2013年7月アーカイブ

深山鍬形(ミヤマクワガタ)

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深山鍬形(ミヤマクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
日本固有種である。
本州の東北地方から中国地方にかけて分布し、亜高山や高山の岩場に生える。
基本種は北海道に分布する菊葉鍬形(キクバクワガタ)で、その亜種とされている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は直立し、粗い毛が生える。
根際から生える葉は長い楕円形で、ロゼット状となる。
葉の先は尖り、縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉に毛は生えていない。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に花径7ミリから9ミリくらいの淡い青紫色ないし紅紫色をした小さな花を10輪から20輪くらいつける。
花冠は深く4つに裂け、2本の雄しべと1本の雌しべが花から長く突き出る
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、深山(奥深い山)に生え、実につく萼が兜飾りの鍬形に似ていることからきている。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の schmidtiana はドイツ人の植物学者でサハリンの研究をした「シュミット(Friedrich Schmidt, 1832-1908)さんの」という意味である。
亜種名の senanensis は「信州の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
北岳産の表示があり、赤味が強い。
学名:Veronica schmidtiana subsp. senanensis(=Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanense)

★地域ごと名前を変える鍬形草
 これでいくつの花を撮ったか

ミヤマクワガタ100429b-l.jpg

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ニコチアナ・ラングスドルフィー060729b-l.jpg

ニコチアナ・ラングスドルフィーはナス科タバコ属の多年草である。
原産地はブラジル、アルゼンチン、パラグアイである。
園芸的には一年草として扱われる。
イギリスなどで観賞用に栽培されている。
草丈は70センチから120センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色をした3センチくらいの筒形の花をたくさんつける。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草が有毒なので注意が必要である。
属名の Nicotiana はフランスの外交官「ジャン・ニコ(Jean Nicot, 1530-1600)さん」の名からきている。初めてタバコの種子をフランスにもたらしたことから名づけられた。
種小名の langsdorffii はロシアのリオデジャネイロ領事「ラングスドルフ(G. I. Langsdorf, 1800's)さんの」という意味である。1820年代にブラジル内部の地域の探検計画を立てた。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Nicotiana langsdorfii

★筒形の小さな花が可愛いよ
 咲いているかといぶかるほどだ

ニコチアナ・ラングスドルフィー060729a-l.jpg

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縮緬紫蘇(チリメンジソ)

チリメンジソ060729b-l.jpg

縮緬紫蘇(チリメンジソ)はシソ科シソ属の一年草である。
原産地は中国の南部である。
日本へは縄文時代に渡来していたと言われる。
畑で栽培されるほか、逸出して野生化したものも見かける。
北海道のブルーリストでは紫蘇(シソ)がBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
茎は直立し、断面は四角形である。
葉は広めの卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には長い柄があって先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面ともに暗い紫色で、皺があり縮れる。
開花時期は8月から9月である。
枝先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色の小さな花を密につける。
花は筒状の唇形で、下唇は3つに裂け、真ん中のものが一番大きく、さらに2つに裂ける。
葉は生薬で紫蘇葉(しそよう)といい、殺菌、防腐、解熱、解毒作用がある。
種子は紫蘇子(しそし)といい、鎮咳・去痰の薬効がある。
属名の Perilla はインドでの現地語からきている。
種小名の frutescens は「低木状の」という意味である。
変種名と品種名の crispa は「縮れた」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Perilla frutescens var. crispa f. crispa

★縮緬の名前そのまま葉は縮れ
 酸っぱそうだね美味しそうだ

チリメンジソ060729c-l.jpg

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グロリオサ・スペルバ

グロリオサ・スペルバ090704a-l.jpg

グロリオサ・スペルバはユリ科キツネユリ属(グロリオサ属)の多年草である。
分類体系によってはイヌサフラン科とされる。
グロリオサ属は1属1種である。
原産地はアフリカの西部で、半蔓性の球根植物である。
和名は百合車(ユリグルマ)といい、狐百合(キツネユリ)の別名がある。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は幅の広い線形で大きい。
開花時期は6月から9月くらいである。
1本の花茎に10輪くらいの花をつける。
花被片は6枚で、長さが10センチくらいある。
色は紅色で、つけ根の部分と縁に黄色の覆輪が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に有毒アルカロイドのコルヒチンを含む。
属名の Gloriosa はラテン語の「gloriosus(見事な)」からきている。
種小名の superba は「気高い」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Gloriosa superba

★色合いも花の姿も変わってる
 面白いよねアフリカの花

グロリオサ・スペルバ090704d-l.jpg

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天狗鍬形(テングクワガタ)

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天狗鍬形(テングクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地や亜高山の湿った草地や林の縁などに生える。
海外では、北半球の亜寒帯に広く分布する。
和名の由来は、長い雄しべを天狗の鼻にたとえたものである。
「鍬形」の名は、実につく萼を兜飾りの鍬形にたとえたものである。
別名を這い鍬形(ハイクワガタ)という。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎の下部は地を這って広がる。
葉は長さ7ミリから15ミリくらいの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄はなく、葉の先は丸い。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)はほとんどない。
上部の葉は互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
茎の上部に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5ミリから7ミリくらいの淡い青紫色の花を疎らにつける。
花冠は4つに裂けて皿形に開く。
下の1枚の裂片がやや小さく、色も薄い。
花冠の内側には濃い紫色の筋が入る。
萼片は4枚、雄しべは2本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の serpyllifolia は「イブキジャコウソウのような葉の」という意味である。
亜種名の humifusa は「地面に広がった」という意味である。
写真は6月に上高地で撮った。
学名:Veronica serpyllifolia subsp. humifusa

★縦縞の花の模様がチャーミング
 小さいけれど天狗鍬形

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エゾノギシギシ100617c-l.jpg

蝦夷の羊蹄(エゾノギシギシ)はタデ科ギシギシ属の多年草である。
羊蹄(ギシギシ)は在来種だが、蝦夷の羊蹄(エゾノギシギシ)はヨーロッパ原産の帰化植物である。
かつては北海道に多かったのが、和名の由来である。
明治時代の中期に渡来したものと推定されており、1909年に北海道で帰化が確認された。
今では沖縄を含む全国各地に分布し、空き地や道端などに生える。
環境省によって要注意外来生物に指定されている。
また、北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。
草丈は60センチから130センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、細長い楕円形で30センチくらいの長さがあり大きい。
羊蹄(ギシギシ)よりも葉の幅が広いことから広葉羊蹄(ヒロハギシギシ)の別名もある。
中央脈がかなり赤味を帯びるのも特徴である。
縁は細かく波打つ。
茎につく葉は柄が短く、先が尖る。
開花時期は5月から7月である。
花穂は黄褐色で、目立たない花をつける。
羊蹄(ギシギシ)の花は緑色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
9月ころに花穂が茶色になって種子ができる。
属名の Rumex はラテン語の「rumex(槍の1種)」からきている。スイバの葉の形をたとえたものである。
種小名の obtusifolius は「先が鈍形の葉を持った」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
3枚目は9月に北大植物園で撮った。
学名:Rumex obtusifolius

★花の穂を焦げ茶に染めて秋迎え
 蝦夷羊蹄特異な姿

エゾノギシギシ100617b-l.jpg

エゾノギシギシ060902b-l.jpg

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クリオネミミカキグサ100501c-l.jpg

クリオネ耳掻き草(クリオネミミカキグサ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。
中国の南西部(浙江省や江西省)に分布し、湿地に生える食虫植物である。
表記の名は流通名である。
花の様子がクリオネに似ることから名づけられた。
学名のウトリクラリア・ワルブルギーで表示するものもある。
草丈は5センチから20センチくらいである。
開花時期は春である。
温度が合えば周年開花をする。
花径は8ミリくらいで青く、下唇のつけ根に触角のような突起がある。
花茎のつけ根にある補虫嚢で小動物を捕まえる。
属名の Utricularia は「utriculus(小気胞)」からきている。小さい捕虫嚢のあるという意味。
種小名の warburgii はドイツの植物学者「ワールブルク(Otto Warburg, 1859-1938)さんの」という意味である。
写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Utricularia warburgii

★クリオネの名前もらった耳掻き草
 時の流れに漂うように

クリオネミミカキグサ100501b-l.jpg

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山鍬形(ヤマクワガタ)

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山鍬形(ヤマクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
日本固有種である。

本州の関東地方の北部から中部地方にかけて分布し、亜高山や高山のやや湿った林の中に生える。
草丈は5センチから15センチくらいである。
茎は根元で枝分かれし、地を這って横に広がる。
茎に開出(立ち上がるようにつくこと)毛が生える。
葉は長さ1センチから3センチくらいの卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
近縁種の鍬形草(クワガタソウ)のほうが鋸歯は大きい。
葉の表面には毛が多い。
開花時期は6月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径は1センチくらいの淡い紅紫色の花を疎らにつける。
花冠は4つに裂けて皿形に開き、内側には濃い色の筋が入る。
萼片も4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、山に生える「鍬形草」という意味である。
「鍬形草」の由来は、さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)につく萼を兜の鍬形に見立てたものである。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の japonensis は「日本の」という意味である。
写真は6月に上高地で撮った。
学名:Veronica japonensis

★目に留まる花の姿にはっとして
 息を殺してレンズを向けて

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睡蓮木(スイレンボク)

