頭につければ妃のごとく

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アスパラガス・ファルカツス

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アスパラガス・ファルカツスはユリ科クサスギカズラ属の蔓性多年草である。
分類体系によってはクサスギカズラ科とされる。
原産地は南アフリカ、モザンビーク、カナリア諸島、スリランカなどである。
読み方はアスパラグス・ファルカツスとするほうが原語には近い。
和名は柳葉天門冬(ヤナギバテンモンドウ)という。
天門冬(てんもんどう)というのは生薬名で、草杉蔓(クサスギカズラ)の根茎をこう呼んでいる。
別名を槙葉天門冬(マキバテンモンドウ)という。
草丈は100センチくらいである。
蔓の長さは最長7メートルに及ぶ。
葉は柳葉状の葉状枝(偽葉)である。
暗い緑色をしており、枝先に3枚から5枚ずつつく。
開花時期は10月から12月くらいである。
緑白色をした香りのよい釣鐘形の小さな花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと赤くなる。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名の falcatus は「鎌状の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Asparagus falcatus

★葉の形仲間と違っているようだ
 南ア育ちの天門冬は

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アスパラガス・マダガスカリゲンシス131008a-l.jpg

アスパラガス・マダガスカリエンシスはユリ科クサスギカズラ属の蔓性多年草である。
分類体系によってはクサスギカズラ科とされる。
原産地はマダガスカルである。
読み方はアスパラグス・マダガスカリエンシスとするほうが原語には近い。
草丈は30センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期である。
花径1センチに満たない緑白色をした釣鐘形の小さな花をつける。
花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黄橙色になる。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名の madagascariensis は「マダガスカルの」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Asparagus madagascariensis

★存在をほとんど知られぬこの花を
 発信するもまた楽しくて

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インコアナナス

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インコアナナスはパイナップル科インコアナナス属(フリーセア属)の常緑多年草である。
原産地はブラジルである。
熱帯雨林の樹上に着生する。
草丈は15センチから30センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、15枚から20枚くらい生える。
葉の質は薄く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)はつけ根の部分が赤く、先へ向けて黄色、黄緑色と変化する。
苞は長い間鑑賞できる。
開花時期は不定期である。
花は黄色い筒状で、寿命は短い。
花には3枚ずつの外花被片と内花被片があり、内花被片はすぐに落ちる。
和名の由来は花穂の様子をインコの頭にたとえたものである。
属名の Vriesea はオランダの植物学者「ブリーザ(Willem Hendrik de Vriese, 1806-1862)さん」の名からきている。
種小名の carinata は「背骨のある、角張った稜のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Vriesea carinata

★なるほどね原種のほうがよく似てる
 インコ思わすブラジルの花

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クリビア・キルタンシフロラ131008a-l.jpg

クリビア・キルタンティフロラはヒガンバナ科クンシラン属(クリビア属)の常緑多年草である。
受け咲き君子蘭(ウケザキクンシラン:Clivia miniata)と君子蘭(クンシラン:Clivia nobilis)との種間雑種で、前者の影響を強く受けている。
両者ともに原産地は南アフリカのナタール地方である。
和名の君子蘭(クンシラン)はノビリス種を指すが、戦前に渡来して君子蘭(クンシラン)と呼ばれたのは本種のこととする説もある。
読み方はクリビア・キルタンシフロラとするものもある。
草丈は30センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は春を中心に不定期である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、15輪から20輪くらいの筒状の花を垂れ下げる。
花の色は朱色である。
属名の Clivia は19世紀のイギリスの「クライブ家(Clive)」出身の公爵夫人にちなんで名づけられた。
種小名の cyrtanthiflora は「キルタンツス属(Cyrtanthus)に似た花の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Clivia x cyrtanthiflora

