紋羽の木(モンパノキ)

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紋羽の木(モンパノキ)はムラサキ科キダチルリソウ属(スナビキソウ属)の常緑低木である。
別名を浜紫の木(ハマムラサキノキ)という。
沖縄と小笠原諸島に分布し、海岸の砂礫地に生える。
海外では、台湾、熱帯アジア、南太平洋諸島、オーストラリア、アフリカなどに分布する。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(2012)では軽度懸念(LC)に指定されている。
「紋羽」はビロードのように柔らかく起毛させた綿織物のことで、和名の由来は軟毛の生える葉をこれに見立てたものである。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
樹皮は灰白色を帯、裂け目がある。
へら状の葉は肉厚で、枝先に集まってつく。
葉の両面は細かい白い毛に覆われている。
開花時期は2月から6月である。
枝先から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い小さな花を密につける。
花径は4ミリくらいで先が5つに裂ける。
雄しべは5本である。
萼と花冠には銀白色の毛が密生している。
花の後にできる実は黄緑色の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
実の色は橙色から黒へと変化する。
材は漁師が使う潜水用メガネの枠の材料として使われる。
属名の Heliotropium はギリシャ語の「helios(太陽)+ tropein(回転)」からきている。花が太陽の方向へ回転すると信じられていた。
種小名の foertherianum は「Foertherさんに関連した」という意味である。
写真は5月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Heliotropium foertherianum(=Messerschmidia argentea)

★海原を見つめるように紋羽の木
 嵐が来ても負けることなく

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このページは、が2013年6月 4日 13:19に書いたブログ記事です。

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