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睡蓮木(スイレンボク)はシナノキ科ウオトリギ属(グレウイア属)の常緑低木である。
分類体系によってはアオイ科とされる。
原産地は南アフリカやジンバブエ、モザンビークである。
なお、表記の名は園芸名である。
花の形が睡蓮(スイレン)に似ているところから名づけられた。
学名のグレウイア・オクキデンタリスや、シノニムのグレウイア・カフラで表示するものもある。
英名はラベンダー・スターフラワー(lavender starflower)である。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互生(互い違いに生える)。
葉の先は尖らず、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は濃い緑色で艶がある。
開花時期は6月から9月くらいである。
桃色または黄色の花を咲かせる。
花弁5枚だが、5枚の萼片もよく発達していて、10枚の花弁が放射状に開いているように見える。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Grewia はイギリスの植物学者「グルー(Nehemiah Grew, 1641-1712)さん」の名からきている。
種小名の occidentalis は「西方の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Grewia occidentalis(=Grewia caffra)

★睡蓮と見紛う花を樹の上に
 咲かせ神秘のムード豊かに

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根引き草(ネビキグサ)

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根引き草(ネビキグサ)はカヤツリグサ科アンペライ属(ネビキグサ属)の多年草である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、湿地に生える。
海外では、中国、ベトナム、マレーシア、インドネシア、オーストラリア、インドなどにも分布する。
和名の由来は、根を長く伸ばして株が抜きやすいことからきている。
別名をアンペラ藺(アンペライ)という。
妙な名だが、ポルトガル語の「Ampero(敷物、むしろ)」を語源とするという。
草丈は60センチから120センチくらいの大形植物である。
根際から生える葉は扁平な円柱形で、直立する。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎の上部に数個の花序をつくり、茶褐色の小穂をつける。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Machaerina はギリシャ語の「machaira(刀)」からきている。
種小名の rubiginosa は「赤錆色の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Machaerina rubiginosa

★これ何と興味をそそるアンペラ藺
 由来調べて思いめぐらし

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ホソバノキクバクワガタ070430a-l.jpg

細葉の菊葉鍬形(ホソバノキクバクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北方領土を含む北海道に分布し、知床半島や南千島の高山に生える。
分類上は菊葉鍬形(キクバクワガタ)の品種の1つとされる。
基本種に比べて葉が細く切れ込み、花は色の濃い大輪である。
「鍬形」の由来は、実につく萼を兜飾りの鍬形にたとえたものである。
「菊葉」は文字通り「菊の葉」に似るという意味である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は卵形で羽状に深く切れ込み、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青紫色の花をたくさんつける。
花冠は深く4つに裂けて横に開き、皿のような形になる。
上部の裂片には縦に筋が入る。
2本の雄しべと1本の雌しべの花柱が花から突き出す。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の schmidtiana はドイツ人の植物学者でサハリンの研究をした「シュミット(Friedrich Schmidt, 1832-1908)さんの」という意味である。
品種名の lineariloba は「直線状の裂片のある」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Veronica schmidtiana subsp. schmidtiana f. lineariloba(=Pseudolysimachion schmidtianum subsp. schmidtianum f. linearilobum)

★知床の山奥深く咲くという
 鍬形の花瑠璃も色濃く

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菊葉鍬形(キクバクワガタ)

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菊葉鍬形(キクバクワガタ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属(ルリトラノオ属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北方領土を含む北海道に分布し、高山の礫地、海岸近くの岩場や砂地に生える。
海外ではサハリンにも分布する
草丈は10センチから25センチくらいである。
葉は卵形で羽状に深く裂け、向かい合って生える(対生)。
葉には軟毛が生え、白っぽく見える。
開花時期は6月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花を10輪から30輪くらいつける。
花径は1センチくらいである。
花冠は花びらのように4つに裂ける。
1本の雌しべと2本の雄しべが長く突き出る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の schmidtiana はドイツ人の植物学者でサハリンの研究をした「シュミット(Friedrich Schmidt, 1832-1908)さんの」という意味である。
「鍬形」の由来は、実につく萼を兜飾りの鍬形にたとえたものである。
「菊葉」は文字通り「菊の葉」に似るという意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Veronica schmidtiana subsp. schmidtiana(=Pseudolysimachion schmidtianum subsp. schmidtianum)

★遥かなる北の大地に咲く花が
 ここにあるかと鉢を眺めて

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羊蹄(ギシギシ)

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羊蹄の花に背筋がもぞもぞと

羊蹄(ギシギシ)はタデ科ギシギシ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、野原、空き地、湿地などに生える。
海外では朝鮮半島、中国、サハリン、カムチャツカなどにも分布する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形である。
開花時期は6月から7月である。
蕎麦(ソバ)に似た緑色の花を鈴なりにつける。
花被片は6枚である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
実は緑色から褐色になる。
根は生薬で羊蹄根(ようていこん)といい、皮膚病などに効く。
帰化種に長葉洋蹄(ナガバギシギシ)や荒地洋蹄(アレチギシギシ)がなどがあり、見分けるのはむずかしいという。
俳句では「羊蹄の花」が夏の季語である。
属名の Rumex はラテン語の「rumex(槍の1種)」からきている。スイバの葉の形をたとえたものである。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Rumex japonicus

★羊蹄の花に背筋がもぞもぞと
 酸っぱいのやらほろ苦いやら

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ゴルドニア・ラシアンツス

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ゴルドニア・ラシアンツスはツバキ科タイワンツバキ属(ゴルドニア属)の常緑高木である。
種小名の読み方は「ラシアントゥス」や「ラシアンサス」とするものもある。
原産地は北アメリカである。
合衆国南部の沿岸地域に分布し、湿地に生える。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
葉は長さ10センチから15センチくらいの楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は7月から9月くらいである。
花径が7、8センチある白い5弁花で見栄えがする。
夏椿(ナツツバキ)の花を大きくしたような感じである。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Gordonia はイギリスの園芸家「ゴードン(James Gordon, 1708-1781)さん」の名からきている。
種小名の lasianthus は「長い軟毛のある花の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Gordonia lasianthus

★夏の陽を浴びて煌く大輪は
 涼はここにと手招きをして

ゴルドニア・ラシアントゥス080720b-l.jpg

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水砥草(ミズドクサ)

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水砥草(ミズドクサ)はトクサ科トクサ属の常緑多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、湿原や沼地などの水中に生えるシダ植物である。
海外では、北半球の温帯に広く分布する。
別名を水杉菜(ミズスギナ)という。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎の内部は中空である。
枝分かれはほとんどせず、しても短い。
6月から7月に胞子嚢を出す。
属名の Equisetum はラテン語の「equus(馬)+saeta(刺毛)」からきている。細い枝を段々に輪生するスギナの形を馬の尾にたとえて名づけられた。
種小名の fluviatile は「川辺の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Equisetum fluviatile

★水の中大好きなのと水砥草
 ざらつく肌の中は空っぽ

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セイヨウキンミズヒキ070623b-l.jpg

西洋金水引(セイヨウキンミズヒキ)はバラ科キンミズヒキ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
イギリスを含めて広く分布し、草地や荒れ地に生える。
英名はアグリモニー(agrimony)という。
全草にアプリコットのような甘い香りがある。
古代ギリシャの時代から薬草として利用されてきた。
打ち身や切り傷の薬となるほか、消化促進などの薬効もある。
草丈は40センチから60センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から9月である。
枝先に細長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をつける。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Agrimonia はギリシャ語の「argemone(アザミゲシ属)」からきている。棘が多くて似ているためだが、転用する際に綴りを間違えたという。
種小名の eupatoria は「良き父」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Agrimonia eupatoria

★なるほどね金水引の仲間なの
 似ている花がヨーロッパにも

セイヨウキンミズヒキ070623a-l.jpg

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サントリソウ

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サントリソウはキク科サントリソウ属(キバナアザミ属)の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
南ヨーロッパから西アジアにかけて分布し、乾燥地に生える。
和名の由来は不明とされている。
別名を黄花薊(キバナアザミ)という。
草丈は30センチから60センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は切れ込み、細い棘がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に花径3センチから4センチの黄色い花(頭花)をつける。
萼筒にも棘がある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
ヨーロッパでは万能薬として持て囃された歴史がある。
現在では、全草を苦味健胃薬とするほか、強壮薬などともされる。
また、若葉はサラダ、根は煮物用の野菜とされる。
属名の Cnicus はギリシャ語の「knekos(ベニバナ)」からきている。
種小名の benedictus は「治療の効果がある」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Cnicus benedictus

★棘のある葉っぱに埋もれ花開く
 黄花薊は人目を避けて

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サントリソウ080727a-l.jpg

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砥草(トクサ)

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砥草(トクサ)はトクサ科トクサ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、渓流沿いや湿った原野などに生えるシダ植物である。
また、植栽もされる。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、シベリア、北アメリカなどに広く分布する。
漢字では「木賊」とも書き、「木賊刈る」が秋の季語とされる。
杉菜(スギナ)の仲間で、春には土筆(ツクシ)のような胞子茎をつける。
しかし、杉菜(スギナ)と違って茎は枝分かれをせず、直立する。
草丈は1メートルに達する。
茎は中空で節があり、触るとザラつく。
茎はを煮て乾燥させたものは砥石のように用いられる。
また、茎を干したものを生薬で木賊(もくぞく)といい、目薬とされる。
属名の Equisetum はラテン語の「equus(馬)+saeta(刺毛)」からきている。細い枝を段々に輪生するスギナの形を馬の尾にたとえて名づけられた。
種小名の hyemale は「冬の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Equisetum hyemale

★筍を思わすように芽を伸ばす
 姿とっても愛嬌あるよ

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花石榴(ハナザクロ)

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石榴(ザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉小高木である。
原産地は地中海沿岸から西アジアにかけた地域である。
樹高は5メートルほどになる。
枝分かれが多く、棘がある。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶がある。
開花時期は6月から7月である。
5センチくらいの筒状をした六弁花をつける。
観賞用の品種で八重咲きのものを花石榴(ハナザクロ)と呼んでいる。
残念ながら実はならない。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
品種名の Pleniflora は「八重咲きの花の」という意味である。
写真は6月に野田市の清水公園で撮った。
紅白の絞りで五彩榴(ゴサイリュウ)という品種である。
学名:Punica granatum 'Pleniflora'