★謎秘めて温室に咲く君子蘭
 その正体は果たして如何に

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ウスバシケシダ101002a-l.jpg

薄葉湿気羊歯(ウスバシケシダ)はイワデンダ科オオシケシダ属の多年草である。
分類の仕方によってはメシダ科とされる。
愛知県、岐阜県、和歌山県、九州の宮崎県、鹿児島県に分布し、河川敷や丘陵地の林の縁に生えるシダ植物である。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
2007年版で初登場したもので、発表時は学名も不明であったが2010年に本種と同定された。
葉の柄が長く、20センチから40センチくらいある。
葉は幅の広い披針形(笹の葉のような形)ないし三角形で、先は鋭く尖る。
葉は長さは25センチから40センチくらいで、羽状に切れ込む。
胞子嚢群は半月形で、中筋よりに並んでつく。
属名の Deparia はギリシャ語の「depas(受け皿)」からきている。
種小名の longipes は「longus(長い)+pes(足)」に由来する。「長い柄の」という意味で名づけられた。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Deparia longipes

★ネットではまだ掲載もされてない
 謎の湿気羊歯うまく撮れたよ

ウスバシケシダ101002b-l.jpg

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シュッコンフウセンカズラ131008a-l.jpg

宿根風船葛(シュッコンフウセンカズラ)はムクロジ科フウセンカズラ属の蔓性多年草である。
原産地は中南アメリカである。
現在ではアフリカなどにも分布している。
草丈は2メートルから5メートルくらいまで伸びる。
茎には剛毛が生える。
葉は2-3回3出複葉で、互い違いに生える(互生)。
3出複葉は三つ葉のことで、それが2-3回枝分かれをして1枚の葉となる。
小葉の形は披針形で先が尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は10月から1月くらいである。
葉の脇に花径1センチに満たない白い小さな花をつける。
4弁花で、花はよい香りがする。
花の後に、淡い茶色の風船形の実がなる。
中空のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、風船のように垂れ下がってつく。
なお、葛(かずら)は蔓性植物につけられる名である。
属名の Cardiospermum はギリシャ語の「cardia(心臓)+spermum(種子)」からきている。
種小名の grandiflorum は「大きな花の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Cardiospermum grandiflorum

★小さいがしっかり咲いた白い花
 実がなる頃にまた見に来るよ

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アスパラガス・セタケウス

アスパラガス・セタケウス131008a-l.jpg

アスパラガス・セタケウスはユリ科クサスギカズラ属の蔓性多年草である。
分類体系によってはクサスギカズラ科とされる。
原産地は南アフリカである。
読み方はアスパラグス・セタケウスとするほうが原語には近い。
大緑箒(オオミドリボウキ)という和名があり、観葉植物とされる。
蔓の長さは3メートルから5メートルくらいになる。
葉は退化した糸状の葉状枝(偽葉)である。
開花時期は春から秋である。
花径6、7ミリの緑白色をした釣鐘形の小さな花をつける。
花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと紫黒色になる。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名の setaceus は「剛毛のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った園芸品種のナヌス(Nanus)である。
ナヌスには「小さい」という意味があり、この園芸品種には忍箒(シノブボウキ)という和名もある。
学名:Asparagus setaceus

★茂る葉がもじゃもじゃとしたセタケウス
 シダのようだと人気を呼んで

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マンデビラ・サンデリ

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マンデビラ・サンデリはキョウチクトウ科チリソケイ属(マンデビラ属)の蔓性多年草である。
マンデビラ属はアメリカ合衆国の南西部からアルゼンチンにかけて100種くらいが分布する。
本種の原産地はブラジルである。
蔓の丈は3メートルから4メートルくらいになる。
古い株は木質化する。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は周年である。
花径は8センチくらいあり、花の色はピンクで濃淡がある。
花冠は先で5つに裂け、裂片の先は少しねじれる。
花の真ん中は黄橙色になる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Mandevilla はイギリス人の外交官で造園家の「マンデビル(Henry Mandeville, 1773-1861)さん」の名からきている。
種小名の sanderi はイギリス人の苗木職人「サンダー(Henry Frederick Conrad Sander, 1847-1920)さんの」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Mandevilla sanderi

★ブラジルを故郷とするサンデリの
 ピンクの色は心和ませ

マンデビラ・サンデリ131008b-l.jpg

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アスパラガス・アフリカヌス

アスパラガス・アフリカヌス131008a-l.jpg

アスパラガス・アフリカヌスはユリ科クサスギカズラ属の蔓性常緑低木である。
分類体系によってはクサスギカズラ科とされる。
原産地は南アフリカ、ナミビアである。
読み方はアスパラグス・アフリカヌスとするほうが原語には近い。
英名はブッシュ・アスパラガス(Bush asparagus)という。

