南国田字草(ナンゴクデンジソウ)

ナンゴクデンジソウ081005b-l.jpg

南国田字草(ナンゴクデンジソウ)はデンジソウ科デンジソウ属の多年草である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、池沼や水路、水田などに生えるシダ植物である。
海外では、台湾、中国南部、フィリピン、マレーシア、インドネシアなどにも分布する。
和名の由来は、4枚の葉が放射状に広がる形を「田」の字に見立てたものである。
日本には近縁種の田字草(デンジソウ)も生育している。
農薬の影響などで個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「?A類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
また、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
生育期間は4月から10月くらいである。
水中の泥の中に根をはる。
根茎は細くて軟らかく、枝分かれをして伸びる。
浮葉植物で、4枚の小葉が水面に浮かぶ。
水が引けば茎は立ち上がる。
田字草(デンジソウ)との違いは、胞子嚢が入ったカプセルである「胞子嚢果」のつく位置が異なるということである。
属名の Marsilea はイタリアの自然科学者「マルシリ(Luigi Ferdinando Marsigli, 1658-1730)さん」の名からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Marsilea crenata

★よくつけた名前おかしい田字草
 数を減らして保護されながら

ナンゴクデンジソウ081005a-l.jpg

COPYRIGHT © 2013 龍&華凛 ALL RIGHTS RESERVED

植物図鑑

花図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル


このブログ記事について

このページは、が2013年9月 2日 12:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ヨーロッパ葡萄(ヨーロッパブドウ)」です。

次のブログ記事は「寒枯藺(カンガレイ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.7