★紅白の絞りの色も鮮やかに
 花石榴咲く仇花なれど

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姫石榴(ヒメザクロ)

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姫石榴(ヒメザクロ)はザクロ科ザクロ属の落葉低木である。
石榴(ザクロ)の園芸品種で、江戸時代から栽培されてきた。
基本種よりも花も果実も小さく、庭木や鉢植えに向いている。
成長しても樹高は1メートルくらいにしか育たない。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は周年である。
花の色は紅色で、枝先に1輪ずつつく。
花弁は6枚で、皺がある。
花の真ん中には黄色い雄しべはたくさんある。
果実は直径3センチから4センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
熟すと不規則に裂開して種子を見せ、面白い形になる。
属名の Punica はラテン語の「punicus(カルタゴの)」からきている。ザクロの産地と考えたものと思われる。
種小名の granatum は「粒状の」という意味である。
品種名の Nana は「小さい」という意味である。
花の写真は7月に小石川植物園で撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Punica granatum 'Nana'

★弾ける日待つや乙女子姫柘榴
 紅を揺らさん緑の風に

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姫実栗(ヒメミクリ)

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姫実栗(ヒメミクリ)はミクリ科ミクリ属の多年草である。
抽水植物で根は水底の土の中にあり、茎や葉が水面から上に伸びている。
北海道から九州にかけて分布し、湿地や河川などに生える。
海外では、北半球の各地やオーストラリアに広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は40センチから90センチくらいである。
葉は線形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
茎の上部に雄花序、下部に雌花序をつける。
花の色は緑白色である。
花の後に、緑色の球形で栗のイガに似た集合果をつける。
和名の由来は、実が栗のいがに似ていることからきている。
属名の Sparganium はギリシャ語の「sparganon(帯)」からきている。
種小名の subglobosum は「やや球形の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Sparganium subglobosum

★面白い形に笑みが浮かび出る
 実栗の仲間個性たっぷり

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エゾシャクナゲ060615b-l.jpg

蝦夷石楠花(エゾシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の変種で、北海道や東北地方などに分布する。
白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の別名とする文献もあるが、北大植物園では変種として扱っている。
白花石楠花(シロバナシャクナゲ)、裏毛白山石楠花(ウラゲハクサンシャクナゲ)の別名がある。
葉の裏に毛があるのが特徴である。
学名から判断するとバラ色をした変種ということだが、中には白花のものもあるということのようである。
白花石楠花(シロバナシャクナゲ)は白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の別名ともされているから複雑である。
樹高は30センチから3メートルくらいである。
枝は太く円柱状をしている。
葉は細長い楕円形で、長さは5センチから15センチ、幅は2センチから5センチくらいである。
厚みがあって質も硬い。
表面は艶があるが、裏面には褐色の細かい毛が密生している。
葉の周りはぎざぎざのない全縁で、裏面に巻き込んでいるのが特徴である。
開花時期は6月から7月である。
枝先に漏斗形をした花径3センチから4センチの紅色の花を5輪から20輪くらい集まってつける。
花びらの内側には黄緑色の斑点がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の brachycarpum は「短い果実の」という意味である。
変種名の roseum は「バラ色の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Rhododendron brachycarpum var. roseum(=Rhododendron brachycarpum f. brachycarpum)

★薄っすらとピンクの色がよく似合う
 蝦夷石楠花は北国の花

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ガレガ草(ガレガソウ)

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ガレガ草(ガレガソウ)はマメ科ガレガ属の多年草である。
ヨーロッパから西アジアにかけて分布し、湿地や低地に生える。
牛の乳の出がよくなる薬草として知られ、飼料用に広く栽培されている。
ただし、特に果実にはアルカイドを含むので注意が必要である。
英名はゴーツルー(goat's rue:ヤギのヘンルーダ)である。
ヘンルーダは、儀式などで重要な役割を果たしてきた薬草である。
草丈は80センチくらいである。
茎は中空である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
開花時期は6月から7月くらいである。
淡い青紫色ないし白い蝶形の花をつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Galega はギリシャ語の「gala(乳)+agoag(促進する)」からきている。
種小名の officinalis は「薬用の」という意味である。
かつてはさまざまな疫病の治療に用いられ、現在も糖尿病治療薬とされている。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Galega officinalis

★乳の出がよくなるというガレガ草
 自然が生んだ不思議な力

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ヘリコニア・フミリス

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ヘリコニア・フミリスはバショウ科オウムバナ属(ヘリコニア属)の多年草である。
分類体系によってはオウムバナ科とされる。
オウムバナ属は熱帯アメリカに80種くらい分布する。
本種の原産地はトリニダード島からブラジルにかけてである。
英名はロブスタークロー(lobster claw)という。
草丈が60センチから90センチくらいの小形種である。
葉は大形の長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
下部は葉鞘が重なり合って偽茎となる。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に花序が立ち上がる。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は舟形で赤く、縁のほうが緑色になる。
淡い黄色の花は苞に隠れるように着き、あまり目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Heliconia はギリシャ神話の女神ムーサ(Musa)が住んでいたとされる「ヘリコン山(Mount Helicon)」からきている。
種小名の humilis は「背が低い」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Heliconia humilis

★比べてもわかりにくいねヘリコニア
 緑がかった苞がフミリス

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黒臼子(クロウスゴ)

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黒臼子(クロウスゴ)はツツジ科スノキ属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の中や湿原に生える。
海外では、カムチャツカ地方やサハリン、北アメリカの北部に分布する。
樹高は30センチから120センチくらいである。
葉は楕円形で、周りにぎざぎざの鋸歯はなく、互い違いに生える。
葉の裏面は白っぽい。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇に花径5ミリくらいの淡い緑色または淡い紅紫色の花を下向きにつける。
花冠は壺形をしている。
先が浅く5つに裂け、裂片の先は外側に反り返る。
花の後にできる実は直径8ミリから10ミリの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
黒紫色に熟し、甘酸っぱく美味しい。
和名の由来は、実の先が丸い形に少しへこんでいるのを臼にたとえたものである。
羅臼湖では実の採集が禁止されている。
ヒトが食べると、実の中の種子も持ち出してしまうことになるからである。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
変種名の ovalifolium は「卵円形の葉の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Vaccinium ovalifolium

★北の地でヒトと自然の共生を
 願い花咲く黒臼子かな

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熊竹蘭(クマタケラン)

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熊竹蘭(クマタケラン)はショウガ科ハナミョウガ属(アルピニア属)の多年草である。
四国から沖縄にかけて分布する。
海外では、台湾にも分布する。
草丈は1メートルから2メートルである。
茎のように見えるのは偽茎(葉鞘が巻き重なって茎のように見えるもの)である。
葉は40センチくらいある長い楕円形で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
花序が直立するのが特徴である。
花の色は白く、唇弁は鮮やかなクリーム色で、紅色の筋が入る。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤く熟する。
全草によい香りがあり、殺菌効果がある。
そのため、葉はおにぎりを包むのに用いられる。
属名の Alpinia はイタリアの植物学者「アルピーニ(Prospero Alpini, 1553-1617)さん」の名からきている。
種小名の formosana は「台湾の」という意味である。
写真は3月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Alpinia formosana

★鮮やかな模様に息を呑むごとき
 熊竹蘭は南国の花

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バンクシア・セルラタ

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バンクシア・セルラタはヤマモガシ科バンクシア属の常緑低木ないし高木である。
原産地はオーストラリアの東部である。
樹高は3メートルから10メートルである。
生育場所によっては樹高は15メートルに達する。
樹皮は暗い灰茶色である。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には、上部に鋸のような規則正しいぎざぎざ(鋸歯)がある。
つけ根のほうにはぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は春から夏である。
長さ4センチくらいの筒形の穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、クリーム色ないし灰色の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は木質の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Banksia はイギリスの植物学者「バンクス(Joseph Banks, 1743-1820)さん」の名からきている。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Banksia serrata

★面白い花の形のバンクシア
 地味な色だがそれまた魅力

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パッシフローラ・アウランティア090524c-l.jpg

パッシフローラ・アウランティアはトケイソウ科トケイソウ属の蔓性常緑多年草である。
種小名の読み方は「オーランティア」とするものもある。
原産地はオーストラリア、フィジー、ニューギニア、マレーシアなどである。
英名はオレンジパッションフラワー(orange passion flower)である。
その名の通り、オレンジ色の花をつける。
蔓の長さは3メートルから6メートルくらいになる。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉は灰白色を帯びる。
開花時期は6月から7月である。
温度さえあれば周年開花をする。
花径は5センチから8センチくらいである。
花被片はあまり開かない。
咲き始めは淡い黄色をしているが、咲き進むと外側がオレンジ色になる。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Passiflora はラテン語の「flor della passione(情熱の花)」からきている。雌しべの柱頭をはりつけにされたキリストにたとえ、放射状の副花冠をキリストの後光にたとえた。
種小名の aurantia は「オレンジ色の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Passiflora aurantia

★ユニークな花の姿の時計草
 仲間も多く姿いろいろ

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姫華鬘草(ヒメケマンソウ)