蔓の長さは最長12メートルに及ぶ。
葉は退化した糸状の葉状枝(偽葉)である。
自生地での開花時期は春である。
温室では不定期に咲くようである。
花径1センチに満たない緑白色をした釣鐘形の小さな花をつける。
黄色い葯(雄しべの花粉を入れる袋) が目立つ。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すとオレンジ色になる。
種子は鳥によって散布される。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名と変種名の africanus は「アフリカの」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Asparagus africanus var. africanus

★仲間とはどこが違っているのかな
 南ア育ちのアスパラガスは

アスパラガス・アフリカヌス131008b-l.jpg

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マキバブラシノキ090929c-l.jpg

槙葉ブラシの木(マキバブラシノキ)はフトモモ科ブラシノキ属の常緑低木である。
原産地はオーストラリアの東部である。
ニューサウスウェールズ州の海岸近くに分布する。
和名の由来は、ブラシの木(ブラシノキ)の仲間で葉が槙(マキ)に似ることからきている。
学名のカリステモン・リギデュスないしカリステモン・リギドゥスで表示するところもある。
樹高は2メートルから3メートルである。
葉は線形ないし細い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬い革質である。
開花時期は夏から秋である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、ブラシのような花穂をつける。
濃い赤色のブラシの毛のように見えるものは雄しべである。
花弁や萼片は開花後すぐに落ちる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の rigidus は「堅い」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Callistemon rigidus

★葉の形どこが違っているのかな
 比べてみるもまた楽しくて

マキバブラシノキ090929a-l.jpg

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梅擬き(ウメモドキ)

ウメモドキ071020a-l.jpg

これならば目立つだろうと梅擬き

梅擬き(ウメモドキ)はモチノキ科モチノキ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、山地の湿地に生える。
また、庭木とされたり、生け花の花材として利用される。
樹高は2メートルから3メートルである。
枝は細く、よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には小さな尖ったぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
雌雄異株である。
葉の脇に淡い紫色の小さな花をつける。
花弁数は4枚である。
雄花には4本の雄しべがある。
雌花には雌しべと一緒に小さな雄しべが4本ある。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には真っ赤に熟する。
実の色が白いものもあり、白梅擬き(シロウメモドキ)という。
実の鑑賞時期は9月から12月である。
和名の由来は梅に似ているということなのだが、どが似ているかには諸説があるという。
花言葉は「知恵」である。
俳句の季語は秋である。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
花の写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Ilex serrata

★ふと見れば金平糖を見るような
 小花可愛く梅擬咲く

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水韮(ミズニラ)

ミズニラ091004a-l.jpg

水韮(ミズニラ)はミズニラ科ミズニラ属の多年草である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、浅い沼や休耕田などに生えるシダ植物である。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
和名の由来は、水の中に生えて姿が韮(ニラ)に似ているというところからきている。
別名を池韮(イケニラ)ともいう。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
葉は線形で、長さは10センチから50センチくらいである。
葉の断面には4つの角がある円柱形で、先は次第に細くなる。
葉のつけ根の膨らんだところに胞子嚢(胞子をつくる場所)がある。
胞子をつくる時期は6月から11月くらいである。
属名の Isoetes はギリシャ語の「isos(等しい)+etos(年)」からきている。常緑をさす言葉である。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Isoetes japonica

★水中に根づいたシダもあるのかと
 水韮を見る首かしげつつ

ミズニラ091004b-l.jpg

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ナチダイモンジソウ071020a-l.jpg

大文字草(ダイモンジソウ)はユキノシタ科ユキノシタ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の湿った岩場などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンなどにも分布する。
中でも和歌山県の那智地方に分布するものを那智大文字草(ナチダイモンジソウ)と呼ぶことがある。
山野草愛好者の間で流通している名称なので、学名上は大文字草(ダイモンジソウ)と変わりがない。
草丈は10センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は円形で、手のひら状に粗く切れ込む。
葉には長い柄があり、つけ根の部分は心形である。
開花時期は9月から11月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花を疎らにつける。
花弁は5枚で、そのうちの2枚がほかよりも長く「大」の字に似ている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Saxifraga はラテン語の「saxum(石)+frangere(砕く)」からきている。この属のある植物が尿の結石を溶かす作用があると考えられたことから名づけられた。
種小名の fortunei はイギリス人の植物学者「フォーチュン(Robert Fortune, 1812-1880)さんの」という意味である。インドや中国の植物を多数収集した。
変種名の alpina は「高山に生える」という意味である。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Saxifraga fortunei var. alpina

