瓔珞躑躅(ヨウラクツツジ)

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瓔珞躑躅(ヨウラクツツジ)はツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木である。
日本固有種である。
九州の熊本県、大分県、宮崎県に分布し、山地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
「瓔珞」というのは、仏像の天蓋などにつける垂飾りのことである。
和名の由来は、「瓔珞」に似た花を咲かせる躑躅ということから名づけられた。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
幹はよく枝分かれをする。
葉は長さ4センチくらいの楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は薄く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の表面や縁には腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
開花時期は5月から6月である。
枝先に濃い紅紫色の花が数個ずつ下向きにつく。
花冠は長さ12ミリから14ミリくらいの筒形で、先が浅く4つに裂ける。
花冠の内側には短い毛が密生する。
裂片の縁には腺毛(粘着物質を出す毛)が生える。
萼片は4枚である。
雄しべは8本である。
花糸には毛が生えている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Menziesia はイギリス人の医師で博物学者の「メンジーズ(Archibald Menzies, 1754-1842)さん」の名からきている。バンクーバーへ旅行した際にこの植物の1種を持ち帰った。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Menziesia purpurea

★壺形の小さな花が微笑を
 もらすがごとく瓔珞躑躅

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このページは、が2013年6月 5日 17:10に書いたブログ記事です。

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