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姫華鬘草(ヒメケマンソウ)はケシ科コマクサ属の多年草である。
分類体系によってはケマンソウ科とされる。
原産地は北アメリカである。
カナダやアメリカ合衆国の東部の山地に生える。
学名のディケントラ・エクシミア(Dicentra eximia)や英名のフリンジド・ ブリーディングハート(Fringed Bleedingheart)で表示するところもある。
日本では野生化はしておらず、栽培されている。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から束になって生える葉は羽状に細かく切れ込む。
開花時期は6月から8月である。
華鬘草(ケマンソウ)と駒草(コマクサ)の中間くらいの小さな紅紫色の花が集まってぶら下がる。
花弁は4枚あり、外側の2枚は反り返り、内側の2枚は細くて真っ直ぐ突き出る。
雄しべは6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草に毒があるので注意が必要である。
属名の Dicentra はギリシャ語の「dis(2)+centron(距)」からきている。2枚の花弁に距が突き出していることから名づけられた。
種小名の eximia は「抜群の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Dicentra eximia

★ぶら下がる花の姿が面白く
 姫華鬘草じっと眺めて

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サルビア・ユンナエンシス

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サルビア・ユンナエンシスはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
原産地は中国南西部(貴州省、四川省、雲南省)で、標高1800メートルから2900メートルの森に生える。
中国名を雲南丹參(ウンナンタンシン)といい、自生地では根を薬用とする。
草丈は30センチくらいである。
根際から生える葉は幅の広い卵形である。
葉には皺があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の yunnanensis は「雲南省の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Salvia yunnanensis

★サルビアというには少し変わってる
 花の姿に不思議感じつ

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サルビア・ユンナエンシス080607b-l.jpg

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サルビア・アリゾニカ

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サルビア・アリゾニカはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
原産地はアメリカ合衆国のアリゾナ州、ニューメキシコ州、テキサス州である。
草丈は40センチから60センチくらいである。
葉は葉は三角状の卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には皺があり、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。。
開花時期は6月から11月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の arizonica は「アリゾナ州の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Salvia arizonica

★アリゾナを故郷とするサルビアは
 青紫の花涼やかで

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サルビア・トメントサ

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サルビア・トメントサはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
原産地は東ヨーロッパ、西アジアである。
草丈は40センチから60センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉は香辛料やハーブティーに利用されている。
開花時期は6月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い青紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Salvia tomentosa

★寒さにはめっぽう強いトメントサ
 ハーブのよさを伝え続けて

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コバノカモメヅル090503a-l.jpg

小葉の鴎蔓(コバノカモメヅル)はガガイモ科カモメヅル属(ビンケトクシクム属)の蔓性多年草である。
分類体系によっては(APG第3版)キョウチクトウ科とされる。
ビンケトクシクム属は世界に107種が分布する。(Catalogue of Life: 2017 Annual Checklist より)
日本にも本種などが分布し、属名の和名はカモメヅル属という。
本種は本州の関東地方から近畿地方にかけて太平洋岸に分布し、草原や湿地に生える。
海外では、中国の江蘇省などにも分布する。
中国名は鎮江白前(チャンチアンビャクゼン, zhenjiang baiqian)という。
他の草などに巻きつき、草丈は2メートルから3メートルになる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は7月から9月である。
暗い紫色をした小さな星形の花(花冠が5つに裂ける)をつける。
花径は1センチから2センチである。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
和名の由来は、向かい合って生える2枚の葉を鴎の飛んでいる姿に見立てたものである。
属名の Vincetoxicum はラテン語の「vinco(克服)+toxicum(毒)」からきている。
種小名の sublanceolatum は「やや披針形の」という意味である。
なお、Vincetoxicum属をCynanchum属の一部と見なす見解もあり、本種もCynanchum属とされてきたが、Catalogue of Life: 2017 Annual Checklist ではVincetoxicum属に分類され、Vincetoxicum sublanceolatumが一般名、Cynanchum sublanceolatumは異名とされている。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Vincetoxicum sublanceolatum(syn. Cynanchum sublanceolatum)

★葉の様子どこが鴎に似てるかな
 角度を変えて眺めてみたり

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2017/06/27 改訂

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広葉セネガ(ヒロハセネガ)

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広葉セネガ(ヒロハセネガ)はヒメハギ科ヒメハギ属の多年草である。
原産地は北アメリカで、岩場や林の中に生える。
同じく北アメリカ原産のセネガの変種である。
和名の由来は、ネイティブアメリカンのセネカ族からきている。
セネカ族は、この草をガラガラ蛇にかまれたときの解毒薬に用いていたという。
日本へは明治時代に渡来した。
現在も薬用として栽培されており、強い去痰作用が得られる。
日本薬局方に基原植物として記載されている。
また、かつて北海道の喜茂別で帰化が確認されたが、現在は消滅した可能性が高いとされている。
草丈は20センチから30センチである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には毛のようなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白ないし淡い紅色の小さな蝶形の花をつける。
花の後にできる実は円心形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、白い毛が生える。
属名の Polygala はギリシャ語の「polys(多)+gala(乳)」からきている。この属の1種が乳の分泌をよくすると考えられ名づけられた。
種小名の senega はネイティブアメリカンの「セネカ族(Seneka)の」という意味である。
変種名の latifolia は「広葉の」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Polygala senega var. latifolia

★夏の野に蝶舞うごとき白日夢
 広葉セネガは時を迎えて

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ジュウロクササゲ080727a-l.jpg

十六大角豆(ジュウロクササゲ)はマメ科ササゲ属の蔓性一年草である。
原産地は北アフリカだと考えられている。
現在は東南アジアなどで広く栽培されている。
日本へは平安時代に渡来していた。
本格的に栽培されるようになったのは戦後のことである。
愛知県と岐阜県が主な産地となっている。
和名の由来は、莢の中に16個の豆があるということからきている。
別名を三尺大角豆(サンジャクササゲ)ともいう。
莢果の長さは30センチから50センチくらいである。
若い莢や熟した豆が食用とされる。
草丈は2メートルから4メートルくらいである。
開花・収穫時期は7月から8月である。
葉の脇に黄白色ないし紅紫色をした蝶形の花をつける。
属名の Vigna はイタリアの医師で園芸家の「ビーニャ(Dominico Vigna, ?-1647)さん」の名からきている。
種小名の unguiculata は「爪状の」という意味である。
変種名の sesquipedalis は「距の長さが1.5フィートの」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
栽培品種の「黒種大長三尺ササゲ」である。
学名:Vigna unguiculata var. sesquipedalis

★あれあれと驚くようにひょろ長く
 笑いを誘う十六大角豆

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実栗(ミクリ)

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実栗(ミクリ)はミクリ科ミクリ属の多年草である。
抽水植物で根は水底の土の中にあり、茎や葉が水面から上に伸びている。
北海道から九州にかけて分布し、池沼や水路に生える抽水植物(根が水底の土中にあって、茎や葉が水面から上に伸びている水生植物のこと)である。
かつては水田の周辺などで普通に見られたが、除草剤の使用などで減っている。
海外では、北半球の各地やオーストラリアに広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は長い線形で、茎よりも高くなる。
葉のつけ根に近い部分は断面が三角形である。
つけ根は茎を抱き、先は丸い。
開花時期は6月から8月である。
雌雄同株である。
茎先が枝分かれをして、上部にもやもやとした雄花、下部に毛玉のような雌花をつける。
花の後に、緑色の球形で栗のイガに似た集合果をつける。
和名は、実を栗のいがに見立てたものである。
属名の Sparganium はギリシャ語の「sparganon(帯)」からきている。
種小名の erectum は「直立した」という意味である。
写真は7月に神代植物公園で撮った。
学名:Sparganium erectum

★この草は滅びの道を歩むのか
 実栗の姿じっと見つめて

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深山野菊(ミヤマノギク)

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深山野菊(ミヤマノギク)はキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
北海道固有種である。
宗谷地方のポロヌプリ山、日高地方、十勝地方にのみ分布し、岩場に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
草丈は10センチから15センチくらいである。
葉や茎にはたくさんの毛が生えている。
葉はへら形で、互い違いに生える(互生)。
根際から生える葉には長い柄がある。
これが近縁種の深山東菊(ミヤマアズマギク)との違いでもある。
開花時期は5月から9月である。
真ん中の筒状花は黄色で、周りの舌状花は淡い赤紫色をしているが、中には白いものもあるという。
花径は30ミリから40ミリくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の miyabeanus は北海道の植物研究者「宮部金吾(1860‐1951)さんに関連した」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Erigeron miyabeanus

★美しいコントラストで咲き出づる
 深山野菊をじっと見つめて

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水前寺菜(スイゼンジナ)

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水前寺菜(スイゼンジナ)はキク科サンシチソウ属(ギヌラ属)の多年草である。
原産地はインドネシアのモルッカ諸島である。
和名の由来は、熊本の水前寺で栽培されたことによる。
葉が食用とされる。
沖縄県や石川県でも野菜として親しまれている。
沖縄ではハンダマ、石川県では金時草(キンジソウ)と呼ばれる。
また、伊豆諸島南部、沖縄、小笠原諸島で野生化している。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は細長い長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質はやや多肉質で、表面は濃い緑色、裏面は紫色を帯びる。
開花時期は7月から10月くらいである。
花は黄橙色で、筒状花のみからなる頭花である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Gynura はギリシャ語の「gyne(雌しべ)+oura(尾)」からきている。筒状花が尻尾のように見えることから名づけられた。
種小名の bicolor は「二色の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Gynura bicolor

★まだこれは見たこともない食べてない
 どんな味かな伝統野菜

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ロベリア・レガッタブルースプラッシュ100307a-l.jpg