★那智の地の岩肌にぺたりへばりつき
 花を咲かせる姿を思い

ナチダイモンジソウ071020d-l.jpg

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榧(カヤ)

カヤ081019a-l.jpg

榧(カヤ)はイチイ科カヤ属の常緑高木である。
本州の宮城県から九州にかけて分布する針葉樹である。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では軽度懸念(LC)に指定されている。
樹高は20メートルから35メートルくらいである。
樹皮は灰褐色ないし褐色で、縦に裂ける。
葉は線形で、枝に螺旋状につく。
葉の断面は扁平だが、先は鋭く尖る。
葉の表面は濃い緑色で艶がある。
葉の質は革質で硬い。
開花時期は4月から5月である。
雌雄同株である。
雄花は長さ1センチくらいの楕円形で、前年に出た葉のつけ根につく。
雌花は新しい葉のつけ根に2個つく。
種子は緑色の厚い仮種皮に包まれ、翌年の秋に紫褐色に熟する。
材は碁盤や将棋盤の材料となることで知られる。
属名の Torreya はアメリカ人の植物学者「トレイ(John Torrey, 1796-1873)さん」の名からきている。
種小名の nucifera は「堅果を持った」という意味である。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Torreya nucifera

★名前だけ薄っすら記憶に残るけど
 これが榧の木尖った葉っぱ

カヤ081019b-l.jpg

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蔓葦(ツルヨシ)

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蔓葦(ツルヨシ)はイネ科ヨシ属の多年草である。
本州から沖縄にかけて分布し、河川の上流域から中流域にかけての砂地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ウスリー地方などにも分布する。
近縁種の葦(ヨシ)とよく似ているが、地上茎(ランナー)が地を這って伸びる点が異なる。
草丈は150センチから200センチくらいである。
葉は灰色を帯びた線形で、互い違いに生える(互生)。
葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)は紫色を帯びる。
開花時期は8月から10月である。
長さ30センチくらいの円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出して紫褐色の小穂をつける。
属名の Phragmites はギリシャ語の「phragma(垣根)」からきている。垣根のように生えることから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は10月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Phragmites japonica

★逞しい力で地を這う蔓葦は
 速い流れもものともせずに

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長芋(ナガイモ)

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長芋(ナガイモ)はヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草である。
原産地は中国である。
日本へは17世紀以前に渡来した。
日本各地で食用として栽培され、また山林に帰化している。
蔓は3メートルから5メートルくらいに伸びる。
葉は長い心臓形で、向かい合って生える(対生)。
雌雄異株である。
夏に葉の脇に花序を出す。
雄花序は直立し、小さな白い花をたくさんつける。
雌花序は淡い緑色で、垂れ下がる。
秋に葉の脇に珠芽(むかご)をつける。
根茎は長い円筒状で、1メートルに達するものもある。
北海道や青森県などで栽培されている。
また、根茎を乾燥させたものを生薬で山薬(さんやく)といい、滋養、止瀉、去痰などの作用がある。
なお、自然薯の名で知られる山芋(ヤマノイモ:Dioscorea japonica)は植物学的には種が異なるが、両者の呼び名には混乱もある。
属名の Dioscorea はギリシャの医師で植物学者だった「ディオスコリデス(Pedanius Dioscorides, 40-90AD)」の名からきている。
種小名の batatas は南アメリカの現地語で「イモ」を意味する。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dioscorea batatas

★長芋はこんな姿をしてるんだ
 思い描けぬ地上の姿

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瓢箪(ヒョウタン)

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瓢箪(ヒョウタン)はウリ科ユウガオ属の蔓性一年草である。
原産地はアフリカないしアジアの熱帯地方だと考えられている。
南アメリカでは紀元前1万年以上前から栽培されていた。
日本でも、縄文前期の遺跡から見つかっており、『日本書紀』にも瓢(ひさご)の名で記述がある。
夕顔(ユウガオ)の近縁種で、茎は他物に絡んで伸びる。
蔓の長さは放置すれば10メートルにもなる。
葉は心臓形で、手のひら状に浅く裂ける。
開花時期は7月くらいである。
雌雄同株である。
花径5、6センチの白い5弁花をつける。
花は夕方咲き始め、朝になると萎んでしまう。
結実期は8月から9月くらいである。
実は普通中央部にくびれがあるが、そうでないものもある。
果肉には食中毒の原因となる物質を含み有毒である。
花言葉は「繁栄」である。

属名の Lagenaria はラテン語の「lagenos(瓶)」からきている。実の形から名づけられた。
種小名と変種名の siceraria は「酩酊する」という意味である。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lagenaria siceraria var. siceraria

★ぶら下がる果実の姿面白く
 見上げる口はあんぐり開き

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白樫(シラカシ)

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白樫(シラカシ)はブナ科コナラ属の常緑高木である。
本州の福島県から九州にかけて分布し、低地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は20メートル以上になる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚く、上部の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は艶があって濃い緑色をしており、裏面は淡い緑色である。
開花時期は5月である。
雄花は黄褐色の尾状花序を下に垂らし、雌花は直立する。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、下部は浅いお碗形の殻斗(はかま)に包まれる。
和名の由来は材が白いことからきている。
材は器具材や建築材とされる。
樹皮は黒い。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の myrsinifolia はヤブコウジ科の「タイミンタチバナ属(Myrsine)のような葉の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Quercus myrsinifolia

★滑らかな樹皮に手のひら当ててみる
 白樫の木の梢は高く

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伽羅木(キャラボク)

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伽羅木(キャラボク)はイチイ科イチイ属の常緑低木である。
分類上は、一位(イチイ)の変種とされている。
本州の東北地方から中国地方にかけて日本海側に分布し、亜高山の風衝地などに生える矮性種である。
庭園樹として広く植栽される。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
和名の由来は、材が、香木の伽羅(きゃら)に似ることからきている。
樹高は50センチから200センチくらいである。
幹は地上を横に這う。
葉は線形で、螺旋状に互い違いに生える(互生)。
基本種のほうは葉が2列に並んでつく。
葉の先は尖るが、触れても痛くはない。
開花時期は3月から4月くらいである。
雌雄異株である。
花の色は淡い紅色である。
実の成熟期9月から10月くらいである。
基本種と同様に実は赤く熟し、果肉(仮種皮)は食べられる。
ただし、種子は有毒である。
属名の Taxus はギリシャ語の「taxos(ヨーロッパイチイ)」からきている。
種小名の cuspidata は「急に尖った」という意味である。
変種名の nana は「小さい」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Taxus cuspidata var. nana

★風に耐え群落をなす伽羅木も
 生垣とされお澄まし顔で

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蔦(ツタ)

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粉をふく蔦の実見つけ笑みの漏れ

蔦(ツタ)はブドウ科ツタ属の落葉蔓性木本である。
別名を夏蔦(ナツヅタ)ともいう。
北海道から九州にかけて分布し、山野の岩や木に着生する。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
また、建物の外壁を覆わせて装飾として利用される。
草丈は5?20メートルくらいである。
葉は切れ込みのないものや手のひら状に裂けるもの、3出複葉になるものなどいろいろである。
巻きひげは先が吸盤になっているので、壁面でもよじ登ることができる。
開花時期は6?7月である。
葉の脇に黄緑色の小さな花をつける。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、黒紫色に熟する。
実の表面には白い粉をふく。
秋には紅葉をする。
花言葉は「誠実」「結婚」である。
俳句では「蔦若葉」が春の季語、「青蔦」が夏の季語、「蔦」や「蔦紅葉」が秋の季語、「枯蔦」が冬の季語である。
属名の Parthenocissus はギリシャ語の「parthenos(処女)+cissos(ツタ)」からきている。
種小名の tricuspidata は「三尖頭の」という意味である。
写真は10月に向島百花園で撮った。
紅葉は10月に北大植物園で撮った。
学名:Parthenocissus tricuspidata