瑠璃溝隠し(ルリミゾカクシ)はキキョウ科ミゾカクシ属(ロベリア属)の多年草である。
原産地は南アフリカである。
園芸上は一年草として扱う。
瑠璃蝶草(ルリチョウソウ)やロベリアの別名がある。
ロベリアの名は、学名であるロベリア・エリヌス(Lobelia erinus)の属名からきている。
ヨーロッパで多くの園芸品種が作出されている。
草丈は10センチから40センチくらいである。
茎の下部につく葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
上部につく葉は線形である。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチから2センチの小さな花をたくさんつける。
花冠の先は唇形に5つに裂ける。
上唇は2枚の裂片からなり、耳のように立ち上がる。
下唇は先の尖った3枚の裂片からなる。
花の色は青や紫色、紅紫色白など多彩である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lobelia はフランドル出身でイギリスの植物学者だった「ロベル(Mathias de Lobel, 1538-1616)さん」の名からきている。
種小名の erinus はギリシャ語の「erinos(植物の名前の1つ)」からきている。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名は上からレガッタ・ブルースプラッシュとアクア・ブルーアイ、レガッタ・ローズである。
学名:Lobelia erinus

★ロベリアは青い花びら埋め尽くし
 蝶のごとくに風に舞い舞う

ロベリア・アクアブルーアイ100327a-l.jpg

ロベリア・レガッタローズ100327a-l.jpg

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ロベリア・バリダ

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ロベリア・バリダはキキョウ科ミゾカクシ属(ロベリア属)の多年草である。
原産地は南アフリカである。
草丈は30センチから60センチくらいである。
海岸に近い石灰岩地に生える。
立ち性である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質はやや肉質で、縁には不規則で粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から9月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青い小さな花をたくさんつける。
花径は2センチくらいで、花冠の先は唇形に5つに裂ける。
上唇は2枚の裂片からなり、耳のように立ち上がる。
下唇は先の尖った3枚の裂片からなり、つけ根の部分は白く、黄緑色の斑点がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lobelia はフランドル出身でイギリスの植物学者だった「ロベル(Mathias de Lobel, 1538-1616)さん」の名からきている。
種小名の valida は「頑丈な」という意味である。
写真は7月に野田市の清水公園で撮った。
学名:Lobelia valida

★夏空にスカイブルーの蝶の舞う
 爽やかな花ロベリア・バリダ

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野牡丹葛(ノボタンカズラ)

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野牡丹葛(ノボタンカズラ)はノボタン科ノボタンカズラ属(メディニラ属)の常緑小低木である。
原産地は台湾である。
東部や南部の標高300メートルまでの林の中に生える。
異名を小野牡丹(コノボタン:Pachycentria formosana)という。
樹高は1メートルくらいである。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から6月くらいである。
枝先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、桃色の小さな4弁花をたくさんつける。
雄しべは濃い紫色である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、紅紫色から黒紫色に変わる。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(Jose de Medinilla, in 1820)さん」の名からきている。
種小名の formosana は「台湾の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Medinilla formosana(=Pachycentria formosana)

★調べれば野牡丹葛の花らしい
 謎解き明かし笑みも浮かんで

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深山独活(ミヤマウド)

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深山独活(ミヤマウド)はウコギ科タラノキ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から中部地方にかけて分布し、山地や亜高山の林の中や岩場に生える。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎は独活(ウド)よりも細い。
葉は2-3回羽状複葉である。
小葉の形は卵形で先は尾状に尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先や上部の葉の脇から散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、花径3ミリくらいの紫色を帯びた緑色の5弁花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒紫色になる。
属名の Aralia は最初の標本についていたケベック州の現地語「aralie」からきている。
種小名の glabra は「無毛の」という意味である。
写真は8月に志賀高原の東館山高山植物園で撮った。
学名:Aralia glabra

★山に咲く独活の花とのご対面
 姿は少し違っているね

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ミヤマウスユキソウ070630a-l.jpg

深山薄雪草(ミヤマウスユキソウ)はキク科ウスユキソウ属の多年草である。
日本固有種である。
飯豊山、鳥海山、月山、秋田駒ヶ岳など東北地方の高山に分布し、乾いた草地に生える。
別名を雛薄雪草(ヒナウスユキソウ)という。
草丈は5センチから15センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
白い綿毛をつけた花びらのようなものは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)で、真ん中に黄色い数個の頭花が集まってつく。
全体が1つの花のように見え、直径は3センチから4センチくらいある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Leontopodium はギリシャ語の「leon(ライオン)+podion(小足)」からきている。綿毛の密生した葉と頭花をライオンの足首に見立てたものである。
種小名の fauriei は明治時代のフランス人宣教師で日本の植物を採集した「フォーリー(Urbain Faurie, 1846?1915)さんの」という意味である。
写真は6月に山形市野草園で撮った。
学名:Leontopodium fauriei

★背は低く見落としそうな姿だが
 群落つくる雛薄雪草は

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耳持ち羊歯(ミミモチシダ)

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耳持ち羊歯(ミミモチシダ)はイノモトソウ科ミミモチシダ属の常緑多年草である。
日本では、八重山群島の西表島、石垣島に分布し、マングローブなどの浅い海水中に生える。
海外では、東南アジア、南アメリカ、アフリカなどの熱帯、亜熱帯地域に広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「?A類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
また、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2001)では軽度懸念(LC)に指定されている。
草丈は1メートルから3メートルくらいである。
葉は羽状に裂け、羽片は細長い披針形で先が丸みを帯びる。
胞子嚢は上部の羽片にだけつく。
属名の Acrostichum はギリシャ語の「acros(頂端)+stichon(列)」からきている。
種小名の aureum は「黄金色の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Acrostichum aureum

★このシダはマングローブに生えるんだ
 まるで樹のよう不思議な姿

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峰楓(ミネカエデ)

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峰楓(ミネカエデ)はカエデ科カエデ属の落葉低木である。
日本固有種である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の縁などに生える。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は手のひら状に5つから9つに裂け、向かい合って生える(対生)。
葉のつけ根の部分は心形で、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)があり、裂片の先は尖っている。
葉の柄は赤味を帯びる。
開花時期は6月から7月である。
雌雄同株である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い黄緑色の花をつける。
花径は8ミリから10ミリくらいである。
花弁と萼片は5枚ずつある。
雄花と両性花がある。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の tschonoskii は植物収集家「須川長之助(1842-1925)さんの」という意味である。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Acer tschonoskii

★高山に背丈も低く咲く楓
 花の形も変わっているよ

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ミチノクコザクラ090927a-l.jpg

陸奥小桜(ミチノクコザクラ)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である。
青森県の岩木山の特産で、亜高山帯の湿った草地に生える。
別名を岩木小桜(イワキコザクラ)といい、岩木町では町の花に指定している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
分類上は蝦夷小桜(エゾコザクラ)の変種であるが、基本種の蝦夷小桜(エゾコザクラ)よりも大形である。
草丈は10センチから25センチくらいである。
根元から生える葉はやや肉厚で、倒卵状のくさび形をしている。
葉の長さは5センチから20センチくらい、幅は2センチから3センチくらいである。
葉の上部の縁にだけあるぎざぎざ(鋸歯)は不揃いである。
自生地での開花時期は6月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色をした花を5輪から10輪つける。
稀に白花のものもある。
花径は2センチくらいである。
花冠は5つに深く裂け、それぞれの裂片の先は更に2つに切れ込む。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の cuneifolia は「くさび形の葉の」という意味である。
変種名の heterodonta は「いろいろの歯のある」という意味である。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Primula cuneifolia var. heterodonta

★お岩木の山に可愛い小花咲く
 夏を彩る陸奥小桜

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白馬薺(シロウマナズナ)

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白馬薺(シロウマナズナ)はアブラナ科イヌナズナ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方に分布し、高山の岩場に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は線状の倒披針形で、縁に毛が生える。
近縁種の北岳薺(キタダケナズナ)は全体に毛が生えて白っぽい。
茎につく葉は1枚から3枚である。
開花時期は6月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな4弁花をつける。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
属名の Draba はギリシャ語の「draba(辛い)」からきている。他の植物につけられた名が後に転用された。
種小名の shiroumana は北アルプスの「白馬岳の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Draba shiroumana

★この仲間とても細かく分かれてる
 繊細そうだ高山の花

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姫葉薊(ヒメハアザミ)

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姫葉薊(ヒメハアザミ)はキツネノマゴ科ハアザミ属(アカンツス属)の常緑低木である。
属名の読み方は「アカンサス」とするものもある。
原産地は西アフリカである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
樹高は1メートルから2メートルである。
根際に生える葉は楕円形で羽状に深く切れ込み、縁には刺がある。
開花時期は5月から8月くらいである。
茎先に長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、淡い紫色を帯びた唇形の花をつける。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)にも長い棘がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
同属のアカンツス・モリス(Acanthus mollis)が一般にアカンサスと呼ばれ、和名を葉薊(ハアザミ)という。
それよりも小形なので姫葉薊(ヒメハアザミ)の名がついた。
学名のアカンツス・モンタヌスで表示をする場合もある。
属名の Acanthus はギリシャ語の「akanthos(棘の多い)」からきている。
種小名の montanus は「山地に生える」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Acanthus montanus

★姫の名はつけど鋭き棘をもつ
 姫葉薊は身を堅くして

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茉莉花(マツリカ)

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香り立つ花は茉莉花色白く

茉莉花(マツリカ)はモクセイ科ソケイ属の半蔓性常緑低木である。
西アジアからインドにかけて分布する。
英名をアラビアン・ジャスミン(Arabian jasmine)といい、ジャスミンの一種である。
フィリピンでは国花とされている。
中国南部や台湾ではジャスミン茶の原料として栽培されている。
日本では、観賞用に温室で栽培される。
樹高は2メートルくらいである。
葉は幅の広い卵円形で、向かい合って生える(対生)か3枚が輪のようになって生える(輪生)。
開花時期は6月から7月である。
花の色は白く、爽やかな香りがする。
花径は2センチから3センチで、半八重咲きや八重咲きをする。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
俳句の季語は夏である。
属名の Jasminum はアラビア語の「ysmyn(マツリカ)」をラテン語化したものである。
種小名の sambac はこの植物のアラビア語名からきている。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Jasminum sambac

★遠慮げに咲く茉莉花はいい匂い
 異国の香り届けるように

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サルビア・タキエイ

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サルビア・タキエイはシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草であるる
原産地は東ヨーロッパから西アジアにかけてである。
異名をサルビア・フォルスカオリー(Salvia forsskaolii)という。
草丈は60センチから90センチくらいである。
根際に生える葉は卵円形で大きい。
開花時期は7月から8月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の tachiei は人名由来のようだがはっきりしない。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Salvia tachiei

★日本ではまだまだ知られぬサルビアが
 猛暑の中で天衝くように

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紅合歓(ベニゴウカン)

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紅合歓(ベニゴウカン)はマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑低木である。
原産地はテキサス州、カリフォルニア州からメキシコにかけてである。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)である。
葉は夜になると閉じる。
開花時期は6月から11月である。
花のように見えるのは雄しべで、花冠は小さい。
たくさん伸び出す雄しべは鮮やかな緋色をしている。
一日花である。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
合歓の木(ネムノキ)を赤くしたような花なので、緋合歓(ヒネム)とも呼ばれる。
属名の Calliandra はギリシャ語の「kallos (美しい) + andros ( 雄しべ)」からきている。
種小名の eriophylla は「軟毛の生えた葉の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Calliandra eriophylla

★小振りでも紅合歓は鮮やかな
 緋色の房を陽に煌か

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珊瑚刺桐(サンゴシトウ)

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珊瑚刺桐(サンゴシトウ)はマメ科デイゴ属の落葉低木である。
アメリカ梯姑(アメリカデイゴ:Erythrina crista-galli)とヘルバケア種(Erythrina herbacea)との交配種で、オーストラリアで作出された。
漢字では「珊瑚紫豆」とも書く。
別名を菱葉梯姑(ヒシバデイゴ)という。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
樹皮は灰白色である。
枝や葉には棘がある。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は菱形である。
開花時期は7月から9月くらいである。
雌雄同株である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、筒状の花をつける。
花の色は濃い紅色で、アメリカ梯姑(アメリカデイゴ)のようには開かない。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Erythrina はギリシャ語の「erythros(赤)」からきている。花の色からつけられた名である。
種小名の bidwillii はイギリスの植物収集家「ビッドウィル(John Carne Bidwill, 1815-1853)さんの」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Erythrina x bidwillii

★背は低く枝垂れるような姿して
 真っ赤な花は蕾のように

ヒシバデイゴ090704d-l.jpg


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ベニバナサワギキョウ081005a-l.jpg

紅花沢桔梗(ベニバナサワギキョウ)はキキョウ科ミゾカクシ属の多年草である。
原産地はアメリカ大陸である。
カナダの南部からコロンビアにかけて分布する。
草丈は60センチから120センチくらいである。
茎は赤みを帯びる。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径4センチくらいの赤い唇形の花をびっしりとつける。
上唇は2つに裂けて横に張り出し、下唇は3つに裂けて前に突き出る。
雄しべは5本で、筒状になって花柱(雌しべの一部で柱頭と子房とをつなぐ部分)を囲む。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)の先には毛が生えている。
雌しべの柱頭は2つに裂ける。
花の色は白やピンクの品種もある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Lobelia はフランドル出身でイギリスの植物学者だった「ロベル(Mathias de Lobel, 1538-1616)さん」の名からきている。
種小名の cardinalis は「深い紅色(緋紅色)の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Lobelia cardinalis

★夏空に煌く赤がよく似合う
 野草の趣き人に愛され

ベニバナサワギキョウ081005b-l.jpg

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斑入り蒲(フイリガマ)

フイリガマ090929a-l.jpg

蒲(ガマ)はガマ科ガマ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、池や沼などに生える。
海外では、温帯から熱帯にかけて広く分布する。
斑入り蒲(フイリガマ)はその園芸品種である。
特徴は葉に縦縞が入ることである。
草丈は1メートルから2メートルである。
根際から生える葉は線形で分厚い。
開花時期は6月から8月である。
丸っこいソーセージのような茶色の花穂が雌花で、雄花はその先につく。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Typha はギリシャ語の「沼(tiphos)」からきている。
種小名の latifolia は「広葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Typha latifolia 'Fuiri Gama'

★蒲だって斑入りがあっていいじゃない
 穂もいいけれど葉はアクセント

フイリガマ090929b-l.jpg

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ビロードモウズイカ080721b-l.jpg

ビロード毛蕋花(ビロードモウズイカ)はゴマノハグサ科モウズイカ属の越年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本へは明治時代の初期に観賞用として渡来した。
こぼれ種でも増えることから北海道から沖縄にかけて野生化している。
特に北海道から本州の東北地方にかけて多く分布している。
北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に登録されている。
「毛蕋花」というのは雄しべに毛が生える花という意味だが、全草がビロード状の綿毛で覆われている。
草丈は1メートルから2メートルくらいあり大形である。
根際から生える葉は細長い楕円形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
長さが30センチくらいある。
茎の上部につく葉でも長さは20センチくらいあり、互い違いに生える(互生)。
いずれも葉の両面に白い毛を密生させている。
葉の縁には浅くて鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から8月である。
茎先に長さが50センチくらいある総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花をつける。
花径は2センチくらいで、花冠は5つに裂ける。
1本の緑色をした雌しべと5本の雄しべがある。
雄しべは2本が長く、3本が短い。
短い3本には白い毛が密生している。
花は早朝に開花し、朝の10時ころにはもう閉じてしまう。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、毛に覆われ萼に包まれている。
別名を庭煙草(ニワタバコ)ともいう。
これは葉の形が煙草(タバコ)に似ていることからきている。
属名の Verbascum はラテン語の「barba(ひげ)」からきている。
種小名の thapsus は「タプスス(Thapsus:チュニジアにあった古代都市の名)」からきている。
写真は7月に国営ひたち海浜公園で撮った。
学名:Verbascum thapsus

★背が高く背伸びしながら探しても
 花は少なく不思議な姿

ビロードモウズイカ080721c-l.jpg

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エリゲロン・ピンナティセクツス100429a-l.jpg

エリゲロン・ピンナティセクツスはキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
ワイオミング州からニューメキシコ州にかけてロッキー山脈の岩場に生える。
英名はフェザーリーフ・フリーベイン(featherleaf fleabane)である。
フリーベインはキク科植物の総称である。
草丈は15センチくらいである。
根際から生える葉は線状に細かく裂ける。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に花径3、4センチの花(頭花)をつける。
舌状花は青紫色、筒状花は黄色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の pinnatisectus は「羽状全裂の」という意味である。
写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Erigeron pinnatisectus

★ロッキーの高嶺の夏を彩るか
 青紫のフリーベインは

エリゲロン・ピンナティセクツス100429b-l.jpg

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姫蒲(ヒメガマ)

ヒメガマ080720a-l.jpg

姫蒲(ヒメガマ)はガマ科ガマ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、池や沼の水辺に生える。
海外では、北半球の温帯地域から熱帯地域にかけて広く分布する。
蒲(ガマ)に比べて海岸近くに多く、内陸部には少ない。
和名の由来は、蒲(ガマ)に比べて葉が細いことからきている。
草丈は1メートルから2メートルくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には平行脈が走る。
開花時期は6月から8月である。
茎先に円柱状の花序を伸ばす。
下につく雌花群は茶色、上につく雄花群は黄色である。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
蒲(ガマ)によく似ているが、雄花群と雌花群の間に隙間があることで区別できる。
属名の Typha はギリシャ語の「沼(tiphos)」からきている。
種小名の domingensis はドミニカ共和国の「サントドミンゴ(Santo Domingo)の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Typha domingensis

★優しげな名前で少し救われる
 役に立つけど地味な存在

ヒメガマ080720b-l.jpg

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ズッキーニ

ズッキーニ050723a-l.jpg

恋病花もしおれてズッキーニ

ズッキーニ(zucchini)はウリ科カボチャ属の蔓性一年草である。
カボチャは洋種、日本種、ペポ種に大別されるが、ズッキーニはペポ種に属する。
原産地は北アメリカの南部からメキシコにかけてである。
フランスからイタリアにかけて地中海沿岸地方でよく栽培されている。
日本へは明治時代の初期に渡来したが、一般的に家庭で使われるようになったのは昭和50年代になってからである。
実の外観はキュウリに似ているが、カボチャの仲間である。
別名を瓜南瓜(ウリカボチャ)という。
草丈は30センチから80センチくらいである。
開花時期は6月から8月である。
雌雄同株である。
黄色い5弁花をつける。
結実時期は8月から9月くらいである。
実は15センチくらいで収穫するとよいという。
俳句では「南瓜」が秋の季語、「南瓜の花」が夏の季語である。
属名の Cucurbita はラテン語の「cucumis(ウリ)+orbis(円形)」からきている。ヒョウタンの古代ラテン名を転用したものである。
種小名の pepo は「ウリの実」という意味である。
品種名の Melopepo は「ウリの実」という意味である。
写真は7月に軽井沢町植物園で撮った。
下の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Cucurbita pepo 'Melopepo'

★大輪を広げ静かにズッキーニ
 蝉の声聞く喧騒の中

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羅布麻(ラフマ)