★蔦の葉も花咲き黒い実つけること
 当然ながら少し驚き

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児の手柏(コノテガシワ)

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児の手柏(コノテガシワ)はヒノキ科コノテガシワ属の常緑高木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代の中期に渡来した。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では準絶滅危惧(NT)に指定されている。
和名の由来は、子どもが手を上げる様子に似ていることからきている。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
ただし、いま庭木や公園木として植えられているものは、千手(センジュ:'Compacta')という矮性の園芸品種である。
こちらの樹高は1メートルから5メートルくらいである。
枝は密に出て幹は直立する。
葉は鱗状で、密に向かい合って生える(対生)。
葉の表と裏ははっきりしない。
雌雄同株である。
開花時期は3月から4月である。
雄花は茶褐色で楕円形をしている。
雌花は淡い紫色で球形である。
球果(マツカサ)は卵球形で、紫褐色に熟する。
属名の Platycladus はギリシャ語の「platys(広い)+klados(枝)」からきている。
種小名の orientalis は「東方の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った「千手」である。
学名:Platycladus orientalis

★美しい樹形にほうと息を飲む
 コニファーらしい姿に惚れて

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椹(サワラ)

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椹(サワラ)はヒノキ科ヒノキ属の常緑高木である。
日本固有種である。
本州の岩手県から九州にかけて分布する針葉樹である。
見た目は檜(ヒノキ)とよく似ている。
和名の由来は、古語「爽らか(さわらか)」からきており、檜(ヒノキ)に比べてすっきりしているという意味でこう呼ばれたとされる。
材が柔らかいため柱などには用いられないが、水湿に強いので桶や柄杓の材料とされる。
樹高は30メートルから40メートルである。
樹皮は紅褐色で縦に裂け目が入る。
葉は鱗状で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は本種のほうが尖る。
また、枝につく上下の葉の大きさが変わらない。
雌雄同株で、開花時期は4月である。
果期は9月から10月で、球果である。
属名の Chamaecyparis はギリシャ語の「chamai(小さい)+kyparissos(イトスギ)」からきている。果実がイトスギより小さいので名づけられた。
種小名の pisifera は「エンドウ属(Pisum)をもった」という意味である。
写真は10月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Chamaecyparis pisifera

★片仮名で見れば魚と思うかな
 椹と檜よく似た木だよ

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隠蓑(カクレミノ)

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隠蓑(カクレミノ)はウコギ科カクレミノ属の常緑小高木である。
本州の関東地方南部から沖縄にかけて分布し、山地や林の中に生える。
また、庭木とされる。
海外では、朝鮮半島や台湾にも分布する。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
葉の形に変化が多いのが特徴である。
若木では3つから5つに裂けるが、成長するにつれて切れ込みは浅くなり、成木では縁にぎざぎざのない(全縁)楕円形の葉となる。
全縁の葉がつくくらい成長すると、花をつけ実を結ぶようになる。
開花時期は7月から8月である。
球状になった散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、緑色の花を咲かせる。
花びらは通常は5枚だが6枚のこともある。
花の後にできる実は肉質で液汁が多い実)で、冬に黒紫色に熟する。
和名の由来は、葉の形を雨具の蓑に見立てたという説と、天狗が持つ「隠れ蓑」に見立てたという説がある。
属名の Dendropanax はギリシャ語の「dendron(樹)+ Panax(ウコギ科ニンジン属)」からきている。
種小名の trifidus は「3つに分かれた」という意味である。
写真は10月に市川市万葉植物園で撮った。
紅葉は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Dendropanax trifidus

★ユニークな名前もらった隠蓑
 葉っぱの形くるくる変えて

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珊瑚樹(サンゴジュ)