ラフマ080727d-l.jpg

羅布麻(ラフマ) はキョウチクトウ科バシクルモン属の多年草である。
原産地は中国である。
北部から西部にかけて広く分布し、荒れ地や砂漠、河岸などに群生する。
また、中国以外にもユーラシア大陸に広く分布する。
健康茶の1つである「羅布麻茶」「燕龍茶(ヤンロン茶)」の原料とされる。
草丈は150センチから400センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6月から7月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い紅色の花をつける。
花冠は筒状である。
通称を紅麻(コウマ)という。
これは繊維質に富み麻のように用いられるところからきた名である。
中国では民間薬とされるが、根は有毒である。
名の由来は、タクラマカン砂漠のロプノール湖(羅布泊)にちなむ。
日本には北部に変種のバシクルモン(Apocynum venetum var. basikurumon)が生える。
属名の Apocynum はギリシャ語の「apo(去って)+cyno(犬)」からきている。「犬除け」の意味で、その毒性から名づけられた。
種小名の venetum はイタリアの「ベネト州(Veneto)の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Apocynum venetum

★荒れ果てた大地に根づき逞しく
 育つ羅布麻の花は可憐に

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フクシア

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フクシアはアカバナ科フクシア属の常緑小低木である。
フクシア属は原種だけで100種類くらいある。
原産地は中南アメリカが中心である。
さらに園芸品種は2000種類くらいあるという。
花の色も形も豊富で人気がある。
YListでは、園芸品種の標準和名は大輪フクシア(タイリンフクシア)としている。
ホクシャの名でも流通している。
鉢植えや路地植えにして栽培される。
樹高は1メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から8月くらいである。
花は枝先の葉の脇に1、2輪垂れ下がって咲く。
萼はつけ根の部分が筒状で先が4つに裂け、花弁のように見える。
花弁は4枚で、雄しべと雌しべが長く突き出る。
花弁と萼の色とは必ずしも同じではなく、2色の花に見えるものもある。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
花言葉は「信頼した愛」である。
和名を釣浮草(ツリウキソウ:Fuchsia magellanica)という原種があり、多くの園芸品種の母種となっている。
属名の Fuchsia はドイツ人の医師で植物学者だった「フックス(Leonhard Fuchs, 1501-1565)さん」の名からきている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
上の写真はバーバラ(Barbara)、下の写真はロルトズルビー(Rolt's Ruby)という園芸品種である。
学名:Fuchsia x hybrida

★鮮やかな色に我が身を染めて咲く
 フクシアの花暑さに負けず

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2016/05/23改訂

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衝羽根草(ツクバネソウ)

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衝羽根草(ツクバネソウ)はユリ科ツクバネソウ属の多年草である。
分類体系によってはシュロソウ科とされる。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布(屋久島が南限)し、山地や亜高山の林の中や道端に生える。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は卵形で、茎先に普通は4枚が車軸状につく(輪生)。
葉には柄はなく先が尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5月から8月である。
茎先から花の柄を出し、先に淡い黄緑色の花を1つつける。
花には内花被片はなく、4枚の緑色の幅広い外花被片が垂れ下がる。
雄しべは8本である。
雌しべは1本で、先が4つに裂ける。
雌しべの子房は熟すると黒くなる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、4枚の葉の真ん中に黒い実がつく様子を衝羽根(羽根つきの羽根)にたとえたものである。
属名の Paris はラテン語の「par(同)」からきている。花被が同形であることから名づけられた。
種小名の tetraphylla は「葉が4枚ある」という意味である。
写真は7月に尾瀬で撮った。
学名:Paris tetraphylla

★地味だけど花の姿に味がある
 衝羽根草にほっと声上げ

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蝿地獄(ハエジゴク)

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蝿地獄(ハエジゴク)はモウセンゴケ科ハエジゴク属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
合衆国のノースカロライナ州やサウスカロライナ州に分布し、湿地に生える。
1属1種で、食虫植物として知られる。
別名を蠅捕草(ハエトリグサ)ともいう。
日本へは戦前に渡来した。
草丈は15センチから30センチくらいである。
地を這って広がる。
根際から生える葉には、感覚毛と呼ばれるものがある。
ここに虫が触れると、葉が閉じる。
葉の周囲にある棘毛がふたの役割を果たす。
開花時期は6月から7月くらいである。
伸ばした花茎に10輪くらいの白い花をつける。
花径は15ミリくらいで、5弁花である。
属名の Dionaea はギリシャ神話に登場する女神「ディオネ(Dione)」の名からきている。
種小名の muscipula は「蝿取り器」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Dionaea muscipula

★咲く花の清楚なるゆえなお更に
 不思議が募る生の営み

ハエトリグサ090719b-l.jpg

ハエトリグサ090719c-l.jpg

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人参木(ニンジンボク)

ニンジンボク090712a-l.jpg

人参木(ニンジンボク)はクマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。
分類体系によってはシソ科とされる。
原産地は中国である。
日本でも庭木として植栽されている。
和名の由来は、葉が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ていることからきている。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、向かい合って生える(対生)。
1組の葉は3枚から5枚の小葉で構成される。
小葉の形は幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から8月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紫色の小さな花をたくさんつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
黒く熟した実は生薬の牡荊子(ぼけいし)といい、感冒薬とされる。
属名の Vitex はラテン語の「vieo(結ぶ)」からきている。この属の1種の枝で篭を編んだことから名づけられた。
種小名の negundo はサンスクリット由来で「3ないし5の数」という意味である。
変種名の cannabifolia は「アサ属(Cannabis)のような葉の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Vitex negundo var. cannabifolia

★蜜蜂を手招くように花咲かせ
 人参木はいま花盛り

ニンジンボク090712b-l.jpg

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羽蝶蘭(ウチョウラン)

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羽蝶蘭(ウチョウラン)はラン科ウチョウラン属の多年草である。
漢字では「有頂蘭」とも書く。
本州の青森県から九州にかけて分布して、山地の岩壁や渓流沿いなどに生える地生種である。
海外では、朝鮮半島にも分布している。
観賞用にも栽培されているが、全国的に園芸採取で激減している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は幅の広い線形で湾曲し、先が尖る。
茎、葉脈、苞葉などに暗い紫色の線が入る。
開花時期は6月から8月である。
紅紫色の花を片側に向けてつける。
唇弁は3つに深く裂け、濃い紅紫色の斑が入る。
属名の Ponerorchis は「poneros(貧弱な)+orchis(睾丸)」からきている。地中の塊根を睾丸に見立てたことから名づけられた。
種小名の graminifolia は「イネ科植物のような葉の」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Ponerorchis graminifolia

★ひらひらと花びら揺らし羽蝶蘭
 自然の不思議驚くばかり

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煙草(タバコ)

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煙草(タバコ)はナス科タバコ属の一年草である。
原産地は南アメリカである。
コロンブスによってヨーロッパへもたらそれた。
はじめは観賞用や薬用に栽培されたという。
日本へは16世紀に鉄砲とともにポルトガル人によって伝えられた。
「タバコ」という言葉もポルトガル語である。
江戸時代には喫煙禁止令がたびたび出されたが、これは防火と贅沢禁止が目的であったそうである。
現在は東北から沖縄にかけて、ほとんどの府県で栽培されている。
しかし、花を咲かせて結実させると葉の品質が落ちるので、栽培用のものは花が切除される。
草丈は150センチから200センチくらいである。
全草に毛が生える。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、ピンクないし黄色の漏斗状の花をつける。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
有毒植物で、農業用殺虫剤の製造原料ともされる。
属名の Nicotiana はフランスの外交官「ジャン・ニコ(Jean Nicot, 1530-1600)さん」の名からきている。初めてタバコの種子をフランスにもたらしたことから名づけられた。
種小名の tabacum はネイティブアメリカンの言葉で「タバコ」のことである。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Nicotiana tabacum

★摘まれるが定めなりきと知りながら
 気丈に開く煙草の花は

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チェリーセージ

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チェリーセージ(cherry sage)はシソ科アキギリ属の多年草である。
英名でいうチェリーセージはサルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)を指す。
この他に、和名を秋の紅花サルビア(アキノベニバナサルビア)というサルビア・グレッギー(Salvia greggii)も日本ではチェリーセージと呼んでいる。
こちらの英名はオータムセージ(autumn sage)である。
この両者は別種であるのかシノニム(異名)なのかを検討する必要があるともされているので話はややこしい。
ともあれ、ここでは別種ということでミクロフィラ種について解説する。
原産地はメキシコである。
草丈は60センチから150センチくらいである。
茎の下部は木質化する。
葉は小さな卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から11月くらいである。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤い唇形の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。
種小名の microphylla は「小さい葉の」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Salvia microphylla

★赤ちゃんのモンスターかな可愛過ぎ
 チェリーセージそっとウィンク

サルビア・ミクロフィラ100605a-l.jpg

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深山刺草(ミヤマイラクサ)

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深山刺草(ミヤマイラクサ)はイラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草である。
北海道から九州の北部にかけて分布し、山地の湿った林の中や谷沿い、岩礫地などに生える。
東北地方では「アイコ」と呼ばれ、山菜とされる。
海外では、朝鮮半島、中国、ミャンマーなどにも分布する。
草丈は80センチから110センチくらいである。
茎には棘があり、細かい毛が生える。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾状に伸び、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎には披針形(笹の葉のような形)の托葉がある。
開花時期は7月から9月くらいである。
雌雄同株である。
雄花は下部の葉の脇に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出してつく。
5本の白い雄しべが目立つ。
雌花は茎先から伸びる穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出してつく。
花の色は緑色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Laportea はフランスの裁判官で昆虫学者の「ラポルト(Francois Louis de Laporte, 1810-1880)さん」の名からきている。
種小名の cuspidata は「急に尖った」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Laportea cuspidata(=Laportea macrostachya)