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珊瑚樹(サンゴジュ)はスイカズラ科ガマズミ属の常緑高木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、海岸に近い林の中などに生える。
また、公園樹や生垣として利用される。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国南部、フィリピン、インドシナ半島などにも分布する。
樹高は5メートルから15メートルくらいである。
和名の由来は、果実の赤く熟した様子を珊瑚にたとえたものである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚く艶がある。
開花時期は6月から7月である。
枝先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、花径2ミリから5ミリくらいの白い小さな花をたくさんつける。
花冠は短い筒状で先が5つに裂ける。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと赤くなる。
花言葉は「負けず嫌い」である。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の odoratissimum は「非常によい香りのする」という意味である。
種小名の awabuki は日本名の「泡吹(アワブキ:Meliosma myriantha)」のことである。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Viburnum odoratissimum var. awabuki

★珊瑚樹の名前はどこか南国風
 だけど国産不思議な気分

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エアーポテト

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エアーポテト(air potato)はヤマノイモ科ヤマノイモ属の蔓性多年草である。
原産地はアフリカ、アジアである。
日本にも分布する苦何首烏(ニガカシュウ)と学名上は同一である。
直径10センチもある巨大なムカゴが空中にぶら下がるのが特徴である。
その形態から宇宙芋(ウチュウイモ)という流通名もつけられている。
ムカゴは食用になる。
蔓は長さが20メートルにもなり、エアーカーテンとしても利用されている。
葉は円心形である。
地植えにし、支柱にからませて栽培する。
開花時期は8月から9月である。
雌雄異株で、花は目立たない。
ムカゴの収穫時期は10月から11月である。
属名の Dioscorea はギリシャの医師で植物学者だった「ディオスコリデス(Pedanius Dioscorides, 40-90AD)」の名からきている。
種小名の bulbifera は「鱗茎のある」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dioscorea bulbifera

★ぷっくりと膨らんだ芋ぶら下げて
 エアーポテトは目を奪うよう

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ティンネア・バルバタ

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ティンネア・バルバタはシソ科ティンネア属の常緑低木である。
属名の読み方は「ティネア」とするものもある。
原産地は南アフリカである。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
ただし、普通は1メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
自生地での開花時期は夏である。
温室ではほぼ周年開花をするようである。
葉の脇に花径2センチくらいの濃い紫色をした唇形の花をつける。
3つに裂ける下唇の幅が広く大きい。
萼筒は緑色である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Tinnea は南アフリカの植物調査に協力したオランダの「ティンネ家(Henrietta Tinne and her two daughters, 1800's)」の名からきている。
種小名の barbata は「ひげの生えた、芒ある」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Tinnea barbata

★目の覚める紫の色美しい
 花は膨らみ彫刻のよう

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白だも(シロダモ)

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白だも(シロダモ)はクスノキ科シロダモ属の常緑高木である。
本州の東北地方南部から沖縄にかけて分布し、低山や山地の林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国にも分布する。
樹高は10メートルから15メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色である。
葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の表面は濃い緑色、裏面は灰白色をしている。
和名の由来は、葉裏の白い「たもの木」(戸練子のこと)ということで名づけられた。
開花時期は10月から11月である。
雌雄異株である。
葉の脇に散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、黄褐色の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、翌年の秋に赤く熟する。
材は細工物に用いられる。
また、かつては種子が灯油や蝋の原料として利用された。
属名の Neolitsea はギリシャ語の「neos(新しい)+Litsea(ハマビワ属)」からきている。
種小名の sericea は「絹糸状の」という意味である。若葉の頃の特徴を表している。
写真は10月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Neolitsea sericea

★一年の時間をかけて実らせた
 白だもの実てかてか光り

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三葉通草(ミツバアケビ)

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三葉通草(ミツバアケビ)はアケビ科アケビ属の落葉蔓性木本である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、中国にも分布する。
蔓の長さは5メートルから10メートルくらいになる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁には波状の大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。
表面は濃い緑色、裏面は淡い緑色をしている。
開花時期は4月から5月である。
雌雄同株である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下げて、濃い紫色の花をつける。
花序の先端に小さな雄花がたくさんつき、つけ根に大きな雌花が1個から3個つく。
花には花弁はなく、花弁状の蕚片が3枚ある。
花の後にできる実は長い楕円形の裂開果で、熟すると割れて中の果肉が見えるようになる。
これを「開け実」と呼んだものが和名の由来とされるが、他にも説がある。
白い中身は食べられる。
蔓の部分は利尿作用があり、木通(もくつう)の名で生薬として用いる。
また、籠などの細工物に用いられる。
「三葉」は近縁種の通草(アケビ)が小葉5枚構成なのと対比して3出複葉であることからつけられた名である。
属名の Akebia は日本語名の「アケビ」からきている。
種小名の trifoliata は「三葉の」という意味である。
写真は10月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Akebia trifoliata

★じっくりと時間をかけて実るんだ
 たどりついたよ渋い紫

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ハナコミカンボク101002a-l.jpg

花小蜜柑木(ハナコミカンボク)はトウダイグサ科コミカンソウ属の常緑小低木である。
分類体系によってはコミカンソウ科とされる。
沖縄本島の恩納村だけに分布し、石灰岩地に生える。
海外では中国の南部にも分布するが、両者は独立種との見解もある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
樹高は20センチから40センチくらいである。
幹はつけ根の部分からよく枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は長さが1センチくらいで先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期はほぼ周年である。
葉の脇から暗い赤色の花を下垂させる。
花の後にできる実は扁球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Phyllanthus はギリシャ語の「phullon(葉)+ anthos(花)」からきている。葉状に広がった枝に花がつくことから名づけられた。
種小名の liukiuensis は「琉球の」という意味である。
写真は10月にさくば植物園で撮った。
学名:Phyllanthus liukiuensis(Phyllanthus leptoclados)

★沖縄の石灰岩地に細々と
 命をつなぐ花小蜜柑木は

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コウトウシュウカイドウ080831c-l.jpg

紅頭秋海棠(コウトウシュウカイドウ)はシュウカイドウ科シュウカイドウ属の常緑多年草である。
八重山諸島に分布し、山地の渓流沿いややや湿った林の中などに生える。
海外では、台湾、フィリピンにも分布する。
「紅頭」は台湾にある発見地の旧島名である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は40センチから80センチくらいである。
根茎が這って広がる。
葉は腎形で長い柄があり、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から10月くらいである。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い花をつける。
花びら(花被片)は4枚で、外側の大きな2枚が萼片、内側の小さな2枚が花弁である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でサントドミンゴ島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。
種小名の fenicis は地名由来のようだがはっきりしない。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Begonia fenicis

★温室の回廊下にほの見える
 小さな花にピント合わせて

コウトウシュウカイドウ080831d-l.jpg

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コウシュンウマノスズクサ101002a-l.jpg

恒春馬の鈴草(コウシュンウマノスズクサ)はウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性多年草である。
沖縄県の宮古諸島と魚釣島にのみ分布し、林の縁などに生える。
海外では、台湾、中国、フィリピン、インドネシアなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名の由来は、恒春(台湾の地名)に産し、葉の形が馬面に似ており、実が馬の首にかける鈴に似ていることからきている。
本州の関東地方から沖縄にかけて近縁種の馬の鈴草(ウマノスズクサ)が分布する。
蔓の長さは5メートルくらいになる。
全体に毛は生えていない。
葉は長いハート形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先はやや鋭く尖り、つけ根の部分は心形である。
葉の質は薄い革質で艶がある。
開花時期は7月から9月くらいである。
ラッパ状をした暗い紫色の花筒(萼)を横向きにつける。
花弁はなく、3枚の萼が合生して筒状になっている。
花のつけ根の部分は球形の子房になっている。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草にアルカイドを含み有毒である。
属名の Aristolochia はギリシャ語の「aristos(最良)+lochia(出産)」からきている。曲がった花の形が胎内の胎児を連想させ、またつけ根の部分の膨らみが子宮を連想させるところから、出産を助ける力を持つと考えられた。
種小名の zollingeriana はスイス人の植物学者「ツォーリンゲル(Heinrich Zollinger, 1818-1859)さんに関連した」という意味である。ジャワにあるオランダの東インド会社に派遣された。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Aristolochia zollingeriana(syn. Aristolochia tubiflora)

★南方を思わす地名に夢踊る
 自然の中に花咲く姿

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