★棘を持ち拒むがごとき姿だが
 茹でて変身深山刺草

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白妙菊(シロタエギク)

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白妙菊(シロタエギク)はキク科キオン属の多年草である。
原産地は南ヨーロッパである。
英名はダスティーミラー(dusty miller)という。
若い苗の葉が美しく、園芸上は一年草として扱われる。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉と茎の色はシルバーで、フェルト状の毛が密生して美しい。
葉は羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から8月である。
茎先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、キク科特有の黄色い小さな花(頭花)をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Senecio はラテン語の「senex(老人)」からきている。灰白色の毛や白い冠毛のあるものが多いことから名づけられた。
種小名の bicolor は「二色の」という意味である。
亜種名の cineraria は「シネラリア属(Cineraria)のような」という意味である。
写真は7月に野田市の清水公園で撮った。
学名:Senecio bicolor subsp. cineraria

★妙なるは葉や茎のみにあらざると
 花咲かせたり白妙菊は

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白熊の木(ハグマノキ)

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白熊の木(ハグマノキ)はウルシ科ハグマノキ属(コティヌス属)の落葉小高木である。
コティヌス属は北半球に数種が分布する。
本種が代表種で、属名の和名もハグマノキ属という。
本種の原産地は、中国、ヒマラヤ、ヨーロッパ南部などである。
日本へは明治時代の初期(1870年)に渡来した。
庭木や公園樹として植栽されている。
白熊(はぐま)というのは、動物のヤクのしっぽで作られた払子(ほっす)のことである。
払子(ほっす)というのは、お坊さんが説法のときなどに使う仏具である。
少し時代がかった名前のせいか、YListでは和名を煙の木(ケムリノキ)としている。
これは英名のスモークツリー(smoke tree)を直訳したものである。
日本でもスモークツリーを別名としている。
樹高は3メートルから8メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6月から7月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径3ミリくらいの小さな緑色ないし紫色を帯びた5弁花を咲かせる。
花の後に、結実しない花柄が糸状に伸びて、綿菓子のように枝先を被う。
白のほかピンクや赤のものもある。
花の後にできる実は小さな卵形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、少数が結実する。
樹皮からはタンニンが採れ、薬用とされる。
幹からは染料が採れる。
中国では黄櫨染(きはぜぞめ)の原料とし、皇帝の衣服を染めたという。
材は器具材とされる。
花言葉は「にぎやかな家庭」である。
属名の Cotinus はギリシャ語の「kotinos(野生のオリーブ)」からきている。
種小名の coggygria は古代ギリシャ語でスモークツリーを指す言葉(kokkugia)からきている。
写真は6月に山形市野草園で撮った。
学名:Cotinus coggygria

★綿菓子を思わすようなその姿
 スモークツリーはムード満点

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2016/06/04改訂

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パキラ

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パキラはパンヤ科パキラ属の常緑高木である。
分類体系によってはアオイ科とされる。
属名のパキラが和名としても採用されている。
原産地は中南アメリカである。
別名をカイエンナット(Cayenne nut)という。
カイエンは仏領ギアナの主要都市の名である。
ナッツを採るための果樹として栽培されている。
樹高は5メートルから20メートルくらいである。
幹はずんぐりとしている。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)
小葉の形は長い楕円形である。
開花時期は5月から6月である。
大きな緑白色の花を咲かせる。
花は夜開いて昼前には散ってしまう。
花はよい香りがする。
結実時期は9月から10月である。
花の後にできる実は卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、長さが10センチから30センチくらいある。
茶色に熟し、中にある種子は食用とされる。
近年は観葉植物としても人気がある。
属名の Pachira はギアナでの現地名からきている。
種小名の aquatica は「水生の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
3枚目は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Pachira aquatica(=Pachira macrocarpa)

★大きな実とても立派なパキラの樹
 南国ムード溢れるように

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筑紫唐松(ツクシカラマツ)

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筑紫唐松(ツクシカラマツ)はキンポウゲ科カラマツソウ属の多年草である。
「筑紫」の名があるので九州原産のように見えるが、素性はよくわかっていない。
対馬列島や済州島に自生する紫唐松(ムラサキカラマツ:Thalictrum uchiyamae)と屋久島に自生する屋久島唐松(ヤクシマカラマツ:Thalictrum tuberiferum  var. yakusimense)との半人為的交雑種ではないかと推定されている。
匍匐性があることと、種子をつけないことが特徴である。
漢字では「筑紫落葉松」とも書く。
草丈は5センチから25センチくらいと低い。
そのため、鉢植えやロックガーデンによく用いられる。
葉は2回3出複葉で、互い違いに生える(互生)。
2回3出複葉というのは、3枚の小葉のついた小枝が3つずつで1つの葉を構成する。
小葉の形は楕円形で、先は浅く3つに裂け丸みがある。
開花時期は6月から8月である。
茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、、淡い桃紫色の小さな花をつける。
花弁はなく、花びらのように見えるのは雄しべである。
花弁状の萼は開花と同時に落下する。
属名の Thalictrum はギリシャ語の「thaliktron(葉が枝分かれをする植物の名)」からきている。
種小名の kiusianum は「九州の」という意味である。
写真は7月に日光植物園で撮った。
学名:Thalictrum kiusianum

★地を這ってピンクの小花咲き散らす
 筑紫唐松どこか可愛く

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小金梅笹(コキンバイザサ)

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小金梅笹(コキンバイザサ)はキンバイザサ科コキンバイザサ属の多年草である。
宮城県以南の本州から沖縄にかけて分布し、山地の草地などに生える。
海外では、台湾、中国、ヒマラヤ、インドネシア、マレーシア、インドなどにも分布する。
和名の由来は、金梅笹(キンバイザサ)よりも葉が細く小形であることからきている。
「金梅笹」は、花を金梅(金色の梅)に、葉を笹にたとえたものである。
草丈は20センチくらいである。
花茎や花弁、葉には毛が密生している。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は4月から7月である。
茎先に花径1センチくらいの小さな黄色い花を1輪から2輪つける。
花被片は6枚である。
雄しべも6本である。
花の後にできる実は長い楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Hypoxis はギリシャ語の「hypo(下)+oxys(尖った)」からきている。
種小名の aurea は「黄金色の」という意味である。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Hypoxis aurea

★細い葉を掻き分け伸ばす花茎に
 小金梅笹黄のアクセント

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能郷苺(ノウゴウイチゴ)

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能郷苺(ノウゴウイチゴ)はバラ科オランダイチゴ属の多年草である。
北海道と本州の日本海側に分布し、亜高山や高山の草地に生える。
海外では、サハリンにも分布する。
草丈は10センチから15センチくらいである。
茎は地を這って伸びる。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は倒卵形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から7月くらいである。
花径2センチくらいの白い花をつける。
花弁数は7枚から8枚である。
花の後にできる実はイチゴ状果(食べられる部分は花托の発達したもので、表面につく粒々がそれぞれ果実)で、7月から8月に赤く熟して食べられる。
和名の由来は、発見地である岐阜県本巣市の能郷白山の名からきている。
属名の Fragaria はラテン語の「fargare(薫る)」からきている。果実がよい香りがすることから名づけられた。
種小名の iinumae は江戸時代の本草学者(博物学者)「飯沼慾斎(いいぬま・よくさい, 1783-1865)の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Fragaria iinumae

★葉っぱだけ見たことがあるその姿
 ついにとらえる北の大地で

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腎葉酸葉(ジンヨウスイバ)

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腎葉酸葉(ジンヨウスイバ)はタデ科ジンヨウスイバ属の多年草である。
1属1種である。
ギシギシ属とは萼片の数が異なる。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山に生える。
海外では、周北極地域と北半球の高山(ロッキー山脈、アルプス山脈、ヒマラヤ山脈など)に広く分布する。
和名の由来は腎形の葉をつける「酸葉」というところからきている。
別名を丸葉羊蹄(マルバギシギシ)ともいう。
草丈は5センチから30センチくらいである。
全体に毛は生えていない。
根際から生える葉には長い柄があり、腎円形をしている。
開花時期は7月から8月である。
茎の上部で枝分かれをしてたくさんの総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、緑白色ないし紅色の花をぶら下げる。
花には花弁はなく、萼片が4枚である。
雄しべは6本である。
花の後にできる実は扁平なそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Oxyria はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」からきている。葉が酸っぱいことを表したものである。
種小名の digyna は「2本の雌しべの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Oxyria digyna

★葉の形違っているのでよくわかる
 腎葉酸葉は高山の花

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靫草(ウツボグサ)はシソ科ウツボグサ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、日当たりのよい草地や道端に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、サハリン、シベリアなどにも分布する。
その中でも白花のものを白花靫草(シロバナウツボグサ)という。
草丈は20センチから30センチくらいである。
茎は根元から群がって生える。
茎の断面は四角形である。
茎や葉には白い毛が生える。
葉の形は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
茎の先に白い唇状の花が穂状に固まって咲く。
上唇は帽子のような形になる。
下唇は3つに裂け、真ん中の裂片は細かく切れ込む。
萼片は5枚で、先が鋭く尖る。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
この花穂を乾燥させたものを生薬で夏枯草(かこそう)といい、利尿薬として利用される。
和名の由来は、毛ばだった花穂を靫(矢を携帯する用具)に見立てたものである。
属名の Prunella はドイツ語由来だが意味がはっきりせず、語源について議論の多い言葉である。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
亜種名の asiatica は「アジアの」という意味である。
品種名の candida は「純白の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Prunella vulgaris subsp. asiatica f. candida

★白花もとても似合うね靫草
 古人の夢乗せ開く

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